ベリーズ・カハルペッチ遺跡
2013/04/09(9日目) 続き
カハルペッチ遺跡の北西の角、PLAZA Aの一角にあるトンネルのような通路です。人が一人通るのにぴったりのサイズですれ違うことはできません。グループの皆さんはもう隣の広場へ移動しているようなので、私は通路の向こうから遺跡の上を越えて隣の広場へ向かいます。

隣、というか、ピラミッドの裏側、PLAZA Eへやってきました。ここは王宮と思われてる場所です。小さな部屋がいくつもあり、声はすれどグループの誰も目に入りません。屋根も残っているし、通路や階段など複雑な構造をしている建造物群です。

小さな広場を囲む建物には、たくさんの部屋があります。一夫多妻ということで、何人かの妻達の部屋だったようです。入ってみると、あまり広くはありません。むしろ狭い部屋に、ベンチと言われる石の台座があるだけです。椅子やベットとして使ったのでしょうね。ちなみに、本妻と妾など地位があったのか、部屋の大きさは地位に応じていろいろだったようです。

この王宮はとにかくおもしろいです。何がって、建物としては全部繋がっていて、3階建てみたいになっているのですが、狭い通路や、階段があちこちにあって、どこがどこに通じているやらよくわからない複雑な構造をしているからです。なので、グループの人たちがたどった道もよくわからず、声のする方向へなかなか行けないという冒険心くすぐられる場所です。

そうは言っても外へ出られる通路は限定されているようです。やっと外へ出ると、王宮を出たところからこの建造物の塊一帯の真ん中にあるピラミッド状神殿A1に上る階段があり、皆これを上ったようです。まるで展望台にでも上るみたいな感じです。

柵も何もない頂上はちょっと怖いので石にへばりつきます。生贄が首切られた場所かと思うと、へばりつくのも気持悪いですが、高所恐怖は現実の世界なので、現実が勝ちます。
神殿A2とPLAZA Bが見下ろせます。

そして反対側の景色はというと、PLAZA Eと王宮です。上から見ると屋根がだいぶ残っていて、内部の複雑な構造は想像もつかないシンプルな感じです。中は迷路状態なんですけどね。

ピラミッド型の神殿から下りて来たところで撮ったカハル・ペッチを一枚で表現するなら、という写真です。中央右の小山が神殿A1、PLAZA Aから見たときはきれいでしたが、こちらから見るとやや山化しています。左手が中が複雑な王宮です。この一帯はマヤアーチが各所で見られます。

上の写真のすぐ後ろにはB5という建造物があります。こちらはかつてのサウナだそうです。
といっても普通の小部屋と何が違うのか、部屋の中のベンチのような台が高いし、やっぱり狭いなという感想でした。

で、裏側からちょっとよじ登って上からも見てみました。そういえば数日前に見たホヤデセレン遺跡のサウナと少し共通するところがあるような気がします。入り口上の小さな穴とか内部の足元の空間の狭さとか・・・。

次はPLAZA Bに面したB4という神殿です。雨乞いのための神殿だったようです。

よく見ると神殿の階段に顔のようなものが・・・。
雨の神様の目なのかな。

最後は球戯場です。傾斜がなだらかです。それにしてもきれいで保存状態がいいです。
PLAZA B(グランプラサ)の東側にあります。この遺跡は規模は小さいながら、マヤ遺跡の特徴をよく残していて見ごたえがあり、見学しやすい遺跡です。

こちら最初に見たPLAZA Bにある天文学研究の建造物で最近修復されたもの、の裏側です。
やっぱり裏側は未修復なのですね。でも全部きれいに修復してしまわないこのスタイルが私は好きです。

他に観光客もいなくて、ゆっくり見れて、すごく楽しい遺跡でした。実はすごく暑かったけど、遺跡の隅々まで見ても1時間ちょっとという大きさが、最後までぐったりせず気持ちよく見学できた理由のひとつかも知れません。穴場的ですごくオススメの遺跡です。
12:15 カハル・ペッチ遺跡を後にします。これで今回の旅行での遺跡見学は終わりです。
次回はベリーズシティまでの移動をレポートします♪
カハルペッチ遺跡の北西の角、PLAZA Aの一角にあるトンネルのような通路です。人が一人通るのにぴったりのサイズですれ違うことはできません。グループの皆さんはもう隣の広場へ移動しているようなので、私は通路の向こうから遺跡の上を越えて隣の広場へ向かいます。

隣、というか、ピラミッドの裏側、PLAZA Eへやってきました。ここは王宮と思われてる場所です。小さな部屋がいくつもあり、声はすれどグループの誰も目に入りません。屋根も残っているし、通路や階段など複雑な構造をしている建造物群です。

小さな広場を囲む建物には、たくさんの部屋があります。一夫多妻ということで、何人かの妻達の部屋だったようです。入ってみると、あまり広くはありません。むしろ狭い部屋に、ベンチと言われる石の台座があるだけです。椅子やベットとして使ったのでしょうね。ちなみに、本妻と妾など地位があったのか、部屋の大きさは地位に応じていろいろだったようです。

この王宮はとにかくおもしろいです。何がって、建物としては全部繋がっていて、3階建てみたいになっているのですが、狭い通路や、階段があちこちにあって、どこがどこに通じているやらよくわからない複雑な構造をしているからです。なので、グループの人たちがたどった道もよくわからず、声のする方向へなかなか行けないという冒険心くすぐられる場所です。

そうは言っても外へ出られる通路は限定されているようです。やっと外へ出ると、王宮を出たところからこの建造物の塊一帯の真ん中にあるピラミッド状神殿A1に上る階段があり、皆これを上ったようです。まるで展望台にでも上るみたいな感じです。

柵も何もない頂上はちょっと怖いので石にへばりつきます。生贄が首切られた場所かと思うと、へばりつくのも気持悪いですが、高所恐怖は現実の世界なので、現実が勝ちます。
神殿A2とPLAZA Bが見下ろせます。

そして反対側の景色はというと、PLAZA Eと王宮です。上から見ると屋根がだいぶ残っていて、内部の複雑な構造は想像もつかないシンプルな感じです。中は迷路状態なんですけどね。

ピラミッド型の神殿から下りて来たところで撮ったカハル・ペッチを一枚で表現するなら、という写真です。中央右の小山が神殿A1、PLAZA Aから見たときはきれいでしたが、こちらから見るとやや山化しています。左手が中が複雑な王宮です。この一帯はマヤアーチが各所で見られます。

上の写真のすぐ後ろにはB5という建造物があります。こちらはかつてのサウナだそうです。
といっても普通の小部屋と何が違うのか、部屋の中のベンチのような台が高いし、やっぱり狭いなという感想でした。

で、裏側からちょっとよじ登って上からも見てみました。そういえば数日前に見たホヤデセレン遺跡のサウナと少し共通するところがあるような気がします。入り口上の小さな穴とか内部の足元の空間の狭さとか・・・。

次はPLAZA Bに面したB4という神殿です。雨乞いのための神殿だったようです。

よく見ると神殿の階段に顔のようなものが・・・。
雨の神様の目なのかな。

最後は球戯場です。傾斜がなだらかです。それにしてもきれいで保存状態がいいです。
PLAZA B(グランプラサ)の東側にあります。この遺跡は規模は小さいながら、マヤ遺跡の特徴をよく残していて見ごたえがあり、見学しやすい遺跡です。

こちら最初に見たPLAZA Bにある天文学研究の建造物で最近修復されたもの、の裏側です。
やっぱり裏側は未修復なのですね。でも全部きれいに修復してしまわないこのスタイルが私は好きです。

他に観光客もいなくて、ゆっくり見れて、すごく楽しい遺跡でした。実はすごく暑かったけど、遺跡の隅々まで見ても1時間ちょっとという大きさが、最後までぐったりせず気持ちよく見学できた理由のひとつかも知れません。穴場的ですごくオススメの遺跡です。
12:15 カハル・ペッチ遺跡を後にします。これで今回の旅行での遺跡見学は終わりです。
次回はベリーズシティまでの移動をレポートします♪