フランス・ロカマドール②

2013/03/02 (6日目) 続き

ノートルダム礼拝堂でのミサが長引いているようなので、そうっと邪魔しないように数人ずつ入ることにしました。この礼拝堂は、聖アマドゥールが隠遁していた場所にあり、12世紀から数々の奇跡を起こしてきたといわれる黒いマリア像が有名です。

ところが、皆どれがそのマリア像かわからなかったと言って首をかしげながら出て来ます。
私はミサが終わるのを待って入りましたが、正面祭壇の上に祭られていて間違いようがありません。教会の基本的なつくりがわかっていない人が多いのと、像が小さいこと、木造で一見観音像みたいに見えるのも皆が確信できなかった原因かもしれません。

ロカマドールのノートルダム礼拝堂の黒いマリア像


ノートルダム礼拝堂の入り口の正面からは、向かいにあるサン・ミッシェル礼拝堂外壁のフレスコ画が必見です。12世紀のフレスコ画ですが、色もきれいに残っています。ガイドの説明では、右の女性二人の目は合わせて3つで、1つの目を2人が共有していると言うのですが、ズームして確認して見ると、くっついてはいるものの目は4つあるように見えました。

サンミッシェル礼拝堂のフレスコ画


さて、サンクチュアリの主な礼拝堂の説明を終えるとガイドさんはお仕事終了と帰って行き、後は各自がシテの入り口まで下りるということで12:30までフリータイムとなりました。
階段が苦手な人はエレベータを使えるし、私も一人で散策できる方が嬉しいので、こういった観光の仕方はとてもいいと思います。まずは、覗ける礼拝堂を見て、サンクチュアリを散策です。

サンクチュアリの外側の通路


サンクチュアリは狭いので礼拝堂以外はそんなに行くべきところもないのですが、歩ける範囲はどこも素晴らしい景観を楽しめます。ロカマドールは遠くから見る全景の景観もいいですが、内部でじっくり建物などを見るのも楽しいです。サンクチュアリからシテを見下ろすと、石造りの屋根にもいろいろ種類があることがわかります。

サンクチュアリからシテの石造りの屋根の町並みを見下ろす


サンクチュアリでいろんな景色を楽しんだ後は、村の中央に位置する巡礼者の階段からシテへ下ります。この階段は216段あり、中世の巡礼者たちは祈りながら膝だけで上ったと言われています。一種の苦行ですね。下りるだけならどうってことありませんが、上るのはちょっと辛い階段かも知れません。エレベータは離れたところにあるので、足の悪い人、時間がない人は早めにエレベータを使う決断をした方がいいでしょう。

ロカマドールの巡礼者の大階段


難なく大階段を下り、シテに下りてきました。まずは村の奥の方へ行きます。こちらは人の気配がありません。遠くに見えるのは、Porte Basse、村の一番奥の門です。

ロカマドールの町並み


こちらはPorte Hugon、13世紀の門です。大階段に近く、冬季でもお土産屋などが比較的開いている界隈になります。

ロカマドールの13世紀の門


シテは1本道になっていて、両側にはお土産屋などがずらっと並んでいますが、季節柄かお店がほとんど閉まっていました。賑わっていれば観光地化し過ぎてちょっとな、と思うところでしょうが、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の地としては閑散としすぎているという印象です。

ロカマドールの目抜き通り


お店を覗くこともなく、町並みを楽しみながら歩きます。時折、頭上を仰ぎ見ると、サンクチュアリ、その上のシャトーの建物が降って来そうに見えるほど。面積は小さい村ですが、垂直方向に厚みのある村だということがよく分かります。

シテからサンクチュアリ、シャトーを見上げる


このメインストリートも観光シーズンには観光客で埋め尽くされるのでしょうが、人のいない光景というのもなかなかいいものです。振り返ると、シャトーが遠くに見えます。小さな村ですが、細長いので奥行きが感じられます。

ロカマドールの目抜き通りとシャトー


のんびり町並みを楽しんで、集合時間3分前に戻ってきました。村の入り口、いちじくの門(Porte du Figuier)も大きくはなく、村の大きさにちょうどいいサイズです。この門の外からはロカマドールの村全体を見ることができ、お気に入りのスポットのひとつです。

ロカマドール村の入り口から見る全景


12:40 LNC@RST
ベルベデーレ、その名の通り絶景を展望できるレストランでLunchです。最初に写真を撮ったロスピタレの展望台よりも素晴らしい眺めが堪能できる、おしゃれなレストランです。

ロカマドールの絶景を見ながら食事のできるベルベデーレ


前菜は、おしゃれな石のお皿にアヒルのパテ。これは絶品でした。パッケージツアーの昼食でこんないいお食事をできることは稀です。

おしゃれな前菜


メインはソーセージ。ちなみにワインは近くのカオールの赤ワイン、ハーフボトル8ユーロ。カオールの赤ワインは黒とも言われる濃いワインです。

おいしいソーセージとカオールの黒


こちらがレストランからの眺望。アルズー渓谷とロカマドールの村がベストな角度で、何の障害もなく見られる絶景ロケーションです。窓も大きく、この景色を見ながらおいしい食事ができ、久々に大当たりのレストランでした。

ベルベデーレから見るアルズー渓谷とロカマドールの絶景


次回は美しい村サン・シル・ラポピーをレポートします♪

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

aya1103

Author:aya1103
ようこそ!コメント大歓迎です♪
過去記事への質問もお気軽に

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR