スペイン・ブルゴス大聖堂
2014/04/24 (5日目) 続き
13:05 サンティリャーナ・デル・マルからバスで約2時間、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の大きな中継地でもあるブルゴスに到着です。泊まるホテルで荷物だけ降ろし、サンタ・マリア門の側まで行って、歩いてランチに向かいますが、雨がポツポツ降ってきました。

13:25 カテドラルの脇サンタ・マリア広場にあるメゾン・デル・シッド(Mason del cid)というレストランでランチです。15世紀の建物を使ったレストランで、内部もすごく雰囲気がいいですし、評判の高いお店のようです。今回のツアー、レストランのチョイスを疎かにしていなくていいです。

温野菜に近いスープ、お魚。そして、デザートがこちら、ケソ・デ・ブルゴス。ブルゴスのチーズなんですが、豆腐みたいな感じで、チーズの味どころかほとんど味がしません。甘いゼリーと一緒に食べます。このゼリーがまるで羊羹のような感じで、なんとも言えない初体験のデザートでした。

14:35 レストランから歩いてブルゴス観光へ向かいます。お店を出てびっくり、嘘のような青空が広がっている!さすが晴れ女です。風が涼しく気持いいです。ゴシックの傑作と言われるブルゴス大聖堂は巨大で、スペインの3大カテドラルのひとつ。ファサードを写真に収めるのも大変です。

ブルゴスではおもしろいローカルガイドさんが付きました。カテドラル(ブルゴス大聖堂)の入り口はサン・フェルナンド広場側になります。サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼地で、ここから巡礼をスタートする人も結構います。このベンチで昔の巡礼者と記念写真も人気のようです。

元々は色がついていたという彫刻の施された入り口から大聖堂に入ると、内部はたくさんの区画に仕切られています。中央には、11世紀後半のレコンキスタの英雄エル・シッドとその妻のお墓があります。

カテドラルの中には20くらいの祭壇があるそうですが、中央の主祭壇にはやはり圧倒されます。クルミの木でできた祭壇は豪華で、細かい彫刻が施されています。このカテドラルはサンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂といい、マリア様に捧げられたもので、祭壇もマリア様だけシルバーで作られています。

西の角の高いところに仕掛け時計があり、ちょうど15時になると言うので皆でスタンバイして見ました。目のいい私でも肉眼で見るのは難しく、カメラをズームして見てたんですが、一帯どこがどう動いたのかよくわかりませんでした。

主祭壇の周りにも豪華な礼拝堂がたくさんあります。祭壇はクルミの木が多く使われているようです。現在、このカテドラルには23人の聖職者がいるそうです。
ある祭壇前にあったこのお墓はアラバスター製で、光をあてると美しく透き通ります。

いつしか大聖堂というより、博物館か宮殿を見学に来ているような気分になってきました。1221年から完成までに300年もかかったというこのブルゴス大聖堂はお宝の宝庫みたいな所で、見所いっぱいなのに驚かされます。ただの柵でさえも目をひきます。

天井や窓も見落とせません。こちらは1235年のバラ窓で、シャルトルのデザインと言われています。このバラ窓のステンドグラスだけが当初からのオリジナルだそうです。

入り口正面、北西の向きには、かつて巡礼者が使った出入り口と階段が残っています。16世紀のもので、現在は使われていません。まるで宮殿の階段のようです。

奥の礼拝堂にはマグダラのマリアの絵があります。レオナルド・ダ・ダビンチの作ではとの話もあるそうです。絵はオリジナルで、添えられた説明は「Leonardo da Vinci y Giovan Pietro Rizzoli Oleo sobre tabla(1515-1520)」。弟子のジョバン・ピエトロ・リッツォーリの作かも知れません。

見学コースは地階へと続きます。豪華な祭壇やら美術品、彫刻を山ほど見た後にも、素通りできない聖遺物などが入っていると見られる聖具などの展示です。ここまでお宝尽くしと思っていなかったので、最後まで、ノックダウンという感じです。

こちらは最初にお墓のあったエル・シッド(本名ロドリーゴ・ディアス・ビバール)の肖像画です。といっても、7年前に書かれたもので、超イケメンに描かれています。今風に美化されていると見て間違いないので、本当はどんな人だったのでしょうね。

ブルゴス大聖堂はただのでかい教会ではなく、まさに必見、単体で世界遺産に登録されているのも十分に頷ける存在でした。
次回は旧市街をレポートします♪
13:05 サンティリャーナ・デル・マルからバスで約2時間、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の大きな中継地でもあるブルゴスに到着です。泊まるホテルで荷物だけ降ろし、サンタ・マリア門の側まで行って、歩いてランチに向かいますが、雨がポツポツ降ってきました。

13:25 カテドラルの脇サンタ・マリア広場にあるメゾン・デル・シッド(Mason del cid)というレストランでランチです。15世紀の建物を使ったレストランで、内部もすごく雰囲気がいいですし、評判の高いお店のようです。今回のツアー、レストランのチョイスを疎かにしていなくていいです。

温野菜に近いスープ、お魚。そして、デザートがこちら、ケソ・デ・ブルゴス。ブルゴスのチーズなんですが、豆腐みたいな感じで、チーズの味どころかほとんど味がしません。甘いゼリーと一緒に食べます。このゼリーがまるで羊羹のような感じで、なんとも言えない初体験のデザートでした。

14:35 レストランから歩いてブルゴス観光へ向かいます。お店を出てびっくり、嘘のような青空が広がっている!さすが晴れ女です。風が涼しく気持いいです。ゴシックの傑作と言われるブルゴス大聖堂は巨大で、スペインの3大カテドラルのひとつ。ファサードを写真に収めるのも大変です。

ブルゴスではおもしろいローカルガイドさんが付きました。カテドラル(ブルゴス大聖堂)の入り口はサン・フェルナンド広場側になります。サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼地で、ここから巡礼をスタートする人も結構います。このベンチで昔の巡礼者と記念写真も人気のようです。

元々は色がついていたという彫刻の施された入り口から大聖堂に入ると、内部はたくさんの区画に仕切られています。中央には、11世紀後半のレコンキスタの英雄エル・シッドとその妻のお墓があります。

カテドラルの中には20くらいの祭壇があるそうですが、中央の主祭壇にはやはり圧倒されます。クルミの木でできた祭壇は豪華で、細かい彫刻が施されています。このカテドラルはサンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂といい、マリア様に捧げられたもので、祭壇もマリア様だけシルバーで作られています。

西の角の高いところに仕掛け時計があり、ちょうど15時になると言うので皆でスタンバイして見ました。目のいい私でも肉眼で見るのは難しく、カメラをズームして見てたんですが、一帯どこがどう動いたのかよくわかりませんでした。

主祭壇の周りにも豪華な礼拝堂がたくさんあります。祭壇はクルミの木が多く使われているようです。現在、このカテドラルには23人の聖職者がいるそうです。
ある祭壇前にあったこのお墓はアラバスター製で、光をあてると美しく透き通ります。

いつしか大聖堂というより、博物館か宮殿を見学に来ているような気分になってきました。1221年から完成までに300年もかかったというこのブルゴス大聖堂はお宝の宝庫みたいな所で、見所いっぱいなのに驚かされます。ただの柵でさえも目をひきます。

天井や窓も見落とせません。こちらは1235年のバラ窓で、シャルトルのデザインと言われています。このバラ窓のステンドグラスだけが当初からのオリジナルだそうです。

入り口正面、北西の向きには、かつて巡礼者が使った出入り口と階段が残っています。16世紀のもので、現在は使われていません。まるで宮殿の階段のようです。

奥の礼拝堂にはマグダラのマリアの絵があります。レオナルド・ダ・ダビンチの作ではとの話もあるそうです。絵はオリジナルで、添えられた説明は「Leonardo da Vinci y Giovan Pietro Rizzoli Oleo sobre tabla(1515-1520)」。弟子のジョバン・ピエトロ・リッツォーリの作かも知れません。

見学コースは地階へと続きます。豪華な祭壇やら美術品、彫刻を山ほど見た後にも、素通りできない聖遺物などが入っていると見られる聖具などの展示です。ここまでお宝尽くしと思っていなかったので、最後まで、ノックダウンという感じです。

こちらは最初にお墓のあったエル・シッド(本名ロドリーゴ・ディアス・ビバール)の肖像画です。といっても、7年前に書かれたもので、超イケメンに描かれています。今風に美化されていると見て間違いないので、本当はどんな人だったのでしょうね。

ブルゴス大聖堂はただのでかい教会ではなく、まさに必見、単体で世界遺産に登録されているのも十分に頷ける存在でした。
次回は旧市街をレポートします♪