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中国・オルドス空港~オルドス野生動物園(1日目①)

2019/12/12 (9日目) 続き

22:05 オルドス空港に到着です。22:40着予定なので早めに着きました。近代的できれいな空港、さっそくこの街の観光地として動物園の宣伝が空港内にもでかでかとあります。

オルドス空港の動物園の宣伝


オルドスは高原地帯で、観光客がわざわざ来る所ではなく、むしろゴーストタウンとして有名な街です。そんな所に来たのは、私の最愛のパンダに会うためです。2019年は3回目ですね。

22:25 無事に荷物をピックアップし、外へ出ると空港バスが停まっているので東勝区に行くか確認し乗ります。バス車内で切符を買います(東勝区まで30元)。前回はガラガラでしたが、今回は2席に1人で埋まっています。ちなみに飛行機はいつも満席です。

オルドスの空港バス


22:30 空港バスが出発します。夜間は飛行機に合わせての運行なので、特に時間は決まっていません。しかし、前回とは違うことが起きました。ルートが違うようです。前回は東勝区に直行だったのが、手前の康巴什区辺りで2か所停まりました。前回は利用者がいなかったからそのまままっすぐ行ったのかも知れません。

23:35 東勝区まで来て停まった場所で、全員が降りました。あれ?ここが終点?私も降りますが・・・ここどこ?見たことがない場所で、頭の中がパニックになります。

前回同様、雍贵酒店というホテル前が終点だと思っていたので、全然違う場所に完全に頭が真っ白です。東勝区のどこかというのは間違いないですが、周囲には灯りの付いた建物はなく、目印となるようなものが何もありません。

自分の現在地が分からないというのと、-9℃を実感する寒さ、そして街の暗さにどうしたらいいか考えているうちに、同じバスに乗っていた10人以上の人々が離散していきます。いや、こんな所で置き去りにされたら、マジで凍死しかねない!

最後に残っていた、きちんとした身なりで好感度高い見た目の若い男性に、思い切って声を掛けます。躊躇している余裕はありません。
ホテルの予約票を見せ、ここはどこでしょうか、と。

その見た目好感度高いと判断した男性は大変親切で、スマホで翻訳アプリを使い、そのホテルに行きたいのかと確認し、私が送って行きます、と言ってくれます。このホテルは近くですか?歩けますか?と聞くと、たぶん、でもタクシーで行きます、と。やり取りしている間に、周囲に人影は全くなくなりました。

通常なら、見ず知らずの男性に深夜に車に同乗してついていく、なんてことは考えられませんが、私に選択肢はありません。私の方から声をかけたのだし、日本でもあまり出合わないくらいの物腰、育ちの良さそうな方だったので、もうついていくことにしました。

男性が呼んだのか偶然通りかかったのか分からないタクシーに乗ります。深夜なので流しているタクシーどころかほとんど車走っていません。一人だったらタクシー捕まえるのも大変だったと思います。

タクシー乗ったら、景色を注視しますが、3回くらい角を曲がって方向感覚なくなった所で、予約したホテルが見えました。距離は近かったと思います。男性に、せめてタクシー代払おうとしましたが、固辞された上、にっこり微笑んで、日本語が話せなくてごめんなさい、滞在楽しんで、とまで言われました。

大変にやさしく親切な方でした。謝謝你と言って車を降り男性の乗ったタクシーを見送ります。窮地を救ってくれたこの恩を直接返す機会はないでしょう。あなたを見習い、助けを必要としている人にもっと親切に接します、と誓います。

22:45 前回と同じ、美梅国際酒店にチェックインします。2泊で税込み5600円前払い済み。国際と名前付いていますが相変わらず英語も通じません。300元のデポジット払い、朝食券付きのキーをもらいます。

部屋は写真で見ると狭めに見えますが、結構広くてベッドも大きいです。古い造りで、バスルームにシャワーカーテンしかなくエリアが分かれていないので、シャワー使うと広範囲が濡れます。暖房が効いていて部屋はとても暖かいです。

美梅国際酒店の部屋


オルドスに来るのは5回目くらいですが、毎回、1年と間あけてないのに想定外の事が起き右往左往。特に今回は極寒の時期ですから、暖かいホテルに辿り着けて本当に良かったと身に染みました。最愛のパンダがいる動物園に行くためとはいえ、結構な綱渡り旅です。


2019/12/13 (10日目)

7:00 出かける準備をして朝食に行くとまだレストランの扉が開いていません。あれ?なんで?でも誰かが入って行ったのでついて行ったら、お湯をもらいにきただけみたいで、まだ準備中でした。何か言ってますが、外国人です分かりません、言うと、まぁそこ座って待っててという感じになりました。前回7:00からだったし、カードケースにも7:00からって書いてあるのに。

美梅国際酒店の朝食会場


だいぶ料理が並んだので、もういい?と聞いて出てるのだけでも食べさせてもらいました。野菜中心チョイスです。

美梅国際酒店の朝食


動物園を通るバス、26路の始発が7:30なので、10分前にホテルを出ます。近くの長距離バスターミナルの脇にあるバス停に向かいます。
やっと空が少し明るくなり始めました。この街はどこの道もやたらと広く車線がいっぱいあります。

美梅国際酒店の近くの交差点


バス停に着くと26路のミニバスが停まっていて、寒いからドア閉めてましたが、行くと開けてくれたので、動物園行きますかと念のため確認して乗ります。先払い2元です。

7:28に出発、前回も思ってたけどそれが実際の定刻のようです。
そして、このバスでもあれ?という事が起きました。前回とルートが違うのです。以前は通らなかった民族幼稚園の前を通りました。

それもこれもG109という街から動物園に通じる道が工事閉鎖されている影響で、26路は大きく迂回しているのですが、G109 の閉鎖が一部だけ解除されたみたいでルートが変わったようです。

7:55 動物園に到着です。運転手さんがうっかり通り過ぎようとして慌てて思い出して停まってくれました。夏だけK28路というバスも通っていますが、どちらにしても、一日何本というバスです。

オルドス野生動物園のバス停


私の最愛のパンダがいる動物園は、オルドスの空港から40㎞ほど離れた東勝区という街の、端っこというか外側にあり、周辺には何もない場所です。見えているあのビルは使われている気配はありません。ミニバスはどっち行きでも動物園の前まで来てくれます。

オルドス野生動物園前の道路


毎回のように動物園の開園時間が変わるので、事前に問い合わせて8:30からと確認してあります。早く着き過ぎてしまいました。でも、次のバスだと1時間半後なのでちょっと遅いです。ゆっくり動物園の大階段を上がると、太陽が昇ってきました。

オルドスで見た朝日


8:30まで暇なので、オルドス野生動物園の料金表とかのんびり見ていました。動物園の入園料だけで130元、その他いろいろオプションあります。見ていた時、若いお兄さんに話しかけられます。ついてこいって言ってる。

オルドス野生動物園の価格表


何か言ってますが分からないので、書いてとメモを渡すと、日本のパンダファン、再訪ですね、と。他部門の人に聞いた、というので、メールで開園時間などを問い合わせたし、前回撮ったビデオメッセージを見たのか私の顔を知っていて声かけたようです。後で分かりましたが、パンダ館の新しい飼育員さんでした。

寒かったから心配したのでしょう、ツーリストセンターに入れてくれて、ここで待ってといい男性は消えました。代わりに別のスタッフがお湯を出してくれました。日本だとお茶ですが、中国ではお湯が出ます。

8:40 女性が来て、パンダ館へ行こうと合図をくれます。ついていくと、スタッフ用の車に乗せてくれてパンダ館に送ってくれました。
冬季だし、園内を走る観光車は走ってないんだろうと推測できます。

パンダ館前まで車で送ってもらう


そもそもこの時期動物園を訪れる人は物凄く少なく、平日ならなおさらです。遠来の変わった客は動物よりも珍しい存在に違いありません。パンダ館、周辺の植え込みなどには以前に降った雪が残っています。

うっすら雪の残るパンダ館


パンダ館に入ると、まず室内展示場が2つ続いていますが、きれいに片付いた状態でパンダはいません。今日は外に出す予定なのでしょう。いつ来ても、新しいおもちゃが増えています。

オルドス野生動物園の室内展示場


外に出て、2つある展示場をチェックしますが、まだ竹などもセットされていません。夏に来た時に比べ、やはりおもちゃがいろいろ増えています。

オルドス野生動物園のパンダ館の屋外展示場


準備がまだのようなので、パンダ館でウロウロしながら待ちます。
外の展示場の観覧場所には日避け雨避けの屋根が付いていて、そこにパンダの紹介パネルがあります。

見学者のための庇にはパネル


時間をつぶしている間に、右の庭の準備ができていました。
竹と笹がセットされています。

お食事の準備ができたパンダの屋外展示場


そして、浮き輪かタイヤのようなものに黄色いネットが被せられたこのブランコ的なものに、新しいおもちゃが置かれました。飼育員さんのお手製でしょうか?麻袋で作ったパンダぬいぐるみです。今日デビューかな、パンダが遊んだ形跡がなにもありません。

パンダのおもちゃ


9:30ちょっと前、扉が開き、最愛の七喜(ちーしー、2014年生、雌)がバックヤードから出てきました。前回来た誕生日の時、偽妊娠で具合悪そうな七喜でしたが、今日は元気そうです。

七喜出勤


飼育員さんからリンゴをもらった七喜、あれ?七巧(ちーちゃお、2014年生、雌)来ないの?という顔をしています。

リンゴをもらった七喜


七喜がおいしそうにリンゴを食べている間に、しばらくして七巧も出てきました。双子がそろっているとそれだけで安心します。

七巧も来た


仲良く並んでリンゴを食べる双子姉妹。姉の七巧が左、妹の七喜が右です。同級生たちと一緒だった頃はよくリンゴを取られました。おっとりした性格だし、そもそも食べるのが遅いからです。



七喜はお腹が空いていたのでしょうか、リンゴを食べ終わった後、手を舐めずにすぐに竹が置かれている方へと歩きだしました。

竹を食べに行く七喜


双子姉妹は、ファンから七姉妹と呼ばれています。日本のパンダファンにも有名な双子です。竹の所まで来て、どれを食べようか吟味しています。頭上の屋根部分の陰が、冬の日差しでかなり面積を取っていて、ちょっと暗くて見辛いです。

竹を吟味する七姉妹


さっそく正面でパンダ座りをして七喜は竹を食べ始めました。
とても機嫌が良さそうです。

竹を食べだした七喜


ガラス越しではありますが、近くで大好きな七喜が竹を食べる姿を見るのはやはり格別です。しかし、実はたとえ最愛のパンダの前と言えど、じっと立って見ているのが耐え難い寒さです。



体感的には-10℃近い感じでしょうか。持ってきたものをいろいろ重ね着して、6枚着てますが、それでも寒いです。それにガラスが氷のように冷たいのです。七巧は竹が気に入らないのかうろうろ歩いています。

ウロウロ七巧


次回も続きをレポートの予定です♪

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凄い

 いつもながら凄い!ですね
 親切な紳士に出会えて良かったですね。
 人を見る目も大切ですし、困った時の判断も重要ですね。
 タクシーは、基本的にアプリで呼びますので、きっとその男性が呼んでくれたものと推察します。
 本当に凄い!感心、感服です。
 いつぞやのトイレシャワーホテルに次ぐ 驚きです。
 
 

Re: 凄い

この時はさすがに万事休す!でした。
いい人に助けられて本当に良かったですが、特に中国ではこうして親切な人に
当たる割合が多い気がします。もちろん何か違和感ある人にこちらか話しかける事はないですが
運がいいと調子に乗らず、もっと慎重にプランB持ってないとダメだなと反省しました・・・。

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