中国・烏鎮

2012/06/30 (3日目) 続き

15:00 無錫からバスで2時間20分、上海と蘇州と杭州のちょうど真ん中くらいにある烏鎮(うーちん)に到着しました。烏鎮では、東柵散策約60分となっています。どうでもいいことですが、ここの入り口脇にあるトイレは日本のサービスエリア並みで広くて空調があって快適でした。

烏鎮


東柵と呼ばれるエリアにはチケットで入場します。まるでテーマパークじゃないかとこの時点では少しがっかりします。ガイドブックで調べるとこのチケットは100元(約1500円)、それなりの見ごたえを期待できる入場料です。

烏鎮東柵入場券


入ると簡単にガイドが地図で説明をしてくれました。いくつかの博物館ぽい見所をチケットで出入りしながらこの中を歩くようです。

烏鎮東柵地図


すぐに運河沿いに出ます。一見、人がいないように見えますが、結構混んでいます。厳格ではないものの、順路がだいたい決まっているので、入り口と出口の間のこの辺りの区画は誰もいないだけで他は人が大勢います。静かな景色は古い運河の街の雰囲気をよく表しています。

烏鎮運河東市河


運河の対岸に回りこみ、ゆっくりと歩きながら町の様子を見物といった感じです。こちらは古い漢方薬局だそうです。

古い漢方薬局


烏鎮東柵のいいところは、観光用に開放されているにも関わらず、古民家の街並みの保存状態がよく、また土産物屋などに利用されていないところです。この家の料理を作る場所なんかは、その昔ここが料理屋か何かだったことを物語っているようです。

元料理屋


散策する路は東大街という運河の裏側のほぼ一本道。あまり広くはありません。古民家がずらっと立ち並び、ところどころ博物館ぽく内部を入場できるようにしてあります。それにしても曇っているのに、ものすごい湿度で風もほとんどなく、歩き回るのも辛い状態です。

東大街の道


江南百床館という所にきました。入り口でチケットにパンチが入れられます。要するにベッド博物館です。明時代のものから、近代のものまで多数のベッドが展示されています。路から奥行きがあって、以外と中が広いです。こちらは小部屋みたいなスタイルのベッドです。

江南百床館の豪華なベッド


江南百床館の隣の民族館では伝統的な結婚式の様子などが見られました。次に、三白酒坊という、烏鎮独特のお酒を作っているところに入ります。三白酒は試飲もできますが、55度もあります。弱い人は香りだけでも早く立ち去りたいというところですね。

三白酒坊には甕がずらり


宏源泰染坊という藍染工房です。天日干しされた藍布は、風があったらヒラヒラとたなびくのでしょうか。ここで20分近く自由行動と言われましたがあまりの暑さに皆動き回ることすらできません。私も椅子もないのに座り込んでしまいました。

藍染工場


江南木彫陳列館前まで来て、自由に見てきて下さいと少し時間をもらいましたが、暑さで気が散漫としているので木彫りにあまり興味がわきませんでした。作品より、建物の窓枠などの方に目がいったくらいです。早めにもどって目の前に売っていたソフトクリーム10元に飛びついてしまいました。

木の彫刻


文化区と呼ばれる場所の広い広場にやってきました。戯台という小さな舞台では、京劇が上演されていました。内容もさっぱりわからないし、演者が良く見ると結構歳とっていて、化粧が気持ち悪いとまで見えてしまいました。京劇をやっているのは土日だけなのだそうです。

文化区広場と戯台


広場でまた少し自由時間が設けられたので、戯台の正面にある、修真観という道教のお寺をみてきました。道教の寺院は私の記憶では見たことがないのですが、外観は仏教のお寺とあまり変わらないような気がします。

修真観


中は全然違いました。祭られているのは、東岳大帝の像ということですが、色使いがカラフルです。観光客も参拝客もほとんどいず、静かな寺院でした。

修真観の像


観光もほぼ終わり、早く空調の効いたバスに乗りたいとバスがとても恋しくなりましたが、また運河の反対側を歩いて、入り口のところまで戻らなければなりません。皆汗だくで服もびっしょり、体力を使う観光です。欄干の狛犬に笑われているような錯覚に陥りました。

橋から見た運河


タラタラと歩いていたこともあり、ここ烏鎮東柵の散策は60分どころか2時間近くかかりました。
昔のままの街並みは水郷の町と言われるいくつもの町の中でも風情がありオススメと言えると思います。入り口で感じたテーマパーク感はなく、自然で素朴な感じでした。ただし、暑さには参りました。ぜひ夏を避けて訪れたい場所です。

水郷風情区と民居区


次回は紹興をレポートします♪

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ホッと一息。

おはようございます。
落ち着いていて良いですね。
お土産屋さんとか余りに商売根性丸出しにされると、観光気分も萎えてしまいますから、こんな風に静かにそのままの形を見せてくれる所があるとホッとします!このまま残して欲しいですね。

Re: ホッと一息。

歴史のある町なのに、ほとんど戦いに巻き込まれなかったので、建物がかなり
昔のまま残っているようです。それに、今でも普通にこのエリアの中で人々が
普通に生活しているのもすごいです。路や運河はきれいに保たれているので
現代の中国の町じゃないみたいですね。
ただでさえ、商売根性すごい中国で、観光地なのに、観光客向けのお店が
ほとんどないという街並みは本当にほっとしました!
すっごく暑かったですが、空調設備とか入れないで、今のまま残して欲しいですね!

No title

運河っていうのがスゴイ。
日本にはないものですね。
あっ、用水の為にひいた川はあるけど、基本運河とはちょっと違う感じかな☆
昔、敦煌という映画を見たのですが、戦乱に巻き込まれても、大事な書物を守る為に働きかけた人もいるとか。
そうやって文化的財産を守っていく事がこれから大事になるんでしょうね☆

No title

ayaさんへ。
今晩は。貴です。
昔のベッドに寝てみたいです!!
寺院の中の仏像(で、あってます?)は、中国ぽい様な、タイの様な不思議感がありますね。
しかし、暑いんですね!!
それに付けても真珠いいなぁ♪
次回も楽しみにしています。
ayaさん、飛行機嫌いの病弱なんですから、無理しないで下さいね!!

Re: No title

kaziさん

このあたりは昔から水にめぐまれていたので、それを利用する知恵が
あったのでしょうね。
多くの水郷古鎮の町は後世にかなり手が加えられているようですが
古くからあるものはできるだけその姿を残して欲しいですね!

Re: No title

貴さん

昔のベットはいろいろありましたが、天蓋つきみたいのは私も憧れます。
寝心地はどうだったのでしょうねぇ。

そうそう暑いんです!この2,3日の東京の天気で日中歩き回るなんて
できないって思いますけど、まぁそんな感じですかね。湿度が半端なかった
ので、ちょっと歩くだけで、汗が顔や背中や至るところから流れました(笑)

最近、飛行機が少しだけ恐怖感なくなったんですよ!嫌いなことには
変わらないんですけどね!

No title

お久しぶりです、今度の舞台は中国ですか
歴史を感じる場所が多いですね
大昔に戻ったような場所がたくさんあって
世界遺産と言わなくても、何かの記念として残してもらいたいと思いました

No title

こんばんはー。

本当に暑かった様子が伺われますね。
写真の感じでは、そこまで暑い!というのは
わかりませんが、説明の記事を読んでいると・・・
やっぱり暑くて疲れた感が漂ってますね。
夏は避けて、というのが解ります^^

Re: No title

xxさん

久しぶりの中国です!他国のツアーではあり得ないこともたくさんあり
さすが中国という旅でした。
中国史に詳しくないので、いつごろのものとかよくわかっていませんが
まぁ、数百年前の街並みとかでしょうね。これから益々中国人の国内旅行
などが増えて、変に商売化しないことを祈るばかりです・・・。

Re: No title

こんばんは!

あまりに暑くて気力が抜けて、ほとんど無言、という感じでした。
暑い、と言う気力もないというか(笑)
湿度のせいだと思いますね。春と秋がベストシーズンだと思います!

No title

こんにちは。

こうして中国の像を眺めていると、日本の像は今は色褪せて、色すらついていない像がほとんどですけど、もともとはかなり派手な色だったのだということがわかりますね。
昔、25年ほど前だったか、奈良の薬師寺が改装(?)されたときに観に行ったとき、あまりにもカラフルで派手だったのに驚きましたけど、元は原色でカラフルだったのですよね・・・
日本の寺とかの建物や像も当時のまま再現をしたら、中国のような感じではないかなあと、記事を読んでいて改めて思いました。

Re: No title

こんにちは!

昔のもの、古いものは色がないか、色あせているかと思いがちですが
そんなことないんですよね。
ギリシャやエジプトも色で溢れていたのですからね~。
日本人はあまり派手な像とかは好きじゃないのかも知れないですね。
アジア圏の仏像とかも派手なの多くてちょっとひくときもありますから。
日本では木や石の自然の色と金が多いですが、カラフルなものもあったの
でしょうかね・・・?
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