フランス・ルルドろうそく行列~聖ピオ10世地下バジリカ聖堂

2014/04/21 (2日目) 続き

20:45 ルルドの夜のイベント「Torchlight Marian Procession」日本語ではろうそく行列とかろうそくセレモニーと言われる儀式に参加するため、ホテルを出ます。添乗員が希望する人を案内するという形なので、ホテルは聖域に近いし、道さえ分かっていれば単独行動OKです。聖域手前にあるお土産屋でろうそくを買ってから聖域に入ります。
夜の聖域、ロザリオ聖堂前は幻想的な雰囲気です。

夜のルルド聖域


残念ながら雨が少し強くなってきました。ちょうどろうそく行列が開始する21時を回ったので、まずは行列の先頭を確認します。十字架と光り輝くマリア像のお神輿が行列の先頭になります。これだけ光っていれば遠くからでもすぐ分かりそうです。

ルルドろうそく行列の先頭


ルルドがカトリックの巡礼地となっているのは、ここに聖母マリアが出現したこと、奇跡的治癒をもたらすルルドの泉があることがその元です。マリア様が現れ、泉が湧き出したというマッサビエルの洞窟は、明日の観光に入っていますが、近くまで来て気になるので寄ってみることにしました。城のようなロザリオ聖堂などの建物の下にある岩盤の麓にその洞窟はあり、マリア像が輝いています。

聖母マリアが出現したマッサビエルの洞窟


日中はそれこそ大行列に並んでこの洞窟に入るらしいので、ツアーでは近付かないかもしれません。雨だし、ろうそく行列が始まっていたからか、列が数人しかなかったので洞窟内に入ることにしました。熱心な信者さんが愛おしそうに洞窟の岩を撫でながらゆっくり進むので、同じように続きます。まさにその泉が湧き出した所、はカバーがかけられていましたが、流れる聖水を見ることができました。

奇跡の治癒力があるというルルドの泉


マッサビエルの洞窟の先にはろうそくを捧げる台がずらっと並んでいます。ろうそくの大きさごとに場所が決まっているようです。あの大きいのはどれだけ火を灯せるんだろう。ろうそく行列に参加する前に、ここで火種をもらうことにしました。

ルルド聖域にあるろうそく立て


ろうそく行列用のろうそくは、長細いろうそくに紙製のカバーを刺したもので、0.5ユーロで売っています。カバーが溶けた蝋がもち手にまで流れるのを防いでくれます。これを持って、ゆっくり行進している行列を追いかけます。

ろうそく行列のロウソク


行列は先頭が聖域の東の入り口方面まで周って引き返して来ていました。雨のせいか、今日の参加者はとても少ないようです。4月から10月まで毎日21時から行われる行事で、信者はもちろん観光客も含め、圧巻の人数が参加するとのことですが、今晩は極めて小規模のようです。

聖域を行進するルルドのろうそく行列


雨のせいで何度も消えてしまうろうそく、行列中に近くにいる見知らぬ参加者に何度も火をもらうものの、芯がすっかり濡れてしまってもう諦めました。行列の行進はロザリオ聖堂前で終了し、セレモニーが始まります。さすがに何言っているかわからないし、雨が強く寒いし風邪ひきそうなので、途中で帰ることにしました。

ロザリオ聖堂前でのセレモニー


洞窟の奥にロウソクを刺しに行って、ホテルへ帰ります。ろうそく行列ですが、雨が強くても雨天決行してくれるのは、1泊しか滞在しない観光客としてはありがたいですが、幻想的な雰囲気なんかは完全にぶち壊しでした。とても残念です。

2014/04/22 (3日目)

6:30 ホテルで朝食です。総じてフランスのホテルの朝食はとても質がいいと思います。
ホテルによっては特別おいしい所もありますが、外れが少ないというか、パンも焼きたてが多く、おいしいのが特徴です。

メルキュールインペリアルの朝食


8:45 荷物をバスに置いて徒歩にてルルド観光へと向かいます。雨も止み、一安心です。
聖域まで歩き、改めてお城のような聖堂を仰ぎ見ます。これからどんどん巡礼者たちが押し寄せてくる場所です。

ルルド聖域


こちら広場の中心に立つマリア様。ルルドは世界中に数あるマリア出現の中でも三大奇跡と呼ばれています。メキシコのグアダルーペ、ポルトガルのファティマとここで私も3つのマリア出現の場所を訪れたことになります。ルルドに出現したのは1858年のことです。

ルルドのマリア像


まずは聖ピオ10世地下バジリカ聖堂から見学します。城塞から見たとき楕円形に見えた芝生の地下がこの聖堂になります。まるで大きな地下駐車場に入るかのような感覚でスロープを降ります。ここからも城塞がきれいに見えます。

聖ピオ10世地下バジリカ聖堂入り口から見たルルドの城塞


聖ピオ10世地下バジリカ聖堂は、1年半で作った聖堂で、中央にまったく柱がない構造になっています。奇跡の泉に来る巡礼者には重病者も多く、車いすやストレッチャーで来る人に配慮し、2万人収容するためにできるだけ柱を少なく、橋を建てるような方法で建てたそうです。いつもミサをやっているようですが今日はがらんとしています。

聖ピオ10世地下バジリカ聖堂内部


去年6月にはポー川の洪水による被害で、安置されていた聖遺物も流されてしまったそうです。聖堂には聖人のポートレートがずらっと並んでいます。写真左が、ルルドの貧しい家に生まれた少女ベルナデット・スピルー、彼女の前に聖母マリアが出現しました。14歳のときだったそうです。

ベルナデット・スピルーのポートレート


ベルナデットのポートレートの近くに、ヨハネパウロ2世のものもありました。ヨハネパウロ2世は数日後に死後最速で成人に列せられることが決まっています。私はこのポートレートを見て、体中がぞわっとしました。マッサビエルの洞窟でミサを執り行っている場面のようなのですが、マリア像とヨハネパウロ2世の間にマリア様の影が見えるのです。

マリア様が写りこんだように見えたヨハネパウロ2世のポートレート


マリア出現を表すためわざと描き込んだものだと思いましたが、他の人の目には何も見えなかったようです。洞窟の岩の陰影の加減なのでしょうが、くっきりと頭から布を被った女性の人影が左手をかすかに上げているように見えます。聖地での不思議体験でした。

次回もルルドの聖域の続きをレポートします♪

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

こんにちは

ルルドは本で見たことしかなかったので、こういう感じなんだ〜と、詳しくわかって面白いです。
不思議なマリア様の影も、素敵な体験ですね!

Re: こんにちは

こんにちは!

思ったよりも小さな町なのに、この聖域のパワーはすごいです。
ヨハネパウロ2世のポートレートですが、アップの写真にはもっとくっきり写っているので、
皆さんにも見てもらおうかと思ったんですけど、自分にだけ見えたことにしようと止めておきました。
霊感があるとか言われても困るしね(笑)

ルルド

一度 訪れたいところなんです。いつか!きっと。
ふしぎな体験されたんですね。見える人には
見えるのかもしれません。重病の人が 死を覚悟で
参加することも読みました。気の満ちた 特別な場所なのでしょう。

Re: ルルド

そこまでして来なくても、という重病人もたくさん訪れているようで、観光で来ていいのかな
と思う場所でした。いえ、深刻な病気がないことを感謝する気持ちが湧いてきた、というか。
でも、若い人たちもいっぱいで、実は夜は結構遅くまでにぎやかな町でもあります。
ぜひ一度!
プロフィール

aya1103

Author:aya1103
ようこそ!コメント大歓迎です♪
過去記事への質問もお気軽に

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR