フランス・マントン旧市街
2013/02/26 (2日目) 続き
早々にレモン祭りを抜け出し、旧市街へと向かいます。去年も来ているので地図は頭に入っていますから、立ち止まって道を確認することもないので効率よく時間が使えます。第一のチェックポイント市庁舎です。コクトーの結婚の間が有名ですが、今年も素通りです。

昨年とは違う道も通ろうと、途中でGrenadierの階段を上がります。なんとも絵になる道ですが、単に少し遠回りしているに過ぎません。壁の色がオレンジ系なのがこの街に本当に合っています。白色苦業会礼拝堂のところに出ます。

サン・ミッシェル教会へ少し下ります。この教会はマントン旧市街の中心的存在です。17世紀モナコ大公が建てた教会で、周囲にある教会とは格の違いを感じます。

サン・ミッシェル教会前のモザイクはちょっと離れたところから見下ろすのが素敵です。海岸の石を使って描かれたモナコ公家の紋章です。

教会の内部も必見です。古い宗教画などは素人目に見ても見事なものが多いです。

さて、お楽しみの迷路のような旧市街散策に向かいます。私はこの旧市街がとても好きです。ツーリストインフォメーションで入手した地図には細かい道も載っていますが、中に入ったら迷路のような道で地図はあまりあてになりません。階段ばかりの坂道を郵便屋さんが鼻歌と共に郵便を届けて歩く姿が印象的でした。

迷路のようだというのは、あちこちに階段が伸びていて、それが道かどうか疑わしいようなものがたくさんあるのです。行き止まりの道はほとんどなく、すぐに民家の玄関が見えないところは全部道です。このすぐ先に玄関がありそうな階段も道なんです。

最初は不安気に道の先を覗きますが、ほら、ちゃんと向こうに繋がっています。このような家の間を通り抜けるようなトンネルの道がそこかしこにあって何だかワクワクします。

旧市街は斜面にあるので、どんなに道が迷路のようでも迷子になることはありません。上がるか下がるか、しかないのです。どの道を行っても、上へ行けば他の上へ行く道と繋がっているのですから、気の向くまま歩けるというのが何とも魅力です。

旧市街を上って行くと、展望台に辿り着きます。この旧市街を歩いている間、そこかしこで日本人に遭遇しました。スケッチをするツアーだそうで、皆それぞれ気に入った場所で絵を描いていました。そういう旅にぴったりの場所です。

展望台となっている公園からはマントンの旧港が見下ろせます。海の色がとても美しいです。そして、このマントンはイタリアとの国境にある街、海沿いの道の向こうにはイタリアがあります。

振り返れば、上がってきた旧市街の町並みを上から見ることができます。オレンジの屋根がなんとも綺麗です。

さてせっかくなので、旧市街の一番上にある古城の墓地へも入らせて貰います。19世紀の名士達の立派なお墓が並んでいるのですが、何しろ一番景色のいい場所にあるので、この墓地からの眺めは見逃せないのです。山側の緑の中に所々黄色くなっているのはミモザの花です。日本で見るものより花の粒が大きくてとてもかわいい花です。

古城の墓地から見たマントン中心部です。全体がオレンジの屋根に見えます。マントンはフランス旅行でもあまり訪れるツアーが少ないですが、この旧市街は私のお気に入りで、オススメです。

次回はマントンでのフリータイム後編をレポートします♪
(グアテマラのリオ・オンドからの更新でした)
早々にレモン祭りを抜け出し、旧市街へと向かいます。去年も来ているので地図は頭に入っていますから、立ち止まって道を確認することもないので効率よく時間が使えます。第一のチェックポイント市庁舎です。コクトーの結婚の間が有名ですが、今年も素通りです。

昨年とは違う道も通ろうと、途中でGrenadierの階段を上がります。なんとも絵になる道ですが、単に少し遠回りしているに過ぎません。壁の色がオレンジ系なのがこの街に本当に合っています。白色苦業会礼拝堂のところに出ます。

サン・ミッシェル教会へ少し下ります。この教会はマントン旧市街の中心的存在です。17世紀モナコ大公が建てた教会で、周囲にある教会とは格の違いを感じます。

サン・ミッシェル教会前のモザイクはちょっと離れたところから見下ろすのが素敵です。海岸の石を使って描かれたモナコ公家の紋章です。

教会の内部も必見です。古い宗教画などは素人目に見ても見事なものが多いです。

さて、お楽しみの迷路のような旧市街散策に向かいます。私はこの旧市街がとても好きです。ツーリストインフォメーションで入手した地図には細かい道も載っていますが、中に入ったら迷路のような道で地図はあまりあてになりません。階段ばかりの坂道を郵便屋さんが鼻歌と共に郵便を届けて歩く姿が印象的でした。

迷路のようだというのは、あちこちに階段が伸びていて、それが道かどうか疑わしいようなものがたくさんあるのです。行き止まりの道はほとんどなく、すぐに民家の玄関が見えないところは全部道です。このすぐ先に玄関がありそうな階段も道なんです。

最初は不安気に道の先を覗きますが、ほら、ちゃんと向こうに繋がっています。このような家の間を通り抜けるようなトンネルの道がそこかしこにあって何だかワクワクします。

旧市街は斜面にあるので、どんなに道が迷路のようでも迷子になることはありません。上がるか下がるか、しかないのです。どの道を行っても、上へ行けば他の上へ行く道と繋がっているのですから、気の向くまま歩けるというのが何とも魅力です。

旧市街を上って行くと、展望台に辿り着きます。この旧市街を歩いている間、そこかしこで日本人に遭遇しました。スケッチをするツアーだそうで、皆それぞれ気に入った場所で絵を描いていました。そういう旅にぴったりの場所です。

展望台となっている公園からはマントンの旧港が見下ろせます。海の色がとても美しいです。そして、このマントンはイタリアとの国境にある街、海沿いの道の向こうにはイタリアがあります。

振り返れば、上がってきた旧市街の町並みを上から見ることができます。オレンジの屋根がなんとも綺麗です。

さてせっかくなので、旧市街の一番上にある古城の墓地へも入らせて貰います。19世紀の名士達の立派なお墓が並んでいるのですが、何しろ一番景色のいい場所にあるので、この墓地からの眺めは見逃せないのです。山側の緑の中に所々黄色くなっているのはミモザの花です。日本で見るものより花の粒が大きくてとてもかわいい花です。

古城の墓地から見たマントン中心部です。全体がオレンジの屋根に見えます。マントンはフランス旅行でもあまり訪れるツアーが少ないですが、この旧市街は私のお気に入りで、オススメです。

次回はマントンでのフリータイム後編をレポートします♪
(グアテマラのリオ・オンドからの更新でした)