ロシア・エルミタージュ美術館
2011/10/11 (6日目)
9:00 ホテル出発。この日は残念ながら予報通りの本格的な雨。ですが、午前中はエルミタージュ美術館の見学なので、天気はあまり関係ないしまぁいいかと一人納得。でもせっかくのきれいな冬の宮殿の写真が暗い・・・。

10:00 エルミタージュ美術館前の宮殿広場。広大な広場にはポツンとアレクサンドルの円柱。向こうに見えるのが、旧参謀本部。天気のためか、人もほとんど歩いていないので、その広さが一層際立っているように見える。

エルミタージュ美術館は写真撮影OK(フラッシュ禁止)。クロークに上着を預け、トイレは1Fの階段脇などにあるので、先に済ませてから見学に出発。
まずは、お決まりコース「大使の階段」からスタート。

大理石に赤じゅうたんの階段を2Fへ上る。各国の使節などを迎えるのに相応しい正面階段で、王侯貴族になった気分。天井の絵や、周りの装飾などに圧倒される。実は私は絵画などにあまり興味がないので、こういった宮殿の内装などを楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない豪華さ。

ピョートル大帝の間。ピョートル大帝の栄誉をたたえ、ニコライ1世が建造した部屋。
他の部屋と違ってちょっとシックな感じ。

紋章の間。この宮殿には1000を超える部屋があり、数えきれないほどの巨大なシャンデリアが使われている。奥ではちょうど電球の交換中。電球の交換だけで1年中、仕事があるんだろうと想像できる。

1812年祖国戦争の間。ナポレオンを敗走させた祖国戦争の勝利を記念したホールで、332人のロシア将軍の肖像画が並べられている。反対側(写真の手前)にもズラリ。これだけそろうとすごく立派なものに見える。

その後、王座の間を通り、パヴィリオンの間へ。ここには、モザイクによるテーブルなどがあり、その細かさは、ギリギリまで顔を近づけないとモザイクだと気付かないほど。壁にかけられたエカテリーナ2世肖像もモザイクでできている。その他、黄金の仕掛け時計「孔雀の時計」など見ものが多い。

パヴィリオンの間は、エカテリーナ2世の愛人だったと言われるポチョムキンが暮らしていたとされる部屋。ネヴァ川と空中庭園の両方を窓から見れる絶好のロケーション。私はこの部屋の一角がちょっと気にいった。部屋の上にあるバルコニー?に通じる階段がある一角。ただ広い広間ばかりの宮殿で、かくれんぼができるようなスポットがあると興味深く見てしまう。

新エルミタージュ側へ渡り、イタリア美術でダヴィンチなどの作品を見る。
こちらは、225室。これといった展示がない部屋はなんだかほっとする。300万点を超える収蔵美術品をいくら部屋数があるからと言ってもそこかしこに展示されているとさすがに疲れてくる。たまにはただキレイなだけの部屋はありがたい。

各部屋には番号がついていて、館内マップを持っていれば迷うことはない。ただ、とにかく広いので、行きたいところへ行くのは簡単じゃない。事前にルートを決めておかなければ、同じ部屋へ戻って見過ごしたものを見にもう一度行くというのは気力もそがれるので注意したい。ルーブル程わかりにくい位置関係ではないものの、広さの点だけは侮ってはいけないと思いました。
ラファエロの回廊へ。こちらは、ヴァチカンのラファエロの作品をコピーして作らせたという回廊。フレスコ画が壁や天井を一面に埋め尽くしている。実際にここを歩くより、入り口から眺めるのがオススメ。

オランダ美術を見、ルーベンスを中心とするフランドル美術を鑑賞した後は、冬宮へ戻り、フランス美術を見ながら、3Fへ。ちなみに階段は結構急なので足腰弱い方はエレベータも使えます。3Fでは、近世のヨーロッパ美術の絵画を鑑賞。セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホにピカソなど誰でも知っている有名な画家の有名な作品が明るい展示室で鑑賞できます。
2時間近くガイド付きで絵画を中心に見た後、残り1時間はフリータイムです。
私は、絵画より彫刻とか遺跡発掘物が好きなので、新エルミタージュ1Fの古代エジプト、ローマ・ギリシャの展示をゆっくりと一人で見て回りました。写真はクレオパトラの像。

それにしても足の悪い人含め、この広い美術館を皆よく歩き回ってました。私は持久力がないので、椅子があるところではすぐ座ってしまいます。
割とあっという間に1時間が過ぎましたが、集合時間になっても4人のPAXが現れない。添乗員が探しに消えた瞬間、逆方面から4人が現れたので、走って添乗員を追いかけました。久々に全速力。添乗員が若くて、捕まえたのはカフェの近く。また危うく迷子になるところでしたね・・・。
次回は、ぺテロゴフ、ピョートル大帝の夏の宮殿をレポートします♪
9:00 ホテル出発。この日は残念ながら予報通りの本格的な雨。ですが、午前中はエルミタージュ美術館の見学なので、天気はあまり関係ないしまぁいいかと一人納得。でもせっかくのきれいな冬の宮殿の写真が暗い・・・。

10:00 エルミタージュ美術館前の宮殿広場。広大な広場にはポツンとアレクサンドルの円柱。向こうに見えるのが、旧参謀本部。天気のためか、人もほとんど歩いていないので、その広さが一層際立っているように見える。

エルミタージュ美術館は写真撮影OK(フラッシュ禁止)。クロークに上着を預け、トイレは1Fの階段脇などにあるので、先に済ませてから見学に出発。
まずは、お決まりコース「大使の階段」からスタート。

大理石に赤じゅうたんの階段を2Fへ上る。各国の使節などを迎えるのに相応しい正面階段で、王侯貴族になった気分。天井の絵や、周りの装飾などに圧倒される。実は私は絵画などにあまり興味がないので、こういった宮殿の内装などを楽しみにしていたのですが、期待を裏切らない豪華さ。

ピョートル大帝の間。ピョートル大帝の栄誉をたたえ、ニコライ1世が建造した部屋。
他の部屋と違ってちょっとシックな感じ。

紋章の間。この宮殿には1000を超える部屋があり、数えきれないほどの巨大なシャンデリアが使われている。奥ではちょうど電球の交換中。電球の交換だけで1年中、仕事があるんだろうと想像できる。

1812年祖国戦争の間。ナポレオンを敗走させた祖国戦争の勝利を記念したホールで、332人のロシア将軍の肖像画が並べられている。反対側(写真の手前)にもズラリ。これだけそろうとすごく立派なものに見える。

その後、王座の間を通り、パヴィリオンの間へ。ここには、モザイクによるテーブルなどがあり、その細かさは、ギリギリまで顔を近づけないとモザイクだと気付かないほど。壁にかけられたエカテリーナ2世肖像もモザイクでできている。その他、黄金の仕掛け時計「孔雀の時計」など見ものが多い。

パヴィリオンの間は、エカテリーナ2世の愛人だったと言われるポチョムキンが暮らしていたとされる部屋。ネヴァ川と空中庭園の両方を窓から見れる絶好のロケーション。私はこの部屋の一角がちょっと気にいった。部屋の上にあるバルコニー?に通じる階段がある一角。ただ広い広間ばかりの宮殿で、かくれんぼができるようなスポットがあると興味深く見てしまう。

新エルミタージュ側へ渡り、イタリア美術でダヴィンチなどの作品を見る。
こちらは、225室。これといった展示がない部屋はなんだかほっとする。300万点を超える収蔵美術品をいくら部屋数があるからと言ってもそこかしこに展示されているとさすがに疲れてくる。たまにはただキレイなだけの部屋はありがたい。

各部屋には番号がついていて、館内マップを持っていれば迷うことはない。ただ、とにかく広いので、行きたいところへ行くのは簡単じゃない。事前にルートを決めておかなければ、同じ部屋へ戻って見過ごしたものを見にもう一度行くというのは気力もそがれるので注意したい。ルーブル程わかりにくい位置関係ではないものの、広さの点だけは侮ってはいけないと思いました。
ラファエロの回廊へ。こちらは、ヴァチカンのラファエロの作品をコピーして作らせたという回廊。フレスコ画が壁や天井を一面に埋め尽くしている。実際にここを歩くより、入り口から眺めるのがオススメ。

オランダ美術を見、ルーベンスを中心とするフランドル美術を鑑賞した後は、冬宮へ戻り、フランス美術を見ながら、3Fへ。ちなみに階段は結構急なので足腰弱い方はエレベータも使えます。3Fでは、近世のヨーロッパ美術の絵画を鑑賞。セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、ゴッホにピカソなど誰でも知っている有名な画家の有名な作品が明るい展示室で鑑賞できます。
2時間近くガイド付きで絵画を中心に見た後、残り1時間はフリータイムです。
私は、絵画より彫刻とか遺跡発掘物が好きなので、新エルミタージュ1Fの古代エジプト、ローマ・ギリシャの展示をゆっくりと一人で見て回りました。写真はクレオパトラの像。

それにしても足の悪い人含め、この広い美術館を皆よく歩き回ってました。私は持久力がないので、椅子があるところではすぐ座ってしまいます。
割とあっという間に1時間が過ぎましたが、集合時間になっても4人のPAXが現れない。添乗員が探しに消えた瞬間、逆方面から4人が現れたので、走って添乗員を追いかけました。久々に全速力。添乗員が若くて、捕まえたのはカフェの近く。また危うく迷子になるところでしたね・・・。
次回は、ぺテロゴフ、ピョートル大帝の夏の宮殿をレポートします♪