フランス・バイヨンヌ
2014/04/22 (3日目) 続き
12:50 ルルドから約2時間、バスク地方の中心都市バイヨンヌにやってきました。ここはランチに立ち寄るだけの予定なので、食後などちょっとした時間に周囲を散策できないか地図の確認をしっかりします。アドゥール川沿いからプチ・バイヨンヌに入り、ヌフ城の前でバスを降り、歩いてレストランへ向かいます。写真右はサンタンドレ教会です。

プチ・バイヨンヌの町は程よく時間の経過した古い建物が立ち並ぶ風情のある町です。
木組みと色使いがなんとも言えず、町に一目惚れしました。ランチだけ、なんてあまりにもったいないです。

12:55 コルドリエ通りにあるオーベルジュ・デュ・プチ・バイヨンヌ(Auberge Du Petit Bayonne)でランチです。小さなレストランですが、バスク料理で人気の雰囲気のいいレストランです。

いつも皆が店内に入ってからレストランの写真を撮って店内に入るので、最後に空いていた一番手前の入り口近い席に座りました。すぐに食事が出る気配がなかったので、ちょっと写真撮ってくると告げていきなりそっと中座します。コルドリエ通りの先へ行くとニーヴ川に突き当たりました。素晴らしい景色です。

ニーヴ川を挟んで対岸はグラン・バイヨンヌと呼ばれる地区で、川沿いの家並みがすごく印象的で、食事を抜け出して来たことを忘れてしまいそうです。

川を渡るパヌコー橋まで行くと、グラン・バイヨンヌの町が私を手招きしているように見えてテンションがあがります。ですが、レストランに入ってから10分以上が経過していたので、橋を渡ることを断念して戻ることにしました。

レストランに戻ると前菜が出たばかり、というタイミングでした。バイヨンヌ名物の生ハム、ジャンボン・ド・バイヨンヌです。ちなみにグラスワイン1.5ユーロ。生ハムの油の外側がビニールのように固くて食べるのに苦労しましたが、すっごくおいしいです。

ゆっくり生ハムを食べ終え歓談していましたが、どうやらサービスは時間がかかりそうだとわかったので、なんとまた中座し、あの橋を渡ってグラン・バイヨンヌに行ってみることにしました。目標は丘の上のサント・マリー大聖堂です。
足早にパヌコー橋を渡り一気に坂道を上がってきました。道は狭めで建物が高いので大聖堂が見えません。それにしても町並みがすごくきれいです。フランスの地方の町や村は本当に素敵なところが多く大好きです。

道を曲がり、パストゥール広場に来てやっとサント・マリー大聖堂を確認。後陣の部分でしょうか。急いで入り口を探します。それにしても昨夜の雨が嘘のように、天気がよくなってきました。晴れ女返上かと思いましたが、雨の多いバスク地方でいい兆しです。

脇から入り内部を一周しいます。いかにも大聖堂という感じの教会です。
ここはこの旅でも最後に行くサンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の一つになっている13~14世紀に建設されたゴシック様式の大聖堂で、世界遺産に登録されています。

ステンドグラスは16世紀のものです。ゆっくり見たいところですが、食事中の中座なので、そうも行きません。いえ、こうなるともう中座というよりお行儀の悪い脱走と言ったほうがいいかも知れませんが・・・。

正面から大聖堂を見て、外観の写真をと思いましたが、鐘楼が85メートルもありかなり遠ざかる必要がありました。ゴシックの美しい外陣です。

回廊もあるようなので、そちらの方面を回って戻ることにしました。回廊は開いていなかったけれど、道に沿った場所にあったので、外の柵越しからでもよく見えました。人のいない回廊は周りのごちゃごちゃした町並みとは対照的に静寂が保たれています。

とにかく素敵な町並みの誘惑を振り払いながら急いでレストランへ戻ります。プチ・バイヨンヌへ戻り今度はパヌコー通りや路地を通ります。パヌコー通りもとても素敵です。バイヨンヌは町中どこを歩いてもワクワクするような町並みなのです。

レストランへ戻ると戻るとメインがでていました。中座すること15分ほどでしたか、食事とおしゃべりに夢中な皆さんのほとんどは、ちょこちょこ中座して町を観光している人がいるとは全く気付きもしなかったと思います。

ツアーでは食事後半、食事の進み具合を見ながら添乗員が何分後にレストランを出ますと声をかけますが、この日は10分あるかないか、でした。大聖堂を見たいという方がいたので、どんなに急いでも15分はかかりますと教えたら大変残念そうでしたので、撮った写真を後で見せてあげました。
最後の5分くらいで、大半の方はニーヴ川沿いを少しだけ散策します。この景色を見ずしてこの町を去るのはもったいない、そんな景色ですが、見てしまうとちらっとのぞく尖塔の大聖堂まで行きたい衝動を抑えるのも難しい、そんな魅力のある町でした。

14:25 自分でもここまで行動的に食事中に観光することになるとは思わなかったバイヨンヌを後にします。あまり行儀のいい話ではないので、食事時間を利用するなんてどうしてもという場合以外はオススメしません。特別な目的があれば食事をキャンセルしてしまうという手もありますね。癖になりそうなので私も気をつけたいと思います。
次回はフランス最後の訪問地サン・ジャン・ド・リュズをレポートします♪
12:50 ルルドから約2時間、バスク地方の中心都市バイヨンヌにやってきました。ここはランチに立ち寄るだけの予定なので、食後などちょっとした時間に周囲を散策できないか地図の確認をしっかりします。アドゥール川沿いからプチ・バイヨンヌに入り、ヌフ城の前でバスを降り、歩いてレストランへ向かいます。写真右はサンタンドレ教会です。

プチ・バイヨンヌの町は程よく時間の経過した古い建物が立ち並ぶ風情のある町です。
木組みと色使いがなんとも言えず、町に一目惚れしました。ランチだけ、なんてあまりにもったいないです。

12:55 コルドリエ通りにあるオーベルジュ・デュ・プチ・バイヨンヌ(Auberge Du Petit Bayonne)でランチです。小さなレストランですが、バスク料理で人気の雰囲気のいいレストランです。

いつも皆が店内に入ってからレストランの写真を撮って店内に入るので、最後に空いていた一番手前の入り口近い席に座りました。すぐに食事が出る気配がなかったので、ちょっと写真撮ってくると告げていきなりそっと中座します。コルドリエ通りの先へ行くとニーヴ川に突き当たりました。素晴らしい景色です。

ニーヴ川を挟んで対岸はグラン・バイヨンヌと呼ばれる地区で、川沿いの家並みがすごく印象的で、食事を抜け出して来たことを忘れてしまいそうです。

川を渡るパヌコー橋まで行くと、グラン・バイヨンヌの町が私を手招きしているように見えてテンションがあがります。ですが、レストランに入ってから10分以上が経過していたので、橋を渡ることを断念して戻ることにしました。

レストランに戻ると前菜が出たばかり、というタイミングでした。バイヨンヌ名物の生ハム、ジャンボン・ド・バイヨンヌです。ちなみにグラスワイン1.5ユーロ。生ハムの油の外側がビニールのように固くて食べるのに苦労しましたが、すっごくおいしいです。

ゆっくり生ハムを食べ終え歓談していましたが、どうやらサービスは時間がかかりそうだとわかったので、なんとまた中座し、あの橋を渡ってグラン・バイヨンヌに行ってみることにしました。目標は丘の上のサント・マリー大聖堂です。
足早にパヌコー橋を渡り一気に坂道を上がってきました。道は狭めで建物が高いので大聖堂が見えません。それにしても町並みがすごくきれいです。フランスの地方の町や村は本当に素敵なところが多く大好きです。

道を曲がり、パストゥール広場に来てやっとサント・マリー大聖堂を確認。後陣の部分でしょうか。急いで入り口を探します。それにしても昨夜の雨が嘘のように、天気がよくなってきました。晴れ女返上かと思いましたが、雨の多いバスク地方でいい兆しです。

脇から入り内部を一周しいます。いかにも大聖堂という感じの教会です。
ここはこの旅でも最後に行くサンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の一つになっている13~14世紀に建設されたゴシック様式の大聖堂で、世界遺産に登録されています。

ステンドグラスは16世紀のものです。ゆっくり見たいところですが、食事中の中座なので、そうも行きません。いえ、こうなるともう中座というよりお行儀の悪い脱走と言ったほうがいいかも知れませんが・・・。

正面から大聖堂を見て、外観の写真をと思いましたが、鐘楼が85メートルもありかなり遠ざかる必要がありました。ゴシックの美しい外陣です。

回廊もあるようなので、そちらの方面を回って戻ることにしました。回廊は開いていなかったけれど、道に沿った場所にあったので、外の柵越しからでもよく見えました。人のいない回廊は周りのごちゃごちゃした町並みとは対照的に静寂が保たれています。

とにかく素敵な町並みの誘惑を振り払いながら急いでレストランへ戻ります。プチ・バイヨンヌへ戻り今度はパヌコー通りや路地を通ります。パヌコー通りもとても素敵です。バイヨンヌは町中どこを歩いてもワクワクするような町並みなのです。

レストランへ戻ると戻るとメインがでていました。中座すること15分ほどでしたか、食事とおしゃべりに夢中な皆さんのほとんどは、ちょこちょこ中座して町を観光している人がいるとは全く気付きもしなかったと思います。

ツアーでは食事後半、食事の進み具合を見ながら添乗員が何分後にレストランを出ますと声をかけますが、この日は10分あるかないか、でした。大聖堂を見たいという方がいたので、どんなに急いでも15分はかかりますと教えたら大変残念そうでしたので、撮った写真を後で見せてあげました。
最後の5分くらいで、大半の方はニーヴ川沿いを少しだけ散策します。この景色を見ずしてこの町を去るのはもったいない、そんな景色ですが、見てしまうとちらっとのぞく尖塔の大聖堂まで行きたい衝動を抑えるのも難しい、そんな魅力のある町でした。

14:25 自分でもここまで行動的に食事中に観光することになるとは思わなかったバイヨンヌを後にします。あまり行儀のいい話ではないので、食事時間を利用するなんてどうしてもという場合以外はオススメしません。特別な目的があれば食事をキャンセルしてしまうという手もありますね。癖になりそうなので私も気をつけたいと思います。
次回はフランス最後の訪問地サン・ジャン・ド・リュズをレポートします♪