パッケージツアーを楽しく利用するための心構え・基本編
今回は、パッケージツアーを楽しく利用するための心の準備について取り上げます。
基本中の基本というところですが、多くの人に声を大にして言いたい点を5つピックアップしました。
(なお、この記事は表現がちょっぴりきついです。後日修正の可能性があります。)
その1
自分で考え、自分で実行しましょう
気温や持ち物、さらに観光地に関しての概要など、添乗員が付いていれば聞けばいいやという方、案外多いんです。ガイドブックやインターネット上にいくらでも情報がありますから、自分で調べましょう。もっと知りたいこととかたくさん出てきて多くの気付きがあるはずです。
中には、ガイドブックも全く見ずに来られる方や、どこに行くのか把握していない人、なんでも添乗員やグループの人に聞く人います。行ったという事実のみを重視するタイプですが、もっと深い旅の楽しみ方をするために、人を頼るのはやめた方がいいでしょう。
そもそも添乗員は、旅程を管理してくれる人であって、ガイドの代わりや通訳をすることはあっても、召使いじゃないので、客だからといって何でも添乗員に求めるのは筋違いです。好意でたいていの事はやってくれるかも知れませんが、当然と思うのは間違いでしょう。
簡単な英語くらいは、旅の英会話帳のようなものを見ながらでもいいので、自分で話して見ましょう。そうすれば、ドリンクのオーダーや、ルームキーを閉じ込んだ、タオルが足りない、そんな時に毎回添乗員を呼ばなくてもいいし、うまく通じたときとても嬉しいはずです。まずはチャレンジです。
そうそう、チャレンジまではいいのですが、ひとつだけ気をつけて欲しいこと。それはpleaseをつけて欲しいということですね。飛行機などで飲み物や食事のチョイスをするとき、pleaseつけない日本人多いです。日本語だったら、お願いしますってつける人が大半のはずなので、是非心がけて欲しいです。
ドアの開け方、お湯の出し方、トイレの流し方、どこへ行ってもそれぞれです。人に聞く前にいろいろ試してみましょう。どんなに旅慣れている人や添乗員でも、初めていったホテルのシャワーの出し方なんて予め知っているわけはないんです。緊急用のひもをひっぱるのは困りますが、まずは自力で何とかしてみようという心構えが必要です。
まずは自分でやってみてダメだったら誰かに助けを求め、次から自分でできることは自分でするようにしましょう。そうすればフリータイムなど、幅広い楽しみ方ができるようになるはずです。レストランで頼んだはずのものと違うものが来たっていいじゃないですか、それもいい思い出になるはずです。
その2
ケチケチするのはやめましょう
観光地へ行って、有料だと知るや否や私はいいや、という方が多くいます。いいですか、そこへ行くのに、何十万て既に払っているのですよ。小銭レベルの費用をそこでけちってどうするんですか。コインで済む程度の入場料や撮影料、チップの類でいちいち躊躇したり、じゃ止めるとかいうケチケチ根性は捨てましょう。
チップの習慣のある国で、チップをけちったりするのも論外です。習慣が薄い国では構いませんが、それで生活の一部を成り立たせている国では、気持ちよくありがとうと言って渡しましょう。その際、やたらと小銭で渡すのも失礼です。ですから、1ドル、5ドルの札、1ユーロ、2ユーロのコインと5ユーロ札は意識して準備しておくようにしましょう。
また、ツアーでは食事は同じグループの方とテーブルを囲みますよね。その際にドリンクは別会計で頼むと思います。添乗員が種類と値段を最初に教えてくれますが、値段がいくらかしつこく確認する方います。たまにぼったくりだと思う店もありますが、値段で飲む飲まないを決めるのは、最終日に小銭がないときくらいにしませんか。
また、たとえばテーブルでワインのボトルなどをシェアするような時、じゃオレが出すよ、という方があまりにも少ないのが気になります。そもそも、テーブルごとに一人ずつ会計する日本人はもともと海外では変、なのですが、シェアした時くらい、男性や年配の方が率先して今日はごちそうします、とか言ったっていいと思うんです。でも、そういう方ほとんどいません。すごく残念です。
私は、飲み物代くらいは気にしないで出すと決めているし、失礼にならない限り、自分がシェアを言いだしたり、飲みに誘ったりしたら自分が払うようにします。ましてや旅行中、他の人に何か助けてもらったり、借り物をしたときは、ドリンクの一杯でもおごるのが礼儀ってものじゃないでしょうか?
その3
最大限に自分のペースで時間を使いましょう
ツアーはもちろん団体行動ですから、時間を守るのは当たり前です。でも、やたらと時間より早く行動しすぎる人が目立ちます。30分前から待っていたり、というのはザラです。それじゃ、自分の時間が少なくなる一方です。集合時間には5分前に現れればじゅうぶんOKなのです。(私はぴったり派ですが)
自分の足のペースが遅いから、迷ったら大変だから、そういう人は、観光地では地図を持ち歩き、そして、事前に十分に目を通しておくことをお勧めしたいです。
朝食なども朝6時半からレストラン開いています、と言うと、6時半に並んで待っているくらいの日本人がほとんどです。私は出発時間から逆算してのんびり行くことが多いので、ツアーの皆さんと顔を合わせることが少ないですが、自分のペースを貫きます。ほとんどの時間みんな一緒なんだから融通がきくときは自分のペースで自分の時間を持つことをおすすめします。みんなと一緒だったら安心という考えもわかりますが、一人の時間を持つことにより違うものが見えてくるはずです。
あと、朝の荷物出し、早ければいいというものではありません。ホテルの廊下は公道と同じようなものです。言われた時間の10分より前に出すのはあまりオススメできません。なんでも早ければ早い方がいいという考えは一度考え直した方がいいでしょう。
その4
トイレのことを心配し過ぎるのはやめましょう
歳をとるとトイレが近いのよ、そういってバスを乗り降りする度に、次のトイレ休憩はいつ、と心配し、トイレ休憩の度に長蛇の列に並んででも必ずトイレ行く人が多いです。
日本にいるとき、そんなにトイレ、行きますか?1時間に1度とか??
お腹壊しているならいざ知らず、そうでないなら、そもそもトイレの事を考えるのはやめませんか。頻度を多く行くことによって、ますますトイレが近くなるんです。
いざって時には、恥を忍んでバスを止めてもらえばいいのです。そう思えば、そのいざ、は実際には来ないものです。
トイレの事を気にする時間がもったいないし、観光や風景を楽しむ心の余裕を奪われますよ。
その5
日本や他国とやたらと比べるのはやめましょう
まず第一に海外に行ったら、いちいち値段を日本円に換算するのをやめましょう。為替なんて一瞬で変わっていくのだし、安いの高いのと言うのは興ざめです。
もちろん物価がどのくらいなのかとか、相対的にこれはあれより安いのか、と考えるなという意味ではありません。
ホテルの仕様などについても然りです。日本ではこうなのに、あの国ではこうだったのに、なんてのは意味がありません。日本の常識なんて海外では通じません。割り切りましょう。
たとえば、ホテルの部屋の電気がつかない、お湯が出ない、バスタブの栓がない、それってそんなにひどいことじゃありません。
トイレが流れなかったり、ドアが開かないなど物理的に困る場合を除いて、いちいちクレームをつけるのはどうかと思います。電球ひとつ切れていたからといって何か困りますか?
サービスや物の品質については日本は最高水準です。その国その国の価値観や状況によって、日本での物差しは何の意味もなしません。いちいち比べたり、日本にいるのと同等の快適さを海外で求めるのはやめましょう。
いかがでしたか?当たり前だよと思いましたか?まぁ、反論もあるかもしれませんが。
パッケージツアーを受け身じゃなく利用し、個人旅行に近づける最初の一歩です。
いずれ中級編、上級編も記事にしたいと思います♪
基本中の基本というところですが、多くの人に声を大にして言いたい点を5つピックアップしました。
(なお、この記事は表現がちょっぴりきついです。後日修正の可能性があります。)
その1
自分で考え、自分で実行しましょう
気温や持ち物、さらに観光地に関しての概要など、添乗員が付いていれば聞けばいいやという方、案外多いんです。ガイドブックやインターネット上にいくらでも情報がありますから、自分で調べましょう。もっと知りたいこととかたくさん出てきて多くの気付きがあるはずです。
中には、ガイドブックも全く見ずに来られる方や、どこに行くのか把握していない人、なんでも添乗員やグループの人に聞く人います。行ったという事実のみを重視するタイプですが、もっと深い旅の楽しみ方をするために、人を頼るのはやめた方がいいでしょう。
そもそも添乗員は、旅程を管理してくれる人であって、ガイドの代わりや通訳をすることはあっても、召使いじゃないので、客だからといって何でも添乗員に求めるのは筋違いです。好意でたいていの事はやってくれるかも知れませんが、当然と思うのは間違いでしょう。
簡単な英語くらいは、旅の英会話帳のようなものを見ながらでもいいので、自分で話して見ましょう。そうすれば、ドリンクのオーダーや、ルームキーを閉じ込んだ、タオルが足りない、そんな時に毎回添乗員を呼ばなくてもいいし、うまく通じたときとても嬉しいはずです。まずはチャレンジです。
そうそう、チャレンジまではいいのですが、ひとつだけ気をつけて欲しいこと。それはpleaseをつけて欲しいということですね。飛行機などで飲み物や食事のチョイスをするとき、pleaseつけない日本人多いです。日本語だったら、お願いしますってつける人が大半のはずなので、是非心がけて欲しいです。
ドアの開け方、お湯の出し方、トイレの流し方、どこへ行ってもそれぞれです。人に聞く前にいろいろ試してみましょう。どんなに旅慣れている人や添乗員でも、初めていったホテルのシャワーの出し方なんて予め知っているわけはないんです。緊急用のひもをひっぱるのは困りますが、まずは自力で何とかしてみようという心構えが必要です。
まずは自分でやってみてダメだったら誰かに助けを求め、次から自分でできることは自分でするようにしましょう。そうすればフリータイムなど、幅広い楽しみ方ができるようになるはずです。レストランで頼んだはずのものと違うものが来たっていいじゃないですか、それもいい思い出になるはずです。
その2
ケチケチするのはやめましょう
観光地へ行って、有料だと知るや否や私はいいや、という方が多くいます。いいですか、そこへ行くのに、何十万て既に払っているのですよ。小銭レベルの費用をそこでけちってどうするんですか。コインで済む程度の入場料や撮影料、チップの類でいちいち躊躇したり、じゃ止めるとかいうケチケチ根性は捨てましょう。
チップの習慣のある国で、チップをけちったりするのも論外です。習慣が薄い国では構いませんが、それで生活の一部を成り立たせている国では、気持ちよくありがとうと言って渡しましょう。その際、やたらと小銭で渡すのも失礼です。ですから、1ドル、5ドルの札、1ユーロ、2ユーロのコインと5ユーロ札は意識して準備しておくようにしましょう。
また、ツアーでは食事は同じグループの方とテーブルを囲みますよね。その際にドリンクは別会計で頼むと思います。添乗員が種類と値段を最初に教えてくれますが、値段がいくらかしつこく確認する方います。たまにぼったくりだと思う店もありますが、値段で飲む飲まないを決めるのは、最終日に小銭がないときくらいにしませんか。
また、たとえばテーブルでワインのボトルなどをシェアするような時、じゃオレが出すよ、という方があまりにも少ないのが気になります。そもそも、テーブルごとに一人ずつ会計する日本人はもともと海外では変、なのですが、シェアした時くらい、男性や年配の方が率先して今日はごちそうします、とか言ったっていいと思うんです。でも、そういう方ほとんどいません。すごく残念です。
私は、飲み物代くらいは気にしないで出すと決めているし、失礼にならない限り、自分がシェアを言いだしたり、飲みに誘ったりしたら自分が払うようにします。ましてや旅行中、他の人に何か助けてもらったり、借り物をしたときは、ドリンクの一杯でもおごるのが礼儀ってものじゃないでしょうか?
その3
最大限に自分のペースで時間を使いましょう
ツアーはもちろん団体行動ですから、時間を守るのは当たり前です。でも、やたらと時間より早く行動しすぎる人が目立ちます。30分前から待っていたり、というのはザラです。それじゃ、自分の時間が少なくなる一方です。集合時間には5分前に現れればじゅうぶんOKなのです。(私はぴったり派ですが)
自分の足のペースが遅いから、迷ったら大変だから、そういう人は、観光地では地図を持ち歩き、そして、事前に十分に目を通しておくことをお勧めしたいです。
朝食なども朝6時半からレストラン開いています、と言うと、6時半に並んで待っているくらいの日本人がほとんどです。私は出発時間から逆算してのんびり行くことが多いので、ツアーの皆さんと顔を合わせることが少ないですが、自分のペースを貫きます。ほとんどの時間みんな一緒なんだから融通がきくときは自分のペースで自分の時間を持つことをおすすめします。みんなと一緒だったら安心という考えもわかりますが、一人の時間を持つことにより違うものが見えてくるはずです。
あと、朝の荷物出し、早ければいいというものではありません。ホテルの廊下は公道と同じようなものです。言われた時間の10分より前に出すのはあまりオススメできません。なんでも早ければ早い方がいいという考えは一度考え直した方がいいでしょう。
その4
トイレのことを心配し過ぎるのはやめましょう
歳をとるとトイレが近いのよ、そういってバスを乗り降りする度に、次のトイレ休憩はいつ、と心配し、トイレ休憩の度に長蛇の列に並んででも必ずトイレ行く人が多いです。
日本にいるとき、そんなにトイレ、行きますか?1時間に1度とか??
お腹壊しているならいざ知らず、そうでないなら、そもそもトイレの事を考えるのはやめませんか。頻度を多く行くことによって、ますますトイレが近くなるんです。
いざって時には、恥を忍んでバスを止めてもらえばいいのです。そう思えば、そのいざ、は実際には来ないものです。
トイレの事を気にする時間がもったいないし、観光や風景を楽しむ心の余裕を奪われますよ。
その5
日本や他国とやたらと比べるのはやめましょう
まず第一に海外に行ったら、いちいち値段を日本円に換算するのをやめましょう。為替なんて一瞬で変わっていくのだし、安いの高いのと言うのは興ざめです。
もちろん物価がどのくらいなのかとか、相対的にこれはあれより安いのか、と考えるなという意味ではありません。
ホテルの仕様などについても然りです。日本ではこうなのに、あの国ではこうだったのに、なんてのは意味がありません。日本の常識なんて海外では通じません。割り切りましょう。
たとえば、ホテルの部屋の電気がつかない、お湯が出ない、バスタブの栓がない、それってそんなにひどいことじゃありません。
トイレが流れなかったり、ドアが開かないなど物理的に困る場合を除いて、いちいちクレームをつけるのはどうかと思います。電球ひとつ切れていたからといって何か困りますか?
サービスや物の品質については日本は最高水準です。その国その国の価値観や状況によって、日本での物差しは何の意味もなしません。いちいち比べたり、日本にいるのと同等の快適さを海外で求めるのはやめましょう。
いかがでしたか?当たり前だよと思いましたか?まぁ、反論もあるかもしれませんが。
パッケージツアーを受け身じゃなく利用し、個人旅行に近づける最初の一歩です。
いずれ中級編、上級編も記事にしたいと思います♪