フランス・ロカマドール①

2013/03/02 (6日目)

8:00 トゥールーズのホテルを出発し、バスでロカマドールへ向かいます。車窓は自然がいっぱいの長閑な景色です。人工的な建物もなくなった一本道では、のんびりと草を食む羊の群れなどが見え、フランスの国土の広さを感じます。

トゥールーズからロカマドールまでの車窓風景


途中一度トイレストップを挟み、10:30ロカマドールの全景を展望できるロスピタレでPhoto Stopです。ロカマドール(ロカマドゥール)はキリスト教の重要な巡礼地のひとつで、今では人気の観光地ですが、日本からの観光客はそう多くはありません。

ロスピタレ展望台からのロカマドールの眺め


展望台からは崖に張り付くように造られた村が一望できます。この村の人気の理由のひとつはこの特異な景観でしょう。3層に別れ、上部はシャトー、中部はサンクチュアリ(聖域)、下部はシテと呼ばれています。ロスピタレは上部のシャトーと同じ高さです。

ロカマドール全景


ところで今回の旅行では珍しく添乗員さんをとても気に入りました。何十人もの添乗員さんにお世話になってきましたが、本当に気に入った添乗員さんは3人目です。阪急交通社の人気添乗員、佐藤美香さん、実物はもっとチャーミングです。控えめで、ほんわかするタイプです。

お気に入りの添乗員佐藤美香さん


私の個人的な好みですが、でしゃばらず、主張せず、時間が流れるのがゆったり感じる、そして個々にあった対応ができる方でした。添乗員さんの中には必要以上に世話を焼いたり、自分が仕事していることを主張したり、ガイドの英語を訳さず用意したペーパーを読む方もいますが、全てにおいてそういう鼻に付く所がない方で、自分がお客さんのペースに合わせるような、お客さんに何かを押し付けたりは絶対しないタイプでした。ツアーで旅をしている事を忘れさせてくれる、一緒に時間を過ごすのが楽しい方でしたので、またいつか必ずご一緒したいと強く思いました。

さて、ここロカマドールも散策との予定でしたが、ガイドさんがついて説明もしてくれるとのことです。ガイドさんとの待ち合わせより早くついてしまったので、下からも全景を見せてくれるとバスを移動してくれました。こうして車窓から見ると、アルズー渓谷に造られた村全体が一望できます。思わず、わぁーっと感嘆がもれるほどの光景です。

アルズー渓谷とロカマドール全景


近付くと、渓谷の絶壁に沿って建物が張り付いている様がよくわかります。ギリシャのメテオラを思い起こさせる景観です。元々は聖人アマドゥールが隠遁していた場所ですので、自然の中の厳しい場所というのも頷けます。

3層のロカマドール


11:00 バスで再びロスピタレへ上がり、そのままシャトーにある駐車場へやってきました。
村には車で入れないので、ここからは徒歩での観光になります。ここでガイドとミートして、シャトーから下っていくのかと思いきや、シャトーには行かず反対方面へ歩き出します。

ロカマドールシャトー


すると何だか近代的な建物。ここから中段のサンクチュアリ(聖域)までエレベータで移動するそうです(片道2.5ユーロ、グループは1.6ユーロ)。エレベータと言ってもケーブルカーみたいなものでした。あの絶壁じゃ、年配の方を連れて階段を下りるわけには行かないでしょう、納得です。

ロカマドールシャトーのエレベータステーション


エレベータを降りるとそこはサンクチュアリに続く、Esplanade Micheletという平坦な道です。シャトーを仰ぎ見る場所です。こうして見ると、シャトーの方が教会っぽいく目先の館のようなものが礼拝堂などの聖域というのは逆に見えるなという第一印象です。
エレベータを降りた所にはトイレもあります。

サンクチュアリへ続く道


サンクチュアリに入る前に、振り返ると、アルズー渓谷と下段の村の家並みが見えます。下段の村は一本の道路沿い、差し詰め参道を囲むように家々があるだけ、細長い小さな村であることがわかります。

サンクチュアリからシテを見下ろす


さて、ここからサンクチュアリに入ります。村の構造上で言うと、まさに裏門です。
本来の参拝ルートは、下のシテから入り、階段で中段のサンクチュアリまで上がるわけですが、ここはサンクチュアリの裏側にあたる所です。下からこの近くに上がるエレベータもあります(サンクチュアリとシテの間は片道2ユーロ、往復3ユーロ)。

ロカマドールサンクチュアリの裏門


門を潜って、通路を直進すると、小さな広場のようなところへ出ました。サンクチュアリの中央、前庭にあたる部分です。7つの教会がこの小さな広場を囲んでいます。(今思うと、宗教的なお土産屋は季節柄かここしか開いていませんでした。)

サンクチュアリの前庭


広場から上を見上げます。教会の一部はまさに崖に張り付いています。左側はサン・ミッシェル礼拝堂、右がノートルダム礼拝堂になります。

崖に張り付くように造られたロカマドールの礼拝堂


まずはバシリカに入ります。ここも中の壁の一面は天然の岩壁でした。バシリカは一番大きな聖堂で聖域の中心にあります。

バシリカ内部


隣にあるノートルダム礼拝堂へ入ろうとすると、貸切ミサが行われていて入れなかったので、しばし外で待つことになりました。バシリカからも入れますが、こちらが外からの入り口。左側は、聖アマドゥールの腐敗していない遺体が12世紀に見つかったという、このロカマドールの起源とも言うべき場所です。

聖アマドゥールの遺骸が発見された場所とノートルダム礼拝堂入り口


次回ロカマドールの後半をレポートします♪

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こんばんは^ ^
いつも楽しみに拝見しています。

ロカマドールとその周辺の巡礼の町、本当は今夏行こうと画策していたのですが、ツアーか車でもないと難しいところですね。
しっかり調べて来年あたり行こうと思っているので、今回のツアーの記事、本当に楽しく拝見しています。

ツアーガイドさんは、その方を気に入ったお客さんが、その方の添乗するツアーを選んでまで参加するとかあるらしいですね。それくらい大事な要素になるのですね。

Re: タイトルなし

こんばんは!

確かに車がないと厳しいところが多いようですね。バスもあるようですが
便数が少なさそうなので確かによく調べて日程に余裕を見たほうが良さそうです。
ちなみに、この周辺の中ではコルド・シュル・シェルが一番私の心を鷲掴みにした
町でした。ここはタクシーででも立ち寄りたい場所です♪
この地方を中心に周るツアーもありますが、まだ割高なのが難点ですね・・・。

添乗員やガイドさんは、本当に雲泥の差がありますよ。よく旅はお天気と添乗員次第
と言いますがまさにその通り。気合の入った行き先では、できるだけいい添乗員さんが
つく日を選ぶようにしてます。でないと、ツアーならではの嫌な思いをすることに
なりますからね~!
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