ペルー・クスコ(キリストの丘)

2014/11/05 (3日目) 続き

13:55 ツアーから一人離団し、クスコの高台を目指すため、アルマス広場でタクシーを拾おうとします。ですが、雨が本格的に降り出して来ました。そのためかタクシーが全く捕まりません。時間ばかりがどんどん過ぎていき焦ります。私の予定ではタクシーはいっぱいいて、安全そうなタクシーで値段交渉して利用するつもりでした。

しかし雨の中、タクシー自体全然見かけません。目指すのはキリストの丘と呼ばれる展望台で、地図上で見れば距離はさほどありませんが、かなり急な坂を上った標高3700m地点、高山病の心配のある私はとてもじゃありませんが、歩いて坂を上るのはリスクが高すぎます。第一時間もありません。

駄目なら、途中のサンクリストバル教会まで歩いて上ろうか、いや治安もよくないし、そう思っていた時、タクシーが目に入ったので手を上げました。ちょうど空車で停まってくれほっとします。運転手に地図を見せ、キリストの丘へ行きたいと言いますが英語が通じていない様子、でも地図を見てクリスト・ブランコ!OKと行ってくれました。乗ってからあわてていくらか聞くと、10ソル、事前に調べておいた希望額で交渉せずにすみました。

若い運転手はおそらくまだ商売に慣れていない様子で、英語はほとんど話せず、それでも、あいにくの天気の話と自己紹介とか話しながら坂をぐんぐん上がっていきます。サクサイワマン遺跡を西側からぐるっと周り、裏側までやってきました。遺跡の周囲は木々がありますが、ちらっと遺跡を見ることができます。

遺跡の裏側の入り口を過ぎたところで、キリスト像が見えてきました。ところが、行き先についてわかっているのか不安なやり取りになってきました。そこで、サクサイワマン遺跡の裏側の入り口で停まり、遺跡管理人(またはガイド)に仲介してもらうことになりました。

私は、とりあえずキリストの丘に行きたい。もしも時間が余ったら遺跡にも寄りたいけど時間がない、と説明します。タクシーに待ってもらって帰るかと聞かれたので、満足するまでいてから歩いて町に降りると説明したら、タクシーはここで降り、その係員に従ってと言われました。結局約束の10ソルを払い下車します。遺跡の裏側はとてものどかな場所です。
いろいろもめている間に土砂降りだった雨がすっかり上がりました。あ-よかった。

サクサイワマン遺跡の北東のどかな地域


サクサイワマン遺跡は入場料が高く、70ソル(約3000円)もします。だから充分な時間がなければ入場は諦めていました。キリストの丘だけなら、無料、通っていいよと、遺跡の入り口の所から丘へは適当に歩いて行きな、みたいに言われました。十字架までまだ結構あるような・・・。

白いキリスト像のあるキリストの丘Cristo Bianco


サクサイワマン遺跡とキリストの丘の間は特に柵とかなく、地元の人(お土産売りや写真モデル)は勝手に歩き回っているようです。あちこちに、リャマやアルパカがいて下の町とは違うほのぼのした空気が流れています。

キリストの丘の裏側はペルー動物の楽園


丘を目指して歩いていると、右手にはサクサイワマン遺跡の石垣がよく見えます。要塞の石垣らしく重厚なインカの石垣が3段になっている様子がよくわかります。これだけ見れただけでもラッキーという感じです。

キリストの丘の裏から見るサクサイワマン遺跡


遺跡に目を取られていると、正面からすごい気配を感じました。これはリャマかな?走って突進してきます。かなりビビリなので、固まってしまいました。この辺りは放し飼いなのか見渡す限り人はいません。

リャマとすれ違う


私のすぐ前を通り過ぎて丘を駆け上っていきました。私もゆっくり後に続きます。
ふと忘れかけていた標高のことを思い出しました。3700m、富士山クラスの高度ですから、高山病に弱い私は人気のない所で一人で倒れるわけにはいきません。歩調を意識的に落とし、水分(ポカリスエット)を補給します。

キリストの丘へと駆け上がるリャマ


14:30 丘に建つキリスト像の足元にやってきました。というか、ここ、来てみたら、ちゃんと道路が来てるんですけど。後で地図で見たら、町からは東側から上ってくれば道あったし、車降りた遺跡の北側入り口からも車ならすぐだったんじゃ。何故あのドライバーは直接ここに来なかったんだ?たぶん私が遺跡にも行きたいのだろうと思ったんでしょうか。

クスコの丘に立つ白いキリスト像


リャマやアルパカを間近で見れたし、まぁプチ冒険気分だったし、いいか・・・。
今回の旅で是非とも見たかった高台からのクスコの風景をキリスト像の前から楽しみます。
上空からの景色とはまた違い、山に囲まれた茶色い屋根でびっしりの町の風景、これは絶景です。

キリストの丘から見るクスコ市街


出発地点だったアルマス広場をズームします。ズームしてやっとミニチュアサイズといった感じです。地図で見れば直線距離では1kmもないのですが、坂は急すぎるほど急で、標高のことを考えなかったとしても歩いて上るのはきつい場所です。

キリストの丘から見下ろすアルマス広場


クスコはちょっと細長い町なので、東の方は全部は見渡せません。丘には、キリスト像の他にもいくつか十字架が建っています。

キリストの丘から見るクスコ東側


丘には他に数人の観光客らしき人がいましたが、さきほど激しい雨が降ったせいか露店のお土産屋などはやっていませんでした。他の観光客はどうやら市内観光ツアーバスみたいのでで来た人たちのようです。南西の方面を見ます。こうして見ると、東京以上の過密さです。

キリストの丘から見るクスコの町の風景


よくよく見れば、山の上の方まで家がびっしりです。観光業などで仕事はあるのかも知れませんが、住むのに適した場所には私には見えませんでした。この山の斜度はとにかく相当のものだからです。

山の上まで這い上がるようなクスコの町


丘を上がるために少々乱れた息も落ち着き、素晴らしい景色を充分楽しみました。近くをうろうろしていたアルパカ?の赤ちゃん。たぶん、観光客相手に稼いでいるんじゃないかと思いますが、観光客が少ないからか飼い主の元を離れウロウロしています。かわいい。

アルパカかリャマの赤ちゃん


景色も充分楽しんだので、丘を降りることにしました。ちょうど降りていった地元の人を追って道路じゃなくて、遺跡方面に向かいます。丘からは遺跡の全体がよく見えます。左手に要塞の石垣が、右手のマウンドは神殿やお墓などがあった場所のようです。

キリストの丘から見るサクサイワマン遺跡


なんとなく道になっている所を下って丘を遺跡の方へと降りていきます。さっき見かけた現地人はあっという間にどこかへ行ってしまいました。たまに目が合うのはリャマとかばかりです。結構愛らしいです。景色を楽しみリャマとのんびりする、ツアーから離れ一人やってきた高所でいいひと時を過ごせたと言えそうです。

目が合うのはリャマとかばかり


道に出ました。遺跡の端っこみたいな場所です。この道を降りていけば町にたどり着けることは間違いありません。道から見る町の景色も素晴らしいです。

サクサイワマン遺跡からクスコの町へ降りる道


次回はちょっとだけサクサイワマン遺跡をレポートします♪

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No title

こんにちは!

3700m って富士山くらいあるんですね~

アルパカ
けっこう大きんですね....〆(・ω・。)

Re: No title

こんにちは!

標高の高い町をさらに高台から見下ろすって、高度に弱い人のやることじゃないよね~
でも、だからこそこの機会を逃すともうできないんじゃないかと・・・

アルパカとかリャマ、間近でみると結構でかいですよ。
寄ってくると怖いです(笑)
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