ホンジュラス・コパン遺跡グランプラサ

2013/04/06(6日目) 続き

大きなテントに覆われた神殿26の前にやってきました。この遺跡見学のハイライトのひとつ、神聖文字の階段がある神殿です。高さ30メートル、64段に渡るマヤ文字の彫られたブロックで作られた階段は巨大で、写真に収めるのも大変です。この神殿ピラミッドもアクロポリスの一部で階段はアクロポリスへ上がる階段でもあったようです。手前はアルター(祭壇)です。

コパン遺跡神殿26神聖文字の階段


神殿26は5世紀から少なくとも7回にわたり増改築され、753年第15代カク・イップ王によって完成されたそうです。最初の写真で階段の前に立って上半身だけ写っているのが15代目王の立像ステラMです。内部のチョルシャ神殿には第12代王またはその息子が埋葬されていたそうです。

神殿26の内部構造


2200以上のマヤ文字には王朝史が刻まれているそうですが、発見時に順番を無視して積んだこともあって全部は解読されていないようです。15段目までは損傷も少なく、元通りに積まれているとのことですが、わかりやすい部分でこんな感じで、かなり薄れてしまっているのがほとんどでした。

神聖文字の階段のマヤ文字


神殿26のすぐ北西にマヤの都市には必ずあったと言われている球戯場があります。メキシコの遺跡で見たものに比べると小さいですが、保存状態は良好です。スポーツというよりは儀式として行われ、敗者は生贄になったとかいう話ですが、いろんな説があり真偽は定かではありません。

コパン遺跡球戯場


ゴムでできたボールのようなものを手を使わずに蹴ったりして、得点版に当てた?方が勝ちとかルールも細かくは特定できてないようですが、彩色石器などから王侯貴族が自ら球戯に参加していたことがわかっているそうです。ここにもコンゴウインコがモチーフとして使われています。

球戯場のコンゴウインコの得点板


最後はグレート・プラサに林立するステラなどの見学です。記念碑として立てられたステラの大半は、13代目王ワシャクラフーン・ウバーフ・カウィール(通称18ウサギ王)によって8世紀前半に建立されたものです。この13代目が最盛期で、従属国のキリグアに捕らえられ、斬首したことによりその後はコパンは衰退に向かったと思われています。

こちらはステラH、730年に立てられたもので、スカートのようなものをはいた立像です。
水の神イシチェル女神という説もありますが、トウモロコシの神の衣装を身に着けた13代王の若い頃の像とされています。

コパン遺跡ステラH


ステラには大抵、アルターと言われる祭壇がセットになって置かれています。こちらはステラ4の前のアルターですが、デザインはシンプルですが、どうやら生贄を捧げたもののようです。血が流れるための溝のようなものがあります。

生贄の祭壇


有名なステラなどの説明をした後、残り時間はフリータイムとなりました。そうは言っても、散々歩いた後だし、ゆっくり見てきたのでアクロポリスに戻ろうなどと思うこともなく、皆グラン・プラサでゆっくり写真を撮ったりして過ごします。静かな遺跡ですが、鳥の声だけが響き、聴きなれない声に上を向くときれいな黄色の尾をした鳥がいました。

尾の黄色い鳥


グラン・プラサのステラはオリジナルと思われるものには屋根がついていて、腐食から守っているようでしたが、中には屋根のついていないものもありました。
ステラF、721年に立てられたものですが、さて、本物なのかどうかわかりません。アルターは亀に見えたりして、とても芸術的です。

コパン遺跡のステラF


ステラC、730年は、最高神イッツァムナーを象徴とする典礼の杖を持っているとガイドブックにありましたが、デザインはよくわかりません。ただ赤い色がかなり残っていて、ステラも赤かったのかと実感できました。赤と白が使われたマヤの都市を想像しました。

コパン遺跡のステラC


遺跡の一番北側からグラン・プラサを眺めます。グラン・プラサはきれいに手入れされている芝生に覆われた文字通り大広場で、真ん中に小さなピラミッド(写真中央奥)があり、ステラが林立しています。神聖文字の階段にかけられた幕が見えるだけでアクアポリスは木に覆われてしまって見えません。人口2万超を誇る大都市だった当時の様子がなんとなくわかるようです。広い広場に散らばっている人たちは同じグループの人たちばかり、思っていた以上に観光客が少ないことには驚きました。

コパン遺跡グランプラザの北からの眺め


グラン・プラサからそのまま西に行くと遺跡の出入り口につきます。帰りもコンゴウインコが見送ってくれました。彼らが頭上を群れで飛ぶ姿は息を呑むほどに美しく、まるで神の使いのようでした。

飛ぶ姿が美しいコンゴウインコ


17:00、博物館を入れて3時間20分、たっぷり見学したコパン遺跡を後にします。
17:20 グアテマラとの国境、帰りは領収書見せるだけみたいな簡単な手続きで、警備の人たちとも分かれ、一路ホテルへと向かいます。

19:05 リオ・オンドのホテル、ロンガローネに到着です。フロントとレストランの向こうにプールがあります。今回水着を持ってきていましたが、怪我でそれどころじゃなくなり残念です。そもそも遺跡見学というモチベーションのために痛みが和らいでいましたが、ホテルへ着くと急に痛みが増してきます。
19:00はもう暗い時間で、写真は遺跡に行く前に寄ったときに撮ったものです。

ロンガローネのプール


宿泊棟はコテージタイプです。夜着くと迷子になりそうです。敷地が広いこともあって、Wi-Fiはフロントかレストランのみ(無料ですがそれぞれパスコード有り)でした。

ロンガローネのコテージタイプの宿泊棟


危険情報の引き上げによってホンジュラスに泊まれないこともあって、グアテマラ側のホテルに宿泊することになったようですが、ユーラシア旅行社が使うホテルの中ではかなりギリギリのランクといえます。部屋はバスタブなし、ミニバーあり、ドライヤーあり。水周りはお湯がほとんど出ないし、部屋の中外とも虫が多かったです。

ロンガローネの部屋


次回はキリグア遺跡をレポートします♪

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