スイス・ルツェルン①
2012/12/18 (3日目)
9:30 チューリッヒのホテルを出発し、バスでルツェルンへ向かいます。1時間くらいで、車窓からムーゼック城塞が見えたのでバスを下りる準備です。この城塞、地上からなかなか見えないので、前回訪問時に悔しい思いをした思い出があります。車窓から見えるのは一瞬です。

10:35 ルツェルンに到着して、まずはライオン記念碑近くの駐車場でバスを下ります。少しだけ歩いて、記念碑を見に来ました。2000万年の時が作った砂岩の巨大な岩壁を繰り抜いて作られた慰霊碑です。何度見ても大きさに圧倒されます。

フランス革命時にチュイルリー宮殿でルイ16世とマリーアントワネットを守って亡くなった786名のスイス傭兵を追悼するものですが、命に代えて職務を全うするというのがどういう心理なのか私には未だ計り知ることができません。

ライオン記念碑の隣には氷河公園の入り口があります。一度も入ったことがありませんが、2万年前の氷河の痕跡などを見ることができるそうです。次に来ることがあれば、一度入ってみたいと思います。

駐車場に各自10:55までに戻るのに、11:55集合と勘違いして戻ってこられない方が1組いました。11:20に見つかり、ほんの少し離れた湖畔へ移動します。街の地図が頭に入っている私としては待っている時間が勿体なかったですが、明日はわが身と思うことにしました。
ゼー橋の近く高級時計ブヘラー本店前でバスを下ります。ここはツアーで行くとバスの乗り降りに必ず使われる場所でシュバーネン広場と言うスペース。車は乗降時しか止めていられません。車の通行量が多いので道の横断などには注意が必要です。

天気はイマイチなのに、左手のフィアヴァルトシュテッター湖(四森州湖という意味で近年では別名ルツェルン湖とも)の向こうにアルプスの山々が見えます。遠くの山だけが晴れているのか、とても美しく神々しく見えました。

カペル橋の北端に来ました。ここからロイス川となって水が流れます。このあたりにはたくさんの白鳥やカモがいて、観光客にものすごく慣れています。写真を撮ろうと近寄れば餌でもくれるのかと寄って来ます。

さて、皆でカペル橋を渡ります。全長200mもあるヨーロッパ最長の木の橋です。夏に来た時には色とりどりの花で美しく飾られていましたが、今は素朴さが主張された外見です。八角形の塔は水の塔、湖からの外敵に対して見張りの役割があったようです。

カペル橋は屋根つきで、梁には111枚もの三角形の板絵が飾られていますが、93年の不審火によりほとんどが焼失されたそうです。翌年に再建された橋は見事に復元されていますが、絵の裏を見ると真っ黒に焼け焦げた跡が見られます。

カペル橋から見るルツェルンの街とロイス川の景色も素敵です。橋の南側にあるイエズス教会はタマネギ型ドームが乗ったバロック様式の教会、この後中に入りますというのでちょっと楽しみです。

こちらがイエズス教会の内部。白とピンクのロココ様式で、天使が降りて来そうな華麗で清楚な見事な装飾です。正直こんなに綺麗な教会だと思っていなかったのでびっくりしました。散歩のついでに是非覗いてみたい教会です。

さて、今度はもう一度ロイス川を渡って北側の旧市街へと行きます。写真中央やや右は市庁舎です。川沿いの家並みがまた素敵です。

ロイス橋を北側へ渡ります。橋の向こうの建物は建物全体を使ってアドベントカレンダーを作っています。クリスマス前の4週間をアドベント期間というのですが、要するにクリスマスまでのカウントダウンを盛り上げるカレンダーです。

ルツェルン旧市街の見所のひとつは建物に描かれた壁画でしょう。美しいフレスコ画が描かれた建物に囲まれ、石畳の町を歩くのはなかなか楽しいです。

ワイン広場は特にお気に入りです。中世の噴水と、見事な壁画で飾られた建物に囲まれた空間は車両乗り入れ禁止にすればいいのに、という風情です。

次回はルツェルンでのフリータイムをレポートします♪
9:30 チューリッヒのホテルを出発し、バスでルツェルンへ向かいます。1時間くらいで、車窓からムーゼック城塞が見えたのでバスを下りる準備です。この城塞、地上からなかなか見えないので、前回訪問時に悔しい思いをした思い出があります。車窓から見えるのは一瞬です。

10:35 ルツェルンに到着して、まずはライオン記念碑近くの駐車場でバスを下ります。少しだけ歩いて、記念碑を見に来ました。2000万年の時が作った砂岩の巨大な岩壁を繰り抜いて作られた慰霊碑です。何度見ても大きさに圧倒されます。

フランス革命時にチュイルリー宮殿でルイ16世とマリーアントワネットを守って亡くなった786名のスイス傭兵を追悼するものですが、命に代えて職務を全うするというのがどういう心理なのか私には未だ計り知ることができません。

ライオン記念碑の隣には氷河公園の入り口があります。一度も入ったことがありませんが、2万年前の氷河の痕跡などを見ることができるそうです。次に来ることがあれば、一度入ってみたいと思います。

駐車場に各自10:55までに戻るのに、11:55集合と勘違いして戻ってこられない方が1組いました。11:20に見つかり、ほんの少し離れた湖畔へ移動します。街の地図が頭に入っている私としては待っている時間が勿体なかったですが、明日はわが身と思うことにしました。
ゼー橋の近く高級時計ブヘラー本店前でバスを下ります。ここはツアーで行くとバスの乗り降りに必ず使われる場所でシュバーネン広場と言うスペース。車は乗降時しか止めていられません。車の通行量が多いので道の横断などには注意が必要です。

天気はイマイチなのに、左手のフィアヴァルトシュテッター湖(四森州湖という意味で近年では別名ルツェルン湖とも)の向こうにアルプスの山々が見えます。遠くの山だけが晴れているのか、とても美しく神々しく見えました。

カペル橋の北端に来ました。ここからロイス川となって水が流れます。このあたりにはたくさんの白鳥やカモがいて、観光客にものすごく慣れています。写真を撮ろうと近寄れば餌でもくれるのかと寄って来ます。

さて、皆でカペル橋を渡ります。全長200mもあるヨーロッパ最長の木の橋です。夏に来た時には色とりどりの花で美しく飾られていましたが、今は素朴さが主張された外見です。八角形の塔は水の塔、湖からの外敵に対して見張りの役割があったようです。

カペル橋は屋根つきで、梁には111枚もの三角形の板絵が飾られていますが、93年の不審火によりほとんどが焼失されたそうです。翌年に再建された橋は見事に復元されていますが、絵の裏を見ると真っ黒に焼け焦げた跡が見られます。

カペル橋から見るルツェルンの街とロイス川の景色も素敵です。橋の南側にあるイエズス教会はタマネギ型ドームが乗ったバロック様式の教会、この後中に入りますというのでちょっと楽しみです。

こちらがイエズス教会の内部。白とピンクのロココ様式で、天使が降りて来そうな華麗で清楚な見事な装飾です。正直こんなに綺麗な教会だと思っていなかったのでびっくりしました。散歩のついでに是非覗いてみたい教会です。

さて、今度はもう一度ロイス川を渡って北側の旧市街へと行きます。写真中央やや右は市庁舎です。川沿いの家並みがまた素敵です。

ロイス橋を北側へ渡ります。橋の向こうの建物は建物全体を使ってアドベントカレンダーを作っています。クリスマス前の4週間をアドベント期間というのですが、要するにクリスマスまでのカウントダウンを盛り上げるカレンダーです。

ルツェルン旧市街の見所のひとつは建物に描かれた壁画でしょう。美しいフレスコ画が描かれた建物に囲まれ、石畳の町を歩くのはなかなか楽しいです。

ワイン広場は特にお気に入りです。中世の噴水と、見事な壁画で飾られた建物に囲まれた空間は車両乗り入れ禁止にすればいいのに、という風情です。

次回はルツェルンでのフリータイムをレポートします♪