ルフトハンザドイツ航空(A380)・ビジネスクラス①
飛行機の搭乗記が続いてしまいますが、今回はルフトハンザドイツ航空のビジネスクラス搭乗レポートです。機内食、シート、サービス、空港ラウンジについての感想を報告します。(2013年2,3月搭乗)
特にビジネスクラスの口コミに関しては検索が多く、ビジネスクラスに乗る価値があるかどうか事前に評判を確認して検討する人が多いようです。
LH-0711便成田発フランクフルト行きの機材は、A380-800、総2階建ての巨大な飛行機です。ビジネスクラスはアッパーデッキ(2階席)、成田でもフランクフルトでもスロープで直接アッパーデッキへ搭乗します。なので、その設備がある搭乗ゲートが一番遠いのが難点です。

アッパーデッキは前2列がファーストクラスで残りは全てビジネスクラスです。AC-DG-HKの2-2-2配列で、10列から28列までです。窓側は荷物入れのスペースがあります。座席はピッチがあるし、空間的にもかなりゆとりが感じられて快適に過ごせます。

機内エンターテイメントですが、モニターが前の座席の背中部分になるので、ピッチがあるせいでちょっと遠い感じがします。リラックスしていると、角度を調整するために手を伸ばすのも大変です。内容はエコノミーと恐らく同じで、映画なども本数が多いです。

こちらが座席のコントローラー。直感的な操作ができます。残念ながらシートはフルフラットにはなりませんが、168度のリクライニングなのでなんとか寝れます。そして、たまにうまく動かないシートがありますが、CAさんを呼ぶと座席にあるリセットボタンを押して直してくれます。

今回ビジネスクラス利用ツアーなので同じグループの人は皆ビジネスだったのですが、旅の途中で、「ビジネスクラスなのにスリッパがなかった」、とアメニティがある場所に気付かなかった人が何人かいることがわかりました。
ペアになっているシートの間、肘掛の後ろのスペースに水ボトル、スリッパ、アメニティがセットされています。アメニティの中身はアイマスク、歯磨きセット、リップバーム、靴下。なお復路ではアメニティのケースは硬いプラスティックでした。

ビジネスクラスの座席の真ん中あたりにギャレーがあり、サービスは2分割で行っているようです。座席は最後尾右などトイレの近くを避けた方がいいでしょう。ちなみに、最後尾にもギャレーがあり、メインデッキへの階段がありますが、ゲートで閉められて行き来できないようになっています。同じA380でもエルフラだとアッパーの後ろはエコノミーですが、ルフトはエコノミーはメインデッキのみです。

それでは機内食の紹介に移ります。ビジネスクラスでは搭乗するとウェルカムシャンパンが出ます。出発後1時間くらいには離陸して安定飛行に入っていますので最初のドリンクサービスがあり、アーモンドと共にお好きな飲み物を頂きます。
そしてすぐ後に、機内食の1食目昼食のサービスが始まります。まずは前菜です。チョイスは事前に聞くのではなく、回ってきたときに聞かれます。洋食はオードブルだけで3種類からチョイスします。車海老のポーチを選びました。他は、スモークチキン、野菜のマリネとサラダでした。

メインは2択、牛テンダーロインのソテーを選びましたが、肉の厚さにはびっくりです。機内食とは思えない絶妙な焼加減でしたし、味付けの濃さもちょうどよく大満足でした。ちなみにもう一方のチョイスはお魚だったと思います。

こちらは和食の前菜、麺、八寸です。やっぱり和食は見た目が綺麗です。スモークサーモンと梅蕎麦、八寸はあれやこれや、です。

和食の台の物は鳥南蛮。お味噌汁なども付きます。ビジネスクラスのいい所はおいしいワインが飲めるというのもあります。ワインリストは英語ドイツ語だけです。ルフトハンザの同級生CAさんから事前に仕入れた情報でスロベニアワインがオススメというので試してみましたが本当においしかったです。

デザートはワゴンでサービスされます。洋食、和食に関係なく、好きなものを選んでもらっているようなので、和菓子は早めになくなるみたいです。アプリコットとクリームチーズのクラムケーキは好みでとてもおいしかったです。フルーツやチーズの盛り合わせなどもチョイスできます。

フライト半分いかないくらいで頭痛がひどくなってきました。どうも気圧の変化に敏感で2回に1回は頭痛がするのですが、年に2、3回は容赦ない頭痛に襲われます。我慢できずに頭痛薬を飲んでしまったら、またしても胃をやられました。吐き気と頭痛と戦い、トイレを占領し、せっかくのビジネスクラスが台無しです。
間食サービスとして、サンドイッチやおにぎり、ケーキや果物がワゴンで提供されますが、気持ち悪くて何も食べられないので、回復したときようにおにぎりをもらっておきました。
機内食2食目の夕食は到着2時間前になります。ですが、気持ち悪くて起き上がるのもしんどいので、残念ながらパスです。胃は完全に空なのでお腹は空いているので悔しい気持ちでいっぱいです。
もちろん和食か洋食を選べますが、私が食べられなかったので、一緒に行った母が頼んだ和食の写真だけ紹介します。

サービス面ですが、エコノミーでも気持ちのいいサービスをするルフトハンザさんですので、ビジネスでも問題はありません。もちろん個人差はありますが丁寧な方が、そして割りと経験を積んだ年齢のCAさんが多いです。
日本人CAさんは2,3人が自分達のエリアのサービスに顔を出しましたが残りはドイツ人CAです。ドイツ人のおばさんCAが母の日本茶のお代わりにコーヒーを継ぎ足しました。このCAさん私が頼んだワインも間違えるしおっちょこちょいのようで、今夢見てたわーとかいって笑って許されるお茶目なおばさんでした。
長くなるので、続きは次回、復路の機内食とラウンジをレポートします♪
特にビジネスクラスの口コミに関しては検索が多く、ビジネスクラスに乗る価値があるかどうか事前に評判を確認して検討する人が多いようです。
LH-0711便成田発フランクフルト行きの機材は、A380-800、総2階建ての巨大な飛行機です。ビジネスクラスはアッパーデッキ(2階席)、成田でもフランクフルトでもスロープで直接アッパーデッキへ搭乗します。なので、その設備がある搭乗ゲートが一番遠いのが難点です。

アッパーデッキは前2列がファーストクラスで残りは全てビジネスクラスです。AC-DG-HKの2-2-2配列で、10列から28列までです。窓側は荷物入れのスペースがあります。座席はピッチがあるし、空間的にもかなりゆとりが感じられて快適に過ごせます。

機内エンターテイメントですが、モニターが前の座席の背中部分になるので、ピッチがあるせいでちょっと遠い感じがします。リラックスしていると、角度を調整するために手を伸ばすのも大変です。内容はエコノミーと恐らく同じで、映画なども本数が多いです。

こちらが座席のコントローラー。直感的な操作ができます。残念ながらシートはフルフラットにはなりませんが、168度のリクライニングなのでなんとか寝れます。そして、たまにうまく動かないシートがありますが、CAさんを呼ぶと座席にあるリセットボタンを押して直してくれます。

今回ビジネスクラス利用ツアーなので同じグループの人は皆ビジネスだったのですが、旅の途中で、「ビジネスクラスなのにスリッパがなかった」、とアメニティがある場所に気付かなかった人が何人かいることがわかりました。
ペアになっているシートの間、肘掛の後ろのスペースに水ボトル、スリッパ、アメニティがセットされています。アメニティの中身はアイマスク、歯磨きセット、リップバーム、靴下。なお復路ではアメニティのケースは硬いプラスティックでした。

ビジネスクラスの座席の真ん中あたりにギャレーがあり、サービスは2分割で行っているようです。座席は最後尾右などトイレの近くを避けた方がいいでしょう。ちなみに、最後尾にもギャレーがあり、メインデッキへの階段がありますが、ゲートで閉められて行き来できないようになっています。同じA380でもエルフラだとアッパーの後ろはエコノミーですが、ルフトはエコノミーはメインデッキのみです。

それでは機内食の紹介に移ります。ビジネスクラスでは搭乗するとウェルカムシャンパンが出ます。出発後1時間くらいには離陸して安定飛行に入っていますので最初のドリンクサービスがあり、アーモンドと共にお好きな飲み物を頂きます。
そしてすぐ後に、機内食の1食目昼食のサービスが始まります。まずは前菜です。チョイスは事前に聞くのではなく、回ってきたときに聞かれます。洋食はオードブルだけで3種類からチョイスします。車海老のポーチを選びました。他は、スモークチキン、野菜のマリネとサラダでした。

メインは2択、牛テンダーロインのソテーを選びましたが、肉の厚さにはびっくりです。機内食とは思えない絶妙な焼加減でしたし、味付けの濃さもちょうどよく大満足でした。ちなみにもう一方のチョイスはお魚だったと思います。

こちらは和食の前菜、麺、八寸です。やっぱり和食は見た目が綺麗です。スモークサーモンと梅蕎麦、八寸はあれやこれや、です。

和食の台の物は鳥南蛮。お味噌汁なども付きます。ビジネスクラスのいい所はおいしいワインが飲めるというのもあります。ワインリストは英語ドイツ語だけです。ルフトハンザの同級生CAさんから事前に仕入れた情報でスロベニアワインがオススメというので試してみましたが本当においしかったです。

デザートはワゴンでサービスされます。洋食、和食に関係なく、好きなものを選んでもらっているようなので、和菓子は早めになくなるみたいです。アプリコットとクリームチーズのクラムケーキは好みでとてもおいしかったです。フルーツやチーズの盛り合わせなどもチョイスできます。

フライト半分いかないくらいで頭痛がひどくなってきました。どうも気圧の変化に敏感で2回に1回は頭痛がするのですが、年に2、3回は容赦ない頭痛に襲われます。我慢できずに頭痛薬を飲んでしまったら、またしても胃をやられました。吐き気と頭痛と戦い、トイレを占領し、せっかくのビジネスクラスが台無しです。
間食サービスとして、サンドイッチやおにぎり、ケーキや果物がワゴンで提供されますが、気持ち悪くて何も食べられないので、回復したときようにおにぎりをもらっておきました。
機内食2食目の夕食は到着2時間前になります。ですが、気持ち悪くて起き上がるのもしんどいので、残念ながらパスです。胃は完全に空なのでお腹は空いているので悔しい気持ちでいっぱいです。
もちろん和食か洋食を選べますが、私が食べられなかったので、一緒に行った母が頼んだ和食の写真だけ紹介します。

サービス面ですが、エコノミーでも気持ちのいいサービスをするルフトハンザさんですので、ビジネスでも問題はありません。もちろん個人差はありますが丁寧な方が、そして割りと経験を積んだ年齢のCAさんが多いです。
日本人CAさんは2,3人が自分達のエリアのサービスに顔を出しましたが残りはドイツ人CAです。ドイツ人のおばさんCAが母の日本茶のお代わりにコーヒーを継ぎ足しました。このCAさん私が頼んだワインも間違えるしおっちょこちょいのようで、今夢見てたわーとかいって笑って許されるお茶目なおばさんでした。
長くなるので、続きは次回、復路の機内食とラウンジをレポートします♪