インド・タイガーヒルでヒマラヤ朝日鑑賞
2015/03/29 (9日目)
3:30モーニングコール、4:00にはホテルを出発します。ダージリン滞在中の観光は道が細くバスが使えないので、4WD 5台に分乗しての移動になります。ホテルから真っ暗な道を40分、ヒマラヤ鑑賞で有名なタイガー・ヒルにやってきました。
タイガー・ヒルはダージリンの町の南にある標高2590mの丘で、その頂上は展望台になっています。そこに建てられた3階建ての建物は有料の展望台になっていて、外よりも高い所から景色を見渡すことができるようになっているのですが、私達は一番豪華な3階の部屋に案内されました。

高地で早朝ということもあり、結構着込んで来ましたが、屋内でソファーに座ってお茶飲みながら朝日を待てるのでそう寒くはありませんでした。シャツ、パーカー、ウィンドブレーカー、さらにアウトドアジャケットという出で立ちでしたが、明らかに厚着でした。
ガイドから朝日が見える方向、世界第三位のカンチェンジュンガが見える方向、エベレストが見える方向などを聞いておきますが、外を見る限り、曇り空で、朝日や山が見える可能性は低そうです。真ん中辺りに写っている丘と明かりがダージリンの町です。

せっかく早起きしたのに何も見れないかも知れない、そう思いながらも窓にへばりついてその時を待ちます。ここで久しぶりに日本人に出会いました。コルカタ在住のご夫婦でした。諦めかけていた朝日ですが、5:00過ぎ、雲の切れ間からほんのり明りがさしてきました。

5:30 雲の中から上がる太陽にどっと歓声が上がります。元々こちらはヒマラヤ方向ではないので、朝日の背景は空だけでちょっと物足りないものもありますが、何も見れないかもと思っていた私達はちょっとほっとし、夢中で写真を撮ります。

ふと窓の下を見ると大勢の人が朝日の写真を撮ろうと柵沿いにたくさん集まっています。
ダージリンでは欠かせない観光スポットで、特に日の出に合わせて人が集まるのだそうです。

私達のいる展望台の最上階も、せっかくのソファーは温まる暇もありません。奥の方の窓に集まって、少しでもヒマラヤが見えないものかと目を凝らします。ちなみに窓は普通に開けることができるので、写真を撮るときは左右少しずつ開けて譲り合う精神が大事です。

ですが、どんなに目を凝らしても雲の厚みは相当あるらしく、爪の先ほども山並みらしきものは見えません。ほんの少し雲の切れ間もあるのですが、その晴れ間が広がってくれないかと思わず念力を送ってしまいますが、効き目はないようです。

展望台に貼られていたパネルによれば、晴れていればこのようにカンチェンジュンガ周辺の山並みを見ることができるようです。この写真を見るに、前回のネパール旅行で行ったナガルコットよりも、間近に山脈を見ることができるように見えます。

6:00まで粘りましたが、今回は残念ながら全く山脈を見ることができませんでした。雲が山脈に見えてズームして見たりと虚しいことを繰り返しましたが、またここに来る理由ができたと諦めるしかありません。展望台を後にします。

タイガーヒルへの道が狭いこと、天候が悪いにも関わらずたくさんの車が集まっていたので、駐車場を出るのにも時間がかかり、やっと動き出した車も大渋滞という感じです。

7:05 ホテルへ一旦戻ります。昨夜は暗くなってから着いたので気付きませんでしたが、シダーインホテルはちょっと素敵な建物でした。ヨーロッパのお城のようです。

お庭からはダージリンの町も見下ろせます。山の上にある驚異の町という印象です。

ホテルで朝食をとりますが、今回の旅は朝はお粥に限るという感じです。お茶漬けの素や、お吸い物の素、お味噌汁などをたくさん持ってきていて正解です。
9:50 また5台の4WDに分乗し、ホテルを出発、ダージリン駅へと向かいます。ホテルは町の中心からかなり高台にあるので、かなり斜度のある坂を下っていきます。

ダージリン駅に着いたら、予約しているトイ・トレインの時間までしばしフリータイムです。ホテルから見たら町の中心はそれほど斜度がないと思っていましたが、実際はやはり斜面の町でした。急な階段が張り巡らされた町は、住むのに便利とは言い難いですが、それでもびっしりと家が建ち、たくさんの人々が生活をしています。

駅の側にはきれいな寺院が見えました。地図から見ると、ディルダム寺院と思います。
ダージリンの町にはこうした目を引く寺院がポツポツとあり、ゴミ箱をひっくり返したような町の中でアクセントとして光って見えます。

次回は走る世界遺産ダージリン・ヒマラヤ鉄道トイ・トレインをレポートします♪
3:30モーニングコール、4:00にはホテルを出発します。ダージリン滞在中の観光は道が細くバスが使えないので、4WD 5台に分乗しての移動になります。ホテルから真っ暗な道を40分、ヒマラヤ鑑賞で有名なタイガー・ヒルにやってきました。
タイガー・ヒルはダージリンの町の南にある標高2590mの丘で、その頂上は展望台になっています。そこに建てられた3階建ての建物は有料の展望台になっていて、外よりも高い所から景色を見渡すことができるようになっているのですが、私達は一番豪華な3階の部屋に案内されました。

高地で早朝ということもあり、結構着込んで来ましたが、屋内でソファーに座ってお茶飲みながら朝日を待てるのでそう寒くはありませんでした。シャツ、パーカー、ウィンドブレーカー、さらにアウトドアジャケットという出で立ちでしたが、明らかに厚着でした。
ガイドから朝日が見える方向、世界第三位のカンチェンジュンガが見える方向、エベレストが見える方向などを聞いておきますが、外を見る限り、曇り空で、朝日や山が見える可能性は低そうです。真ん中辺りに写っている丘と明かりがダージリンの町です。

せっかく早起きしたのに何も見れないかも知れない、そう思いながらも窓にへばりついてその時を待ちます。ここで久しぶりに日本人に出会いました。コルカタ在住のご夫婦でした。諦めかけていた朝日ですが、5:00過ぎ、雲の切れ間からほんのり明りがさしてきました。

5:30 雲の中から上がる太陽にどっと歓声が上がります。元々こちらはヒマラヤ方向ではないので、朝日の背景は空だけでちょっと物足りないものもありますが、何も見れないかもと思っていた私達はちょっとほっとし、夢中で写真を撮ります。

ふと窓の下を見ると大勢の人が朝日の写真を撮ろうと柵沿いにたくさん集まっています。
ダージリンでは欠かせない観光スポットで、特に日の出に合わせて人が集まるのだそうです。

私達のいる展望台の最上階も、せっかくのソファーは温まる暇もありません。奥の方の窓に集まって、少しでもヒマラヤが見えないものかと目を凝らします。ちなみに窓は普通に開けることができるので、写真を撮るときは左右少しずつ開けて譲り合う精神が大事です。

ですが、どんなに目を凝らしても雲の厚みは相当あるらしく、爪の先ほども山並みらしきものは見えません。ほんの少し雲の切れ間もあるのですが、その晴れ間が広がってくれないかと思わず念力を送ってしまいますが、効き目はないようです。

展望台に貼られていたパネルによれば、晴れていればこのようにカンチェンジュンガ周辺の山並みを見ることができるようです。この写真を見るに、前回のネパール旅行で行ったナガルコットよりも、間近に山脈を見ることができるように見えます。

6:00まで粘りましたが、今回は残念ながら全く山脈を見ることができませんでした。雲が山脈に見えてズームして見たりと虚しいことを繰り返しましたが、またここに来る理由ができたと諦めるしかありません。展望台を後にします。

タイガーヒルへの道が狭いこと、天候が悪いにも関わらずたくさんの車が集まっていたので、駐車場を出るのにも時間がかかり、やっと動き出した車も大渋滞という感じです。

7:05 ホテルへ一旦戻ります。昨夜は暗くなってから着いたので気付きませんでしたが、シダーインホテルはちょっと素敵な建物でした。ヨーロッパのお城のようです。

お庭からはダージリンの町も見下ろせます。山の上にある驚異の町という印象です。

ホテルで朝食をとりますが、今回の旅は朝はお粥に限るという感じです。お茶漬けの素や、お吸い物の素、お味噌汁などをたくさん持ってきていて正解です。
9:50 また5台の4WDに分乗し、ホテルを出発、ダージリン駅へと向かいます。ホテルは町の中心からかなり高台にあるので、かなり斜度のある坂を下っていきます。

ダージリン駅に着いたら、予約しているトイ・トレインの時間までしばしフリータイムです。ホテルから見たら町の中心はそれほど斜度がないと思っていましたが、実際はやはり斜面の町でした。急な階段が張り巡らされた町は、住むのに便利とは言い難いですが、それでもびっしりと家が建ち、たくさんの人々が生活をしています。

駅の側にはきれいな寺院が見えました。地図から見ると、ディルダム寺院と思います。
ダージリンの町にはこうした目を引く寺院がポツポツとあり、ゴミ箱をひっくり返したような町の中でアクセントとして光って見えます。

次回は走る世界遺産ダージリン・ヒマラヤ鉄道トイ・トレインをレポートします♪