ペルー・マチュピチュ遺跡(高台とインカ橋)

2014/11/06 (4日目) 続き

8:45 入り口でチケットとパスポートをチェックし、マチュピチュ遺跡に入場です。はぐれたり疲れたら11:45に遺跡入り口で待っていてもいいと話がありました。遺跡は高低差がある中、石畳などを歩き続けるので、無理しないように年寄りが多いツアーでは配慮が必要です。

入り口から平らな一本道を歩くと、5分もしないうちに遺跡の端に出ます。遺跡の基本的な周り順としては、せっかくちらっと見えた遺跡の方ではなく、左の階段を上ります。
かつてそうだったように藁葺き屋根が再現された貯蔵庫ではちょうど葺き変え作業が行われていました。

マチュピチュ遺跡入り口付近の貯蔵庫と登山道入り口


少し階段を上ると、貯蔵庫のほうへ伸びる水路を見ることができます。山から町へと水を引いた水道です。見落としがちですが、町の方へ伸びる水路をまたぐ形になるので、山の方もしっかりチェックです。あまり雨が降っていないのか、水は流れていません。

マチュピチュ遺跡の山からの水路


しばらく山の中の坂道を上ります。軽い山登りですが、遺跡見学の最初にこの試練があるので、初めての人は不安になります。でも最初だけです。体調の悪い私は、吐き気などは収まっているものの、体力が極端に落ちているからか数歩歩いただけで息があがります。皆から遅れながら後を追いますが、一歩歩く度に標高が10cmくらい上がるのもうらめしく思いました。

マチュピチュ見学最初の難関の山登り


10分程森の中を上がってくると、急に視界が開け、皆の足が止まります。
ほとんどの人がまずここで記念写真を撮ります。でも、もっといい場所が先にあるからと写真ストップは程々にして、先へと導かれます。後ろから来る人のためにもあまりここで人を溜めないためでもあります。

最初に見るマチュピチュ遺跡全景


そのまま見張り小屋に上がるのかなと思ったら、インティプンク(太陽の門)へと伸びるインカ道の方へ行きました。このまま30分ほど歩いて坂道を登っていくとインティプンクにたどり着きます。今回は滞在が3時間なので行く時間はありません。結構坂がきついので皆から離れて行こうという気もおきませんでした。前回行った時のレポートはこちら
正面に見える山は遺跡を挟んでワイナピチュと正対しているマチュピチュ山です。

インティプンクへ続くインカ道


マチュピチュ山への登山道入り口前を通り、遺跡の一番高台を歩くコースをガイドは選びました。遺跡の奥の方にあるインカ橋とインティプンクを最短距離で結ぶ近道で、前回来たときに管理人に教えてもらった道です。ここからは遺跡の高台に立つ見張り小屋すら小さく見えます。

遺跡の高台から見張り小屋を見下ろす


9:20 遺跡の中でも南西の端まで来ました。ここはよく見るマチュピチュ遺跡の写真が撮られる場所です。ここまで来る人は少なめなので、ここでゆっくり写真タイムを撮ることにしたようです。私も母の写真を撮ってあげました。

さて、ここはインカ橋へ行く道のスタート地点でもあります。このマチュピチュ遺跡で前回唯一の心残りは、インカ橋に行ったのに最後の最後、怖くて橋の近くまで行けなかったことです。私はちょっと迷いましたが、ここからなら橋まで近いし、道はほぼ平坦なので、体調悪いけど何とか行けるかも、と判断しました。母と添乗員に耳打ちし、ちょっと橋に寄ってくる、どこかで追いつけると思います、と言ってそっとその場を離れました。

9:30 3分ほどで、チェックポイントの小さな小屋に到着です。ここで名前と国籍、年齢、時間を記帳します。通常のチケットで行けるのですが、少々道が危ないので、行った人が帰ってきたかを確認するためと思われます。私は今日無理をしないと決めていたので、この寄り道は想定外でした。この小屋の近くまでグループが来ると思っていなかったからです。

インカ橋へ行くインか道のチェックポイント


私はマチュピチュ遺跡の中でこのインカ橋見学が一番好きです。遺跡の高台の端から往復40分くらいなのですが、人が少なく、インカ時代の道を一番感じられるからです。道幅は狭く、急な斜面に作られた道を歩くのは高所恐怖症の私には怖いのですが、それでもここを歩かずにはいられません。

前を歩くカップルは私に道を譲ろうとしましたが、体調悪い私は、疲れているからいいです、と断ると、しばらく一緒に歩くことになりました。彼らは昨日、最後の6マイルを歩いてマチュピチュに着いて僕らも疲れているけど、君も?と切り出しました。私は列車だけど、KM104で降りて歩いたの!素晴らしいわ、と話がはずみました。そうか、10kmもあるのか・・・。

インカ橋へ続くインカ道


そのカップルが途中で写真休憩したので追い越すと、しばらく先でガイド連れの日本人カップルに出会いました。ほぼ平坦とは言いましたが、このように道は多少は上ったり下ったり。帰ってくる人とすれ違う時は先に山側にへばりつくのは言うまでもありません。

昔と変わらないインカ道を歩く


そして記帳したチェックポイントから10分、インカ橋が見えました。今歩いているインカ道の先が絶壁にできた道に繋がり、一部分が丸太を渡してある場所のことをインカ橋と言ってます。インカ道は写真左下から右上がりの筋で、下方中央よりやや左の四角い所が橋です。

崖に作られたインカ道とインカ橋


この橋は現在は渡ることはできず、直前でインカ道は通行止めになっているのですが、前回は橋まで近寄ることはできず、遠めに眺めるのみでした。せっかく来たからには今回は克服しないと行けません。ですが、この道です。怖すぎます。足が凍ったように固まってしまいました。

インカ橋手前のインカ道


日本人カップルたちに、2年ほど前にもここに来たんだけど、怖くてここで引き返したと言ったら、じゃぁ一緒に行きましょうよとやさしく言ってくれました。
ということで、彼らのお陰で行き止まりまで行くことができました。

インカ橋手前でインカ道は通行禁止


木の柵の間から橋の写真を撮ります。こんな道も橋もどうやって作ったのか信じられないし、マチュピチュを去る際にインカ皇帝も通ったかも知れないなんて想像もできません。この道も含めマチュピチュと他の町などを結ぶインカ道は8本あったと言われています。私にとってマチュピチュで一番の感動はやっぱりこの道なのかも知れません。

最短距離で見るインカ橋


若いのにとても感じのいいカップルのお陰で私はリベンジすることができました。この道の先にはスペインに追い詰められてジャングルの奥へと逃れていった別の遺跡があるそうです。インカの遺跡は人知れずまだ森の中に眠っているかも知れません。

10:05帰りの記帳をしてグループと離れた高台の写真スポットに戻ってきました。ここからは遺跡の全景が見渡せます。ハイラム・ビンガムの見た角度もこんな感じです。遺跡は地元の人には知られていましたが、彼が再発見し、最初に訪れたときは彼の最終目的地ではないとして先を急いだと言われています。

マチュピチュ遺跡のお勧め写真スポット


もし私が極度の高所恐怖症ではなかったら、遺跡のバックにそびえるワイナピチュにも上ってみたいと思うでしょう。何故ならここもただの山ではなく、あの山の上にまで遺跡があるのです。ズームした山頂付近です。人影も見えますね。

ワイナピチュ山頂付近


さぁ、グループを追って遺跡の市街地の方へ下りていきましょう。

次回はマチュピチュ遺跡中心部をレポートします♪

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No title

ayaさんこの道歩けるなら
プチ高所恐怖症ですね(笑)

Re: No title

前回は旅ともさんがいても無理だったんですが、今回は会ったばかりのカップルに
助けられました。「ちょっと待って!」とか言えない相手だったこともあるし
体調悪い中無理してきているというのもあって、火事場の馬鹿力で乗り切れた気がします。
それに初めての場所じゃないというのも良かったかも。
毎日あそこで訓練したら、克服できそうな気がしてきた!
いや、もう行かないんだった・・・(笑)

No title

ayaさん、すごすぎですっ
高いところ好きな私でも
流石にここは足がすくんでしまいます。
怖いー

Re: No title

私も凄いと思います!
たぶん、体調悪かったのも幸いしたかも。元気だったらまた行けなかったかもな~。
あれだけ辛い思いをした後なので、もう二度とチャンスはないと思ったってのもあるし。
この勢いで、高所恐怖症を克服できたらいいんだけどなー♪
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