中国・上海②(魯迅公園~上海博物館)
2012/07/03 (6日目)
8:20 ホテルを出発し、終日上海の観光へ向かいます。恨めしいことに今日も快晴です。

9:00 魯迅公園から観光スタート。この公園は魯迅も生前に散策したそうです。

たくさんの市民が公園でダンスなどの練習をしています。いくつものグループがひしめき合っていますが、中には大音量で音楽を流していたりして、とても騒々しいです。こちらのグループはなにやら社交ダンスぽいものを朝から練習です。

時代は変わってしまったのかと心配しましたが、太極拳も健在です。

公園内の魯迅記念館を見学します。こちらはは新しい建物で、入るのにセキュリティチェックもあります。紹興の記念館と違って、空調が効いていて助かります。

相変わらず、説明をあまりしてくれないので、さっぱりよくわかりませんが、原稿とか写真パネルなどが展示されています。

10:20 バスで移動した後、何の説明もないまま大きな建物の地下につれてこられました。中国らしい美術品などが展示されていて説明を受けます。上海博物館の団体用入り口から入ったのかなと勘違いしましたが、聞いてみたら実は総合民芸品店でした。同様に勘違いした人も多かったみたいです。ツアーに組み込まれたショッピングの店で値段は高めですが、土産物の相場を知らない人にとってはそう感じないかも知れません。

11:20 今度こそ本物の上海博物館です。入るのにセキュリティチェックがあって、水類は飲んでみせる必要がありますし、ライターは没収されます。意外と厳しいです。内部の見学は案内はなしで、1時間のフリータイムとなりました。

まずは1階の中国古代青銅館から見ることにしました。写真は良く見る形の大克鼎。何だろうと思っていましたが、食器で肉類を入れる容器なのだそうです。各部屋の入り口に日本語の簡単な説明文書があり見学する助けになりますが、実は時間がないので読むのは後回しで、見ている時にはこの青銅器も用途不明のままでした(笑)。

こちらはおもしろい青銅器です。このように実用性度外視の装飾のついたものがたくさんあり、博物館見学で退屈しがちな私の目を楽しませてくれます。とにかく1時間しかないので、ざっと見回して気になるものだけちょっと足を止める、といった感じで見学です。青銅器はとても紀元前のものと思えない見事なものばかりで、私はこのエリアの展示が一番気に入りました。

1階には常設ではないと思われる、ある遺跡からの出土品を展示しているコーナーもありました。そこで見つかった発掘品や、お墓を再現展示していたりとおもしろいです。こちらはアクセサリーです。肩凝ったろうなと思いながら眺めました。

1階でだいぶ時間を使ってしまいました。残りはスピードアップする必要があります。
この博物館は4フロアあり、真ん中が吹き抜けで周囲に展示室が4つくらいあるという作りです。1日がかりで見る場合には、途中疲れたら休める茶館なども入っています。
中国歴代璽印館もなかなかおもしろいです。印章部分がわかるように鏡を使った展示をしています。また印鑑部分じゃなくて、飾りの彫刻も凝っていて見ごたえがあります。

こちらは4階の中国少数民族工芸館です。それぞれの民族が使ってきた日用品や衣装、祭具や船まで様々なものが展示されています。中国と一口にくくってもたくさんの個性豊かな民族がいることを再認識させられます。

中国歴代銭幣館もオススメです。いろんな時代のいろんなタイプの貨幣が展示されています。大きなものや形の変わったものまで様々です。中にはとても貨幣と思えないものもあります。

最後の紹介は中国ならでは、の中国古代玉器館からです。時間をみつつ駆け足で見た中で一番のお気に入りはこちら。とても小さいものなのですが、文字通り透き通るようで、とても美しい彫刻、気持ちがやわらかくなる一品でした。

上海博物館は15年前からずっと行こうとして行けてなかった場所で今回楽しみにしていました。思っていた以上に良かったです。ただ1時間では全体を見渡すのがやっとで、3時間くらいは時間があったらいいのではと思います。入場料無料とはびっくり、な空調も効いた快適な博物館でした。
次回は上海観光の続き、豫園をレポートします♪
(トルコ・カッパドキアからの更新でした)
8:20 ホテルを出発し、終日上海の観光へ向かいます。恨めしいことに今日も快晴です。

9:00 魯迅公園から観光スタート。この公園は魯迅も生前に散策したそうです。

たくさんの市民が公園でダンスなどの練習をしています。いくつものグループがひしめき合っていますが、中には大音量で音楽を流していたりして、とても騒々しいです。こちらのグループはなにやら社交ダンスぽいものを朝から練習です。

時代は変わってしまったのかと心配しましたが、太極拳も健在です。

公園内の魯迅記念館を見学します。こちらはは新しい建物で、入るのにセキュリティチェックもあります。紹興の記念館と違って、空調が効いていて助かります。

相変わらず、説明をあまりしてくれないので、さっぱりよくわかりませんが、原稿とか写真パネルなどが展示されています。

10:20 バスで移動した後、何の説明もないまま大きな建物の地下につれてこられました。中国らしい美術品などが展示されていて説明を受けます。上海博物館の団体用入り口から入ったのかなと勘違いしましたが、聞いてみたら実は総合民芸品店でした。同様に勘違いした人も多かったみたいです。ツアーに組み込まれたショッピングの店で値段は高めですが、土産物の相場を知らない人にとってはそう感じないかも知れません。

11:20 今度こそ本物の上海博物館です。入るのにセキュリティチェックがあって、水類は飲んでみせる必要がありますし、ライターは没収されます。意外と厳しいです。内部の見学は案内はなしで、1時間のフリータイムとなりました。

まずは1階の中国古代青銅館から見ることにしました。写真は良く見る形の大克鼎。何だろうと思っていましたが、食器で肉類を入れる容器なのだそうです。各部屋の入り口に日本語の簡単な説明文書があり見学する助けになりますが、実は時間がないので読むのは後回しで、見ている時にはこの青銅器も用途不明のままでした(笑)。

こちらはおもしろい青銅器です。このように実用性度外視の装飾のついたものがたくさんあり、博物館見学で退屈しがちな私の目を楽しませてくれます。とにかく1時間しかないので、ざっと見回して気になるものだけちょっと足を止める、といった感じで見学です。青銅器はとても紀元前のものと思えない見事なものばかりで、私はこのエリアの展示が一番気に入りました。

1階には常設ではないと思われる、ある遺跡からの出土品を展示しているコーナーもありました。そこで見つかった発掘品や、お墓を再現展示していたりとおもしろいです。こちらはアクセサリーです。肩凝ったろうなと思いながら眺めました。

1階でだいぶ時間を使ってしまいました。残りはスピードアップする必要があります。
この博物館は4フロアあり、真ん中が吹き抜けで周囲に展示室が4つくらいあるという作りです。1日がかりで見る場合には、途中疲れたら休める茶館なども入っています。
中国歴代璽印館もなかなかおもしろいです。印章部分がわかるように鏡を使った展示をしています。また印鑑部分じゃなくて、飾りの彫刻も凝っていて見ごたえがあります。

こちらは4階の中国少数民族工芸館です。それぞれの民族が使ってきた日用品や衣装、祭具や船まで様々なものが展示されています。中国と一口にくくってもたくさんの個性豊かな民族がいることを再認識させられます。

中国歴代銭幣館もオススメです。いろんな時代のいろんなタイプの貨幣が展示されています。大きなものや形の変わったものまで様々です。中にはとても貨幣と思えないものもあります。

最後の紹介は中国ならでは、の中国古代玉器館からです。時間をみつつ駆け足で見た中で一番のお気に入りはこちら。とても小さいものなのですが、文字通り透き通るようで、とても美しい彫刻、気持ちがやわらかくなる一品でした。

上海博物館は15年前からずっと行こうとして行けてなかった場所で今回楽しみにしていました。思っていた以上に良かったです。ただ1時間では全体を見渡すのがやっとで、3時間くらいは時間があったらいいのではと思います。入場料無料とはびっくり、な空調も効いた快適な博物館でした。
次回は上海観光の続き、豫園をレポートします♪
(トルコ・カッパドキアからの更新でした)