アンギラ・ブローイングポイント
2013/11/20 (6日目) 続き
下船開始予定時刻8:00にギャングウェイに並びます。港が渋滞で停泊作業が少し遅れたので下船も少しだけ遅れました。港は着いたばかりの6艘もの大型客船からの客でいっぱいです。早足で人を追い抜き、タクシーの表示を探してタクシー乗り場に急ぎます。セントマーチンでの滞在時間を有意義に過ごすために路線バスを使うなど悠長なことは考えられません。

タクシー乗り場では、行き先を告げると他に同じ方面に行く客がないかしばし待たされます。基本的に相乗りなのです。途中まで行く客と相乗りし、フランス領マリゴを目指します。2人で18ドル。タクシーは、支払い単位が何人かによって、値段が多少違うものの定額料金で、運転手はオレンジなど同じTシャツを着ていてわかりやすく使いやすいです。
8:30 タクシーで蘭領フィリップスバーグを出発、途中、オランダサイドからフレンチサイドに入ります。セントマーチン島はオランダ領シント・マールテンとフランス海外準県サン・マルタンに分かれていますが、特に国境は意識されていません。あやうく国境のモニュメントも見過ごすところでした。

9:00 フランス領の首都マリゴに到着します。丘の上に興味をそそる砦が見えますが、それは後回し、この港から船に乗り、北方にある英自治領アンギラを目指します。何年か前にカリブ海クルーズを検討し始めたときに初めて知った日本人にはほとんど馴染みのない島で、情報があまりないですが、海が美しいと言うので是非にも行こうと心に決めていたのです。

タクシーのドライバーにアンギラに行きたいんだけど、と聞くと、目の前のアンギラ行き船乗り場を教えてくれました。ですが、ちょうど9:00の船が目の前で行ってしまいました。船は8:15から45分おきに出ています。

まず、パスポートを出して、乗船登録みたいのをしボ-ディングパスとアンギラの税関書類をもらいます。隣でTax払えといわれ1人5ドル(か3ユーロ)。次は出国です。あれ?ボーディングパスってもらったけど、船のチケット代はいつどこで払うの?近くにいた乗客らしき人に聞いたら、船の中で、だそうです。あと30分、どこか見てきたいところですが時間が読めないので、出国手続きをして、パスポートに出国スタンプをもらい、小さな待合室で待ちます。軽食飲み物などを売っている小さなお店とトイレがあります。
9:45の少し前、どうやら乗客がいっぱいになったみたいで(席足りずに運転席に座った人も)、早めに出航となりました。やれやれ、町をぶらついたり砦に行かなくて正解。少し走ったところで、船の中で運賃回収、一人15ドルでした。約20分、すごい水しぶきで飛ばしアンギラに到着です。

10:05 アンギラに到着したら、なんとちゃんとイミグレがあります。並んで、初めてかとか、いつ帰るとか、目的はなど一通り聞かれます。明らかに水着の上にTシャツなどを着て、客船のビーチタオル抱えているんだけどもね。ほんの数時間の滞在ですと言ってスタンプもらい、税関申告書を出して入国です。

港の周辺の海、めちゃくちゃきれいです。このあたり、船のOPでもイルカと会えるツアーなどが出ています。思い描いていたままの景色にテンションがあがります。訪問された方のブログなどを見ると、適当に歩いて、その辺の無人ビーチで泳ぐのがオススメなんだそうです。

ということで、港の建物を出るとタクシーの呼び込みをされますが、それを断り歩き出そうとします。この港のあるブローイングポイント、海の玄関口とはいえ、建物が1つ2つあるだけ、道はまっすぐと左の2本です。まっすぐは島の真ん中の方へと伸びているので、港で見た白い砂浜が広がっていると思われる左の方の道を行くことに決めました。

しかし、、、行けどもビーチっぽいところに行き当たりません。しかも日差しがめちゃくちゃきついです。途中海方面へ出られる道がないか探りますが、どこも私有地への道です。様子見ながら20、30分歩きましたが、ビーチは見つからず諦めて戻ることに・・・。

ほとんど人も車も通らない道の脇では何かがゴソゴソと動く音がします。ふと見ると、あ、カニ。いえ、これは抜け殻でした。音の正体がわからないままトボトボと来た道を引き返します。

ちらっとでも海が見えるような道は入っていってみましたが、人の家だったり、小さなホテルだったり・・・。しかも海岸沿いまで行ってみても砂浜じゃなくて岩場だったりするので、海沿いを歩くこともできません。

せっかく張り切ってアンギラへ来ましたが、12:00の船で戻ると決めて、港から歩ける範囲のビーチでしばしきれいな海を眺めるのみ、になってしまいました。偶然ビーチを見つけられた人のブログをたまたまいくつか見ただけで準備を怠ったのが敗因です。

最初からタクシーでどこか近くのビーチに連れて行ってもらえばよかったのでしょうが、実は14時くらいまでには蘭領まで戻っていたい事情もあったので、どこへ連れて行かれるかわからないリスクは犯したくなかったのです。時間いっぱい白い砂浜が切れるところまで歩きました。

すると、ついに、ゴソゴソ動く、島の生息者の正体を突き止めました。トカゲです。緑っぽい色した20cm超の大きめのもので、動きが早すぎてなかなか写真に収まりませんでした。
それにしても海岸から離れると、ゴミがいっぱいなのに、ちょっとがっかりしました。

帰りはまず船のチケットを買います。1人15ドル。隣でTAXを払いますが、税金が5ドルの他に3ドル(セキュリティ)で1人計8ドル。出国、セキュリティを通って小さな待合室で12:00の船を待ちます。ボーディングパスっていうのは、こんな紙をパウチしたやつです。

12:00 少し遅れて出航し、セントマーチンの仏領マリゴへと戻ります。絶対いつかリベンジして、アンギラの綺麗な海で泳ぐぞと心に誓います。たった2時間の滞在で、当初の目的を達せず、熱い島の道をひたすら歩いた、そんな苦い思いが残りました。

次回はマリゴをレポートします♪
下船開始予定時刻8:00にギャングウェイに並びます。港が渋滞で停泊作業が少し遅れたので下船も少しだけ遅れました。港は着いたばかりの6艘もの大型客船からの客でいっぱいです。早足で人を追い抜き、タクシーの表示を探してタクシー乗り場に急ぎます。セントマーチンでの滞在時間を有意義に過ごすために路線バスを使うなど悠長なことは考えられません。

タクシー乗り場では、行き先を告げると他に同じ方面に行く客がないかしばし待たされます。基本的に相乗りなのです。途中まで行く客と相乗りし、フランス領マリゴを目指します。2人で18ドル。タクシーは、支払い単位が何人かによって、値段が多少違うものの定額料金で、運転手はオレンジなど同じTシャツを着ていてわかりやすく使いやすいです。
8:30 タクシーで蘭領フィリップスバーグを出発、途中、オランダサイドからフレンチサイドに入ります。セントマーチン島はオランダ領シント・マールテンとフランス海外準県サン・マルタンに分かれていますが、特に国境は意識されていません。あやうく国境のモニュメントも見過ごすところでした。

9:00 フランス領の首都マリゴに到着します。丘の上に興味をそそる砦が見えますが、それは後回し、この港から船に乗り、北方にある英自治領アンギラを目指します。何年か前にカリブ海クルーズを検討し始めたときに初めて知った日本人にはほとんど馴染みのない島で、情報があまりないですが、海が美しいと言うので是非にも行こうと心に決めていたのです。

タクシーのドライバーにアンギラに行きたいんだけど、と聞くと、目の前のアンギラ行き船乗り場を教えてくれました。ですが、ちょうど9:00の船が目の前で行ってしまいました。船は8:15から45分おきに出ています。

まず、パスポートを出して、乗船登録みたいのをしボ-ディングパスとアンギラの税関書類をもらいます。隣でTax払えといわれ1人5ドル(か3ユーロ)。次は出国です。あれ?ボーディングパスってもらったけど、船のチケット代はいつどこで払うの?近くにいた乗客らしき人に聞いたら、船の中で、だそうです。あと30分、どこか見てきたいところですが時間が読めないので、出国手続きをして、パスポートに出国スタンプをもらい、小さな待合室で待ちます。軽食飲み物などを売っている小さなお店とトイレがあります。
9:45の少し前、どうやら乗客がいっぱいになったみたいで(席足りずに運転席に座った人も)、早めに出航となりました。やれやれ、町をぶらついたり砦に行かなくて正解。少し走ったところで、船の中で運賃回収、一人15ドルでした。約20分、すごい水しぶきで飛ばしアンギラに到着です。

10:05 アンギラに到着したら、なんとちゃんとイミグレがあります。並んで、初めてかとか、いつ帰るとか、目的はなど一通り聞かれます。明らかに水着の上にTシャツなどを着て、客船のビーチタオル抱えているんだけどもね。ほんの数時間の滞在ですと言ってスタンプもらい、税関申告書を出して入国です。

港の周辺の海、めちゃくちゃきれいです。このあたり、船のOPでもイルカと会えるツアーなどが出ています。思い描いていたままの景色にテンションがあがります。訪問された方のブログなどを見ると、適当に歩いて、その辺の無人ビーチで泳ぐのがオススメなんだそうです。

ということで、港の建物を出るとタクシーの呼び込みをされますが、それを断り歩き出そうとします。この港のあるブローイングポイント、海の玄関口とはいえ、建物が1つ2つあるだけ、道はまっすぐと左の2本です。まっすぐは島の真ん中の方へと伸びているので、港で見た白い砂浜が広がっていると思われる左の方の道を行くことに決めました。

しかし、、、行けどもビーチっぽいところに行き当たりません。しかも日差しがめちゃくちゃきついです。途中海方面へ出られる道がないか探りますが、どこも私有地への道です。様子見ながら20、30分歩きましたが、ビーチは見つからず諦めて戻ることに・・・。

ほとんど人も車も通らない道の脇では何かがゴソゴソと動く音がします。ふと見ると、あ、カニ。いえ、これは抜け殻でした。音の正体がわからないままトボトボと来た道を引き返します。

ちらっとでも海が見えるような道は入っていってみましたが、人の家だったり、小さなホテルだったり・・・。しかも海岸沿いまで行ってみても砂浜じゃなくて岩場だったりするので、海沿いを歩くこともできません。

せっかく張り切ってアンギラへ来ましたが、12:00の船で戻ると決めて、港から歩ける範囲のビーチでしばしきれいな海を眺めるのみ、になってしまいました。偶然ビーチを見つけられた人のブログをたまたまいくつか見ただけで準備を怠ったのが敗因です。

最初からタクシーでどこか近くのビーチに連れて行ってもらえばよかったのでしょうが、実は14時くらいまでには蘭領まで戻っていたい事情もあったので、どこへ連れて行かれるかわからないリスクは犯したくなかったのです。時間いっぱい白い砂浜が切れるところまで歩きました。

すると、ついに、ゴソゴソ動く、島の生息者の正体を突き止めました。トカゲです。緑っぽい色した20cm超の大きめのもので、動きが早すぎてなかなか写真に収まりませんでした。
それにしても海岸から離れると、ゴミがいっぱいなのに、ちょっとがっかりしました。

帰りはまず船のチケットを買います。1人15ドル。隣でTAXを払いますが、税金が5ドルの他に3ドル(セキュリティ)で1人計8ドル。出国、セキュリティを通って小さな待合室で12:00の船を待ちます。ボーディングパスっていうのは、こんな紙をパウチしたやつです。

12:00 少し遅れて出航し、セントマーチンの仏領マリゴへと戻ります。絶対いつかリベンジして、アンギラの綺麗な海で泳ぐぞと心に誓います。たった2時間の滞在で、当初の目的を達せず、熱い島の道をひたすら歩いた、そんな苦い思いが残りました。

次回はマリゴをレポートします♪