中国・成都パンダ基地(2日目⑤)
2019/12/09 (6日目) 続き
13:40 幼年園でパンダ釣りを待ちます。今日は注射の為にパンダたちの朝が遅かったので、時間が読めません。2班のパンダ4頭は、全員パンダ舎近くでまったりしていました。右の木に2頭、池の周囲に2頭です。
パンダ釣りは1班から行うので、1班側で待機します。いつも通り、青青(ちんちん)が早めに待っています。この庭は奥行きが100mほどもあり、食事時間以外はパンダが奥の方へ散ってしまうのですが、こうして青青が撮影会を開催してくれているので、パンダ釣りを待つのも苦ではありません。
今日は、大美(だーめい)もカサカサになった笹を食べながら待っています。
そして、パンダファンのお仲間たちもちらほらと集まり始めました。
ここ成都パンダ基地は敷地が広く、ほぼ木々で覆われているので、鳥類がたくさん生息しています。孔雀がいるのは有名ですが、かなりの種類の野鳥がいてパンダと共存しています。パンダ待ちの間にもいろんな小鳥が現れます。
13:55 だいたいいつもの時間の範囲内で飼育員さんがやってきました。飼育員さんが号令をかけると、パンダたちが集まってきてパンダ釣りが始まります。
長い竹の先につけたパダンケーキを各パンダに上手に与えます。
パンダケーキを1つずつ食べ終わると、次はリンゴが1つずつです。後ろ足を鍛えたり、運動不足解消の意味がありますから、パンダを適度に立たせます。
パンダケーキやりんごは、竹ばかり食べているパンダにとって嬉しいおやつで、1日1回だけでなく、朝や夜にも与えられています。
パンダ釣りは幼年園に入り、2歳近くなってから行われることが多いですが、大人のパンダの庭では最近あまり行われていません。幼年園では、同級生が同居しているので、性格によって取り合いになります。私のお気に入りの成蘭(ちぇんらん)はおっとりで、このようにリンゴを高々と持ち、目を離しているので、よく仲間に取られます。
幼年園1班のパンダ釣りを動画でご覧ください。パンダケーキをもらった順に、芝士(ずす)、大美、成蘭、青青です。芝士は食べるのが早く、リンゴを2個もらい、さらに成蘭のを執拗に追い回して奪いました。
呼んでも来なかった芝麻(ずま)は庭の奥の方にいたので、そちらに飼育員さんが移動し、個別に釣られました。成蘭がリンゴ食べられるか、結局最後は取られる所まで見てから移動したので、既に芝麻はリンゴを食べていました。
そのままぐるっと幼年園の外側を周り、2班側に行きます。2班は4頭、庭の奥の方で呼ぶと、パンダたちがパンダ舎の方からかけてやってきます。晶亮(じんりゃん)、妮可(にこ)、そして妮娜(にーな)が先に来て、珍喜(じぇんしー)はいつものように来るのが遅いです。妮娜はちょっと隠れて食べるのが得意です。
晶亮が仲間のおやつを取るのが得意なのですが、この班は力の差が少ないようで結果的には自分の分のおやつを皆死守したようです。並んで仲良く食べる姿はとてもかわいいですね。左から晶亮、妮可、珍喜、妮娜です。
2班のパンダ釣りの動画です。
1班側に戻ると、おやつの後に手を舐めるパンダや、こぼした屑を拾うパンダなど毎回同じシーンが見られます。そこで、パンダ舎の中から飼育員さんが号令をかけると、いっせいにパンダ舎の方へ帰って行きます。これから笹交換するのでパンダをいったん回収するのです。飼育パンダとしてのこうした行動を身につける幼年園は、パンダの小学校みたいなものです。
さて、14:00頃はどの園でも笹交換が行われるので、今からしばらくパンダが起きている可能性が高い時間です。
14:20 2号別荘に来ました。ちょうど午後のお食事タイムの始まりです。福順(ふーしゅん)がのんびり笹のある所まで歩いています。
4頭が固まって笹を食べます。パンダは手近にあるものからおいしそうかチェックする事が多いですが、最終的には、おいしい笹は仲間が食べているやつ、と集まってくることも多いです。
1頭だけ離れて食べています。奇一(ちーいー)です。私のお気に入りパンダですが、赤ちゃんの頃からキャラ的に目を引く子だったので、中国にも熱烈なファンが多く、いつも奇一の近くには立派なカメラを持った人が複数います。
奇一が少し仲間の方に寄ってくれたので、1枚に収まりました。
この班はやんちゃな子が少なく、仲良く暮らしているので、できるだけ長く皆で一緒に過ごせればいいなと願います。たくさんいた16年組の中で一番大きい班です。
14:40 月亮産室に移動して来ました。
18年組の庭でも午後のお食事中の子たちがいます。
班長の川仔(ちゅあんざい)も何だかすごく満足げな顔をして笹を食べています。
大人パンダたちもまだ起きているかも知れないので先を急ぎます。隣は幼稚園、赤ちゃんパンダたちがいます。
木の台の上は、阿宝(あーばお)の双子でしょう。1頭の裏にもう1頭いるのが見えます。登れるようになってからはお気に入りのお昼寝スポットのようです。
カゴには小丫頭(しゃおやーとぅ)の双子が寝ています。3か月も月齢差がありますから、邪魔されることなく寝ることができるようです。
では大人パンダを見て回ります。既に寝ているパンダもいますが、まだ起きているパンダもいます。こちら、阿宝、阿宝という名のパンダは複数いるので、私は宝蘭(ばおらん)と呼んでいます。幼稚園の双子のママで、アトランタ生まれです。
その隣は文莉(うぇんり)かな?見ただけで確信できないパンダはまだまだたくさんいます。
そして、午前中も見た成双(ちぇんしゅあん)、草木に隠れてお食事中です。
こうして隙間を見つけて撮影するのがパンダファンの楽しみ?のひとつです。
午前中は寝ていた功仔(ごんざい)、似ているパンダが少ない顔で見分けやすいパンダです。
ちょっと疲れたので、休憩としましょう。赤ちゃんパンダの庭の前にベンチがあるので雨が降ってない日はそこがお気に入りの休憩ポイントです。
次回は成都パンダ基地2日目の最後までをレポートの予定です♪
13:40 幼年園でパンダ釣りを待ちます。今日は注射の為にパンダたちの朝が遅かったので、時間が読めません。2班のパンダ4頭は、全員パンダ舎近くでまったりしていました。右の木に2頭、池の周囲に2頭です。
パンダ釣りは1班から行うので、1班側で待機します。いつも通り、青青(ちんちん)が早めに待っています。この庭は奥行きが100mほどもあり、食事時間以外はパンダが奥の方へ散ってしまうのですが、こうして青青が撮影会を開催してくれているので、パンダ釣りを待つのも苦ではありません。
今日は、大美(だーめい)もカサカサになった笹を食べながら待っています。
そして、パンダファンのお仲間たちもちらほらと集まり始めました。
ここ成都パンダ基地は敷地が広く、ほぼ木々で覆われているので、鳥類がたくさん生息しています。孔雀がいるのは有名ですが、かなりの種類の野鳥がいてパンダと共存しています。パンダ待ちの間にもいろんな小鳥が現れます。
13:55 だいたいいつもの時間の範囲内で飼育員さんがやってきました。飼育員さんが号令をかけると、パンダたちが集まってきてパンダ釣りが始まります。
長い竹の先につけたパダンケーキを各パンダに上手に与えます。
パンダケーキを1つずつ食べ終わると、次はリンゴが1つずつです。後ろ足を鍛えたり、運動不足解消の意味がありますから、パンダを適度に立たせます。
パンダケーキやりんごは、竹ばかり食べているパンダにとって嬉しいおやつで、1日1回だけでなく、朝や夜にも与えられています。
パンダ釣りは幼年園に入り、2歳近くなってから行われることが多いですが、大人のパンダの庭では最近あまり行われていません。幼年園では、同級生が同居しているので、性格によって取り合いになります。私のお気に入りの成蘭(ちぇんらん)はおっとりで、このようにリンゴを高々と持ち、目を離しているので、よく仲間に取られます。
幼年園1班のパンダ釣りを動画でご覧ください。パンダケーキをもらった順に、芝士(ずす)、大美、成蘭、青青です。芝士は食べるのが早く、リンゴを2個もらい、さらに成蘭のを執拗に追い回して奪いました。
呼んでも来なかった芝麻(ずま)は庭の奥の方にいたので、そちらに飼育員さんが移動し、個別に釣られました。成蘭がリンゴ食べられるか、結局最後は取られる所まで見てから移動したので、既に芝麻はリンゴを食べていました。
そのままぐるっと幼年園の外側を周り、2班側に行きます。2班は4頭、庭の奥の方で呼ぶと、パンダたちがパンダ舎の方からかけてやってきます。晶亮(じんりゃん)、妮可(にこ)、そして妮娜(にーな)が先に来て、珍喜(じぇんしー)はいつものように来るのが遅いです。妮娜はちょっと隠れて食べるのが得意です。
晶亮が仲間のおやつを取るのが得意なのですが、この班は力の差が少ないようで結果的には自分の分のおやつを皆死守したようです。並んで仲良く食べる姿はとてもかわいいですね。左から晶亮、妮可、珍喜、妮娜です。
2班のパンダ釣りの動画です。
1班側に戻ると、おやつの後に手を舐めるパンダや、こぼした屑を拾うパンダなど毎回同じシーンが見られます。そこで、パンダ舎の中から飼育員さんが号令をかけると、いっせいにパンダ舎の方へ帰って行きます。これから笹交換するのでパンダをいったん回収するのです。飼育パンダとしてのこうした行動を身につける幼年園は、パンダの小学校みたいなものです。
さて、14:00頃はどの園でも笹交換が行われるので、今からしばらくパンダが起きている可能性が高い時間です。
14:20 2号別荘に来ました。ちょうど午後のお食事タイムの始まりです。福順(ふーしゅん)がのんびり笹のある所まで歩いています。
4頭が固まって笹を食べます。パンダは手近にあるものからおいしそうかチェックする事が多いですが、最終的には、おいしい笹は仲間が食べているやつ、と集まってくることも多いです。
1頭だけ離れて食べています。奇一(ちーいー)です。私のお気に入りパンダですが、赤ちゃんの頃からキャラ的に目を引く子だったので、中国にも熱烈なファンが多く、いつも奇一の近くには立派なカメラを持った人が複数います。
奇一が少し仲間の方に寄ってくれたので、1枚に収まりました。
この班はやんちゃな子が少なく、仲良く暮らしているので、できるだけ長く皆で一緒に過ごせればいいなと願います。たくさんいた16年組の中で一番大きい班です。
14:40 月亮産室に移動して来ました。
18年組の庭でも午後のお食事中の子たちがいます。
班長の川仔(ちゅあんざい)も何だかすごく満足げな顔をして笹を食べています。
大人パンダたちもまだ起きているかも知れないので先を急ぎます。隣は幼稚園、赤ちゃんパンダたちがいます。
木の台の上は、阿宝(あーばお)の双子でしょう。1頭の裏にもう1頭いるのが見えます。登れるようになってからはお気に入りのお昼寝スポットのようです。
カゴには小丫頭(しゃおやーとぅ)の双子が寝ています。3か月も月齢差がありますから、邪魔されることなく寝ることができるようです。
では大人パンダを見て回ります。既に寝ているパンダもいますが、まだ起きているパンダもいます。こちら、阿宝、阿宝という名のパンダは複数いるので、私は宝蘭(ばおらん)と呼んでいます。幼稚園の双子のママで、アトランタ生まれです。
その隣は文莉(うぇんり)かな?見ただけで確信できないパンダはまだまだたくさんいます。
そして、午前中も見た成双(ちぇんしゅあん)、草木に隠れてお食事中です。
こうして隙間を見つけて撮影するのがパンダファンの楽しみ?のひとつです。
午前中は寝ていた功仔(ごんざい)、似ているパンダが少ない顔で見分けやすいパンダです。
ちょっと疲れたので、休憩としましょう。赤ちゃんパンダの庭の前にベンチがあるので雨が降ってない日はそこがお気に入りの休憩ポイントです。
次回は成都パンダ基地2日目の最後までをレポートの予定です♪