トルコ・ボアズカレ(ハットゥシャ遺跡)

2012/08/07 (9日目) 続き

13:20 近くでLunchの後、ハットゥシャ遺跡へ入場です。といっても遺跡は広いので、バスにのったまま遺跡内の舗装道路を走ります。ヒッタイト時代の城壁を復元したものが見えます。紀元前17世紀~13世紀頃、ヒッタイトの首都として栄えた頃は、こんな城壁で固く守られた街だったのでしょうか。

ハットゥシャ遺跡の復元された城壁


遺跡の地図です。外周は6㎞もあり、起伏に富んだ地形をしていて、1地点から全体を見渡すことができないくらいの広さがあります。首都として立派な街が築かれていたことでしょう。エジプトで言えば新王国時代、ツタンカーメンやラムセス2世の時代、古代エジプトとオリエントの覇権を争った国ヒッタイトの首都です。

ハットゥシャ遺跡の地図


最初に大神殿を観光です。入り口にライオンの飾りがついた貯水所(水のみ場?)があります。ライオンは薄れていますが、両サイドについていて、5mくらいある石です。

大神殿入り口にあるライオンの貯水所


大神殿はどんな建物が建っていたのか今では想像もつきにくいですが、かなり大きな施設だったことは間違いありません。嵐の神テシュプや太陽神アリンナを祀った神殿の他、倉庫やら中庭やら道路やらが、今では区別がつかない状況となって残るばかりです。

大神殿


倉庫のようなところに、ひときわ目立つ緑の石がぽつんと置かれています。何か儀式などに使われた石のようです。

儀式に使われた緑の石


大神殿エリアの奥で下方に見えた壷です。実はものすごく巨大です。ハットゥシャを舞台にかかれた「天は赤い河のほとり」の中にヒロインが倉庫の壷の中に隠れるシーンがあるのですが、なるほど人が十分入れる大きさの壷が実際に存在したのね、と密かに納得しました。

巨大な壷


15分ほど大神殿を見学した後は、バスで移動し、城壁の西にあるライオンの門に来ました。
ライオンは守り神として当時魔よけに使われていたようです。右はオリジナルですが、左は復元で、近くで見るときれい過ぎるので、復元しないままの方がよかったかもという感じです。

ハットゥシャ遺跡のライオン門アスランカプ


復元図によるとかつてはこんな感じの門だったようです。城壁によって守られた街に入る6つの門のうちのひとつで、門には木の扉もついていたみたいです。

ライオン門復元図


ヒッタイトは海の民によって突然滅んだという説が有力で、今もってその詳細は謎です。この首都も、いくつかの門と神殿などの礎石以外は、きれいさっぱり何も残っていないように見えます。岩のある緑の丘陵地帯にはただ草原が広がるのみで、遺跡としてはがっかりする人も多いと聞きますが、はかなさを感じる遺跡が私は好きです。

ハットゥシャ遺跡の景色


ライオン門からまたバスに乗り、最南端まで来ました。ここは突撃門(イエルカピ)という地下道が城壁の下に作られ、戦士などの出入りに使われたらしいです。荒い石で造られた地下道は真っ暗で71mもあり、城壁の外へ出られます。

イエルカプ大地門


突撃門(ガイドブックでは大地門など)の外側の出口です。ハットゥシャの南端は外側がなだらかな斜面になっていて、防衛上、人工的に土手のような城壁を作り上げたようです。でも、このなだらかな城壁はその気になれば簡単に乗り越えられそうじゃない?

イエルカピの外側


土手のような城壁沿いの外側をしばらく歩いた後、脇の急な階段を登って内側に戻ります。この階段を上るまでは、こんな城壁防衛の意味あったのと思ってましたが、意外と高さと斜度があることがわかりました。

人工的な尾根のような城壁と階段


高所恐怖症にはちょっと恐怖を感じる階段でした。

急な階段を通り遺跡の中へ


土手の上にはスフィンクス門と呼ばれる門があります。先ほどの地下道の上です。
といっても、スフィンクスの面影はどこ??というくらいなくて、わずかに2本の足がわかるくらいです。

ハットゥシャ遺跡スフィンクス門


次回はハットゥシャ遺跡の続きからアンカラまでをレポートします♪

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見応えがありますね。

こんばんは。
トルコの古代遺跡群、大分破損されている所もあるようですが、見応えがありますね。
一度は見ておかないと、と思っています!

Re: 見応えがありますね。

こんばんは!

ハットゥシャは首都だっただけあって広いわりに、礎石がところどころにのこるだけで
ほとんど何も残ってないんですね。
興味のない人にとってはなんだこれ、かもしれませんが、いろいろ想像できていい遺跡だと
思います。まだちゃんと発掘されていないみたいですし、これからが楽しみですが、
あまり変な復元などはしないでおいて欲しいです・・・。

No title

わあっ~ここがヒッタイトの街ですか~
写真で見ると不思議な感覚がします。色が付いてるので(笑)

小麦の壺も、一緒に写っている木と比べると大きさ分かりましたよ。
イメージしていたのもを実際に見ると、感動しますよね。
本当に行ってみたいです。
ヒッタイトの石ころでも良いから、持って帰りたい。
出来れば黒曜石とか、あっ、それは転がってないですね。

しかし乾燥肌なので、時期は選ばないと大変な事になりそうです。

Re: No title

色といっても、石と草の色ばかりでしたけど~(笑)
私もいろいろ想像しましたけど、実際言ってみると想像とは違うものですね。
また、違う想像ができるようになりました。

季節はやはり夏は乾燥しますねー。
5月がオススメです♪
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