バングラデシュ・ベナポール国境~クルナ

2015/03/23 (3日目) 続き

12:00 バングラデシュ側ベナポール国境に入りました。ここでバングラデシュの日本語ガイドさんとミートします。インドのガイドさんの話は聞き取りにくかったのですが、発音もほぼ完璧でほっとします。

バングラデシュ・ベナポール国境


ゲート脇にあるあちらの建物に荷物を引きずって赴き、また1人ずつ入国手続きをします。実はこのインド-バングラデシュ国境はかなり時間がかかる悪名高い国境らしいのですが、ガイドさんが朝から来て偉い人とお茶したりして手続きを簡略化してもらったそうです。所謂賄賂が横行している国境ということですね。

バングラデシュ・ベナポール国境イミグレ事務所


税関をスルーさせてもらって、バスに乗り込みガイドさんの手続きを待ちます。バスに行く短い間に、物乞いがやってきますが、何だかやけに小奇麗な恰好をし、アクセサリーなども身に着けています。物乞いが多いというより、観光客目当てに商売としている人たちのようです。

13:35 ベナポール国境を後にします。インドのとの時差が30分あるので、国境越えは両国サイドで合計1時間半で済みましたが、通常であれば最低でも2,3時間かかるそうです。バングラデシュ側の町はインド側に比べてなんら遜色ない感じです。

ベナポールの町


13:45 ベナポール近くの国営ツーリストホテルにてランチです。
ベンガル料理ということで、ナンのようなルティ、ライス、ダルカレー、お肉のカレーでしたが、全体的に種類も量も少ないという印象で、皆きれいに平らげお代わりを要求するほどの質素な食事でした。

今日はバングラデシュ第三の都市クルナへと移動します。道が悪いと聞いていましたが、バスに乗っている感覚では車両や運転のせいか、インド領内より乗り心地がよくなった気がします。
車窓は田舎の風景になりますが、私がバングラデシュと聞いて一番に思い浮かぶレンガ工場を時々見ることができます。

バングラデシュのレンガ工場


16:15 小さなガソリンスタンドでトイレ休憩を取ります。周辺は緑豊かな景色です。バングラデシュについてはほとんど何の知識もなく、想像力すら働かなかったので、水と緑が豊かな国土を見て、ここが本当に最貧国の1つかと思うほどです。

緑豊かなバングラデシュの大地


道路もこんな感じで、舗装もされ、ずっと街路樹が植えられていて、貧しい国という印象はありません。けれど、とにかく車の行き来がほとんどないというのが印象的です。いえ、トラックなどの車の行き来はあるのですが、いわゆる一般的な乗用車をほとんど見ない、という意味です。

意外と整備されたバングラデシュの道路


クルナの町に入ったようです。第三の都市と言っても、都市というには程遠い町並みです。

クルナの町


16:55 クルナのホテル、キャッスル・サラーム(HOTEL CASTLE SALAM)に到着です。町のど真ん中、エビのモニュメントがある交差点にあります。エビなどの養殖がさかんな町なのでこういったモニュメントがあるのです(写真中央)。

クルナの町の中心にあるキャッスル・サラームホテル


このキャッスル・サラームはクルナで最高級の中級ホテルだそうです。部屋はかなりスペースがあり、空調とファンの音がうるさいです。お湯は熱いのがでるしバスタブもあり、一応アメニティもあります。冷蔵庫、水のボトルあり。Wi-Fiも無料です(遅いですが)。

キャッスル・サラームの部屋


ホテルのフロントで両替をします。バングラデシュの滞在は5泊ですが、イスラムの国でお酒は旅行会社が用意してくれる輸入ビールしかないので、20米ドルだけ、1500TK(タカ)、結果的にこれで足りました。
 
17:30 希望者をスーパーマーケットにバスで連れて行ってくれるというので、もちろん参加します。今回の旅ではホテルの立地があまりよくなく、スーパーに行く機会などほとんどないのです。

ミナバザールというホテルから1㎞くらい先にある駅の近くのスーパーに連れてきてもらいました。。クレジットカードも使えるので、店員オススメのマンゴーのお菓子を購入します。こういったきちんとした店の商品は決して安くはありません。地元の人はあまり来ないのか、店員が多く、つきっきりであれこれ教えてくれたりします。

クルナのスーパーマーケット


18:10 ホテルにいったん帰着しますが、同じツアーの女性がかわいいブラウスを上階で買ってきたというのを見せてもらい、スーパーの上階に行かなかったことを少し悔みました。地図を見たら道はまっすぐ、1㎞しかないので、もう一度歩いて行って来ようと相部屋のOさんと2人で出かけることにします。出かけに添乗員を見かけたので、気を付けて行ってきますと声をかけてホテルを出ます。

町の中心の広い通りを歩きます。車は多くはなく、リキシャが多く行き交います。やはりバスから見下ろすのと、自分で歩くのでは全然景色が違います。危ないからと地図のあるガイドブックを置いてきましたが、治安は極めて良さそうです。

クルナ中心部の町並み


15分でスーパーに到着し、上階に行って、服とか靴とかの売り場を見て歩きます。結局気に入った物は見つからず、まぁ夕食までの時間潰しと運動不足の散歩だったね、と19:00のホテルでの夕食に間に合うよう戻ることにしました。

外へ出ると日が暮れ、すっかり暗くなっていました。さすがに暗い時間に外国人女性がうろうろするのは何なので、速足で帰ることにします。安全のため来た道を戻るのがいいだろうと来た道を戻ります。横道を覗くと、バングラデシュの生活感が伝わって来ます。

夜のクルナの町


この直後でした、いきなり町が漆黒に染まります。停電です。目が慣れていないせいもあり、真っ暗で何も見えず、脇を通るリキシャにぶつからないか怖いので、安全のため現地の人のすぐ後ろをついて歩くことにしました。車のヘッドライトとかないので、本当に何も見えません。

しばらくすると自家発電などを持っているお店もあるのか、少しずつ町が明るくなってきてほっとしました。急ぎながらも、脇のいろんな商店などちらちら見ながら歩きます。

クルナの店


19:00ちょっと前にはホテルに着くはずでした。が、どうも気配がおかしい、というかいくら暗くてもこの道は見覚えがない、という状態になってきて、さらに段々店も少なくなって来ました。ホテルは町の中心で、賑やかな所なので、どうやらあり得ないことに道を間違えたと悟りました。

だいたい、ホテルからまっすぐ1㎞の所へ出かけて迷子になるというのも変な話ですが、そういえばY字路っぽい合流する所があったはずなので、帰りはやや右に道なりに行かなければならなかったのです。それを停電で真っ暗だったのもあり、足元などに注意していたから入る道を見落としたに違いありません。気付くのが遅くかなり遠くまで来てしまったようです。

地図を持って来なかった事を後悔します。人に道を聞いたら、そう遠くないはずなのに説明が難しいようです。仕方ないので、まずは少し道を戻ることにします。最悪スーパーまで戻ってやり直せばいいのです。でもそれでは夕食に大幅に遅刻するのは間違いありません。

しばらく戻ったらガイドブックで見たことのあるホテルがあったので、ここの人に道を聞きます。
でもやはり説明に困り、リキシャを呼ぼうか、と言ってきました。私だけならともかく0さんをあの危ない乗り物に乗せるわけには行かないし、道に迷っている状態で万一どこかに連れていかれても分からないし飛びりる訳にもいかない、時間はかかっても歩いて帰るしかない、そう判断しました。

道を戻りながら、交差点毎に信用できそうな人を選んで道を聞きます。有難いことに結構英語が通じます。左に曲がってその先を右、広い通りを左、と私の頭に残っている地図と合致するような情報をくれた人を信じ、スーパーまで戻らず知らない道を歩くことにしました。既に、19時を過ぎているので、Oさんが付いてきているのを確認しつつ速足で歩き、道があっているかダブルチェックのために人に聞いたりします。

ホテル前のエビのモニュメントが見えた時には目が潤みそうでした。町の人達は皆親切に道を教えてくれたりしましたが、「それで君は何しに来たの?」とか話を続けたがる人も多くちょっと困りました。迷子で道を聞いている時点でツーリストって分かるでしょ!夜の町はこんな感じに暗くて、一人でなかったから良かったものの、迷子にさせてしまった責任は多分に自分にあるので、Oさんに申し訳なく思いました。Oさんがお歳の割に私の速足に付いてきてくれて良かったですが、無理をさせた上、怖い思いをしたのではとヒヤヒヤでした。

クルナの夜は暗い


19:30 ホテルへ戻ると、ホテルスタッフが待ち構えていたように「ガイドが心配して探していた、良かった!早く入って」と迎えてくれました。ガイドに「警察に電話しようかと思った」と言われ、反省しました。添乗員の携帯番号を聞いていなかったし、行程表の緊急連絡先に電話するほどではないと思ったので連絡できなかったのですが、ホテルに電話入れておけば良かったです。

19:00からの夕食に遅れて席に付くと、ちょうどメインが出てきたところでした。
クルナならではのエビ料理です。美味しかったですが、食べる所がちょっと少なかったかな?
ホテルもスタッフが多く、サービス過剰気味です。疲れていたので、スプライトを一気飲みしてようやく落ち着きました。スプライトの値段はホテルのレストランでも70TK(約120円)。

クルナ名物エビ料理


ホテルでも食事中や部屋へ戻ってから何度も停電がありました。
安全だとしても、日が暮れて女性が外を歩き回るのは避けた方がいい国だと最初に悟りました。
何もなかった事は幸いですが、ちょっとそこまで、でも地図を持たずに出るのは危険ですね。

次回はバゲルハットをレポートします♪

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No title

こんにちは。楽しく見させていただいています♪
途上国の停電は怖いですよね。しかも、屋外で歩いているときは尚更…。ここまで暗くなるのかーっと思い知らされます。無事に辿り着けて良かったです♪焦燥感が伝わってきました。

オススメの地図は、有名どころはグーグルマップ、無名どころはGalileoです。携帯はいつも持っていると思うので使えますよ^^昔まとめたので、もし良かったら。
http://yyfield.blog.fc2.com/blog-entry-92.html

Re: No title

こんにちは!
私もグーグルマップにはいつもお世話になっているのですが・・・
なんとスマホを持ってないんです(笑)
この町でウロウロする予定もなかったものだから、直前にガイドブックの地図を
さらっと頭に入れただけ。まさか小さい町でまっすぐ歩いていて迷子なんてね。
こんな調子だといつか痛い目にあって、自己責任と叩かれることになるかも知れません。
こういうことがあるたびに対応能力も上がっているとは思うのですが・・・

よかった!よかった!

私も隙あらばツアーから離脱する方なので、ホテルのロゴが見えて目がウル。。。わかります。
かえって二人だと話をしたり、注意散漫になるかもしれませんね。
とりあえず無事で良かったです。
この先も何か起こりそうですね。ドキドキ。

Re: よかった!よかった!

コメントありがとうございます♪
着いたばかりの初めての国、初めての町で、久々に迷子。ヤレヤレです。
振り返ってみると、最初に停電になった時に、斜めに行くべき道を現地人について
横断してしまったのが事の始まりでした。ということで、違う方向へ15分くらい歩いてしまった
わけですね。二人と言っても、縦にしか歩けなくて話しながらではなかったのですが
むしろ話ながらならもっと早くに間違いに気付いたかも知れません。
この後は何か起きるかというと、何か起きたわけでもないですが、キレまくりますので愚痴増えそうです(笑)

No title

国境が陸にあるんなんて
日本じゃ考えられませんね~
海外の夜中の迷子は怖いですよね
1kmの油断ということかな

マーカーをつけて
動くべきですね (^_^;)

ayaさん現地の言葉わかるんですか?

Re: No title

陸路の国境といっても、協定ですんなり通れる所も多くなった今日この頃、
面倒な国境越えは秘境ならではになってきたかも知れません。

ベンガル語はもちろんさっぱりですが、思いのほか英語が通じましたね~
思ってるより教育レベル高いと言えるかも。

マーカー代わりに写真撮りながら歩くこともありますが、真っ暗闇ではこれも
役に立ちませんね~。また何か新しい対策を考えねば!

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