グアテマラ・グアテマラシティ③

2013/04/05 (5日目) 続き

国立考古学民族博物館の見学で一番の見所は一番奥にある部屋です。毎日開いているわけではないらしいですが、言わば宝物室と言えるコーナー。ティカル遺跡出土の翡翠の容器。古典期後期600~900年頃のもの。なんだか教科書か何かで見たことがあるような・・・。トウモロコシの神に扮した王を表現しているらしいです。

グアテマラシティ国立考古学民族博物館にあるヒスイの壷


こちらは葬送用の翡翠のマスク、カメラを向けるとばっちり顔認識されます。翡翠は産地が限定されていたので貴重品、だから王など階層の高い人のものです。ティカルの中心から1km離れた埋葬160というところで発見されたものだそうです。古典期後期600~900年頃のもの。

グアテマラシティ国立考古学民族博物館にあるヒスイの仮面


こちらは貝で作られた宝飾品。古典期初期250~550年頃のもので、ティカルで見つかったものです。貝殻も当時は貴重品で一部のエリートしか手にできなかったものです。

貝のアクセサリー


これは無理やり訳すと獣面壷。高地のPurulhaという所からのもの。古典期後期600~900年頃のもの。値段をつけたらとても高いのでしょうけど、ゆるきゃらに通じる癒しがあります。

獣面壷


こちらのアクセサリーセットは珍しく金です。後古典期925~1250年頃のもの。高地のグマルカフ(Gumarcaj)からのもの。マヤは金属を持たなかったこともあり、金制品の遺物も珍しいです。

金のアクセサリー


ヒスイやセラミックなどの見事な品々が並ぶ中、この部屋のさらに奥にはティカル遺跡の1号神殿で見つかった王墓の再現があります。こうしてみると、翡翠の玉の大きさがすごいです。
生きている間ならこんな重いネックレスはできなかったに違いありません!
翡翠はとても固くダイヤモンドのようなものじゃないと加工が難しいらしいですが、どうやって作ったのでしょうね。

グアテマラシティ国立考古学民族博物館のティカル1号神殿の王墓再現


博物館の中央には小さな中庭を取り囲むようにステラ(石碑)やアルター(祭壇)がずらりと展示されています。

中庭を囲むステラ


長細い石碑ステラと丸い祭壇アルターは通常このようにセットで置かれていることが多いです。そして、基本的には当時の出来事などが刻まれているので、作られた年代がかなり明らかです。写真のものはティカル遺跡で見つかった751年のものです。

ステラとアルター


大きなものは3mくらいありそうなものもあります。使われた石はその地方によって違い、石灰岩とか砂岩とかいろいろ、石の性質によって図柄がきれいに残っているか差が出るようです。

巨大なステラ


博物館の入って左側には民族衣装や人々の暮らしに関するものが展示されています。石碑や土器や宝飾品に比べると人気がないようで人がいません。

民族に関する展示


現在のマヤの末裔たちの衣装もですが、マヤの民族衣装はとても色鮮やかです。集落ごとに柄や色などが違うそうなので、あくまでも一例です。今でも衣装の柄や身に着け方を一目見れば、どこの村の人なのかわかるのだそうです。

マヤの民族衣装


一風変わった仮面?のようなものもありました。お祭りなどで使うのでしょうか。

仮面


こちらは楽器類です。かなり新しいものまであるようですね。

楽器類の展示


国立考古学民族博物館の見学は全部で1時間20分。前半はガイドの説明を聞きながら周り、後半はフリータイムで自由に見学しました。出入り口の脇には小さなショップもあります。

グアテマラシティ国立考古学民族博物館のショップ


旅ともさんがこのショップで買った「GUATEMALA WORRY DOLLS」を後日分けてくれました。中に2cm弱の小さな人形が6個ほど入っていました。マヤ高地の先住民の村に伝わるもので、悩みを1つ人形に告げて枕の下に置いて寝ると人形が問題を取り去ってくれる、といったものです。使った後は土に埋めるそうです。今まで聞いたことありませんでしたが、エケコ人形のように、何かのきっかけで日本でも流行るかも知れませんね。

GUATEMALA WORRY DOLLS


11:15 グアテマラシティを出てアンティグアに向けて出発です。

次回は古都アンティグアをレポートします♪
(帰国途中ソウルからの更新でした)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

前回のマや芸術のお写真の方が心弾かれたのですが、貝のアクセサリーなんかはとても綺麗ですねー。昔から、貝は光り物だったのですね!

Re: No title

マヤ芸術すごいですよね。事前に知識がなくても十分に楽しめる
素敵なものがいっぱい。昔からアクセサリーに関してはデザインも
優れていたものが多くて、今でも十分に使えそうなものがいっぱい
ありますね♪

No title

ご無沙汰してます(^_^;)
遺跡ってなんかロマンを感じたり、人間そのものを感じたりといろいろ考えさせられますよね☆
基本的に興味がある考古学というものは、ちと難しいのですが、楽しんで知識を得たいなぁって思ってます。

体調に気を付けてこれからも旅を楽しんでください☆

Re: No title

こんにちは!

私も遺跡大好きなので、古いものを見るとワクワクします。
今更ですが、考古学は学んでみたいなと思います。もっといろんな
観点から見ることができれば楽しいだろうなと。
この旅のレポートでは、これから楽しくない事が勃発しますが
そんなこともいい教訓にして、今後の旅に役立てたいです♪
プロフィール

aya1103

Author:aya1103
ようこそ!コメント大歓迎です♪
過去記事への質問もお気軽に

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR