フランス・ルルド散策
2014/04/21 (2日目) 続き
城塞(ピレネー博物館)の塔を降りたら、後は教会を見て終わりかなと思いながら地図を見ると北側にも何かあるようなので花壇に誘われるように広いテラスを歩きます。花壇の中にミニチュアハウスがあります。1/10のスケールで作られたピレネー地方の建築モデルです。

一番奥には、お城の模型と思われるものも。かつての姿を再現したものでしょうか。屋内にももっとシンプルな模型がありましたが、かなり大きく、リアルです。

模型の裏側にあった見張塔もしくは砲台と思わしきところに何気なく入ってみると、ルルドの聖域がばっちり眼前に見えました。ポー川に守られるような聖域と、取り囲む町並みがとても素敵です。城塞からこうした絶景が大好きです。

それにしても、聖域、まるでお城のようです。(下世話な言い方をすればテーマパークのお城みたい?)荘厳というだけでなく、フランスらしいやさしさを感じる存在に見えます。時間と天気のせいか人がまばらです。

最後に小さな教会を見て、出口に向かうと、係りの人が向こうに墓地があって出口はあっちとフランス語で教えてくれました(たぶん)。せっかくなので、教えてもらった方へ進みます。14世紀の落とし格子の門をくぐり城壁の外へ出ます。ガイドには、急な坂道で戻らなければならないので勇気のある人だけどうぞ、と言ったことが書かれています。

急で滑りやすい石畳をずっと下っていった所は行き止まりで小さな墓地がありました。ピレネー地方の丸い墓石や石棺がずらっと並んでいる不気味な空間です。ルルドの共同墓地にあったものの複製らしいです。

もうクローズの時間間近なので、頑丈な門が閉められて、高い壁に囲まれた通路と墓の間に閉じ込められては大変、と急いで戻ります。お城のスロープというのはとても雰囲気があって素敵なので、昼間なら閉じ込められてもいいんですけどね。
さて、全部見て思い残すこともないので、出口へ向かいます。帰りもエレベータを利用できますが、せっかくなので歩いて降りようと思います。出口をたどると小さな跳ね橋から城を出ることになります。

後はひたすら階段です。でも、城塞の城への通路というのは狭いところもあったりでワクワクするので楽しいものです。上りはきついし時間かかるので、やはり下りで通るのがいいでしょうね。

入り口にたどり着いたら18:00を回っていました。入場時間ギリギリで見学できたので、とてもラッキーでした。ルルドに到着するのが遅くなったり、ホテルで休憩していたり、途中で迷子になっていたら見学できなかったと思うと凄く得した気分になりました。
城塞から町の景色を見たこともあって、かなり町の地図が頭に入ったようです。上から見て素敵だったサクレ・クールに立ち寄ってみることにしました。素敵な路地を見ながら教会方面へ進むと、ペラマル広場に出ました。ここにはツーリストインフォメーションもありますが既に閉まっています。雨が少し強くなってきました。

サクレ・クールへ着くと、まだ扉が開いていました。どこまでも青ばかりのステンドグラスが印象的な教会です。ここで、雨宿り&休憩を取り、一息つきます。

一息ついたら駅方向に歩いてみます。観光客はおろか、住人もほとんど見かけないほどの静かな住宅街です。でも、いろんな意味で目を引く家が多いです。

駅付近に来ると駅は坂の上だと分かり、雨も降っているので、聖域方面を周ってホテルへ戻ることにしました。聖域に近付いてくるとお土産屋さんがびっしりです。

ルルドのお土産と言えば、キリスト教関連のグッズ、ルルドの聖水を入れるボトルの類、そして、ルルド・パスティーユです。このルルド・パスティーユはルルドの聖水を練りこんだキャンディですが、食感はペッツ、味はミントというラムネみたいなものです。1ユーロ前後からあって、意外と癖になるお菓子で、ここでしか手に入らないのでオススメです。

ポー川にかかるサン・ミッシェル橋を渡ります。振り返るとさっき行った城塞が町の真ん中にそびえる姿が眩しく見えます。城塞がもう閉まっていて上がれなかったら、絶対心残りになっただろうな、と思う存在です。

サン・ミッシェル橋を渡ったら目の前が聖域です。明日観光予定なので、近くへは行かず、レミ・サンペ通りを通ってホテルへと戻ります。19:00の夕飯には間に合いそうです。

次回はルルドのろうそく行列~聖ピオ10世地下バジリカ聖堂をレポートの予定です♪
城塞(ピレネー博物館)の塔を降りたら、後は教会を見て終わりかなと思いながら地図を見ると北側にも何かあるようなので花壇に誘われるように広いテラスを歩きます。花壇の中にミニチュアハウスがあります。1/10のスケールで作られたピレネー地方の建築モデルです。

一番奥には、お城の模型と思われるものも。かつての姿を再現したものでしょうか。屋内にももっとシンプルな模型がありましたが、かなり大きく、リアルです。

模型の裏側にあった見張塔もしくは砲台と思わしきところに何気なく入ってみると、ルルドの聖域がばっちり眼前に見えました。ポー川に守られるような聖域と、取り囲む町並みがとても素敵です。城塞からこうした絶景が大好きです。

それにしても、聖域、まるでお城のようです。(下世話な言い方をすればテーマパークのお城みたい?)荘厳というだけでなく、フランスらしいやさしさを感じる存在に見えます。時間と天気のせいか人がまばらです。

最後に小さな教会を見て、出口に向かうと、係りの人が向こうに墓地があって出口はあっちとフランス語で教えてくれました(たぶん)。せっかくなので、教えてもらった方へ進みます。14世紀の落とし格子の門をくぐり城壁の外へ出ます。ガイドには、急な坂道で戻らなければならないので勇気のある人だけどうぞ、と言ったことが書かれています。

急で滑りやすい石畳をずっと下っていった所は行き止まりで小さな墓地がありました。ピレネー地方の丸い墓石や石棺がずらっと並んでいる不気味な空間です。ルルドの共同墓地にあったものの複製らしいです。

もうクローズの時間間近なので、頑丈な門が閉められて、高い壁に囲まれた通路と墓の間に閉じ込められては大変、と急いで戻ります。お城のスロープというのはとても雰囲気があって素敵なので、昼間なら閉じ込められてもいいんですけどね。
さて、全部見て思い残すこともないので、出口へ向かいます。帰りもエレベータを利用できますが、せっかくなので歩いて降りようと思います。出口をたどると小さな跳ね橋から城を出ることになります。

後はひたすら階段です。でも、城塞の城への通路というのは狭いところもあったりでワクワクするので楽しいものです。上りはきついし時間かかるので、やはり下りで通るのがいいでしょうね。

入り口にたどり着いたら18:00を回っていました。入場時間ギリギリで見学できたので、とてもラッキーでした。ルルドに到着するのが遅くなったり、ホテルで休憩していたり、途中で迷子になっていたら見学できなかったと思うと凄く得した気分になりました。
城塞から町の景色を見たこともあって、かなり町の地図が頭に入ったようです。上から見て素敵だったサクレ・クールに立ち寄ってみることにしました。素敵な路地を見ながら教会方面へ進むと、ペラマル広場に出ました。ここにはツーリストインフォメーションもありますが既に閉まっています。雨が少し強くなってきました。

サクレ・クールへ着くと、まだ扉が開いていました。どこまでも青ばかりのステンドグラスが印象的な教会です。ここで、雨宿り&休憩を取り、一息つきます。

一息ついたら駅方向に歩いてみます。観光客はおろか、住人もほとんど見かけないほどの静かな住宅街です。でも、いろんな意味で目を引く家が多いです。

駅付近に来ると駅は坂の上だと分かり、雨も降っているので、聖域方面を周ってホテルへ戻ることにしました。聖域に近付いてくるとお土産屋さんがびっしりです。

ルルドのお土産と言えば、キリスト教関連のグッズ、ルルドの聖水を入れるボトルの類、そして、ルルド・パスティーユです。このルルド・パスティーユはルルドの聖水を練りこんだキャンディですが、食感はペッツ、味はミントというラムネみたいなものです。1ユーロ前後からあって、意外と癖になるお菓子で、ここでしか手に入らないのでオススメです。

ポー川にかかるサン・ミッシェル橋を渡ります。振り返るとさっき行った城塞が町の真ん中にそびえる姿が眩しく見えます。城塞がもう閉まっていて上がれなかったら、絶対心残りになっただろうな、と思う存在です。

サン・ミッシェル橋を渡ったら目の前が聖域です。明日観光予定なので、近くへは行かず、レミ・サンペ通りを通ってホテルへと戻ります。19:00の夕飯には間に合いそうです。

次回はルルドのろうそく行列~聖ピオ10世地下バジリカ聖堂をレポートの予定です♪