アラスカ・ジュノー(市バスでメンデンホール氷河へ)

2014/09/15 (7日目)

6:00 起きると、入港予定時刻前ですが、既に停泊している模様です。部屋のTVを船首映像にしていて画面が真っ白なので想像ついていましたけど、デッキに出てみると周囲は霧に包まれていて何も見えません。ジュノーでは、テンダーボートでの上陸となるので、港近くに停泊しているはずです。

霧のジュノーの港


朝食を食べていたら、7時過ぎに船内アナウンスがあり、テンダーボートの券を配り始めるというので配布場所へ行って第一便のシールをゲットしました。今日はエクスカーション(OP)を頼んでいないので、現地の送迎バスを使ってメンデンホール氷河へ行く予定です。

8:00 テンダーボートの第一便に乗って、船を下ります。戻りの最終は15:30、さてガイドブックで調べたMGTというバスはどこでチケット買って乗るのかな?降りれば分かると思っていたのですが、第一便のボートに乗っていた個人客はほとんどいず、港もまだひっそりでどうしていいかわかりません。

テンダーボート(救命ボート)による上陸


ツアーデスクが並ぶ所も、周囲にほかに客がまったくいないので、怖くて近寄れません。よってたかって不要なツアーを売りつけられるかもと思った次第です。どのみち、ガイドブックに9時から運行って書いてあったし、のんびりバス停なりチケット売り場を探そうと町をぶらつきます。時間が早いのでほとんど人が歩いていません。

ジュノーのダウンタウン


そして町の真ん中のバスターミナルらしき所にきたので、停まっているバスの運転手さんに聞いてみようとすると、目の前で出発してしまいました。すると地元のおじさんが、どこへ行きたいのと聞いてくれたので、氷河へ行きたいと言ったら「今のバスだよ」そして次のバスを止めてくれ、「氷河に行きたいそうだから前のバスに乗り換えさせてあげて」と運転手に頼んでくれました。

運転手は無線で連絡とって乗り継ぎ客がいることを連絡してくれ、少し先のFederal Buildingというバス停で、前のバスに無事乗り換えることができました。運賃さっきの運転手に払った?と聞くので、まだと答えると1人2ドルと箱を指されました。どうやら、市バスに乗ってしまったらしい。

市バスでも行けるとは知っていたけど、時間もかかるし最寄のバス停から結構歩くとの情報だったので、考えていなかったのですが、まだMGTなる送迎バスの運行前だし、まぁいいかこれもおもしろいし、安上がりだし、と、こうなった流れを受け止めることにしました。
(船のOPなら50ドル、送迎バスは20ドル、市バスなら4ドル)

バスの中でバススケジュールを確認すると氷河方面に行くのは1時間に2本、片道2ドル、さっきバスを乗り換えたポイントはもともと乗り換え地点に指定されているバス停でした。
3番か4番が氷河方面へ行きそれぞれ1時間に1本、氷河の近くまで行くと時計回りするのが4番、逆が3番でです。

市バスは、とても2ドルと思えないほどの距離を走ります。車窓風景もいろいろであきません。バス停には名前があるらしいものの、路線図には主要なバス停しか載っていないし、各バス停にも名前が書いてないし、車内案内もありません。

市バスでメンデンホール氷河へ


4番のバスに50分ほど乗ってそろそろじゃないかという雰囲気の所で、バスが大きな道を曲がりました。その交差点の表示が、左氷河、右空港と書いてあります。え?氷河から遠ざかっちゃう。次のバス停で氷河行きたいんだけど?と運転手に聞くと、「この道を後ろにまっすぐ」と冷たく言われたのであわてて降りました。氷河行くために乗り換えたの知ってる癖に・・・。ということで曲がった交差点まで戻ります。

グレイシャー・スプール・ロード


その交差点の所に実はバス停があります。だからバス停1つ分行き過ぎたわけです(近かったので助かりましたが)。帰りもこのバスで帰るかも知れないので、バス停の時刻表をカメラで記録します。行きは3番、帰りは4番の方が少しだけ近いのですが、1時間に1本ずつなので、来た方に乗るのが正解でしょう。バスの利用者はローカルの人ばかりなので、乗るときに運転手に降りる場所で教えてくれと頼んでおくべきでした。

メンデンホール氷河へ一番近いバス停


広い通りをひたすらまっすぐ歩きます。途中までは民家がありますが、その先は国立公園です。民家はどこぞの別荘地の家という感じです。

メンデンホール谷の民家


実を言うとこのバス停からの道、負け惜しみじゃなく気持いいです。人もいないし、車もあまり通らないので、歌を歌いながらスキップしたくなるようなそんな爽快な気分です。
国立公園に入ると、両脇は入ったら出て来れなさそうな苔むした密林です。

メンデンホール谷のトンガス国有林


道が緩やかにカーブし、最初に氷河が見えてきたときの感動は歩いてこそのものでしょう。
誰に遠慮することなく、大きな声でわぁっーと感激することができます。

メンデンホール氷河


降りるべきだったバス停から一本道を25分くらい歩いたところで小さな川を渡ります。
目指すメンデンホール氷河はもうすぐです。

メンデンホール氷河手前スティープ川を渡る


と、その川を渡った所、右側に、トレイルの入り口がありました。ここからメンデンホール氷河の入り口にあるビジターセンターまで4,500mほどみたいなので、この「The Trail of Time」というトレイルを歩いてみることにしました。クマ注意の看板を見てからトレイルへ入ります。

東側のトレイル入り口にあるトレイル説明版


時間もまだ早いからか、トレイルには誰もいません。しばらく川の側を歩きます。途中、ものすごい獣臭がして、本気でビビリました。近寄ってはいけないとか言いますが、相手の姿が見えないのが一番怖い気もしました。

メンデンホール氷河周辺のトレイル


途中ショートカットしてあまり遠回りしないようにします。トレイル沿いに、小さな穴の開いた大きな岩があります。1930年代、喉の渇いた訪問者に、泥を含んだ氷河水を砂利などで浄水してこの穴から飲料水を提供したものの跡らしいです。

氷河水を飲み水に変えて出した穴が残る岩


このあたりから更にイーストグレイシャートレイルに入ることもできますが、約2時間かかると入り口の説明版にあったので、うっかり入らないように気をつけます。

しばらく歩くと、前方でカサカサッと音がして、思わずびっくり飛びのきました。道を横切った何かがいたのです。そうっと寄ってみると、野生のリスです。かわいい!
こんな小動物でビビッてたのでは本当にクマが出たらどうするつもりだったのか・・・。

トレイルで見かけたリス


このトレイル沿いには何箇所か年号の刻まれた岩を見ることができます。かつてここまで氷河があったことを示す標識です。なるほど1937年、ここは氷河の最先端だったわけですね。当時はこのトレイルが観光客の押し寄せる場所だったのでしょう。トレイルにつけられた名前も納得です。

氷河の移り変わりを示す岩


山の中を歩いていたので、ずっと氷河は見えなかったのですが、ついに、展望台に出ました。素晴らしい景色を眺めることができます。ベンチで一休みです。

トレイル終点近くにある展望台


展望台では昔の写真と今の景色を比べてみることができます。
1956年のパネルと現在の氷河はかなり違うのですね。陸地で間近に氷河を見れることで有名なメンデンホール氷河ですが、年々迫力がなくなっていることがわかります。歩いて近寄れる貴重な氷河も、歩いて近寄れなくなる日が近そうです。

氷河の今昔を比較しながら景色を楽しめる展望台


次回はメンデンホール氷河の後半をレポートします♪

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行動力

何時もながら どんどん動いて進む行動力に
感心します 尊敬します。
私は 人のお尻について行っては 一番に 落伍するのです。
行きたいところがどんどん増えます。
楽しみに 読んでいます。

こんにちは!

ayaさん スキップはしなきゃ♫
鼻歌は「森のくまさん」でしょうか(笑)

>小さな穴の開いた大きな岩

左目・・ヒラメじゃにでしょうか(^^)

氷河は5月くらいまで凍ってるんでしょうか? 万年?

Re: 行動力

小紋さん

行動力っていうか、ただの貧乏性とか負けず嫌い、じゃないかな(笑)
それにツアーに参加していても、できるだけ個人旅行しているかのような自由を味わいたいですし。
普段は結構計画的なんですが、旅も中盤を過ぎると予習が手抜きでこうした行き当たりばったりも
たまにあります。それが旅の良さかも知れないですけど。
アラスカ、オススメです♪

Re: こんにちは!

tookueさん

スキップしましたよー歌はハイジのやつだったかな?(笑)

まさかと思いますけど、氷河って言うのは冬に降った雪の残りの塊のことじゃないんですよー。
富士山の上にあるやつは違いますからね。
何年も何年もかけて圧縮されてできたものだから、万年、といっていいでしょうね。
少しずつ流れて溶けだし、面積が年々ちょっとずつ減って、後退していっているんですよ。
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