中国・成都パンダ基地(3日目①)
2019/12/11 (8日目)
7:05ごろ来る655路のバスに合わせ7時にホテルを出ます。バス乗車時に成都の交通カード、天府通をタッチしますが、音が鳴りません。何度かトライすると後ろの人が「不要」と教えてくれました。機械が壊れていたのかな?タダ乗りでいいのかな?後で調べたら、この日は天府通持ってればバス無料、という環境キャンペーンがあったらしいです。
7:20過ぎくらいに熊猫基地のバス停に到着、まだ暗い中、開園待ちの列が出来ていますが、これはかなり少ない方です。今日は私が今回成都パンダ基地に来る最終日です。(新型コロナのせいで次に行く目処が立たなくなったので、この日は当面の最後の訪問となりました。)

7:30 入園したらいつものように亜成年園と成年園の間を通り幼年園に向かおうとしますが、亜成年園のいつもの木の上にパンダが見えました。北川(べいちゅあん)です。亜成年園の朝は遅くこの時間に外にパンダがいるはずないので、恐らく昨日帰宅せずに野宿したのでしょう。

2歳くらいまでの子パンダならば飼育員さんが近くで説得し、必要なら抱きかかえて回収しますが、大人のパンダの場合は庭に直接入れませんし、こんな高い木に登ることもできません。いくら呼んでも帰ってこなければ、パンダの好きにさせるしかありません。
幼年園に行くと、1班側はパンダが外に既に出ていましたが、まだ暗い中、固まって食事をしているのが見えました。数は5頭いると分かりますが、こう暗いと誰が誰か分かりません。

そのまますぐに太陽産室の子供部屋へと向かいます。入園から10分でここまで来るのが私の定番ルートです。0歳ちびパンダたちが朝の遊び中です。
ハシゴに績笑(じーしゃお)、カゴに成風(ちぇんふん)、床に星晴(しんちん)がいて成浪(ちぇんらん)はお留守のようです。

それぞれ遊んでいます。成風成浪の双子は今日がちょうど生後半年です。
いつも入園したらほぼここへ直行していますが、いつもこの時間は遊んでて、貸し切り状態で見れます。

5分ほどいて、誰か他に人が来た所で、今日は早々に月亮産室へと向かいます。
7:50 月亮産室に着くと、まだ誰も入園客がここまでたどり着いていません。先に赤ちゃんパンダの部屋へと向かいます。こちら通称営業部屋、と呼ばれる子ども部屋、阿宝双子と昭美仔が寝ています。放置されたぬいぐるみのようです。ドア前には2頭がくっついています。

そのドアの隣は保育室で、ガラス前に大きなベビーベッドが置いてあり、小丫頭(しゃおやーとぅ)の双子、順順(しゅんしゅん)・溜溜(りうりう)が寝ていました。

この先にある内側の室内展示場を見に行くと、どのパンダも寝ている中、1頭だけ起きているパンダがいました。思一(すーいー)、ガラス際でウロウロし、お客さんに挨拶する練習でもしているかのようです。右に行っても左に行っても私しかいませんが、もう少ししたらお客さんがいっぱい来ます。
営業部屋の前に戻ってくると、手前に落ちていた子が起きました。
昭美仔(ざおめいの子、後に金宝と命名)です。だいぶ大きくなって体長60㎝くらいでしょうか。

8:05 外に出て18年組の庭を覗くと、まだ朝早いのに、もう寝だしています。広くない庭で、5頭が距離を取っています。両端の木の上に1頭ずつ既に寝ていて、間に、まだ食事中の2頭、そして写っていない1頭は庭の左隅にはまっています。

大人パンダの朝ごはんはまだのようなので、2号別荘へと向かいます。
2号別荘ではお食事中の艾莉(あいり)に会えました。この庭は、食後に奥の方へ行かれてしまうと見えないのです。

隣の16年組の庭は5頭のはずですが、2頭しか見当たりません。健康チェックとか何かしているのかな?仲間がいない事を気にも留めずに食事をする福順(ふーしゅん)です。

8:25 早くも太陽産室子供部屋に戻ってきました。ちびパンダたちが庭に出る所を見たいと思ったからです。まだ室内で、績笑がハンモックで独りで遊んでいました。

ハンモックに乗れるようになったら、ここで遊ぶのが楽しいようです。
まだ外に行きそうにないので、次に幼稚園を見に行くと、18年組の3頭がいました。

次は亜成年園の喜蘭(しーらん)の所へ行きます。ニンジン取りが見れるかなと思ったのですが、ニンジンはありませんでした。既に食べちゃったのか、元からなかったのか分かりません。喜蘭は、隣との壁沿いをこうして行き来するのが常同行動化しています。見えなくなってもある地点まで行くと折り返してくるのを私は知っています。
8:50過ぎに太陽産室子供部屋に戻ると、室内には星晴がぽつんといました。あらら、他の子は外に行っちゃったかな?

母子園を見たら、扉の近くに1頭寝そべっていました。

やがて星晴も外に出ます。飼育員さんはいつもの場所に星晴を置いて行きました。
麻袋の側でもぞもぞする星晴、大人しい子です。一緒に暮らす他の3頭が2か月先に生まれている事もあり、皆が高い所に登れるようになってからはもっぱら独りでいる時間が長くなりました。

とてもかわいらしい子です。(その後、年末にはやっと他の子たちと飼育員さんやカメラマンを一緒に追いかけられるようになったと思った矢先、心臓病で亡くなりました。)

績笑と成風も庭にいますが、早々にお気に入りの場所へ行ってしまいました。ん?成風が落ちそうにぶら下がっています。

お約束通りに、落ちた成風、パンダは少々高い所から落ちても、あまり痛くもかゆくもないようです。木の柱を登って戻ってきました。

成風と双子なのは今いない成浪ですが、成風はむしろ績笑と似てきました。おそらく異母姉妹?、少なくともママ同士が姉妹の従姉妹です。
左、ややグレーがかっている方が績笑です。ややグレーの部分はもうすぐ真っ黒になるはずです。

ずっと一緒に育っているし仲良しです。こうして遊んでいるのも朝だけで後はほとんど寝てしまいます。
次回は続き、月亮産室をメインにレポートの予定です♪
7:05ごろ来る655路のバスに合わせ7時にホテルを出ます。バス乗車時に成都の交通カード、天府通をタッチしますが、音が鳴りません。何度かトライすると後ろの人が「不要」と教えてくれました。機械が壊れていたのかな?タダ乗りでいいのかな?後で調べたら、この日は天府通持ってればバス無料、という環境キャンペーンがあったらしいです。
7:20過ぎくらいに熊猫基地のバス停に到着、まだ暗い中、開園待ちの列が出来ていますが、これはかなり少ない方です。今日は私が今回成都パンダ基地に来る最終日です。(新型コロナのせいで次に行く目処が立たなくなったので、この日は当面の最後の訪問となりました。)

7:30 入園したらいつものように亜成年園と成年園の間を通り幼年園に向かおうとしますが、亜成年園のいつもの木の上にパンダが見えました。北川(べいちゅあん)です。亜成年園の朝は遅くこの時間に外にパンダがいるはずないので、恐らく昨日帰宅せずに野宿したのでしょう。

2歳くらいまでの子パンダならば飼育員さんが近くで説得し、必要なら抱きかかえて回収しますが、大人のパンダの場合は庭に直接入れませんし、こんな高い木に登ることもできません。いくら呼んでも帰ってこなければ、パンダの好きにさせるしかありません。
幼年園に行くと、1班側はパンダが外に既に出ていましたが、まだ暗い中、固まって食事をしているのが見えました。数は5頭いると分かりますが、こう暗いと誰が誰か分かりません。

そのまますぐに太陽産室の子供部屋へと向かいます。入園から10分でここまで来るのが私の定番ルートです。0歳ちびパンダたちが朝の遊び中です。
ハシゴに績笑(じーしゃお)、カゴに成風(ちぇんふん)、床に星晴(しんちん)がいて成浪(ちぇんらん)はお留守のようです。

それぞれ遊んでいます。成風成浪の双子は今日がちょうど生後半年です。
いつも入園したらほぼここへ直行していますが、いつもこの時間は遊んでて、貸し切り状態で見れます。

5分ほどいて、誰か他に人が来た所で、今日は早々に月亮産室へと向かいます。
7:50 月亮産室に着くと、まだ誰も入園客がここまでたどり着いていません。先に赤ちゃんパンダの部屋へと向かいます。こちら通称営業部屋、と呼ばれる子ども部屋、阿宝双子と昭美仔が寝ています。放置されたぬいぐるみのようです。ドア前には2頭がくっついています。

そのドアの隣は保育室で、ガラス前に大きなベビーベッドが置いてあり、小丫頭(しゃおやーとぅ)の双子、順順(しゅんしゅん)・溜溜(りうりう)が寝ていました。

この先にある内側の室内展示場を見に行くと、どのパンダも寝ている中、1頭だけ起きているパンダがいました。思一(すーいー)、ガラス際でウロウロし、お客さんに挨拶する練習でもしているかのようです。右に行っても左に行っても私しかいませんが、もう少ししたらお客さんがいっぱい来ます。
営業部屋の前に戻ってくると、手前に落ちていた子が起きました。
昭美仔(ざおめいの子、後に金宝と命名)です。だいぶ大きくなって体長60㎝くらいでしょうか。

8:05 外に出て18年組の庭を覗くと、まだ朝早いのに、もう寝だしています。広くない庭で、5頭が距離を取っています。両端の木の上に1頭ずつ既に寝ていて、間に、まだ食事中の2頭、そして写っていない1頭は庭の左隅にはまっています。

大人パンダの朝ごはんはまだのようなので、2号別荘へと向かいます。
2号別荘ではお食事中の艾莉(あいり)に会えました。この庭は、食後に奥の方へ行かれてしまうと見えないのです。

隣の16年組の庭は5頭のはずですが、2頭しか見当たりません。健康チェックとか何かしているのかな?仲間がいない事を気にも留めずに食事をする福順(ふーしゅん)です。

8:25 早くも太陽産室子供部屋に戻ってきました。ちびパンダたちが庭に出る所を見たいと思ったからです。まだ室内で、績笑がハンモックで独りで遊んでいました。

ハンモックに乗れるようになったら、ここで遊ぶのが楽しいようです。
まだ外に行きそうにないので、次に幼稚園を見に行くと、18年組の3頭がいました。

次は亜成年園の喜蘭(しーらん)の所へ行きます。ニンジン取りが見れるかなと思ったのですが、ニンジンはありませんでした。既に食べちゃったのか、元からなかったのか分かりません。喜蘭は、隣との壁沿いをこうして行き来するのが常同行動化しています。見えなくなってもある地点まで行くと折り返してくるのを私は知っています。
8:50過ぎに太陽産室子供部屋に戻ると、室内には星晴がぽつんといました。あらら、他の子は外に行っちゃったかな?

母子園を見たら、扉の近くに1頭寝そべっていました。

やがて星晴も外に出ます。飼育員さんはいつもの場所に星晴を置いて行きました。
麻袋の側でもぞもぞする星晴、大人しい子です。一緒に暮らす他の3頭が2か月先に生まれている事もあり、皆が高い所に登れるようになってからはもっぱら独りでいる時間が長くなりました。

とてもかわいらしい子です。(その後、年末にはやっと他の子たちと飼育員さんやカメラマンを一緒に追いかけられるようになったと思った矢先、心臓病で亡くなりました。)

績笑と成風も庭にいますが、早々にお気に入りの場所へ行ってしまいました。ん?成風が落ちそうにぶら下がっています。

お約束通りに、落ちた成風、パンダは少々高い所から落ちても、あまり痛くもかゆくもないようです。木の柱を登って戻ってきました。

成風と双子なのは今いない成浪ですが、成風はむしろ績笑と似てきました。おそらく異母姉妹?、少なくともママ同士が姉妹の従姉妹です。
左、ややグレーがかっている方が績笑です。ややグレーの部分はもうすぐ真っ黒になるはずです。

ずっと一緒に育っているし仲良しです。こうして遊んでいるのも朝だけで後はほとんど寝てしまいます。
次回は続き、月亮産室をメインにレポートの予定です♪