エジプト・カイロ
先日一人参加した、15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアー(阪急交通社)の旅レポートスタートです♪
2012/07/30 (1日目)
19:20 成田集合。15日間と長い上、真夏の中東行きということで何かと荷物が多くなり、24.7kgもありましたが、チェックインでは何も言われずにすみました。23kgが規定なので、破損があったときなど保証されない恐れがあるからちゃんと守った方がいいんですけどね。
19:30 再集合。一人参加や学生さんも多く多彩な面々。夏休みとあって平均年齢はかなり低め。27PAXとちょうどいいくらいの人数です。
21:20 エジプト航空MS-0965にてカイロへ。搭乗レポートはこちら。
2012/07/31 (2日目)
3:30 少し早めにカイロに到着。といっても飛行機で13時間!直行とはいえ遠いです。早朝なので、両替できるところが限られ、入国前に両替を案内されます。私はトイレチップ程度の小銭を持っていたし、米ドルがかなり通用することを知っていたので敢えて両替はしませんでした。
空港での日本円からの両替は、1万円札か5千円札のみということがあるので何人かでまとめてするのも良いでしょう。ちなみに両替レートは、1万円が765ポンド、つまり1ポンド13円。日本でも両替できるところがありますが、かなりレートが悪いので、現地で両替するのがおすすめです。
5:30 日本語ガイド、アシスタント、ツーリストポリスが同乗して、空港を出発です。エジプトの車道は高速と言えど人が横断したり、車線や信号機がほとんどなく、事故も多いのでシートベルトはしっかり締めた方が身のためです。一般のバスは今にも壊れそうなオンボロバスが多いですが、日本のツアーにはちゃんとした観光バスが使われます。バス車内では水のボトルも買えます(3本2ドル)。

6:10 ツアーの最後に泊まるカタラクトピラミッドリゾートにて朝食です。機内食も多少食べたし、食欲ないのでコーヒーのみにしました。まだ皆様子見でほとんどしゃべらず、各自が黙々と食事です。

7:30 ホテルを出発してカイロの観光へ向かいます。このカタラクトリゾートピラミッドというホテルは見事なまでに周囲に何もなく散歩する理由もみつけられない長閑な田舎という感じの場所でした。ロバがひく荷車が行きかう中、きれいな観光バスが通り過ぎる方がむしろ場違いな感じです。

ナイル川を渡ります。エジプト情勢を配慮して、今回はホテルはカイロには取らずにギザに泊まることもあって、ナイル川もそんなに見る機会がありません。

ムカッタムの丘の石切り場が見えてきました。最終日に行くクフ王のピラミッドに使われた化粧石はここから切り出し運ばれたという話を聞いたことがあります。

7:55 シタデルにあるモハアメッドアリモスクに到着。といっても、駐車場からの写真のみで入場はしません。3年前に入っているので私はいいですが、せっかく来たので少しくらい時間とってもいいのに、とは思います。駐車場には物売りが多いので注意が必要です。10分ほどの滞在でした。

下町を通って、バスは移動します。商店街と思われるところも、すべての商店がシャッターを落としています。治安が悪いんじゃなくて、ラマダンだから、です。敬虔なイスラム教徒が多い国ですから、日が落ちてから飲食店などは営業するわけです。

本日のメイン、エジプト考古学博物館が見えてきました。この手前が、デモが行われていたタフリール広場です。革命じみた大規模なデモが行われていた気配はみじんも感じません。普段は平常を取り戻しているようです。

エジプト考古学博物館は9時開館ですが、8:30から中庭に入れるので、列に並んでセキュリティチェックを受けて入ります。観光シーズンではないし、動乱の後ですからそんなに観光客もいないだろうと思っていたら、開館前から観光客で中庭は埋め尽くされていました。

考古学博物館は写真撮影禁止ですが、カメラの持込自体も厳しくチェックされています。中庭は撮影OKなので、開館時間まで中庭を見学です。石の遺物が展示されているというかあちこちに置かれています。

坐像や柱、オベリスクの一部などが中庭のあちこちに展示されています。普段なら素通りですが、時間があるので、一通り見ることができました。石だから外に置きっぱなしでも問題ないんでしょうね。

9:00 開館とともに博物館のイヤホンガイドを持って入場します。2度目のセキュリティチェックがあります(ちなみに出るときもカバンの中をチェックされます)。カメラはアシスタントがまとめて預かってくれます。ガイドがハイライトを1時間半で案内し、その後はフリータイムです。
アマルナ芸術や棺などを中心に一人でゆっくり見て周りましたが、この博物館は冷房がなく、屋内なのにものすごく蒸し暑いので、後半はツタンカーメンのマスクなどがある部屋を含め、3つの特別室をゆっくり見ました。2階の3つの特別室だけは冷房が効いているのです。
2時間半ほどの滞在でエジプト考古学博物館を後にします。初めての人はミイラ室にも行ってみたいでしょうし、明らかに時間が足りないでしょう。この博物館はそんなに広くないですが、あまりにも貴重で見るべきものがゴロゴロしてますからね。
バスは朝ついたばかりのカイロ国際空港へ向かいます。そう、夕方の便でもうトルコへ移動するのです。車窓から見るカイロの街並みは以前と変わっていないように見えました。気温は40℃はないものの、湿度が結構あって、東京と変わらない感じでした。

お昼ごはんはお弁当、なんとバスの中でエジプトのB級グルメ「コシャリ」です。パスタと御飯、レンズ豆にトマトソースをかけたもの。ソラマメのコロッケ、ターメイヤがのっているだけ少し豪華?ではありますが、通常50円くらいのものです。ツアーで出る食事としては最安値かもしれません。くせのない味ですが、水なしには食べられないボソボソした感じです。

14:20 MS-0735にてイスタンブールへ向かいます。初日から慌しいです。
次回はトルコのエディルネをレポートします♪
2012/07/30 (1日目)
19:20 成田集合。15日間と長い上、真夏の中東行きということで何かと荷物が多くなり、24.7kgもありましたが、チェックインでは何も言われずにすみました。23kgが規定なので、破損があったときなど保証されない恐れがあるからちゃんと守った方がいいんですけどね。
19:30 再集合。一人参加や学生さんも多く多彩な面々。夏休みとあって平均年齢はかなり低め。27PAXとちょうどいいくらいの人数です。
21:20 エジプト航空MS-0965にてカイロへ。搭乗レポートはこちら。
2012/07/31 (2日目)
3:30 少し早めにカイロに到着。といっても飛行機で13時間!直行とはいえ遠いです。早朝なので、両替できるところが限られ、入国前に両替を案内されます。私はトイレチップ程度の小銭を持っていたし、米ドルがかなり通用することを知っていたので敢えて両替はしませんでした。
空港での日本円からの両替は、1万円札か5千円札のみということがあるので何人かでまとめてするのも良いでしょう。ちなみに両替レートは、1万円が765ポンド、つまり1ポンド13円。日本でも両替できるところがありますが、かなりレートが悪いので、現地で両替するのがおすすめです。
5:30 日本語ガイド、アシスタント、ツーリストポリスが同乗して、空港を出発です。エジプトの車道は高速と言えど人が横断したり、車線や信号機がほとんどなく、事故も多いのでシートベルトはしっかり締めた方が身のためです。一般のバスは今にも壊れそうなオンボロバスが多いですが、日本のツアーにはちゃんとした観光バスが使われます。バス車内では水のボトルも買えます(3本2ドル)。

6:10 ツアーの最後に泊まるカタラクトピラミッドリゾートにて朝食です。機内食も多少食べたし、食欲ないのでコーヒーのみにしました。まだ皆様子見でほとんどしゃべらず、各自が黙々と食事です。

7:30 ホテルを出発してカイロの観光へ向かいます。このカタラクトリゾートピラミッドというホテルは見事なまでに周囲に何もなく散歩する理由もみつけられない長閑な田舎という感じの場所でした。ロバがひく荷車が行きかう中、きれいな観光バスが通り過ぎる方がむしろ場違いな感じです。

ナイル川を渡ります。エジプト情勢を配慮して、今回はホテルはカイロには取らずにギザに泊まることもあって、ナイル川もそんなに見る機会がありません。

ムカッタムの丘の石切り場が見えてきました。最終日に行くクフ王のピラミッドに使われた化粧石はここから切り出し運ばれたという話を聞いたことがあります。

7:55 シタデルにあるモハアメッドアリモスクに到着。といっても、駐車場からの写真のみで入場はしません。3年前に入っているので私はいいですが、せっかく来たので少しくらい時間とってもいいのに、とは思います。駐車場には物売りが多いので注意が必要です。10分ほどの滞在でした。

下町を通って、バスは移動します。商店街と思われるところも、すべての商店がシャッターを落としています。治安が悪いんじゃなくて、ラマダンだから、です。敬虔なイスラム教徒が多い国ですから、日が落ちてから飲食店などは営業するわけです。

本日のメイン、エジプト考古学博物館が見えてきました。この手前が、デモが行われていたタフリール広場です。革命じみた大規模なデモが行われていた気配はみじんも感じません。普段は平常を取り戻しているようです。

エジプト考古学博物館は9時開館ですが、8:30から中庭に入れるので、列に並んでセキュリティチェックを受けて入ります。観光シーズンではないし、動乱の後ですからそんなに観光客もいないだろうと思っていたら、開館前から観光客で中庭は埋め尽くされていました。

考古学博物館は写真撮影禁止ですが、カメラの持込自体も厳しくチェックされています。中庭は撮影OKなので、開館時間まで中庭を見学です。石の遺物が展示されているというかあちこちに置かれています。

坐像や柱、オベリスクの一部などが中庭のあちこちに展示されています。普段なら素通りですが、時間があるので、一通り見ることができました。石だから外に置きっぱなしでも問題ないんでしょうね。

9:00 開館とともに博物館のイヤホンガイドを持って入場します。2度目のセキュリティチェックがあります(ちなみに出るときもカバンの中をチェックされます)。カメラはアシスタントがまとめて預かってくれます。ガイドがハイライトを1時間半で案内し、その後はフリータイムです。
アマルナ芸術や棺などを中心に一人でゆっくり見て周りましたが、この博物館は冷房がなく、屋内なのにものすごく蒸し暑いので、後半はツタンカーメンのマスクなどがある部屋を含め、3つの特別室をゆっくり見ました。2階の3つの特別室だけは冷房が効いているのです。
2時間半ほどの滞在でエジプト考古学博物館を後にします。初めての人はミイラ室にも行ってみたいでしょうし、明らかに時間が足りないでしょう。この博物館はそんなに広くないですが、あまりにも貴重で見るべきものがゴロゴロしてますからね。
バスは朝ついたばかりのカイロ国際空港へ向かいます。そう、夕方の便でもうトルコへ移動するのです。車窓から見るカイロの街並みは以前と変わっていないように見えました。気温は40℃はないものの、湿度が結構あって、東京と変わらない感じでした。

お昼ごはんはお弁当、なんとバスの中でエジプトのB級グルメ「コシャリ」です。パスタと御飯、レンズ豆にトマトソースをかけたもの。ソラマメのコロッケ、ターメイヤがのっているだけ少し豪華?ではありますが、通常50円くらいのものです。ツアーで出る食事としては最安値かもしれません。くせのない味ですが、水なしには食べられないボソボソした感じです。

14:20 MS-0735にてイスタンブールへ向かいます。初日から慌しいです。
次回はトルコのエディルネをレポートします♪