ネパール・バクタプル(ダルバール広場~トウマディー広場)

2014/12/2 (3日目) 続き

ダルバール広場と言えば宮廷前広場のことですから、ここにも旧王宮があります。こちらのゴールデンゲートから入ることができます。18世紀に造られた門で、神々が彫刻された芸術品でもあります。

バクタプルのダルバール広場旧王宮のゴールデンゲート


奥へ進む通路は修復中。この先小さい広場に出た先にタレジュ・チョークに突き当たりますが、ここはヒンドゥー教徒以外は入れないし、入口含めて写真もNG。でも、入口から中を覗くことはできました。門や窓枠の彫刻にため息がでる中庭付き建物です。

バクタプルの旧王宮内通路


旧王宮では建物内部や中庭に入ることはできないのですが、王家の沐浴場(風呂場)を見に行くことができます。王様には100人とか妃がいたようですが、この風呂場、王様が使うというより、女性たちが使う所を、王様は2階から眺めていたそうです。そのためのテラスか・・・。

王家の沐浴場


カトマンズのハヌマン・ドカで見た王家の風呂場はこれより小さいものでしたが、より凝った彫刻で囲われていたように記憶しています。こちらのものはコブラがモチーフになっていて、ナーグ・ポカリと呼ばれているようです。ポカリは貯水池を表す言葉のようです。

コブラを中心とした彫刻が施された王家のお風呂場


王宮を出ます。ゴールデンゲートの右側は55窓の宮殿です。元は15世紀に建てられたものを17世紀に改築された木彫りの窓の並びが美しい王宮の建物です。木窓の彫刻は細かく、これぞネワール建築という代表的な建物でしょう。

バクタプルの55窓の宮殿はネワール建築の傑作


ちょっと写真タイムになったので、周辺を散策します。55窓の宮殿の前にあるヒティです。さすが宮廷前広場の中、宮殿のすぐ前のものなので立派です。町のあちこちに残るヒティは恐らく水道管で繋がっていて、町中の人の沐浴や洗濯、給水に使われるため計画的に作られたのでしょう。

バクタプルの55窓の宮殿前にあるヒティ水場


広場の北東、奥まった所にあるファシデガ寺院に足を延ばしました。あまり高くないし、ここはひとつ上ってみようと思います。基壇の階段の脇には像、獅子、牛の像が並びます。シヴァ神を祀った寺院のようです。

バクタプルのファシデガ寺院


思ったより急だった階段を上り、上部の建物を覗きますが、内部には石の台座っぽいものがあるだけで荒れていました。対して高くはない寺院でしたが、上からは素晴らしい眺めが見られました。意外と山並みもはっきり見え、山に囲まれた古都の美しい景色です。見えている寺院はトウマディー広場のニャタポラ寺院などです。

ファシデガ寺院の上から見たバクタプルの町並み


しかしここで、太陽が今にも沈みそうだという事がわかりました。ということは、この時間ここにいては、夕日鑑賞なんて間に合わないじゃないか!この先の山間にあるナガルコットから、夕日に染まるヒマラヤ山脈を鑑賞、というのがツアーポイントの1つのはずだけど、結局全然工程管理できてないじゃないか、とまた怒りが込み上げてきました。信じた自分がバカだったという気持ちすらしてきます。

ゴールデンゲートの前に戻ります。立派なパシュパティナート寺院の手前にはシッディ・ラクシュミ寺院、その前に、ブパティンドラ・マッラ王の坐像の乗った石柱があります。
ダルバール広場はある意味そのものが美術館であり、遺跡であるかのようです。

バクタプルのダルバール広場はまるで美術館


55窓の宮殿を改築した王様ブディンドラ・マッラ王の像です。ネパールの石造でも屈指の素晴らしいものだそうですが、下からよく見えないのが残念です。

ブパティンドラ・マッラ王の坐像の乗った石柱


写真タイムの後は、ファシデガ寺院の前を通って、狭い通路を降りていき、トウマディー広場へやってきました。バイラブナート寺院、こちらは1934年の大地震で被害を受け、その後に改築されたものだそうです。元は2層だったそうです。なるべく元の素材を使うようにしていることから、新しさを感じません。

トウマディー広場とバイラブナート寺院


トウマディー広場はめずらしく四角形の形をしており北側にはカトマンズ盆地にある寺院の中で最も高い30メートルの5重の塔を持つニャタポラ寺院があります。先ほどファシデガ寺院から見えた屋根の寺院です。

バクタプルのニャタポラ寺院


ガイドが説明している間に上に上りました。ファシデガ寺院よりかなり高いからもっといい眺めだろうと思ったら、そうでもなかったかな。ダルバール広場の方が高い場所にあるからかも知れません。寺院上部の彫刻はなかなかに必見です。

ニャタポラ寺院の上から見たトウマディー広場


ニャタポラ寺院は地震でほとんど被害を受けなかったそうですが、本尊は扉が釘付けされていて開けられたことがないのだそうです。上を一周して景色を楽しみます。広場周辺の赤茶けた町がきれいです。同じ色、素材の統一というのは美しいものです。

ニャタポラ寺院の上から見たバクタプルの町並み


トウマディー広場の周辺はお土産屋さんも多く、私がニャタポラ寺院に上っている間に旅ともさんはさくっと買い物を済ませていました。若干、値段交渉は必要な感じで、カラフルなお土産が多いです。

ダルバール広場まで戻り、ライオンゲートの所でトイレに行く人を待ちます。バクタプルは人やバイクが少なく、風情のある町で私はとても気に入りました。ここも駆け足で見た感じだし、ほかにも広場があるので、もっと時間が欲しかったです。

ただ、この広場には観光客を当てにした物乞いがいます。それも小さな子供、または子供連れなどです。割としつこいので、どちらにせよきっぱりとした方がいいでしょう。最後に学校帰りの少女たちから写真撮ってと声かけてきましたが、チップやお菓子などが目当てでした。彼女らは貧しい訳ではなさそうだったので、どうすべきだったか悩ましい所です。

バクタプルのダルバール広場


17:10 ダルバール広場を出ます。ここで、「今日は天候によりヒマラヤ夕景は見れませんのでご了承下さい。」と添乗員が言いました。町からは沈む夕日ははっきり見えなかったものの、町中を離れた空気のいい山の上に移動すれば、夕日はともかく夕景など見れた可能性があります。

日没に間に合うように案内しなかったのを、事後報告、天候の一言で片付けられても納得できるものではありません。そもそも写真で分かる通り、天気自体は晴れで、上空は青空も見えて日光が見えていたのです。ヒマラヤを見るためにこの後ナガルコットへ行くわけですが、日が暮れてから行く意味は何なの?

通常ツアーでは、朝日夕日鑑賞は、よほどの悪天候でない限りはその場所まで向かってから待機、天候で見れない場合も本人たちがそれを確認でき納得できるようにするものです。午前中無駄にしたせいで時間が間に合わなかったのを結局どうにもできなかった訳です。結果として、本当に夕日が見えなかったかも知れませんが行かなかったのは問題だし、せめて事前に、見える可能性がないから行かないで町の観光を続けてもいいかと問うべきでした。

もうこの添乗員に言ってもどうなるものでもないので、ネットが繋がり次第東京本社へ苦言を呈することに決めました。

次回はナガルコットをレポートします♪

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No title

ああ なんてこと…
途中何度も まさかね と思っていましたが… やっぱり><
残念でしたね~ (納得がいかない状況も悔しい…)
でもでも 途中の様々な景色のお写真で楽しませていただきました
ありがとうござます^^

Re: No title

嫌な予感というのは当たるものですね~。
いえ、単なる予感じゃなくて、やっぱり経験からわかる理由というのもあるものです。
添乗員として、というよりビジネスパーソンとして落第、こういう経験を乗り越えて
成長してくれればと思いますが、果たしてどうでしょう(笑)
ともかくバクタプルはとてもきれいな所でした。
都会の要素がないのがいいですね♪

No title

女性100人もいれば
男性2-3人混ざってても解らないですねヾ(ーー )ォィ(笑)

Re: No title

うーん、どうかな?
脱いだら分かるんじゃないかな?
100人もいたら、2,3人は男でもいいんじゃないかと王様も思ったかも(笑)

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Re: No title

鍵コメさんへ

大丈夫ですよ!
チュニスには2度行ったこともあり、事件の起こったバルドー博物館にも行ったことがありますが
今は日本にいます。
でもいつ巻き込まれても不思議はないかも知れません。
ブログの更新が続いているうちは無事ですからね!
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