バングラデシュ・シュンドルボン国立公園ハルバリアでマングローブ林散策

2015/03/25 (5日目) 続き

ボートクルーズから戻ったらしばし船上で休憩です。
するとクルーズ船のすぐ近くで何かが動きました。お猿さんが何匹かこちらを伺っているようです。このマングローブ林で気軽にズームなしで近くで見れるのはサルだけか、と思うとちょっとがっかりな気がしますが、それでも動くものが見えた方が嬉しいのは何故でしょう。

シュンドルボンに暮らす猿の群れ


クルーズ船のスタッフがこのサル達の所へボートを使って降りていきました。どうやら残飯処理してもらうようです。こうなるとこの辺りのサルは野生とも言い難いような・・・。
それにしても、びっくりしたのは川辺の泥地が想像以上にぬかるんでいたことでした。餌をやりにいったスタッフの足が膝までずぼっと地面に食込みます。虎もここじゃ走れませんね。

残飯を川岸に捨てに行くスタッフの足は泥に埋まる


10:30 クルーズ船が停まっていたところすぐ近くに上陸しマングローブ散策にでかけます。ここはロイヤルベンガルタイガーがよく見られる所だそうです。後で看板のベンガル語を調べたら、ハルバリア(Harbaria)という野生生物保護区でした。銃を持ったレンジャーが先導します。

ハルバリア野生生物保護区にマングローブ散策へ


入口には事務所らしき立派な建物が2軒ほど建っています。虎と水避けのために高床になっています。(後日、漁村訪問はこれだったと旅行会社が主張するので、これのどこが漁村ですかと再度問い詰めたら、確認間違いでしたと認めました。)

公園の事務所は高床式


このハルバリアの散策も遊歩道の上を歩きます。こんな昼間に人がいる場所へ虎が出てくるわけはないのですが、ここではよく足跡などが見られるということでちょっと期待です。

ハルバリアの遊歩道


ここもカラマジフォレストステーションと同じように、マングローブ林の中を歩くので、いろんな種類のマングローブを見ることができます。まるで針の山です。

ハルバリアのマングローブ林


そして動くものと言えば、やはりカニです。数えたらいつかは眠れそうな程、とにかくそこらじゅうにいます。特にこの赤ガニさんは私のお気に入りです。はさみが極端に大きさが違います。目がかわいいです。

マングローブ林に無数にいる赤ガニ


珍しく実がなっている木があります。ガイドはアモールという木だと言っていましたがネットで検索してみても、詳しいことは分かりませんでした。

実のなる木は珍しい


写真やメモを取りながら歩いていたらまた一番最後になっていました。大きなマッドクラブがいるよと、例のアシスタントガイドが教えてくれます。20㎝はあったかな、こういう見た目があまりかわいくないのはきっとおいしいのです。おいしいでしょ?と聞くとそうでもないと言っていましたが・・・。ちなみに1㎏で100TK(約170円)とのこと、食べてみたかった!

食べられるマッドクラブ


20近く歩いたところで、遊歩道が無くなりました。というか、遊歩道建設中という状態です。足場は悪く、少々ぬかるみます。もはや周囲を見て歩くよりも足元を見て歩くだけです。虎が出てきたら最後の人が襲われます、とか物騒な話がイヤホンガイドから聞こえてきます・・・。

ハルバリアの遊歩道は半分くらいは建設中


地面を歩くこと5分、大きな木が見えてきました。つい最近まで虎の赤ちゃんが2匹いたと言います。樹洞は人が入れるほどの大きさで、なるほど天然のゆりかごだったわけですね。赤ちゃん、見たかったなぁ。レンジャーさんも写真撮っておいてくれれば良かったのに、そういうサービス精神はまったくなさそうです。

虎が子育てしていた樹洞のある大木


さて、散策の後半はさらに興ざめするものとなりました。遊歩道がまさに建設工事中だったのです。下も歩けず、まさに工事真っ只中の作りかけの基礎の上を歩きます。高所恐怖症の私はたかだか中二階程度の高さでも、下が見え支えが何もないこの平均台状態は恐怖でした。

建設作業中の遊歩道を歩く


そんな訳で大きな音を出しながら工事をしているせいもあって、普段はかなりの確率で見られるという虎の足跡ひとつ結局見られませんでした。ただただ足元に気を付けながら、歩くだけの散歩、周囲はマングローブ林とカニばかり。そんな中、少しでも異質なものはすぐに目に入ります。こちらはニッパヤシの花です。

ニッパヤシの花


30分以上歩いたところで、入口の近くは戻ってきました。この近くにはやたらデカい蟻がたくさんいて、噛まれるとやっかいだというので走って通り過ぎました。結局、ロイヤルベンガルタイガーの痕跡ひとつ見られず、なんとなく消化不良のまま散策が終わります。

ハルバリアの池


桟橋に戻ります。なんとなく悔しいからか、小さな泥に住むお魚の撮影など、普段なら見向きもしないものに心を傾けます。あれ、こうしてみると、ハゼも結構かわいい?

マングローブ林の水辺で見られる魚


そしてすっかり気に入ったカニさんにもさようなら。この赤ガニさんは何匹も撮っているうちに個性が見えて来るようなそんな気さえしました。まるで手を振ってくれているようです。

シュンドルボンの赤ガニさんさようなら


ロイヤルベンガルタイガーは無理でも、大きなトカゲとか、ワニとか見られることもあるというシュンドルボンの観光ですが、結局変わったものはほとんど見られませんでした。自然相手だから仕方ないですよね。まぁ、派手なものが簡単に見られるなら外国から観光客が押し寄せるはずで、バングラの観光とは割と地味なものなのだと悟った1日でした。

11:25 クルーズ船に戻ります。

次回はモングラ帰港~ジョソールをレポートの予定です♪

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こんにちは

バングラデシュにもマングローブがあるのですね〜。知らなかったです。
マッドクラブ、と言ってるのは、たぶん沖縄でノコギリガザミと言ってるカニです。
西表島では夜中にかごを仕掛けたり、突いたりして、とって食べてますよ。
しばらく泥を吐かせてから調理するんだけど、美味しいけどちょっと泥臭いかなあ。

Re: こんにちは

シュンドルボン国立公園はインドにもまたがる世界最大のマングローブ林、なんと100万haもあるんですよ。
滅茶苦茶広いです!!
カニ、やっぱりちょっと泥臭いんですね~。ここでは簡単に採れそうですが、買っても安いので
ちょっと味見してみたかったかな。いや、観光として見た後だとやっぱり食べ物として見るのは
可哀想かな(笑)

No title

いつも詳細なレポート、どうやって記憶されているのかと思っていましたが、メモを取っていらっしゃるんですね。
植物の名前や建物の大きさなどその場で聞いた限りでは忘れてしまいますもんね。
当たり前のことですが、聞いてなるほどと思ってしまいました。
私はいつも写真や動画を撮ってブログにしていたのですが、先日撮影禁止の所ではしっかり聞いていたつもりでもまったく記憶に残っておらず失敗してしまいました。
今度からメモ持参します。

カニかわいいですね~。
ハゼもかわいい。
私も食べれるものはなんでも食べてみたいと思う方なので気持ちわかります。
虫はちょっと遠慮したいですが…。

Re: No title

その場で取るメモは最低限ですね~、日程表の空きスペースにキーワードだけ。
で、観光終わってバスなどに戻ってから、もしくはその日の夜などにWord文書に日記を書いておくんです。
時間とかどこへ行ったかは写真が記録しているので、主に自分が何に心動かされたとか、何気なく思った
事とか、誰かと交わした会話とか・・・。2,3日日記ためちゃうと、もう思い出せなくなるようなこと
ばかりです。
この日記と写真を元にブログを書いているという次第です。

今回小さな生き物に着目できたのは、大物を見れなかったからですが、そう思うと派手なものばかりが
いいものじゃないと思いました。大きなものにだけ目を取られないよう気を付けようといい勉強になりましたね。
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