アルバニア・ティラナ

2014/03/18 (6日目) 続き

14:55 国立歴史博物館でバスを降り、入場見学です。前回見てないので、楽しみですが、内部は写真撮影禁止です。時代ごとに展示されていて、アルバニア最古の小石でできたモザイクは美しく印象的でした。後半は、虐殺とか処刑とかの写真パネルも多く、気がめいりますが、マザーテレサの展示で締めくくり、といった感じです。

ティラナ国立歴史博物館


一通り皆で見終わった後15分のフリータイムになったので、なんと博物館を抜け出し、スカンデルベグ広場の反対側にあるエザム・ベイ・モスク(ジャミーア・エトヘム・ベウト)へ走りました。ガイドブックに16:30までと書いてあるので、今のうちと思ったわけです。

スカンデルベグ広場とエザム・ベイ・モスク


エザム・ベイ・モスクは前回ちょうどお祈りの時間で入れなかったので、ちょっと心残りでした。ここのフレスコ画はモスクが建てられた19世紀初頭の当時の町の様子などが描かれています。後ろに見えるのは同時代に立てられた時計塔です。

エザム・ベイ・モスク外観


赤茶やグリーン系の塗料で描かれたフレスコ画で覆われていて、静かな空間です。内側は草木模様が多いですが、入り口付近や外側の礼拝室の壁には古い町並みが描かれたフレスコ画が残っています。

エザム・ベイ・モスク内部


16:10 何食わぬ顔で博物館の前に戻ると、ここから1時間30分のフリータイムとなりました。特にこれといって行きたい所はないですが、目いっぱい町をブラブラすることにします。最初に立ち寄ったのは、できたばかりの正教の教会です。モダンで目をひく建物です。

ティラナ正教会


内部はまだ工事中ですが、祭壇はほぼ出来上がっているみたいです。アルバニアは元々ヨーロッパでも最後の秘境と言われ他の国々にはないものが結構あるような気がしますが、建築もその一つです。妙にカラフルだったり、モダンで変わったものが多いです。

ティラナの正教会の祭壇


教会を出た後はパーク・リニアを横切って、ティラナの街中を流れるラナ川まで来ました。しばらく川沿いを歩きます。昔は小川の両脇にはびっしり建物があったようですが、現在は緑地になっていて、魚もいないようです。

ティラナを流れるラナ川


教会の鐘につられて対岸のカトリック教会へも立ち寄って見ました。内部もシンプルでカトリックの教会には見えませんでしたが、ミサに集まってきた人々は結構熱心な信者のようでした。

ティラナのカトリック教会


何気なくガイドブックを確認すると、近くに古いオスマン朝時代の石橋があるとの記述を目にし、そのタバカヴェ橋とやらを見に行くことにしました。18世紀の石橋で、1930年代に道の改修をした際にルートから外され、1990年代に修復してここに残されたそうです。せっかくなので一往復しましたが、現在は歩行者がちょっとだけ近道するために使われているようです。

タバカヴェ橋


かつて橋がその一部だったジョージ・ブッシュ通りを街の中心部へと歩きます。この辺りはちょっとおしゃれな雰囲気で、逆にアルバニアっぽくない感じもします。

ティラナのおしゃれな街並み


ですが、しばらく行くとファンノリ公園では中高年男性がゲームをする姿が見られます。
古いものや新しいもの、いろんなものが入り乱れるのがアルバニア、そんな感じがします。急速に民主化しているのかと思いきや、時間の流れがゆっくり流れているような気もします。

公園でゲームをする男性たち


博物館も含めるとかなりの時間歩き通しでちょっと疲れました。そのご褒美ってことで、街角のアイス屋さんでアイスを購入。持っていた小銭を見せたら40レク取られました。約40円です。超安いですが、日本で食べれば350円って感じの味です。こういったお店はあちこちにあるので、もっと利用すればよかったです。ヨーグルト味おいしかった・・・。

街角のアイス屋さん


アイスを食べながらブラブラ歩くと、今度はショッピングセンターにたどり着きました。
アルバニアではかなり近代的な商業施設です。アルバニアでは小さな商店が圧倒的に多くあまり大掛かりなお店はまだまだ少ないのが現状なのです。

ティラナのショッピングセンター


最後に周囲の住宅街の公園で一休憩。街の中心のすぐ脇に金持ち用とは思えない普通の暮らしの風景があります。公園でくつろぐ子供たちが大きくなる頃には、かなり違った街の景色になってしまうかも知れませんね。

街中の住宅街と公園


17:40 スカンデルベグ広場に戻ってきました。街の中心の広場にもアルバニアの英雄スカンデルベグの像が建っています。前回来た時はこの広場も工事中だったので、今回は前回あまり楽しめなかった分もティラナの街を満喫できた気分になりました。

ティラナの中心スカンデルベウ広場のスカンデルベグ像


18:05 街の中心から30分足らず、ティラナの小さな空港へ到着です。これで観光もお終い、後は帰るだけとなりました。空港には闇両替の人が出没するので、小銭があまった人は利用してもいいでしょう。

ティラナ国際空港


20:45 TK-1078便ティラナ発イスタンブール行に搭乗です。

2014/03/19 (7日目)

イスタンブールで慌しく乗り継ぎ、00:50 TK-0052便イスタンブール発成田行きにて帰国です。

今回の旅はわずか7日間でしたが、内容が濃かったのかすごく充実した気分で帰国となりました。早春の東欧3カ国は過ごしやすく、お値段もお手頃でとても楽しいものでした。ツアーは39名と大人数でしたが、多くの人が旅慣れた、しかも普段個人旅行をされている方が多く、ほとんどの方が英語を話され、他のヨーロッパツアーとは違う雰囲気で新鮮でした。旅慣れた方にもオススメのツアーです。

これでコソボ・アルバニア・マケドニアの旅レポートはおしましです。今回も最後まで見て頂きありがとうございました♪

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No title

お疲れ様でした。

来年はGWまで何も予定を入れていないのですが、色々と教えていただいた情報を元に東欧中心にツアーを狙っています。

問題点は、週末スタートという良いツアーが少なそうなところでしょうか。このツアーも木曜発水曜着ですから、同じ5日間の休暇で2日損してしまいます。

最悪(?)でもあと5年待てば自由の身が待っていますが、これだけ魅力的な情報を見てしまうと、とても待っていることは出来なくなります。
ということで、次の旅レポートにも期待しています!

Re: No title

現役の方にとって、土日をうまく絡められるかは大きい問題ですよね、よくわかります。
東欧は5年待つより今の方が魅力があると思うので、なんとかやりくりして早めに足を運んで下さいね。
グルメは望めませんが(笑)

次の旅レポートは、Rさんテリトリーのフランス・スペインです。ツアーで行ったらこうなる、
という視点でしかお役に立てないかも。

教えてください。

一人部屋98000円は驚きですが、39名という事はバスは相席ですね。指定ですか?順番ですか?

変なこだわりが有って1回1国or1地方なもんで、バルカン半島はまだ行っていません。でも、ayaさんのレポートを拝見したら、イレギュラーで行きた~~~い!!

ちなみに私は休日が木曜日なので、Rさんとは逆の探し方です。
旅の楽しみ方もいろいろ。ツアーの選び方もいろいろ。ですね。

訂正

98000ではなく、9800円ですね。

Re: 教えてください。

東欧は物価が安いので、一人部屋追加代金が安くできるんでしょうね。クロアチアとか入ってくると、急に値段を上げざるを得ないようですが。

バスの座席はホテルの部屋割りほどじゃないにしてもトラブルの元です。
人数に関わらず、以下の4つのパターンのうちどれか、添乗員次第になります。

①前方2列くらいのみ指定
大多数の添乗員が採用する方法です。3列目以降は自由なので、早朝から席取りがヒートアップしているらしです。30分前とかにはスタンバイする人もいれば、ひどい人はさりげなく前日からこっそり物を置いてきている人もいます。加熱を防ぐために、10分前にならないとバスを開けませんという添乗員もいます。

②グループ分けしてローテーション
あらかじめ3グループくらいに分けておいて、今日は前方、とかローテーションします。グループは固定の面子で、グループ内は自由なのですが、面子が割れているからか①より譲り合いの精神がききます。

③全席指定
非常に稀なケースで、国内添乗出身の発想です。ですが、一番クレームが多いのがこの方法です。窓際でも、窓の桟があるないとか、山川海側とか、細かいことでクレームになります。

④全席自由
人数が多い場合でもこのケースもごくたまにあります。一応、昨日前方に座った方は後方や真ん中といった感じで毎日違うところに座って公平にお願いしますと言われますが、毎日自分の好きな席を陣取っている人もいます。

バスの席について私は2つの懸念事項を持っています。

1つは、年齢の高い人ほど席取りに熱心だということ。集合でも何でも年寄りほど早くスタンバイして早い者勝ちを堂々とします。後から新婚カップルが来て、並び席がなくても譲ってあげようとしません。後から来るのが悪い、という発想です。大人気ないです。

2つ目は、一人参加男性です。今回のように39名とかなると、最後に空く席は数席しかありません。ですから一人参加の人は相席が普通です。ですが、男性陣は一人ずつ窓際に座り涼しい顔をする人ばかりです。男性は女性より体格の良い人が多いので、隣におっさんが座って欲しくない気持ちはわかりますが、後から隣に女性が座るのはもっと抵抗があります。ですが、最後まで誰も譲らないんですね。
女性の一人参加の方は社交性がある方が多く、隣に誘ってくれたり、席を譲ってくれたりする人も多いですが、男性一人参加の方は9割以上が知らんぷりです。バス席に限らず、男性一人参加の方は社交性やマナーに問題のある方がかなりいるのが実情です。

私は時間にはぴったりに行くタイプなので、バスの席取りはよほどの理由がないとしません。(知ってる道を通る場合で、絶対撮りたい写真があるとか、酔うので真ん中座りたいとか言う時だけ。)

人数が多いと分かっている場合は、S管フック(手荷物などをかける)、携帯型音楽プレーヤー(隣の人のおしゃべりなどから身を守る)、ピンチばさみ(カーテン閉めたまま外を見るスペースを作る)などを持っていくといいですよ。

話それてすみません。1回1国だとゆっくり見れておススメですが、あまり国境にしばられなくてもいいんじゃないでしょうか。だって、元々1か国だったって所もあるわけですしね♪

Re: 教えてください。

魔呑菜さん、横から失礼します。

>2つ目は、一人参加男性です。(中略)
>男性陣は一人ずつ窓際に座り涼しい顔をする人ばかりです。

私がツアー参加するとやりそうです。
厳しいご指摘をいただいてしまったので、やっぱりツアーは断念するかなぁ・・(笑)

Re: Re: 教えてください。

Rさん、あまりお気になさらず~。

一人で来る方は、ずうずうしい男性が多いのは事実ですが、たまに気の利いた方もいますよ(笑)
今度ネタが切れたら、スマートな一人参加の仕方なんて記事を書いてみようかな。

No title

国立歴史博物館前の、芝生って、結構広そう。
どれくらい広いのでしょう。

歴史博物館。国立の建物ほど、落ち着いた環境、必要ですよね。

日本は、どうだったっけ。コンクリートの建物とアスファルトに囲まれていたのでは。

Re: No title

博物館前の広場はそうですね、100m*100mくらいでしょうか。
写真に写っている部分は、スカンデルベグ広場の長方形の芝生の方かな、これは南北に長くて200mはあるかな。広場横断するにも結構時間かかります。
社会主義の時代に、この広場周辺は整備されて、この博物館もできたようです。だから、あまり古いものはティラナには残っていなくて、一昔前ではあるけど新しい街並み、なんですね。

お手数おかけしました。

なるほど。。。。です。

9月末から10月にかけて、ayaさんが2011年4月に行かれたのと似たコースを申し込みました。
旅レポート熟読して参加します。

ありがとうございました。

Re: お手数おかけしました。

秋もいいシーズンですね♪
長いコースは少し疲れるので、テンションあげすぎないようにしてくださいね~。
旅レポートより、よーく地図を頭に入れて行くのがいいですよ♪

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