ホンジュラス・コパン遺跡アクロポリス西広場

2013/04/06(6日目) 続き

14:40、博物館からジャングルみたいなところを通って、いよいよ世界遺産コパン遺跡の見学に向かいます。コパンはマヤ低地でも中心的な存在として栄えた大都市でした。標高600メートルほどのコパン谷に位置し、紀元前から町はあったようです。(王朝は426~820年)

コパン遺跡石彫博物館からコパン遺跡へ


しばらく歩くと、ちゃんとした広い道にでました。道幅があり歩きやすくなりましたが、道の脇には素人目に見てもただの小山とは思えないマウンドがあります。遺跡周辺にはまだまだ未発掘の遺構があるようです。

コパン遺跡公園内にあるマウンド


5分ちょっと歩いたところでやっと遺跡に入場です。入り口はここ一ヶ所らしいです。ここからはまだ何も見えません。降りる前に冷却用の氷を取り替えましたが、博物館の見学中に氷も溶け、早くも傷がジンジンとしてきました。歩けるとはいえ、怪我を押しての観光は先が思いやられます。

コパン遺跡入り口ゲート


ホンジュラスの国鳥コンゴウインコがお出迎えです。入り口付近に小屋や餌台があって、遺跡で放し飼いされているようです。色鮮やかでとても美しい鳥で、モチーフに使われるのも納得です。インコって言っても1メートル近い体長があります。この遺跡には結構たくさんいます。

コパン遺跡に暮らす国鳥コンゴウインコ


入場してすぐ右に折れ、遺跡の南へと向かいます。先に高低差があるアクロポリスを見学するようです。豊かな自然の中を入り口から10分近く歩いたところで、ちょっと大きめの小山まで着ました。目指す遺跡はこの裏です。というか、この山に見えるのも未発掘の遺跡の一部です。

アクロポリスの西側


最初の遭遇物は、足元に転がっていたこれです。右下の顔と目が合います。この山に見えるものが人工的な構造物であったことは間違いありません。それにしても、これ、黙って持って帰る人がいるとは思わないのでしょうか。監視員もカメラもロープも何一つ規制のない場所に、それがどうしました?って感じに転がっています。もっと観光地化された遺跡だと思っていたので、ちょっとびっくりしました。

足元に転がっている遺物


小山に作られた山道のような道を登りました。こうして振り返ると下にいる人間が小さく見えます。このあたりに生えている大木はセイバの木というもので生命の木です。近くにあった大木は樹齢600年とのことでした。その根の長さ太さは驚くほどのものです。写真の下に立っている人の前に伸びているのが根の一部です。まるで水道管のようです。

セイバの大木の根


登った先はアクロポリスの西広場でした。西広場の北側には天文台とか閲兵台と言われている神殿11という建造物があります。ここはかなり修復されているようですが、それでも遺跡内の建造物からは木が生えて、遺跡と共存しています。

コパン遺跡西広場11号神殿


神殿11の真ん中あたりに、簡単な屋根で保護された暗黒神像(イーク)があります。口から蛇をだし、片手にはトーチだかマラカス見たいのを持って、奇妙なポーズで踊っているかのようです。他にもおどろおどろしい首が転がっていたりして、ここは死の谷とも呼ばれているようです。そう、生贄の儀式をするところだったという説も・・・。

11号神殿にあるイークの像


西広場を少し進むと、広場を囲むように建物が続き、広場の東側には神殿16があります。コパン最大の建造物で、博物館で見たロサリラ神殿が埋まっているところです。写真の一番右側に写っているのはアルターQで、博物館にある方がオリジナルで、こちらはレプリカになります。

コパン遺跡16号神殿


ロサリラ神殿が埋まっているとは、こんな感じ、と現場に絵がありました。実はロサリラ神殿だけではなく、全部で7つもの神殿が入れ子になっています。初代王の墓フルナル神殿、その上に初代王妻の墓マルガリータ神殿、その上にロサリラ神殿という感じで、神殿埋葬とか神殿更新とかいう表現が使われていますが、神殿の上に神殿を重ねているという構造です。

16号神殿の内部構造


別の切り口で説明したパネルもありました。確かにより大きいピラミッドなどの構造物を作るのには、既存の建物を利用した方が効率的ですよね。

多重ピラミッドの様子16号神殿


こちらが、調査用のトンネルの入り口です。トンネルを掘ってみて初めて、多重構造のこの神殿の様子が明らかになったのです。このトンネルは別チケットで見学できるそうですが、このツアーには含まれていませんでした。残念ながらチケットはその場で買えないし、お客がいないときは扉は閉めているようです。たまたま後ろの観光客がチケットを持っていたためか係員が開けるところを見ました。

16号神殿の内部調査用トンネル入り口


西広場の南からの撮影です。右手が神殿16の多重ピラミッド、突き当たり左手が神殿11です。
ここで初めて建物が単独で建っているのではなく、複合的な建造物だということがわかりました。それにしてもホンジュラス一の観光地コパン遺跡にここまで人影がないのは驚きでした。まだ乾季の観光シーズンなのに、遺跡が静まっていてゆっくり見学できるのは想定外でした。

コパン遺跡アクロポリス西広場


神殿16を南から回り込んで東広場の方へ向かいます。神殿16の側面はこんな感じ、西側はきれいに修復され、東側は手付かずといった感じです。

16号神殿の南側


次回は東広場をレポートします♪

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