ペルー・ウルバンバ~オリャンタイタンボ

2014/11/05 (3日目) 続き

18:30 クスコから1時間半、聖なる谷と呼ばれるエリアの中心、ウルバンバに到着です。マチュピチュへ行くツアーで一番いいのはマチュピチュ村に2泊(最高にいいのはサンクチュアリロッジに泊まる)ことですが、その次の選択肢がこのウルバンバに2泊することです。

ホテルマベイウルバンバ


すっかり暗くなってからの到着で何も見えませんが、静かな農村地帯といった感じで、大通り沿いにも店らしきものなどもありません。今回は、ホテルマベイウルバンバに2泊します。ウルバンバは標高2800m、クスコから600mも下っているので、体に負担が少ないのです。

ホテルマベイウルバンバ


ホテルマベイウルバンバはツアーでもよく利用されるホテルですが、停電がよくあると聞いています。数棟からなる施設は落ち着いたつくりです。

ホテルマベイウルバンバ


部屋は広め、ドライヤー、セーフティボックスあり。冷蔵庫なし。Wi-Fiは無料ですが、部屋では電波が弱く、スピードもとても遅いです。

ホテルマベイウルバンバの部屋


お湯があまりでないとか、よくあるらしいですが、バスタブもあります。もっとも高山病対策的には熱いお風呂に入る事はすすめられません。このバスルームはこの後私が長く滞在する場所になります・・・。

ホテルマベイウルバンバのバスルーム


19:00 ホテルのレストランで夕食です。地元のカルロスさん一家のフォルクローレ生演奏付です。左の女の子が持っているのは、リャマの爪を繋げたチャフチャスという楽器、お父さんは様々なアンデスの伝統楽器を次々使い分けます。一番下の子は音楽の役には全く立っていないのですが、愛らしい仕草で皆の注目を集めます。

フォルクローレ


音楽だけかと思ったら、アンデスの民族舞踊も登場。地元の若い子たちによるダンスです。
仮面を付け、ド派手な衣装で踊ります。仮面も独特です。

アンデスの仮面の踊り


1人は客達の間を回り、奇声を上げながら客の眼前に突き出て客を驚かせます。
私も盛り上げるため、奇声を上げて変顔とかして合わせました。

仮面の踊り


レストランは貸切状態だったので、多くはない客相手に子供達が頑張ってくれていると、おちおち食事もできません。メインはロモサルタードでした。クスコを出て、標高の低い所へ来ていたので、私にはもう危機は脱したという油断もあってビールも頼んでしまいました。

ロモサルタード


衣装を変えて、また違うダンスが始まりました。今度は民族衣装での動きの早いダンスです。なかなか見ごたえあったので珍しくビデオも撮りました。そして、この手のショーにありがちなのですが、後半に客を巻き込んで一緒に踊りましょうというお誘いがありました。

アンデスの伝統舞踊


シニアが多くお疲れで乗り気の人が少なかったので、最後はお誘いに負けて私も一緒に踊りの輪に入ります。が、これが悪夢の始まりだったと後で後悔することになるのですが、そのときの私はまだ知る由もありません。このダンスがなかなか激しく、息が上がるもので、やっている途中に、演奏をもうやめてと我知らず叫ぶほどの苦しいものでした。

さて、楽しく、そしてものすごく疲れて夕食を終え、部屋に戻ります。普通にシャワーを浴びて翌日の身支度をし、ベッドに入ります。
12:30 コケコッコー!で目が覚めます。はぁ、鶏が鳴くには早すぎる・・・。と思い、時計を見ようとちょっと動いたその時、頭痛がしました。あーぁはしゃぎ過ぎたな・・・。

それから静かに横になりましたが、1:30、強烈な頭痛と吐き気にもはや寝ていられなくなりました。それから私はバスルームに籠りっきりになります。ひたすら吐いては水分補給、を繰り返し、本当に辛い時間となりました。その間も、1時間置きに鶏が鳴きます。

朝方は、ベッドに戻り、洗面器を枕元に置いてひたすら安静に過ごします。鶏はうるさいし、私がしょっちゅうトイレに駆け込むので母も起きて心配してくれましたが、こういう事態に全く慣れていないので、何の役にも立ちません。

私はダンスの事を後悔し、うらめしくもなりました。いや、よく考えたら、サクサイワマン遺跡を普通の速度で歩き、帰り道急いだのも問題だった。峠を越えたとかいってビールも飲んだ。ダンスだって断れたはずだ、高山病に弱いのがわかっていたのだから、こうなったのは油断した自分の責任。あまりの苦しさは自分を責めても楽にはなりませんでした。

2014/11/06 (4日目)

3:30 モーニングコールがなります。それでなくても鶏が1時間おきくらいに泣いているのでゆっくり寝られた人はいなかったと思います。そういうホテルです。

4:15 朝食にはお粥があるというのでもってきてもらったけど、結局全く食べられませんでした。吐き気が治まらず、口に持ってくることもできないのです。

5:00 ホテルを出発し、日帰りでマチュピチュ観光へと向かいます。どう考えても、そろそろと数メートル歩くのが精一杯という状況で、観光へ行ける状態ではありませんでしたが、躊躇なく行くことにしました。何故なら、マチュピチュの方がここより標高が低いからです。

吐き気と頭痛が治まらない中、エチケット袋とポカリスエットを持ち、バスの揺れを耐えます。途中、車窓からマラスの塩田がちらっと見えました。塩の棚田がある所ですが、遠くからだと、そこだけ雪が積もったように白く見えます。体調不良のためピンボケです。

マラスの塩田


バスはマチュピチュへの列車に乗るオリャンタイタンボの駅を目指して聖なる谷を走ります。本来、とても景色のいい所です。私の視線は写真のように朦朧としています。

聖なる谷


石畳の道が出てきたらもうすぐオリャンタイタンボです。ウルバンバからオリャンタイタンボまでは近いので、体調の悪い私には助かります。

オリャンタイタンボの道


5:25 オリャンタイタンボに到着です。前回来た時は、ここの遺跡も見学しましたが、今回は日帰りでマチュピチュに行くので素通りになります。駅の外にある売店は飲み物やお菓子が安いので、水など持っていない人は外の売店で買うのがオススメです。

オリャンタイタンボ


ツアーは6:10のペルーレイルを予約しているようなので、しばし出発待ちです。
私は待合所のベンチで柱に寄りかかりぐったり、です。

オリャンタイタンボ駅


次回はペルーレイルをレポートします♪

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

大変でしたね。
標高が高いって 日本人には馴染みがないので
つい油断してしまいますね。
夫婦で言い合いしたら すぐ息が切れ
大げんかにならなかった・・・私です。

Re: No title

一体何度こんな目に遭えば分かるんでしょう。
3000m級から下りた所で、2800だって相当の高さですよね。
クスコに着いた時は囁きながら話してたのに、いつの間にか・・・
今はもうクスコになんてもう行かないと思ってますが、また行って
しまう日が来るんでしょうか・・・。
確かに喧嘩にもならないですよね!

マチュピチュ

こんばんは。
大変だったのですね…。旅先で具合が悪くなった時の辛さ、身にしみています。お酒を飲みすぎたり、それが残ったまま寝てしまったりするとてきめんに吐き気に襲われます。懲りたと思っても、忘れた頃に…と。
マチュピチュは一度は行ってみたいと思っているところです。体力のあるうちに行っておくべきなのかな、と、思い始めています。

No title

今回のシリーズとても楽しみにしていたのですが、
酷い思いをしましたね。
読んでいても、不安になりましたが、翌日も、頑張ったんですね。憧れの地ですが、高山病って、酷いんですね。
私なら、きっとパニックになっていると思います。
引き続き、読ませて頂きますね。(●′(エ)′●)

Re: マチュピチュ

kimiさん

今回はもう大丈夫、と油断しちゃいました。今はもう高地に行ったら100%高山病に
なると身に染みました。高山病じゃなくても気分悪くて海外で吐いちゃうことあるんですが
今回は本当に酷くて死ぬかもって思いました・・・。
マチュピチュ自体は標高2000~2400くらいなので、高山病になる人いないんですが
どうしても3400のクスコを通らなくては行けないので、クスコでの滞在が短い行程なら
心配ないんですよ!日本からだととにかく遠いので、そういう意味で体力必要ですけどね。

Re: No title

おこちゃんさん

いやー頑張りました。私の他に、少々具合の悪い人いたみたいですが
私の様子を見て自分はまだ大丈夫だわ、と思ったみたいです。母もクスコを
出る頃少々具合悪かったみたいで、今来てよかったわ、来年と思ってたら来れなかった
とか言ってました。
私は特に高山病に弱いタイプで、だいたい飛行機に乗ってもかなりの割合で頭痛や
吐き気がします。気圧に敏感なんだと思います。経験が豊富なために、準備がいいので
なんとかしのいていますが、その時は必死だし、無事帰れたら二度とここへは来ません
と思うのですが、時間がたつとなんだかあの辛さを忘れちゃうんですよね・・・。
いい加減学習します・・・。

No title

ペルーは一度は行ってみたい憧れの場所なんですが
標高が高い、というのがネックですね(^_^;)

民族衣裳、ステキです!

No title

あら~
高山病かかっちゃいましたか
頭痛ですよね
吐きそうなくらい痛むんでしょ
普通のいたみどめではききませんからね~

対処法って何がいいんでしょうね?

アンデスの民族舞踊は
巷のAKB48くらい超ド派手ですね(笑)

Re: No title

mobicさん

リマは標高0だし、マチュピチュは2000~2400くらいで何の問題もないんですが
ネックはクスコですね~。チチカカ湖は論外として、クスコを2,3時間で済ませば
ペルーも快適に旅できると思います~。
アンデスの民族衣装はいかにもって感じで素敵ですよね~。結構重そうですけどね!

Re: No title

tookueさん

やっぱり大丈夫じゃありませんでした~(笑)
そうそう吐きそうなほど頭痛いんですよ、って実際吐きまくりましたが・・・
なってしまったら、高度低い所へ移動する以外に対処方法はないですね。
予防薬じゃなくて、治療薬みたいのできれば安心なんですけどね~。
仮面ダンスの衣装はすごいですよね。ペルーって基本的に色激しいんですが
現代版はどぎついですね♪

高山病予防

こんにちは。
友人が中国の九寨溝?黄龍?に行った時に、チベット人の医師か薬剤師っぽい人に勧められて小さな瓶に入った液体の薬を買って飲んだとか。それが効いたのかはわかりませんが、高山病にならずに済んだそうです。同行者からは「え、買うの?は?飲むの?!」と呆れられたそうですが、藁にもすがる…と。行ったことない場所なので標高差とかはわからないですが…。
そうか、クスコが危険なのですね!どうにか行けないものか…

No title

こんばんは aya1103さん。
わぁぁ・・・辛い思いをされたのですねー
盛り上げるために頑張ったayaさん、流石のお気遣いです。
高山病って経験がありませんが
想像しただけで息苦しくなってしまいます。
実際になったら・・・怖いーーー(>_<)
そしてそしてー このお面もちょっと怖いーー

Re: 高山病予防

kimiさん

予防薬としてはダイアモックスという薬が有名です。日本では処方薬になります。
薬はクスコなどの薬局でも購入することができますが、症状がひどくなってしまって
からではもう遅い、んですよね。酸素缶とか吸うのも一時的には効果あります。
クスコに泊まらなければ、気を付ければ大事には至らないと思いますよ♪
ダイアモックス飲んでいたのに高山病になったという人は今のところ聞いたことないので
心配なら薬用意するのも手ですね!

Re: No title

イヴままさん
まさかダンスで酸欠状態になるとは・・・とほほです。
高山病は私のようにほぼ必ずなる人もいれば、全然平気な人もいるし
その時の体調によってもなる場合ならない場合があります。
症状もそれぞれですが、ひどくなると、耐え難い頭痛や吐き気
そしてまさに自分の周りが真空にでもなったんじゃないかという
息苦しさを覚えます。富士山でもなりましたが、山なら対応は簡単
下りればいいんですが、旅行中の時はひたすらおとなしくして安静に
するしかないんです。夜は睡眠薬とかその要素が入った薬を飲んだら
危ないので、控える必要があります。普通の人は一度なれば懲りる辛さです。
あれはお面のように、悪魔の踊りだったのかも知れません!

とりあえず、お疲れ。

…お疲れさまでした。
俺も高山病には弱いんで、他人事じゃないです。
ちなみに俺は貧弱な坊やなので、2000m行く前から苦しいです。

Re: とりあえず、お疲れ。

私も結構敏感で、標高知らずに高い町とか行くとすぐ感付きますが、
気のせいだと言われます。高地に行っても体内に酸素残っている数時間は
高山病にはならない、と。
まぁ深刻な状況になるのは確かに数時間後なんですが、敏感な人は酸素濃度の
違いとか”感じる”もんですよね!
えっと二度と高地で運動しないことを誓いました。ダンス→運動(笑)

No title

aya1103さん こんにちは。

土地の文化・音楽や踊りに触れることは旅の
楽しみの一つですよね。
私は国外には余り多くは出ていないのですが、ナポリのレストランでカンツォーネの楽団がテーブルの横に来て、歌と演奏をしてくれました。最高に感動したことを覚えています。
ただ、参加するのは苦手です。

最期から2枚目の写真。
私は花が好きなので直ぐ目が行くのですが、パンパスの奥
あの紫の花は「ジャカランダ」かなと思いました。

Re: No title

シッタレさん、こんにちは!

中南米は音楽は特に身近なものな気がします。私もいつもなら観戦する側に
周るのですが・・・皆ノリが悪いので、変な使命感がでちゃいました(泣)
写真の花ですが、そうジャカランダですよ♪遠めの写真なのによく気付きましたね~
私は花苦手なので、ジャカランダくらい有名なのじゃないと逆にわかんないです(笑)

プロフィール

aya1103

Author:aya1103
ようこそ!コメント大歓迎です♪
過去記事への質問もお気軽に

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR