トルコ・パムッカレ
2012/08/03 (5日目) 続き
エフェソスでLunchの後は、ひたすら東にバス移動。途中一度のトイレ休憩込みで3時間、内陸のパムッカレに向かいます。パムッカレは段々畑のようになった白い石灰棚で有名ですが、遠くに見えてきたのに気付きました。中央やや右、山裾の一部が白く見えるのがパムッカレの石灰棚です。

石灰棚に近付くと、まるで雪が積もっているように見えます。パムッカレ(綿の城、綿の産地)の名の通り、綿にも見えなくもありません。ここは世界遺産でもあるし、皆が楽しみにしている観光地のひとつです。

16:05 パムッカレ到着。元の予定では翌日の観光でしたが、早めに着いたので前倒しで見学しましょうということになりました。ここは紀元前2世紀に、ペルガモンから古代ローマ帝国に支配が移って、石灰棚の上にヒエラポリス(聖なる都市)が作られたので、町が遺跡となって残っています。

南門から入場し、遺跡の中を歩きます。遠くには、ハドリアヌス帝によって造られた1万5000人収容の劇場が残っています。このあたりは過去に大きな地震もあって、最終的に町が復興されないまま放棄されたようですが、劇場はかなりいい保存状態で残っているようです。

遺跡の西端にある石灰棚まで歩いてきました。下にあるプールのように見えるところは、以前は駐車場だったところです。石灰棚の上の方はほとんど水が流れていなくて、干からびたようになり、テレビや写真で見たのと違うようなアレ?というものです。

それでも右手を見ると、真っ白な棚が段々と連なっている姿は圧巻。この石灰棚は、炭酸カルシウムの溶け込んだ地下水が熱せられて温泉として湧き上がり、沈んだ石灰によって地表が固まったものです。大小あわせて100もの棚のプールが、高さ160m、幅270mものエリアに広がっています。

入り口から30分ほど歩いたところでフリータイムとなりました。1時間近くあるので時間の過ごし方はいろいろあります。多くの人は、パムッカレ村に下りる歩道の脇の、石灰水が流れているところへ向かっていました。パムッカレらしい風景ではありますが、あまりにも人が多いように思います。

喧騒を避けて、西側の古い城壁の裏の方へ回りました。乾いた石灰棚と歩道を歩く人影が小さく見えます。最近では湯量が減って、お湯を流す場所をコントロールしているらしいです。
遠くでゴロゴロという音がし、黒い雲が見えました。観光中は降らないでと祈ります。

遊歩道を石灰棚に沿って、北の方へ移動すると、とてもきれいな場所を発見しました。石灰水もたくさん流れ、夕日にキラキラと反射してとてもきれいです。また、人がほとんどいなくて穴場と言える場所でした。

石灰棚に入ってはいけない場所には、その旨建て看板があるのですが、この周辺にはなく、歩道からすぐ棚に降りれるようになっていて、先客がいたので、入っていいのかと思いながらもここで足湯を楽しむことにしました。ひざ下半分くらいの浅いプールみたいなもので足元に石灰が溜まっています。

すごくきれいな石灰棚です。これなら、テレビなどで見たベストショットと遜色ありません。美しい景観も素晴らしいです。古代から温泉保養地だったとのことですが、ローマの王族や貴族、富裕層が保養に訪れたといのも頷けます。

ゆっくり石灰棚を楽しんだ後は、北側に広がる遺跡を遠目に見ながらパムッカレ温泉に向かいます。古代には、高齢者が引退生活を送った町だったようで、トルコ最大のネクロポリス(墓地)がこの先に広がっています。今回は時間不足で足を運びませんが、1200基ほどの様々な墓が見られるので、時間があれば少し見て歩くのをオススメします。

集合場所でもあるパムッカレ温泉に少し早めに来ました。ここは、古代のメインストリートの上に溜まった温泉水をそのまま利用した遺跡プールで、ローマ時代の円柱などが転がっています。水着を着てれば入りたかったですね。30TL(約1400円)でここで泳ぐことができます。

温泉プールの橋を渡ったところは源泉になっているので、そこを見てから、少々疲れた心身にご褒美。パムッカレ温泉の中で温泉プールサイドで、トルコアイスです。ここでは味がいろいろあって、3つ選んで5TL(約230円)。すごくおいしかったです。天気ももって、17:45パムッカレの見学を終わります。

次回は、パムッカレの近くのカラハユト村とホテルをレポートします♪
(パラオからの更新でした)
エフェソスでLunchの後は、ひたすら東にバス移動。途中一度のトイレ休憩込みで3時間、内陸のパムッカレに向かいます。パムッカレは段々畑のようになった白い石灰棚で有名ですが、遠くに見えてきたのに気付きました。中央やや右、山裾の一部が白く見えるのがパムッカレの石灰棚です。

石灰棚に近付くと、まるで雪が積もっているように見えます。パムッカレ(綿の城、綿の産地)の名の通り、綿にも見えなくもありません。ここは世界遺産でもあるし、皆が楽しみにしている観光地のひとつです。

16:05 パムッカレ到着。元の予定では翌日の観光でしたが、早めに着いたので前倒しで見学しましょうということになりました。ここは紀元前2世紀に、ペルガモンから古代ローマ帝国に支配が移って、石灰棚の上にヒエラポリス(聖なる都市)が作られたので、町が遺跡となって残っています。

南門から入場し、遺跡の中を歩きます。遠くには、ハドリアヌス帝によって造られた1万5000人収容の劇場が残っています。このあたりは過去に大きな地震もあって、最終的に町が復興されないまま放棄されたようですが、劇場はかなりいい保存状態で残っているようです。

遺跡の西端にある石灰棚まで歩いてきました。下にあるプールのように見えるところは、以前は駐車場だったところです。石灰棚の上の方はほとんど水が流れていなくて、干からびたようになり、テレビや写真で見たのと違うようなアレ?というものです。

それでも右手を見ると、真っ白な棚が段々と連なっている姿は圧巻。この石灰棚は、炭酸カルシウムの溶け込んだ地下水が熱せられて温泉として湧き上がり、沈んだ石灰によって地表が固まったものです。大小あわせて100もの棚のプールが、高さ160m、幅270mものエリアに広がっています。

入り口から30分ほど歩いたところでフリータイムとなりました。1時間近くあるので時間の過ごし方はいろいろあります。多くの人は、パムッカレ村に下りる歩道の脇の、石灰水が流れているところへ向かっていました。パムッカレらしい風景ではありますが、あまりにも人が多いように思います。

喧騒を避けて、西側の古い城壁の裏の方へ回りました。乾いた石灰棚と歩道を歩く人影が小さく見えます。最近では湯量が減って、お湯を流す場所をコントロールしているらしいです。
遠くでゴロゴロという音がし、黒い雲が見えました。観光中は降らないでと祈ります。

遊歩道を石灰棚に沿って、北の方へ移動すると、とてもきれいな場所を発見しました。石灰水もたくさん流れ、夕日にキラキラと反射してとてもきれいです。また、人がほとんどいなくて穴場と言える場所でした。

石灰棚に入ってはいけない場所には、その旨建て看板があるのですが、この周辺にはなく、歩道からすぐ棚に降りれるようになっていて、先客がいたので、入っていいのかと思いながらもここで足湯を楽しむことにしました。ひざ下半分くらいの浅いプールみたいなもので足元に石灰が溜まっています。

すごくきれいな石灰棚です。これなら、テレビなどで見たベストショットと遜色ありません。美しい景観も素晴らしいです。古代から温泉保養地だったとのことですが、ローマの王族や貴族、富裕層が保養に訪れたといのも頷けます。

ゆっくり石灰棚を楽しんだ後は、北側に広がる遺跡を遠目に見ながらパムッカレ温泉に向かいます。古代には、高齢者が引退生活を送った町だったようで、トルコ最大のネクロポリス(墓地)がこの先に広がっています。今回は時間不足で足を運びませんが、1200基ほどの様々な墓が見られるので、時間があれば少し見て歩くのをオススメします。

集合場所でもあるパムッカレ温泉に少し早めに来ました。ここは、古代のメインストリートの上に溜まった温泉水をそのまま利用した遺跡プールで、ローマ時代の円柱などが転がっています。水着を着てれば入りたかったですね。30TL(約1400円)でここで泳ぐことができます。

温泉プールの橋を渡ったところは源泉になっているので、そこを見てから、少々疲れた心身にご褒美。パムッカレ温泉の中で温泉プールサイドで、トルコアイスです。ここでは味がいろいろあって、3つ選んで5TL(約230円)。すごくおいしかったです。天気ももって、17:45パムッカレの見学を終わります。

次回は、パムッカレの近くのカラハユト村とホテルをレポートします♪
(パラオからの更新でした)