インド・アグラ(タージマハル②)

2014/12/4 (5日目) 続き

タージ・マハルの霊廟内を見た後は、テラスを一周してみます。もっとも、どの面も全く同じデザインなので別の角度から見ても霊廟は同じ姿をしています。ミナレットの足元から斜めに見てみました。空気の汚いインドでこの白さを保てるのが不思議なほどの輝くような純白です。ペンや口紅、尖ったものを持ち込ませないのも頷けます。

斜めから見たタージマハル


タージ・マハルは昨日見たデリーのフマユーン廟をモデルにしたと言われていますが、3代後の霊廟になります。違う点は、フマユーン廟が庭園のど真ん中に霊廟があったのに比べ、こちらも同じチャール・バーグ(四分庭園)があるのですが、庭園の先に廟があります。庭園の緑も美しく、白い廟を引き立たせています。

タージマハル霊廟から見る庭園チャール・バーグ


では廟の裏側はどうなっているかというと、すぐ裏に大きな川が流れています。ガンジス川最大の支流、ヤムナー河です。とても大きな川で、流れは穏やかです。どこから見ても同じに見えるタージ・マハルですが、表と裏の景色のギャップはすごいです。

タージマハルから見るヤムナー河


そのヤムナー河を見ていると、何かが流れてきました。
マリーゴールドらしき花輪のようです。つまり、ガンジス川のように、カトマンズで見たパシュパティナート寺院のように、火葬された誰かを見送ったものかも知れません。

ヤムナー河を流れる花輪


タージ・マハルから見てヤムナー河の対岸に、何か人工的な跡が見られます。ここはシャー・ジャハーン皇帝が自分のための霊廟を建てる予定だった場所です。黒大理石で同じような墓を造る予定だったのが、幽閉されてしまい幻に終わりました。でも、結果、大好きだった妃のすぐ隣に眠ることができむしろ良かったのではないでしょうか。

メヘターグ・バーグ黒いタージの建設予定地


ヤムナー河の西の方を見ると、かすかに白っぽい建物と、長い城壁を見ることができます。これから観光に行くアグラ城塞です。そこに皇帝は幽閉されこちらを見ていたそうです。当時と比べ、空気も悪くてあまりはっきり見えません。でもカトマンズよりはマシな空気汚染レベルです。

タージマハルから見るアグラ城塞


敷地内の話に戻ります。霊廟の東西にはそれぞれ一対の建物があります。こちらは西にあるモスクです。修復中なのか、足場が組まれています。

タージマハルのモスク


東側の建物は先ほどの建物とまったく同じものですが、休憩所とか迎賓館と言われているものです。思ったより奥行きがなく、部屋というより雨宿りができる空間といった感じです。

タージマハルの休憩所


この休憩所のアーチを使って、また写真を一枚とってみました。ガイドブックとかにもよくこういうアングルが紹介され、現地の押し売りガイドもここで写真撮れとか勧めてきます。いっそ、自分で切り絵のフレームを作った方がいいかもしれません。

休憩所のアーチをフレームとしたタージマハル


集合はメインゲートの脇なので、広い庭を歩いて戻ります。それほど暑くはないし、気持ちのいい散歩になります。メインゲートの横にきれいなアーチがあったので、ここでも写真を撮ってみました。なかなかいい感じです。空気が思ったほどひどくなくて青空だったので、白い廟がきれいに見えました。

メインゲート横のアーチを使って撮ったタージマハル


上の写真を撮ったのは、メインゲート横のこのアーチを利用してです。
ちなみにこの壁の先の所にトイレがあります。

メインゲート横の壁


タージ・マハルは思っていたほど繊細な建物ではありませんでしたが、際立つ白さが目に眩しいやはり一度は見るべき世界遺産でした。建っている場所、庭園や川など周囲の風景との調和も素晴らしかったです。意外だったのは、日本人を始めとして男性観光客が予想以上に多かったことでしょうか。女性に人気が高いと思っていましたが、男性だけで連れ立って来ている観光客も相当に多かったのが印象的でした。

10:10 タージ・マハルを出て専用ミニバスで駐車場まで戻ります。
途中、葬列に出会いました。板に乗せられた遺体は薄い布を被せられ、何かをふりかけながら担がれて行きました。ガイドに聞いたら、やはり川に火葬場があり、そこで灰を川に流すのだそうです。蛇にかまれて死んだり、妊娠した少女など決まったケースでは水葬されるそうです。

10:20 駐車場で自分たちのツアーバスに乗り換えて出発です。駐車場にはしつこい物売りがたくさんいるので、隙を見せたら面倒な目にあうので注意が必要です。
車窓には野良牛が見えます。インドではよく見る光景です。

アグラの街中にいる野良牛


アグラは紀元前から街があった場所で、かつては首都だった古都です。いわゆる大都市には見えませんが、それなりの規模の街です。混沌とした感じはインドながらの気配です。

アグラの街の風景


アグラ城塞が近付いて来ました。街角には槍を持った皇帝らしき人の銅像があります。
ムガル帝国がここを首都としていた第3代皇帝から第5代皇帝までの誰かのものではないでしょうか。

アグラの街角に建つ銅像


10:40 アグラ城塞が見えてきました。実は夕べホテルへ向かう際にこの脇を通ったのでライトアップされた城壁を見て一人こっそりテンション上がっていました。私としてはタージ・マハルよりこちらに期待を寄せています。この重厚感のある立派な城壁は私の好みです。

アグラ城塞


次回はアグラ城塞をレポートします♪
(インドのダージリンからの更新でした)

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No title

タージ・マハル見てると
「アラビアンナイト」思い出しますね~

タージ・マハル→タジマハルと呼びそうです

インドて空気汚れてるんですか?
イメージではきれいそうに感じますが
人口多いからですかね?

Re: No title

インドの空気はひどいですよ~。
まずは車の量ですね。ゴミもそこらじゅうありますし。
人口が集中する都市では、かなり深刻です。
それでなくても、町から町への移動の時はそれほどでなくても
大きめの町に入るとすぐに息苦しくなります!

インド

ちょうど1年前に行ったので、タイムリー?です!
青空に映えますよね。
ずっとあの白さが保たれてほしいものです。

ぜひ他の都市も行きたいのですが、あの洪水のようなクラクションを思い出すと、ちょっと躊躇(笑)

Re: インド

タージマハル、青空が本棟に似合いますね!

私も他にも行きたい所がありますが、食事に気を遣わなくてはならないのが
一番の障壁かな?いや、暑さかな・・・
いや、おっしゃるように、あの騒々しさかも!
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