コソボ・プリズレン(石橋~城塞)

2014/03/15 (3日目) 続き

10:30 プリズレンの中心Bitrica川にかかるUrra e Gurrit、石橋まで来ました。
オスマン帝国時代16世紀にかけられた橋で、デザイン的にはモスタルの橋に良く似ています。

プリズレンの石橋Urra e Gurrit


石橋を渡り旧市街へ向かいます。橋の上からは東にある丘の城塞が良く見えます。ガイドブックに、町の全景が見えると写真が掲載されていたので、城塞、城壁好きの私はなんとかフリータイムかランチの時間に行けないものかと思っていたので、距離感をしっかりと確認します。地図上の距離の情報に、高低差を確認して自分の足でどれくらいか目算するわけです。

石橋から要塞を望む


橋を渡ると紛争時の英雄の銅像があり、その奥には旧市街の中心、シャドルヴァン広場が広がっています。連なる家々には、その家が建てられた年号が書いてあったりします。正面奥のピンクの家は1929年だそうです。レストランやカフェなどが並び活気のある広場です。

シャドルヴァン広場


右手奥のなだらかな坂を上がります。石畳の素敵な通りです。入り口付近は老舗のお店などが並んでいてウィンドウショッピングも楽しそうです。

プリズレン旧市街の坂道


道沿いにはいくつかの教会を見ることができます。こちらは聖ゲオルゲ教会。大きくてきれいな外観です。

聖ゲオルゲ教会


道の反対側には小さくてかわいらしい聖ニコラ教会があります。入り口はどこなんだろう?

かわいい聖ニコラ教会


そして坂を上がりきったところには、カトリックの救済教会(聖母大聖堂)。
この後少しフリータイムを取るから内部見学したい人は各自どうぞと言う感じで外観だけの案内でした。

カトリックの救済教会(聖母大聖堂)


シャドルヴァン広場に戻り30分のフリータイム、という事になりました。30分という微妙な時間に悩みましたが、なんとか城塞Karajaに行けるかも?と決心をします。広場のレストランでトイレを借り、一人城塞を目指すことにしました。かなり急げば10分くらいで上がれるだろうと石橋から見たときに試算した訳です。が、想定通りではあるものの城塞へ向かう坂道はかなり急でした。

城塞への坂道


急な坂を上り始め、迷っている暇は全くないと枝道では躊躇なく人に道を聞き、黙々と足を速めます。前半の勾配は想像以上で、くじけそうになるほどの心臓破りの坂でした。心拍数も息も相当に上がり、部活に入りたての中学時代、きついトレーニングをさせられて以来の苦しさです。少し上がっただけでも景色がいいので、諦めるわけには行きません。

プリズレンの城塞へ上がる坂道


体があまりに悲鳴を上げるので、ちょっとだけ休憩。もうここでいいんじゃないのってほどキレイに街を一望することができます。この丘の中腹には紛争時に破壊されたセルビア正教会が放置されていました(写真左)。息を整え、時計を確認、行ける所まで行くことにします。

プリズレン城塞の丘中腹からの眺め


やっと城塞の入り口が近付いて来ました。相当にきつい思いをして、汗びっしょりですが、目測通り10分ほどで到着できました。何度かこういうチャレンジをしていると、最初は絶対あんな高いところ30分以上かかると思っていたのが、意外と行けると分かってくるものです。

プリズレン城塞入り口


城塞は特に管理されているわけではないので、城壁の門もオープンだし、入場料もありません。門から見るプリズレンの街がすごく素敵です。息はまだ上がっているものの、疲れが一気に満足感に変わり、近くを歩いていた見知らぬ外国人男性と喜びを共にしました。

プリズレン城塞の入り口門


城壁をくぐり城塞の中に入ると、意外にも内部も構造が結構残っています。遺跡好きの私にはそそられる場所ですが、ゆっくり周ってる暇はありません。それに斜面が多く歩き回るのはそう簡単じゃないようです。プリズレンは古代ローマ時代からあった都市で、古くから要塞を語源とした街の名がついていたそうなので、ここも古くはローマ時代からのものかもしれません。

プリズレン城塞内


城壁の上などにあがって、見晴しのいい所で景色を堪能します。街並み、そして、その街を囲む雪を頂く山並みがすごく素敵で、まさに絶景です。来て良かった、心から思いました。

プリズレン城塞からの絶景


プリズレンの中心部を見下ろします。この要塞は私のお気に入りの絶景スポットとして記憶に登録されました。皆に見て欲しい景色ですが、シニア中心のパッケージツアーだとまず連れてくるのは時間的、体力的に難しいんだろうなと残念に思います。

プリズレン城塞から町の中心部を見下ろす


大方廃墟のような要塞跡ですが、城壁の一部はきれいになっている所もあり大砲も置いたままになっていたりします。景色が素晴らしく足に根が生えてしまう人が多くて、無人の写真を撮るのは難しそうです。

プリズレン城塞の城壁の上


次回はプリズレン観光の後半をレポートします♪

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No title

私も古城好きで、特にドライブ途中で城を見つけると即寄り道してしまうのですが、ツアーの30分の自由時間でここまでやれるか、と考えると間違いなく躊躇してしまうでしょう。

四捨五入で今年60歳になってしまうので、体力を比較する自体無意味だとは思いますが、それでも素晴らしい行動力には感動すら覚えます。
少しは、体を鍛えて来たるべきツアーデビュー(?)に備えようかしら・・

Re: No title

30分はかなりギリギリかなって思いましたが、次のチャンスがあるかどうかわからないし、チャレンジはしないと後悔するって強く思いました。悩んだら、やっぱりトライしないと、強烈に心残りとして残ってしまうから・・・。
とはいえ、必ず何分になったらどこにいても引き返すというマイルールは厳守するようにしています。
それに、慌てて走って怪我などしたら元も子もないし、その点だけは激しく自分に言い聞かせました。

もっとも私は体力は全く自信がありません。特に持久力がないので、ツアー中の徒歩観光なんて、いつも最後尾をトロトロ歩いています。写真撮るにはちょうどいいんですけど、シニアの方たちの歩くスピードとかびっくりしてますよ。やぱり皆さん何かしら鍛えているようです。私はここぞという時に人が変わったように行動するので、元気が余っているように見えるらしいですが、実はいっぱいいっぱいです(笑)

60歳以下はツアーでは若い方ですから、デビューには問題ないですけど、30分で要塞に行くためには体力じゃなくて精神力が必要なのかもしれません!
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