バングラデシュ・モングラ港&シュンドルボンクルーズ船

2015/03/24 (4日目) 続き

10:40 カン・ジャハン廟からバスに乗り、バゲルハットを出て世界最大のマングローブ林シュンドルボン国立公園への玄関口モングラへと移動します。モングラへ近付くにつれ、辺りは湿地帯と化し、エビの養殖場が増えてきました。

モングラ周辺のエビ養殖場


しばらく行くと、右も左も見渡す限りエビの養殖場が延々と広がります。実はこの養殖場、お米と交代で作っているそうです。稲の根はエビの好物となり、エビを育てた水はいったん抜き、その土は稲のいい肥料になるのだそうです。小さな小屋は、夜等見張りするためのものです。

エビ養殖場が広がるバングラデシュの風景


11:40 モングラ港に到着です。バングラデシュ有数の貿易港という事ですが、想像とはちょっと違い、田舎の船着き場という感じです。魚介類をこの港から各地へ送っているそうですが、大規模な商業ルートというより小規模な商売が盛んなのでしょう。

モングラ港


港へ荷物を運ぶトラックも何台か停まっています。バングラデシュでは、リキシャやトラックなどの背面にはこうした色鮮やかな絵が描かれているのがお決まりです。いろんな柄があるので、前を行く車を観察するのもバングラデシュ旅行の小さな楽しみになります。

モングラ港に停車していたトラック


さて、いよいよシュンドルボンクルーズの始まりです。船着き場への道、うーん、これはこの先のクルーズとやらが、思いやられます。桟橋も木で作られた手作り感満載のものです。クルーズの言葉から想像されるものを全て忘れる必要がありそうです。というか、大きい船、ないし・・・。

モングラ港の船着き場


干潮なので大きな船は船着き場まで来れないから、小舟でクルーズ船まで移動する、とのことです。一泊分の荷物を抱えたまま、これに飛び乗れ、と。座席も何もない木製の小舟に乗り込み、沖に停めてあるクルーズ船へと移動です。日差しがきついです。

モングラ港で木製の小型船に乗る


11:50 小舟でモングラ港を出発します。観光用と思われる小さな船もいくつか見えましたが、周囲に見えるのは小さな小型の木造船ばかりです。すれちがった船は、重い荷物を載せているのか、今にも沈みそうに見えます。手漕ぎで大変そうですし、船頭さんは日焼けで真っ黒でした。

モングラ港


こちらがクルーズ船です。最初の観光地に立ち寄った際に撮ったものです。こうして見ると、見た目はそんなに悪くありません。が、乗ってみたら衝撃的な船でした。この船を貸切で使い、1泊クルーズに出ます。船底はキッチンなど船員用で、メインデッキに船室、ルーフデッキは広いスペースになっています。

シュンドルボンクルーズ船


船に乗ったらまず部屋割り、まずは荷物を部屋に置きに行きます。部屋は全て2人部屋で、2畳程の広さしかなく、シングルベッド2台と間に汚い机のみ。電気とコンセント、扇風機がありますが、入った瞬間に外の蒸し暑さを遥かに超える不快感がありました。サウナなみです。

シュンドルボンクルーズのクルーズ船船室


狭いとかぼろいというのは覚悟していましたが、問題は清潔感でした。部屋に入ってすぐ目についたのは、ベッドの上に虫の死骸がいくつも落ちていたこと。掛けるのはおろか触るのも無理というほどのボロボロの毛布があったりなかったり、極めつけはこちらの枕、他の方の部屋のものですが、せめて清潔なカバーなり付けて欲しいです。

劣悪な衛生環境


旅行会社からは、気になる人は敷物とか寝袋とか用意して下さいというアナウンスがなかったので、ここで多少とも役に立つようなものは何も持ち込みませんでした。バスに残してきた荷物の中には少しは使えそうなものがありますが、今から取りにも行けません。あまりに衝撃的だったので、添乗員に「こんなものなのでしょうか?」と聞いたらあっさり「こんなもんです」と答えが返ってきてそれ以上何も言えませんでした。

乗るなりショックを受けたクルーズ船でしたが、救いはトイレです。洋式の水洗トイレが4か所ありました。ここはシャワー室も兼ねているので、そのためにバケツがあります。ここでシャワーを浴びるのは無理、と利用したのは半分以下の人数でしたが、汗でベタベタの体を流すには最低限の設備と思います。脱いだ服など荷物を置く場所がないので、持っていたS字フックが役立ちました。

シャワー室兼トイレはきれい


共用の洗面台も大きな鏡付きでまずまずです。最も水はきれいとは言い難いので、水のボトルは必要に合わせて持ち込んだ方がいいでしょう。食事の時の飲み水はもらえますが、顔洗ったり、歯を磨いたりには結構水を使いますから・・・。

クルーズ船の洗面所


そういう訳で私の船上生活は基本上のデッキにいるというのがデフォルトになりました。必要な荷物を取りに行く以外、デッキで過ごすことになりそうです。船室は狭く暑く汚く虫だらけ、ですから荷物も置きたくありませんが、仕方ありません。この船には小さな子供も働いています。明らかに小学生の年頃ですが、学校には行っていないのでしょう。でも、多くの事を外国人から学べるかも知れません。

シュンドルボンクルーズ・船上デッキ


さて、荷物を置いてデッキに上がると、漁村の人々の音楽披露と共に出航です。予定ではこのクルーズ中、漁村訪問する予定だったのですが、干潮で行けないから漁村訪問ていうか漁村の人訪問になりました、とかさらっと言われました。いや、そもそも漁村訪問もカワウソ漁の代替観光だったはずなのですが?漁村訪問はちょっと楽しみにしていたのに残念です。

という事で、デッキでの音楽鑑賞となりました。漁村の人達ということでプロではないのでしょう、ハモるのも何か違和感があったりします。ヒンドゥー教の人達だそうで、1曲目はヒンドゥー教の歌、2曲目はラブソング、3曲目は漁師の歌で、4曲目はシュンドルボンの歌・・・。楽器が珍しいなぁと眺めます。

モングラ周辺の漁民の音楽


最後は若い女の子の踊りで締めくくります。この子もですが、この漁村の人達ニコリともしない・・・。商売っ気がないのはむしろいいのですが、歓迎の態度くらい見せてもいいんじゃないかな~と思いました。

モングラ周辺の漁民の踊り


次回はカラマジ・フォレスト・ステーションを中心にレポートの予定です♪
(ドイツのリューデスハイムからの更新でした)

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No title

こんにちは!

>「こんなものなのでしょうか?」と聞いたらあっさり「こんなもんです」と答えが返ってきてそれ以上何も言えませんでした。


やはり こんなもんですかね(笑)
郷に入れば郷に従え・・みたいな

Re: No title

こんにちは!

こんなつもりじゃなかったみたいですよ。シーズン終わりで気温も上がっていたので
衛生状態が悪化したみたい。
念のため、敷物とか殺虫剤とか持ってきてと言えば、問題にはならなかったのに・・・。

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