エアインディア・エコノミー
今回はエア・インディアの搭乗レポートです。(2014年11、12月搭乗)
飛行機の搭乗レポートは評判、口コミの検索が多いので、座席、機内食、サービス、ラウンジなどの感想について最新情報をレポートします。 2015年最新の搭乗レポートはこちら。
エア・インディアは2014年7月、やっとスターアライアンスに加盟しました。ここ数年スタアラ贔屓の私には待ち遠しいニュースでした。いつものように成田空港第一ターミナルと思い込んでいたら、まだ第二ターミナルのままでした。日本路線は成田も含め、機材はB787-8ドリームライナーです。

チェックインは、団体ツアーでも個人チェックインが基本です。機材がB787なので、機内はきれいに見えます。座席はABC-DEF-GHJの3-3-3配列で、シートピッチはゆとりがある方ですし、フットレストもあります。AC電源はシートの下にあります。

個人モニターはワイドな大画面で、タッチパネル採用。でも、日本語サポートはなく映画も日本語で見れるものはほとんどありません。USBもあります。
フライト時間は往路約9時間、復路6時間半、時差が3時間30分です。

それでは機内食の紹介です。離陸後水平飛行に入るとまずドリンクサービスがあります。注意すべきは、この後の食事のサーブの際にはドリンクを一緒に持ってこないという点です。食事に必要な飲み物をキープして置くことをオススメします。ビールとかワイン(赤のみミニボトル)もう一本とか。

まずは往路AI-0307成田11:30発デリー行きの機内食、1回目を紹介。チョイスはチキンorフィッシュ。ジャパニーズミールはフィッシュだと言うので、そちらをもらいました。春雨と卵の下にサーモンがいました。デザートはキールとかいうインド風ライスプディング、私はこれ香りがダメです。

ちなみに、チキンはライスの両サイドにカレーが2種類というタイプで、エアインディアの基本パターンです。飲み物は追加で欲しい場合はコールボタンを押して持ってきてもわらないとなりません。
間食サービスは特になく、ギャレーに行くと、飲み物とフルーツケーキ、クッキー、ナッツ等が置いてあります。機内食が口に合わなかった人にはこのフルーツケーキはオススメです。
機内食2回目はノーチョイスで、クロワッサンサンドイッチです。コールドドリンクの提供はなくホットドリンクのみです。スパイシーな味付けで日本で作っているとは思えない味です。早速インドの洗礼にあっている気がします。スパイシーなのがダメな人は何か持ち込んだ方がいいかも知れません(その前にインドには行かないかも知れませんが)。

帰国便AI-0306デリー発成田行きは21:15発です。疲れていてあまりに眠かったのと、席がかなり空いていたので窓から3席を使えたこともあって、ドリンクサービスの後機内食を待てずに寝てしまいました。なので、日本食があったかどうかわからないのですが、人に聞いたところ中華っぽいのがあったとのことです。
到着前の2回目は、チョイスなしでパンセットって感じのが配られます。まぁ私の普段の朝食はこんなものですが、随分簡素な機内食です。

今回は、ネパールのカトマンズとの間も往復したのでその機内食も紹介します。
AI-0215便、デリー発カトマンズ行きは13:10発、ドリンクサービスなしで、機内食はベジかノンベジ(チキン)、ベジタリアンではありませんが、ベジをもらってみました。ご飯の両側に豆とチーズのカレーです。飲み物は水のみ。ノンベジは、カレーの具が肉になるだけの違いです。機内食もカレーのみ、これがインドです。

AI-0214便カトマンズ発デリー行きは本来は10::00発ですが、3時間半のディレイ。ノンベジを選択し、カレーは味見のつもりだけでしたがお腹が空いていたのか、結構食べてしまいました。カレーはそこそこおいしいです。

さて、サービス面です。日本人CAは乗っている時とそうでない時があるようで、往路は乗っていませんでした。機内アナウンスも一切日本語なしでした。復路は日本人CAの方が乗務してらしてほっとしました。というのは、インド人CAの方たちは事務的というかフレンドリーな感じを受けなかったからだと思います。
成田-インド間はANAやJALも就航しているため、エア・インディアはインド人乗客が多く独特の世界です。乗客は水が欲しいとか些細は事ですぐコールボタンを押します。正直、あまりに頻繁でかなりうるさかったです。
次はスターアライアンスゴールドの資格で利用した空港ラウンジの話です。
成田空港では、スターアライアンスが集まる第一ではないので、独自の提携のチャイナエアラインのラウンジ利用になります。チェックイン時にインビテーションが発行されます。セキュリティのすぐ先の階下、ゲートまではかなり遠いので注意が必要です。

チャイナエアラインのラウンジは今時にしてはフード類が充実しています。エアインディアとの提携がある時間帯だからか、インドカレーなどもありました。その他、カップめん、おにぎり、巻き寿司、パン、飲茶、おつまみ類などいろいろあります。

デリーのインディラ・ガンディー国際空港では、免税店を抜けた所の上階にきれいなエア・インディアのラウンジがあります。各ゲートまではかなり遠いですが、係員が時間を知らせてくれたりします。シャワールームあり。Wi-Fiはラウンジのはなく、空港のものを使うようです。

瓶ビール、水やジュース、パン類、クッキーなど、と時間帯によってカレーなどホットミールが用意されます。インドでは食べ物が何もかも怪しく見えるのですが、ここのミニマフィンみたいのは安心して食べられました。

カトマンズ・トリブバン国際空港ではエア・インディアのラウンジはありません。出国後セキュリティの前で、タイ航空のラウンジが使用できます。10:00からで、空いています(誰も来なかった)。トイレはラウンジの外、Wi-Fiが遅いです。

ホットサンド、スナック類などがあります。カトマンズ空港では特に午前中、飛行機がなかなか飛べず待たされることも多いので、ゆっくりできる場所はありがたいです。
(ゲートは人が溢れている・・・)

さて、エア・インディアを利用するにあたって触れずにおけない話があります。それはしつこいくらいのセキュリティです。成田でも、ゲート前で手荷物チェックがあり、すべての鞄を開けて中身をチェック、PCなども開いて確認します。
さらにインドではもっと時間がかかります。セキュリティでは、男女別にボディチェックがあります。女性のボディチェックはカーテンの中でやりますが、係りの女性が少ないので、長蛇の列です。終わったら、搭乗券と持ち込む手荷物すべてのタグにスタンプをもらいます。このスタンプは乗る前にチェックされます。
カトマンズではさらに上を行くチェックがありました。空港に入るときにすべての荷物をいったんX線にかけます。出国後のセキュリティは男女別に行われ、時間がかかります。やはり荷物タグにスタンプをもらいますが、そのスタンプをその後複数回確認されます。
そして、ゲート前で再度ボディチェック、極めつけはこちら。タラップに接続されたワゴン車みたいなのの中で、搭乗前にまた男女別に手荷物チェックとボディチェックを受けます。もうどれだけ調べれば納得するんでしょうか、好きにしてくださいという感じになります。ちなみに体をかなりしっかり触られます(パッド入れすぎたらバレると思います)。

その他、エア・インディア利用で感じたこと等を列挙します。
・マイル数は成田-デリー間は片道3,656 マイルですが、UAへの加算は50%になるので1828マイルです。
・成田空港ではスターアライアンスゴールドメンバーもセキュリティはプライオリティレーンを通ることができます。
・機内でエボラの健康申告書が配られる場合があります。機内で回収されます。
・インド入国は係員が多いので、割りとスムーズです。質疑応答は基本的にありません。
・インドでは空港に入る際に、eチケットとパスポートのチェックがあります。
・インド人は人によって違うことを言うことがよくあります。席の変更など頼みごとは一人断られても別の人にお願いしてみる価値が十二分にあります。
・インドの手荷物セキュリティでは、PCは貴重品だからか、番号付しゃもじを渡され持ち主を照合します。
・エア・インディアの便では着陸前に機内に芳香剤のスプレーをまきます。
・エコノミーではアメニティやスリッパなどの提供はありません。
・荷物にクラック(亀裂)が入ったのでバゲージクレームにいくとJALに委託されていました。修理は一週間以内に戻ってくるという超スピーディな対応でした。
次回からはインド・ネパールの旅レポートです♪
飛行機の搭乗レポートは評判、口コミの検索が多いので、座席、機内食、サービス、ラウンジなどの感想について最新情報をレポートします。 2015年最新の搭乗レポートはこちら。
エア・インディアは2014年7月、やっとスターアライアンスに加盟しました。ここ数年スタアラ贔屓の私には待ち遠しいニュースでした。いつものように成田空港第一ターミナルと思い込んでいたら、まだ第二ターミナルのままでした。日本路線は成田も含め、機材はB787-8ドリームライナーです。

チェックインは、団体ツアーでも個人チェックインが基本です。機材がB787なので、機内はきれいに見えます。座席はABC-DEF-GHJの3-3-3配列で、シートピッチはゆとりがある方ですし、フットレストもあります。AC電源はシートの下にあります。

個人モニターはワイドな大画面で、タッチパネル採用。でも、日本語サポートはなく映画も日本語で見れるものはほとんどありません。USBもあります。
フライト時間は往路約9時間、復路6時間半、時差が3時間30分です。

それでは機内食の紹介です。離陸後水平飛行に入るとまずドリンクサービスがあります。注意すべきは、この後の食事のサーブの際にはドリンクを一緒に持ってこないという点です。食事に必要な飲み物をキープして置くことをオススメします。ビールとかワイン(赤のみミニボトル)もう一本とか。

まずは往路AI-0307成田11:30発デリー行きの機内食、1回目を紹介。チョイスはチキンorフィッシュ。ジャパニーズミールはフィッシュだと言うので、そちらをもらいました。春雨と卵の下にサーモンがいました。デザートはキールとかいうインド風ライスプディング、私はこれ香りがダメです。

ちなみに、チキンはライスの両サイドにカレーが2種類というタイプで、エアインディアの基本パターンです。飲み物は追加で欲しい場合はコールボタンを押して持ってきてもわらないとなりません。
間食サービスは特になく、ギャレーに行くと、飲み物とフルーツケーキ、クッキー、ナッツ等が置いてあります。機内食が口に合わなかった人にはこのフルーツケーキはオススメです。
機内食2回目はノーチョイスで、クロワッサンサンドイッチです。コールドドリンクの提供はなくホットドリンクのみです。スパイシーな味付けで日本で作っているとは思えない味です。早速インドの洗礼にあっている気がします。スパイシーなのがダメな人は何か持ち込んだ方がいいかも知れません(その前にインドには行かないかも知れませんが)。

帰国便AI-0306デリー発成田行きは21:15発です。疲れていてあまりに眠かったのと、席がかなり空いていたので窓から3席を使えたこともあって、ドリンクサービスの後機内食を待てずに寝てしまいました。なので、日本食があったかどうかわからないのですが、人に聞いたところ中華っぽいのがあったとのことです。
到着前の2回目は、チョイスなしでパンセットって感じのが配られます。まぁ私の普段の朝食はこんなものですが、随分簡素な機内食です。

今回は、ネパールのカトマンズとの間も往復したのでその機内食も紹介します。
AI-0215便、デリー発カトマンズ行きは13:10発、ドリンクサービスなしで、機内食はベジかノンベジ(チキン)、ベジタリアンではありませんが、ベジをもらってみました。ご飯の両側に豆とチーズのカレーです。飲み物は水のみ。ノンベジは、カレーの具が肉になるだけの違いです。機内食もカレーのみ、これがインドです。

AI-0214便カトマンズ発デリー行きは本来は10::00発ですが、3時間半のディレイ。ノンベジを選択し、カレーは味見のつもりだけでしたがお腹が空いていたのか、結構食べてしまいました。カレーはそこそこおいしいです。

さて、サービス面です。日本人CAは乗っている時とそうでない時があるようで、往路は乗っていませんでした。機内アナウンスも一切日本語なしでした。復路は日本人CAの方が乗務してらしてほっとしました。というのは、インド人CAの方たちは事務的というかフレンドリーな感じを受けなかったからだと思います。
成田-インド間はANAやJALも就航しているため、エア・インディアはインド人乗客が多く独特の世界です。乗客は水が欲しいとか些細は事ですぐコールボタンを押します。正直、あまりに頻繁でかなりうるさかったです。
次はスターアライアンスゴールドの資格で利用した空港ラウンジの話です。
成田空港では、スターアライアンスが集まる第一ではないので、独自の提携のチャイナエアラインのラウンジ利用になります。チェックイン時にインビテーションが発行されます。セキュリティのすぐ先の階下、ゲートまではかなり遠いので注意が必要です。

チャイナエアラインのラウンジは今時にしてはフード類が充実しています。エアインディアとの提携がある時間帯だからか、インドカレーなどもありました。その他、カップめん、おにぎり、巻き寿司、パン、飲茶、おつまみ類などいろいろあります。

デリーのインディラ・ガンディー国際空港では、免税店を抜けた所の上階にきれいなエア・インディアのラウンジがあります。各ゲートまではかなり遠いですが、係員が時間を知らせてくれたりします。シャワールームあり。Wi-Fiはラウンジのはなく、空港のものを使うようです。

瓶ビール、水やジュース、パン類、クッキーなど、と時間帯によってカレーなどホットミールが用意されます。インドでは食べ物が何もかも怪しく見えるのですが、ここのミニマフィンみたいのは安心して食べられました。

カトマンズ・トリブバン国際空港ではエア・インディアのラウンジはありません。出国後セキュリティの前で、タイ航空のラウンジが使用できます。10:00からで、空いています(誰も来なかった)。トイレはラウンジの外、Wi-Fiが遅いです。

ホットサンド、スナック類などがあります。カトマンズ空港では特に午前中、飛行機がなかなか飛べず待たされることも多いので、ゆっくりできる場所はありがたいです。
(ゲートは人が溢れている・・・)

さて、エア・インディアを利用するにあたって触れずにおけない話があります。それはしつこいくらいのセキュリティです。成田でも、ゲート前で手荷物チェックがあり、すべての鞄を開けて中身をチェック、PCなども開いて確認します。
さらにインドではもっと時間がかかります。セキュリティでは、男女別にボディチェックがあります。女性のボディチェックはカーテンの中でやりますが、係りの女性が少ないので、長蛇の列です。終わったら、搭乗券と持ち込む手荷物すべてのタグにスタンプをもらいます。このスタンプは乗る前にチェックされます。
カトマンズではさらに上を行くチェックがありました。空港に入るときにすべての荷物をいったんX線にかけます。出国後のセキュリティは男女別に行われ、時間がかかります。やはり荷物タグにスタンプをもらいますが、そのスタンプをその後複数回確認されます。
そして、ゲート前で再度ボディチェック、極めつけはこちら。タラップに接続されたワゴン車みたいなのの中で、搭乗前にまた男女別に手荷物チェックとボディチェックを受けます。もうどれだけ調べれば納得するんでしょうか、好きにしてくださいという感じになります。ちなみに体をかなりしっかり触られます(パッド入れすぎたらバレると思います)。

その他、エア・インディア利用で感じたこと等を列挙します。
・マイル数は成田-デリー間は片道3,656 マイルですが、UAへの加算は50%になるので1828マイルです。
・成田空港ではスターアライアンスゴールドメンバーもセキュリティはプライオリティレーンを通ることができます。
・機内でエボラの健康申告書が配られる場合があります。機内で回収されます。
・インド入国は係員が多いので、割りとスムーズです。質疑応答は基本的にありません。
・インドでは空港に入る際に、eチケットとパスポートのチェックがあります。
・インド人は人によって違うことを言うことがよくあります。席の変更など頼みごとは一人断られても別の人にお願いしてみる価値が十二分にあります。
・インドの手荷物セキュリティでは、PCは貴重品だからか、番号付しゃもじを渡され持ち主を照合します。
・エア・インディアの便では着陸前に機内に芳香剤のスプレーをまきます。
・エコノミーではアメニティやスリッパなどの提供はありません。
・荷物にクラック(亀裂)が入ったのでバゲージクレームにいくとJALに委託されていました。修理は一週間以内に戻ってくるという超スピーディな対応でした。
次回からはインド・ネパールの旅レポートです♪