エジプト・ギザ3大ピラミッド

2012/08/11 (13日目) 続き

19:30カイロ到着、初日にお世話になった日本語ガイドさんが出迎えてくれました。ホテルへ移動するだけでもツーリストポリスも同乗します。
もう真っ暗な中移動し、21:45 ホテルに到着です。初日に朝食に寄ったカタラクトリゾートピラミッド。

Wi-Fiは部屋は有料、ロビー周辺は無料ということでしたが、トラブルでいずれも接続できませんでした。部屋には殺虫剤と虫除けが置いてあり、エアコンの音がちょっとうるさい。空の冷蔵庫有。バスルームが無駄に広かったです。

カタラクトリゾートピラミッドの部屋


最後の夜ということもあり、仲良くなったTちゃんと飲みに行こうとバーを探すと、プールサイドで大音量でどんちゃん騒ぎしているグループがいました。そのエジプト人と思われるグループに声もかけられたけど、横のレストランバーでワインを飲みました。両替し過ぎちゃったTちゃんが奢ってくれました。(私は今回両替せずに全て米ドルで通した)

その夜、災難に見舞われました。なんと一晩中電話が鳴るのです。20分おきくらいに1,2回コールして切れるのです。最初は間違いかなと思い、そのうち嫌がらせかと思いましたが、どうやら機械的な故障のようでした。お陰で全然眠れませんでした・・・。


2012/08/12 (14日目)

7:30 ホテルを出発し、ギザの3大ピラミッド観光へ向かいます。ピラミッドが視界に入ると皆テンションがあがります。30分で入り口に到着し、クフ王のピラミッドの入場券を各自で買うように100ポンド渡されます。ガイドがまとめて買うことが禁止されたそうです。
クフ王のピラミッドの前までバスで移動です。

クフ王のピラミッド


ここは入場観光です。午前午後それぞれ150名の限定です。中にカメラを持って入れないので、以前は添乗員やガイドにカメラを預けたのですが、最近はそこから強引に持っていく人がいるというので、バスにカメラを置いていけという指示です。上の三角屋根のところが本来の出入り口、観光客は盗掘用に開けられた下の入り口から入ります。

クフ王のピラミッドの本来の入り口と9世紀にアルマムーンが開けた穴


内部は3年前に比べると照明が改善され少し明るく停電もありませんでした。荒削りの狭い上昇通路を抜けると、大回廊が現れ、前回の教訓から筋肉痛にならないようゆっくり上りました。グループの中でも最後を歩いていたので、王の間にいるときは他に人がいなくてちょっと怖かったです。改めて王の間に使われている大きな花崗岩の石を見て、技術の高さに感服です。

体調の悪かったKさんも何とか大回廊の入り口まで上れて満足だったようです。
私は2度目なので、通気孔の中とか、天井のヒビとか細かい箇所をじっくり見学しました。また、重量軽減の間に上る穴が、急でかなり高い所にあり、置いてあったハシゴがすごくぼろかったので、あの上に上がってみたいと思いつつも、万一チャンスがあっても私には無理だななどと思いました。

ピラミッドを出てから、一度バスに戻りカメラを持って写真タイムです。ピラミッドの石はかなり大きいのに、大きさが均一ではありません。ただし、高さだけは精密に測定して揃えたものと思います。特に下段では、ほんの少しのズレが致命的な問題になるでしょう。そして、昔は化粧石で覆われていたピラミッド、わずかにその状態が想像できる場所です。

クフ王のピラミッド基底部に残る化粧石


ピラミッドの建設方法をめぐって最近話題のフランスの建築家ウーダン氏の内部トンネル説を私も興味深く調べていましたが、彼が気になっていて調査した窪みは、あれかな?と思いながら崩れた一角を見つめます。実際にピラミッドを見ると、想像していたように整然と石が詰まれていないことがわかりますが、これで内部にトンネルが作れるのなら更にびっくりです。東大の研究室が、素粒子で内部を透視する計画があるとか、この夏に話があったので、真偽は近い将来はっきりするのではないかと期待しています。

クフ王のピラミッド端が欠けたように見える窪みの部分を望遠で


9:20 バスで少し移動し、メンカウラー王のピラミッドの向かいの駐車場でPhoto Stopです。真ん中のカフラー王のピラミッドはこの時閉鎖中、つい2日前に3年ぶりに公開が再開されたとニュースになりました。こちらは、盗掘跡が痛々しいメンカウラー王のピラミッド。この時は30ポンドで公開されていましたが、現在はカフラー王のピラミッド公開と交代して閉鎖されたようです。このピラミッドからは美しい石棺が発見されたそうですが、ヨーロッパへ移送中に船もろとも沈んでしまったという話があります。

メンカウラー王のピラミッド


さて、次は3大ピラミッドが写真に収まるパノラマビューポイントへ、と思ったら、通常のツアーではほとんど訪れないスペシャルパノラマビューポイントへと案内されました。通常のパノラマビューポイントからかなり先にあり、3大ピラミッドの他に、メンカウラーやクフの王妃のピラミッドも見えるので、全部で9つのピラミッドが一度に目に入ります。

スペシャルパノラマビューポイントから見る9つのピラミッド


実は通常のパノラマビューポイントに行くなら、歩いて先にスフィンクスエリアに向かいますと行って、周辺のマスタバとか近くに見たいなと思っていたのですが、特別パノラマとか聞くとやっぱり行って見なきゃと思いました。ここで、1頭1000円でラクダ試乗体験も手配してくれてて、ラクダに乗りたかった人たちの希望が叶いました。

次はスフィンクスエリアにバスで移動です。途中でクフ王のピラミッド脇を通りますが、吉村作治先生率いる早稲田大学のチームとエジプト考古庁が共同で発掘をしているクフ王第二の船の発掘現場が見えました。ピットの上にあった石が、ピラミッドの底辺の線にかぶってますが、ずらっと並べられています。この石からはクフ王のカルトゥーシュも発見されています。

クフ王の第二の船発掘現場


10:30 スフィンクスエリアに到着。ギザピラミッドのエリアチケット(60ポンド)が配られ、河岸神殿へ入ります。河岸神殿の奥にある通路を外に出ると、スフィンクスの脇にある参道へと続きます。ピラミッド前にあった葬祭殿まで600mくらいの長さでしょうか続いています。かつてはこの参道には屋根があり、唯一のピラミッドへの道だったようです。

カフラー王の河岸神殿から見る参道とカフラー王のピラミッド


11:00集合のフリータイムとなりました。まずは参道脇からスフィンクスを見ます。足元にちらっと見えるのが、トトメス4世の夢の碑文です。足元エリアに特別に入るツアーだと間近で見られるのですが、実は下部は破損しています。碑文によると長く砂に埋もれていたスフィンクスをツタンカーメンより少し前のトトメス4世が王子の頃掘り出したことになっています。

スフィンクスの足元にあるトトメス4世の夢の碑文


参道はスフィンクスのお尻のあたりまで行けるようになっています。行ける所まで行って、スフィンクスの後姿をパチリ。下の方はかなり修復されています。元々は一枚岩を掘った世界最大の像なのに、ブロックで補強していてなんだか興ざめな感じですが、修復は古代から歴史的に行われてきたものです。

スフィンクスの後姿


あまり時間がないので、スフィンクスと河岸神殿をさくっと見て脱出です。クフ王ピラミッド方面へとバスで来た道を戻ります。道の途中からは少し高い位置からスフィンクスとカフラー王のピラミッドが見られます。カフラー王のピラミッドはエジプトで一番美しいと言われることがありますが、私も一番美しいと思います。上部に残る化粧石の残り方が美術的です。

大スフィンクスとカフラー王のピラミッド


クフの王妃のピラミッド近くまで道を上ります。一番手前に見えているのは、ヘヌトスィン王妃のピラミッド、奥にもう2つの王妃のピラミッドあります。この脇にクイーンズストリートという道があるのですが、時間があって行けるものならその辺りも歩いて見たかったけれど今回はタイムアップです。

クフ王の王妃のピラミッド


3大ピラミッドの周りには、政府高官たちのマスタバ墳がたくさんあります。その中には美しい壁画などが残っているものもあるそうですが、一般に公開されているのかどうかはわかりません。クフ王のピラミッドの前、太陽の船博物館の脇にきれいに修復されたらしい建物があります。興味をそそられましたが、時間もないので、これ以上近づけず、踵を返します。

クフ王のピラミッド側のマスタバ墳か


この周辺には歩いている観光客は皆無で、一人で歩いていることには少し危険を感じますが、高台で見通しがいいので恐くはありませんでした。たまにすれ違うエジプト人には100%声をかけられ、写真をとってやるとか名前教えろとかしつこくされます。道の脇には、どの地図上にも何のマークもないのに、横穴がたくさんあります。岩窟墓でしょうか。エジプト考古学好きの私にはたったそれだけの事にも心揺さぶられる光景です。

道の脇にある無数の穴は岩窟墓か


いろいろ心残りはありますが、11:10出発です。絶対また来て、このエリアだけを一日じっくり見れる機会があればどんなにいいだろうとその日を夢に見ながらお別れです。

次回はダハシュールとメンフィスをレポートします♪

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No title

ピラミッド、一つの石がとても大きいのですね!
テレビなどで観るのとまた違った視点で観ることができ、感動しました♪
いつかこの目で迫力ある大きさを体験してみたいものです(*´ω`*)☆

Re: No title

当たり前ですが、下の方が石が大きいんですよ!上へ行くほど微妙に小さくなってるんです。
テレビで何度見ようと、その目で何度見ようと、いつ見ても圧倒される大きさです!
なんといっても高さが230m、上の方なんて肉眼では石のひとつひとつは全く識別できません。
やはり一生に一度は見てみたい建造物ですよね♪

No title

このピラミッドというのは、実物見たらかなりでかいんだろうなぁ(^_^;)
きっと、お台場のガンダムよりでかいんだろうなぁ(笑)アレはアレでかなりビビった!(一緒ににしないで!!)

しかし、昔の人というのはどうしてこう、でかいお墓をつくるんだろうか?
日本でいう古墳なんかもでかい!

もしかしたら、ナスカの地上絵なんかもお墓の一つだったりして(^_^;)その下には様々な財宝があって、どこかの誰かのミイラがあるに違いない!?

想像、妄想の類って楽しいですね☆
ピラミッドはそんな楽しいことを膨らませてくれるアイテムです(#^.^#)

Re: No title

私はピラミッドは墓もしくは墓の一部と考えていますが、世の中には違うという
人もいます。まぁ、あまりに古い時代のものなので、確かなことは今はわかりません。
謎がすべて解明しちゃったら、これほど人々をひきつけないかもしれません。
でも、砂に埋もれた未盗掘のピラミッドとかまだ出てくるんじゃないかなと
ワクワクしてます。そんなこんな考えるだけで楽しい存在ですね♪

No title

こんばんは。
私、この反対にある町をピラミッドから見てみたい。
変な趣味ですか。

Re: No title

こんばんは!
ふふふ、ピラミッドからは何が見えると思います?
ピラミッド自体は登頂禁止ですが、高台にあるので、遠くにごちゃごちゃした
カイロの街がかすんで見えるんです。
スフィンクスの目の前にはギザの町がすぐそこにあるので、ケンタッキーフライドチキン
があるのは有名ですよね♪
観光名所でその対象物に背を向けて風景を楽しむというのは旅慣れないと難しいですが
素質ありそうですね!

No title

やっぱりこれだけの石を、どこからどうやって運んで積み上げたのかという気持ちになりますね。
いろいろ盗まれた物もあるでしょうが、この石を持ち去るのは大変そうですね。目立ちますしね~
だからしっかり残ってるんでしょうね。

Re: No title

どこから、という点はかなりわかっているようで、今積まれている石はギザ大地そのものから切り出し
化粧石は少し離れたカイロの石切り場から、王の間などに使われている花崗岩は遥か上流のアスワン方面
から、だったと思います。それでも、どうやって??という点は実際目の前にしてみると、考えること
自体お手上げという感じです。
化粧石は他の建材に使うためかほとんど持ち去られていますが、確かにそれも大変だったろうなと
思いますね。うえから転がり落としたのかもしれませんね。
このギザ大地自体が侵食などで今後地盤が傾いたりしないか心配です・・・。

No title

私がエジプトへひとり旅したのは、もう20数年前です。
 
手許に変色したピラミッドの写真がありますが、こうしてブログ上で見せていただくと、青春の思い出とともに、なつかしさがこみ上げてきます。
 
ありがとうございます。
たのしみが、またひとつ増えました。
 

Re: No title

コメントありがとうございます♪

4500年もそこに建っていることを思うと、20年の差は誤差の範囲ですね(笑)
今では観光客も減って、若干治安も悪くなっているようです。
今回2度目の訪問でしたが、初めて訪れたときの衝撃に勝るとも劣らない感銘を
受けました。なんだか不思議です。
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aya1103

Author:aya1103
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