バングラデシュ・シュンドルボンの朝日鑑賞&ボートクルーズ

2015/03/25 (5日目) 続き

朝の身支度(と言っても顔を洗うだけですが)をしている間に船は目的地に移動を終えたようです。マングローブ林に上がる朝日鑑賞とやらを楽しみにして苦行に耐えましたが、どうやらこの霧は晴れそうにありません。

シュンドルボン国立公園の朝霧に包まれたマングローブ林


皆さん起き出し、デッキに上がってきますが、ろくに先も見えない視界にがっかりです。
キャビンで寝た方々もいろいろご苦労があったようです。船内は音が響きやすく、誰かがどこかで動く音とか、どこかの部屋の人のイビキやらで熟睡できた方は少ないようでした。

シュンドルボンクルーズ朝日鑑賞にデッキに上がってくる乗客たち


少し視界がよくなってくると前方に別の船が停まっているのが見えました。どこかに行くのか、小舟に乗り換えています。観光客というより地元の人という感じでしたが、国内の旅行者でしょうか。こちらに気付くと、仕切りに手を振ったりカメラを向けてきます。

シュンドルボンクルーズ中に唯一見かけた他のクルーズ船


そんな様子を見ていたその時、わずかに太陽が霧の中から姿を現しました。くっきりと霧が晴れたわけではないのですが、霧の濃さで光が強弱し、なんとも幻想的です。それに、水面に映る光がとてもきれいです。わずかな時間に見せた光景でしたが、ちょっぴりほっこりしました。


シュンドルボンクルーズで見るマングローブ林の朝日鑑賞

7:00 船上で朝食です。クレープみたいに見えるのは、バングラデシュのパンとかナンみたいなものルティです。これに現地で取れた蜂蜜を付けて食べるのが気に入りました。

シュンドルボンクルーズの朝食


8:00 ボートツアーへと出かけます。いつも曳航している小さなボートに乗って、狭い水路を進みます。この辺りはロイヤルベンガルタイガーなどもいるので、万一に備え猟銃持ったレンジャーが一緒に乗り込みます。干潮でかなり水位が低いようです。

シュンドルボンでのボートクルーズで狭い水路を探検


遠くにマダラシカの群れがいると言うので、エンジンを止めゆっくりと近付きます。それでもかなり距離があるうちにこちらに気付き逃げてしまいました。30倍程度のズームで撮ったのがこれです。ケオラという木の影の草地に寛いでいます。このケオラという木はサルとシカが大好きで、よくこの木の周辺でマダラシカを見ることができるようです。

遠目に見たマダラシカの群れ


まずサルが食べ残したのを捨てて、シカがそれを食べる。それで、そのシカとかをロイヤルベンガルタイガーが食べる、という食物連鎖です。水路を進むにつれ、霧が晴れてきました。ガイドやクルーズ船のスタッフが目を凝らして動物などを探しますが、なかなか見つからないものです。

シュンドルボン国立公園でのボートクルーズ


野生のワニとか見たかったですが、まぁそうもいかず、見れたのは鳥類くらい。こちらはシラサギの一種でしょうか。ボートの先を道案内のように時々飛びながら水辺でお食事中のようです。

シュンドルボンの水鳥


こちらは水辺の泥の中をすばやく動くお魚。よくわかりませんがハゼの一種でしょうか。先ほどの鳥が捕食していたのもこれかも知れません。泥の上に絵を描いているかのようです。

シュンドルボンの魚


写真に撮るのがとても難しいのですが、カワセミもよく見られます。私のカメラいや、テクニック(ズームしてシャッターボタン押すだけ)だとこれが限界です。カワセミをよく見たことがなかったのですが、飛んでいる姿は青とか鮮やかな色が見えてとても美しいです。

シュンドルボンに暮らすカワセミ


適当な所まで行って水路を引き返します。復路では天気が嘘のように晴れてきました。お陰でジリジリと暑いくらいです。扇子と水は必須です。だいたい、このボートは椅子すらないので、ボートのヘリに座ったりとただでさえ楽ではありません。もちろん救命胴衣も積んでないし、あまり観光産業に力が入っていないのがわかります。どんな秘境や僻地でも外国人ツアーを受け入れるような所は別格の設備があったりするものですが、それがないのが返ってバングラの良さかもしれません。

静かなシュンドルボンボートクルーズ


クルーズ船に戻る直前、またカワセミを近くで見るチャンスがありました。彼らはすばしこく、すぐ逃げちゃうのでなかなか写真に撮るのが難しいのですが、ギリギリ間に合いました。また違う色合いです。テレビゲームのモンスターとしてしか知らなかった鳥を何羽も見れたのはひとつの収穫でした。

カワセミ


朝の天気が嘘のようにすっかり晴れてきました。このマングローブ林の奥のどこかにロイヤルベンガルタイガーがいるのかと思うと、姿は見えねど足跡くらい見てみたいという気持ちにかられます。彼らは泳げるらしいし、デッキで寝たりして襲われたりする可能性はなかったのかな?

ロイヤルベンガルタイガーが暮らすマングローブ林


9:40 クルーズ船に戻ります。例によって部屋には戻らず、デッキに直行です。それにしても写真写りはいいこの船、船室があれだけ不衛生だと知っていたらこのツアーには参加しなかったなと思うものでした。もしもまたこれに乗ることがあるとしたら、寝袋を持ち込んだ上でやはりデッキで寝ると思います。(なお、気温上昇のため通常より環境悪化したとの事で旅費の2%が後日返金されました。)

シュンドルボンクルーズ船


次回はハルバリアでマングローブ散策をレポートします♪

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デッキも船室も・・・・悪夢

大変でしたね。風邪など引かれませんでしたか。
>旅費の2%が後日返金されました。
珍しいですね。
秘境好きなのでユー●●●旅行社はよく使いますが、かなり酷い情報確認ミス・手配ミスが有っても返金されたことはありません。クレーム処理の下手な会社・観光を受け入れる環境では無い所に連れってってるんだからという雰囲気の会社というイメージでした。名簿とか自己紹介とか、お部屋見回りとか、自声でのモーニングコールとかうざいんですけど、他にない企画が有るし、リピータ割・早割が一人部屋料金のカバーになるしで、切れないんだけどね。このコースはayaさんの繊細なレポートがとても参考になりました!!

Re: デッキも船室も・・・・悪夢

言葉では表現しきれないほど、過酷な体験でしたが、ひどい疲れが残っただけで
私はありがたいことに風邪ひきませんでした。別の方はここでの体調不良で旅の半分を台無しにした感じでしたが・・・

それにしてもこの会社に対する評価、私が感じる所と全く同じだったので、びっくりしました。
そう、彼らの自慢の部分はうざいんですが、他にあまりないツアーについ利用してしまいます。
これまでのツアーでのお詫びの商品券もまだありますし(笑)
でも、今回返金があったのは、例外中の例外だと思います。実はこの件だけではなく、
これからもひどいことが数々起こり、旅の途中で本社にクレームを入れる顛末になります。
そんなこともあって、旅行券じゃ済まされないとの判断があったようです。
自社の不手際をきちんと認めなられる会社になって欲しいものです。

No title

 う~~~ん この旅、凄いですね。。。
 私には、無理だわ
 あの枕の写真を拝見しただけで、、、帰る!
 aya様 立派です

 実は、私メ 昔、昔 とても気になるコースがあり
この会社の平河町の事務所まで 伺ったことがあります

 その時、何か 上手く表現できないものがありましたが
うめきち様のコメントを拝読し 納得です

 壁にずら~~~りと有名な先生の色紙が飾られており
私のレベルでは、無理と感じた次第。
 また 事務所内には BGMで、バリ風の音楽が絶えず流れておりました。 

 レポートの続き、楽しみにしています


Re: No title

ふふふ、もちろん私も帰りたい気分でしたよ。でも、同じツアーの皆さんが
私ほど衝撃受けていなかったようなので、人生経験が足りないのだと我慢しました。
もっとも、130か国レベルの人が、あの枕はナンバーワンだと言ってましたけどね(笑)

この会社の事務所には私もパスポート預けに等何度か行っていますが、いつも接客が
おかしいな、と思う次第です。やたら丁寧な言葉を使うかと思えば、対応はおかしな
ことがたくさん。私が大企業でしか働いたことないせいもありますが、社会人としての
基本マナーが教育されていないと思われる人が大多数です。その割に自社と社員に
対して自信過剰な態度がすごいです。
顧客はワールドやJTBグランドツアーとかに比べたら、多少ゆとりのある庶民程度ですが、
よくまぁそれなりの方たちの接客ができるものだと飽きれることがしばしば。
これで旅の内容がいいものでないなら、客離れは必須ですよね。だから、早急に
改善するようにと申し入れしました。申込み中に突然倒産とかされたら困りますからね(笑)
続きも不愉快なこといろいろあり、愚痴モードが入るかもしれませんけど
暖かい目でご覧ください~。

私だけの感想ですが

  >自社と社員に 対して自信過剰な態度がすごいです。
いんやあ、参加者も、ユー●●●信仰かと疑う、大得意様の高額受給年金者(他社では拒否られるか健康診断書提出審査の高齢者)が多いような。
「私ら特別よ」って感じ?
でも、その方たちって5年か10年の内に卒業されるでしょうから、ここで大きく舵を切らないとね。「古い過剰サービス・過保護サービス」打ち切って。
まずカード決済からかな。

そそられる企画が多いだけに残念です。

Re: 私だけの感想ですが

私はここ2年で4回しか参加していませんが、私の見た限りでは顧客ロイヤリティの高い方の
方が稀ですね。どこでもいいから行ってない所に行ければいいという暇なお年寄り。
何しろ催行率が低いから、こだわりがある人はちゃんといろんな会社使い分けていますし、
うめきちさんや私と同じように思っている人の方がむしろ多いと思いますよ。
だからこそ、この会社の将来が不安です。固定ファンはかなり減っているようですから。

ユーラシアに限った話じゃありませんが、現在のパッケージツアーは現在の参加者の
年齢層に合わせたものがあまりに多いですが、これでは先が見えています。
HISやSTワールドを好む世代が歳とってくれば、シェアがどんどん変わってきて
現在の高齢者ターゲットの高めツアー専門の会社は生き残れる所は少ないかも知れませんね。

旅行業界全般が顧客ニーズ把握とかそもそも顧客管理自体、他業界に比べ
かなり遅れていますから、どこがその殻を打ち破れるかが個人的には見ものだと思ってます。
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aya1103

Author:aya1103
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