ドイツ・ポツダム
2011/11/19 (5日目) 続き
14:35 ベルリンから約15km、ポツダムのサンスーシー宮殿に到着。
ロシアでピョートル大帝やエカテリーナ宮殿を見た後では、かわいい宮殿、と思ってしまう。

残念ながら今回のツアーでは宮殿は外観のみの観光。フリータイムもほとんどないようなので、内部は見れず。案内図を見ても部屋数などは小規模。サンスーシーとはフランス語で「憂いなき」という意味。

フリードリヒ大王が自ら設計し建てた夏の離宮。1747年完成。ロココ様式の宮殿で、36体もの像が屋根を支えるようなデザイン。フリードリヒ大王はこの窓の向こうで74歳で老衰のため亡くなっている。

宮殿はさほど大きくないけど、庭は違う。300ヘクタール近くあり、見えているのは1/10にも満たない。地図の中央やや右、黄色い正方形のあたり。それにしても、季節柄、庭には花もなく、像の類は小屋に入れられ、さびしい感じ。


宮殿のすぐ脇にはフリードリヒ大王と11匹の愛犬たちのお墓がある。素朴なお墓だけど、生前にフリードリヒ大王が用意したお墓だそう。東西ドイツ統一後、亡くなってから200年以上も経ってやっとここに葬られたとか。寒冷地でも育つジャガイモの栽培を奨励した王ということで墓石の上にジャガイモが供えられていました。

15:15 ツェツィーリエンホーフ宮殿。こちらは入場観光。
最後のドイツ皇帝の皇太子のための館。というより、ここはポツダム会談が行われたところとして有名。皇太子妃ツェツィーリエの名から名づけられている。

中庭や建物は、先ほどのサンスーシー宮殿付近のフランスっぽい雰囲気とは対照的に英国風。この宮殿の一部は現在ホテルとして使用されているそうです。

カメラ撮影料3€を払い、貸切ツアーで入場。歴史的背景などを説明された後、皇太子妃の好きだったヨットの部屋から見学スタート。部屋の真ん中にマストに見立てた柱が通る。君主制が崩壊し、皇太子一家は一年しかこの宮殿には住んでいないということできれいなまま保たれている。

2,3の部屋を通って、ポツダム会談が行われた会議室へ(元リビング)。ポツダム会談とは、第二次世界大戦の戦後処理を話し合うためアメリカ、イギリス、ソ連の首脳が集まった会談。

当時の写真も飾られている。当時まだ戦っていた日本に無条件降伏を求めるポツダム宣言を発したのもこの会談。ここで日本の運命も議論されたわけです。

チャーチルにあてられた控え室は元は皇太子の図書室。今も古い書籍がぎっしり。会談中に選挙に敗れて途中でアトリーに変わるなどスターリン以外はメンバーが入れ替わっているのも現代ならでは。

周囲は広大な新庭園で、ユングフェルン湖畔が広がるのどかな景色です。
サンスーシーとツェツィーリエンホーフは世界遺産として登録されています。

16:20 ベルリンへ向けてもう薄暗くなりかけた道を戻ります。周囲は宮殿と見まごうほどの豪邸ばかりだったのが印象的でした。他に何もなくさびしげなところではあるけれど・・・。
次回は、シュヴェリーンをレポートします♪
14:35 ベルリンから約15km、ポツダムのサンスーシー宮殿に到着。
ロシアでピョートル大帝やエカテリーナ宮殿を見た後では、かわいい宮殿、と思ってしまう。

残念ながら今回のツアーでは宮殿は外観のみの観光。フリータイムもほとんどないようなので、内部は見れず。案内図を見ても部屋数などは小規模。サンスーシーとはフランス語で「憂いなき」という意味。

フリードリヒ大王が自ら設計し建てた夏の離宮。1747年完成。ロココ様式の宮殿で、36体もの像が屋根を支えるようなデザイン。フリードリヒ大王はこの窓の向こうで74歳で老衰のため亡くなっている。

宮殿はさほど大きくないけど、庭は違う。300ヘクタール近くあり、見えているのは1/10にも満たない。地図の中央やや右、黄色い正方形のあたり。それにしても、季節柄、庭には花もなく、像の類は小屋に入れられ、さびしい感じ。


宮殿のすぐ脇にはフリードリヒ大王と11匹の愛犬たちのお墓がある。素朴なお墓だけど、生前にフリードリヒ大王が用意したお墓だそう。東西ドイツ統一後、亡くなってから200年以上も経ってやっとここに葬られたとか。寒冷地でも育つジャガイモの栽培を奨励した王ということで墓石の上にジャガイモが供えられていました。

15:15 ツェツィーリエンホーフ宮殿。こちらは入場観光。
最後のドイツ皇帝の皇太子のための館。というより、ここはポツダム会談が行われたところとして有名。皇太子妃ツェツィーリエの名から名づけられている。

中庭や建物は、先ほどのサンスーシー宮殿付近のフランスっぽい雰囲気とは対照的に英国風。この宮殿の一部は現在ホテルとして使用されているそうです。

カメラ撮影料3€を払い、貸切ツアーで入場。歴史的背景などを説明された後、皇太子妃の好きだったヨットの部屋から見学スタート。部屋の真ん中にマストに見立てた柱が通る。君主制が崩壊し、皇太子一家は一年しかこの宮殿には住んでいないということできれいなまま保たれている。

2,3の部屋を通って、ポツダム会談が行われた会議室へ(元リビング)。ポツダム会談とは、第二次世界大戦の戦後処理を話し合うためアメリカ、イギリス、ソ連の首脳が集まった会談。

当時の写真も飾られている。当時まだ戦っていた日本に無条件降伏を求めるポツダム宣言を発したのもこの会談。ここで日本の運命も議論されたわけです。

チャーチルにあてられた控え室は元は皇太子の図書室。今も古い書籍がぎっしり。会談中に選挙に敗れて途中でアトリーに変わるなどスターリン以外はメンバーが入れ替わっているのも現代ならでは。

周囲は広大な新庭園で、ユングフェルン湖畔が広がるのどかな景色です。
サンスーシーとツェツィーリエンホーフは世界遺産として登録されています。

16:20 ベルリンへ向けてもう薄暗くなりかけた道を戻ります。周囲は宮殿と見まごうほどの豪邸ばかりだったのが印象的でした。他に何もなくさびしげなところではあるけれど・・・。
次回は、シュヴェリーンをレポートします♪