MSCベリッシマ乗船&キャビン紹介
2019/10/20 (3日目) 続き
11:15 バスはジェノバ港のクルーズターミナルに到着です。スーツケースはそのままポーターが運んでいき、自分の船室に届けられるまで手元を離れます。ですので、今日夕方までに必要なものは予め手持ちにしておく必要があります。スーツケースの中に、アルコールや、発熱する電化製品など持ち込み禁止のものが入っていると、夜まで届かないこともあるので要注意です。
チェックインは並ぶこともなく空いていました。というのも、この地中海クルーズはかつてはジェノバ発着、でしたが、今は各国の港から乗船することができ、乗船地がバラけているからです。日本からの場合、バルセロナから乗っているグループが多いようです。
チェックインでクルーズカードが発行され、すぐに乗船できます。通常のクルーズは乗船地が一か所なので、もっと混雑し、整理券が発行されて乗船待ちとなるのが普通です。乗船前のセキュリティチェックも誰も並んでいません。おかげで乗船記念写真を撮るのを断れませんでした(購入は任意)。

今回乗るのはこちら、MSCベリッシマ、2019年3月に就航したばかりの新造船です。171,598トン、デッキ19まであります。この大きさのクルーズ船となると乗船時に全景を撮影するのは無理ですね。ご存じの方も多いかと思いますが、2020年4月に日本に配船される予定の船です。

11:50 乗船時に顔写真の撮影があり、以降、上下船の際にはシステムに登録されたその写真で本人確認されます。乗ったら、待ち構えていたスタッフによってドリンクパッケージの売込みなどがあります。
その後、今後の寄港地観光などに出発する際の集合場所としてカクテルバーの場所を皆で確認します。船の中央、アトリウムと呼ばれる吹き抜けの脇にあります。アトリウムは近代的な装飾です。

アトリウムの脇に、船内清算のクレジットカード登録機がありました。新しいMSCの船ではチェックイン時ではなく、各自でこの登録機を使って自分のクレジットカードを登録する必要があります。添乗員さんがサポートしながら各自の登録を始めましたが、途中で、添乗員さんが立ち眩みを起こし、倒れそうになりました。頑張って自分の業務を遂行しようとしますが、どうしても自力で立てません。
乗船するなり、体調悪いとは先が思いやられます。大ベテランさんなのですが、医務室行は拒否されたので、クレジットカード登録は私が他のMSCの船でも経験あるし、サポートを代わります、と言って休んでもらうことにしました。
ということで、皆さんのクレジットカードを登録するのを手伝います。デフォルトでは、同室の人の分も払うチェックがついているのでそこだけ気を付けます。意外と家族でも別財布の人が多いのには驚きました。暗証番号間違う人とかいろいろいて、全員分を終えるのは時間がかかりました。

12:40 クレジットカード登録が終わった後は、15Fに上がり、マーケットプレイス・ビュッフェへとランチに向かいます。この船のビュッフェ式レストランです。どの船にもこうしたビュッフェ形式のレストランが上階にあり、眺めは最高です。

船が大きい分、混雑を予想していましたが、座席数もかなりあり奥の方はガラガラです。こちらのドリンクコーナーには、コーヒー紅茶と水のみあり、他は有料です。
MSCはドリンクがほとんど有料なのがちょっとマイナスポイントです。

ランチは部屋の準備ができる14:00くらいまで、各自自由にとります。
乗船を歓迎するケーキ、これって各寄港地で毎回出るのかな?こういうのももちろん食べ放題です。

食べ物は船の左右、さらに後方に同じものが用意されていて種類もまずまず豊富です。この船ではこのレストラン入口でモッツアレラチーズを作っているので、出来立てピザも取ってきてみました。できたてモッツアレラも右上にのっています。

同じツアーのご夫婦たちとおしゃべりなどして時間をつぶし、そろそろ部屋の準備できたかなと、13:45くらいに解散して、部屋に行ってみることにしました。
部屋に行ってみると、準備はできていましたが、荷物はまだ届いていません。今回は、母は1泊というのを除くとクルーズ初めてなので、海側バルコニーの部屋を取りました。広さは結構ありますね、20㎡くらい?まだ新しさが残ります。

今回、申し込みが締め切り前ギリギリだったからか、バルコニー付きがある一番下の階、8Fでしたので、バルコニーからの眺めがイマイチです。下階に設置されている救命ボートの屋根が視界に入ってしまいます。その代わり、他の階の何倍かの広さのバルコニーです。

部屋の場所についてはパッケージツアーの場合は選べないことが多いですが、母は下階で残念だと言います。ですが、一概に良し悪しは語れません。確かに上階は眺めがいいですが、その代わり揺れ幅は大きいです。
船首船尾と中央付近とか位置を気にする方もいます。船首は揺れが大きいです。中央付近であれば、他の場所へのアクセスは楽です。場所は好き好きだし、なんとも言えません。今回は奥行きがかなりあるバルコニーなのでそれで良しとしましょう。
それでは船室を細かく紹介します。
こちらのテーブル、広くて奥行きもあります。下は引き出しで、服などを収納できますが、出し入れはちょっとしにくいタイプです。右上のTVではHNKワールドが入るのと、ショーや有料レストランなどの予約確認や、利用明細の確認などもできます。

テーブルにコンセント、Cタイプ2個、Aタイプ2個があります。なおUSBはベッド脇にあります。テーブル下にあるのは出せば椅子になるようです。

そして同じくテーブル下、反対側にはにはミニバーがあります。中の飲物は有料です。

バルコニー側から見た部屋の様子です。ソファはかなり長く、足を伸ばしても余裕で寝転がることができますし、ソファ前のスペースは大きなスーツケースを2つ同時に開けるスペースがあります。

クローゼットは、容量はそこそこありますが、実は扉があまり開かず、左奥の方への出し入れがちょっとしにくいです。右の棚にはセイフティーボックスがあります。貴重品はここに入れておきます。4~9桁の暗証番号を自分で設定します。桁数が多いので、より安心です。

バスルームはこちら。コンパクトにまとまっていますが、シャワーブースの仕切りも透明で大きめ、しっかり閉まるタイプです。母が、乗る前に一番不安視していたのが、シャワールームの閉塞感で、ダメならプールサイドで水浴びるとまで言っていましたが、大丈夫だったようです。ちなみに、ティッシュボックスをセットする場所がありますが、ティッシュは提供しないそうです。

シャワーヘッドも可動式、水圧もそこそこです。上の糸には洗濯物をかけられますが、部屋の中にミニ物干しとかで干す方が乾きがいいと思います。客室の壁はどこも磁石がくっつくので、強力磁力のフックを持っていくといいでしょう。また、船のシャンプーはどうしてもパサつきがちなので、コンディショナーやトリートメントの持参をオススメします。

次回は船内探検をレポートの予定です♪
11:15 バスはジェノバ港のクルーズターミナルに到着です。スーツケースはそのままポーターが運んでいき、自分の船室に届けられるまで手元を離れます。ですので、今日夕方までに必要なものは予め手持ちにしておく必要があります。スーツケースの中に、アルコールや、発熱する電化製品など持ち込み禁止のものが入っていると、夜まで届かないこともあるので要注意です。
チェックインは並ぶこともなく空いていました。というのも、この地中海クルーズはかつてはジェノバ発着、でしたが、今は各国の港から乗船することができ、乗船地がバラけているからです。日本からの場合、バルセロナから乗っているグループが多いようです。
チェックインでクルーズカードが発行され、すぐに乗船できます。通常のクルーズは乗船地が一か所なので、もっと混雑し、整理券が発行されて乗船待ちとなるのが普通です。乗船前のセキュリティチェックも誰も並んでいません。おかげで乗船記念写真を撮るのを断れませんでした(購入は任意)。

今回乗るのはこちら、MSCベリッシマ、2019年3月に就航したばかりの新造船です。171,598トン、デッキ19まであります。この大きさのクルーズ船となると乗船時に全景を撮影するのは無理ですね。ご存じの方も多いかと思いますが、2020年4月に日本に配船される予定の船です。

11:50 乗船時に顔写真の撮影があり、以降、上下船の際にはシステムに登録されたその写真で本人確認されます。乗ったら、待ち構えていたスタッフによってドリンクパッケージの売込みなどがあります。
その後、今後の寄港地観光などに出発する際の集合場所としてカクテルバーの場所を皆で確認します。船の中央、アトリウムと呼ばれる吹き抜けの脇にあります。アトリウムは近代的な装飾です。

アトリウムの脇に、船内清算のクレジットカード登録機がありました。新しいMSCの船ではチェックイン時ではなく、各自でこの登録機を使って自分のクレジットカードを登録する必要があります。添乗員さんがサポートしながら各自の登録を始めましたが、途中で、添乗員さんが立ち眩みを起こし、倒れそうになりました。頑張って自分の業務を遂行しようとしますが、どうしても自力で立てません。
乗船するなり、体調悪いとは先が思いやられます。大ベテランさんなのですが、医務室行は拒否されたので、クレジットカード登録は私が他のMSCの船でも経験あるし、サポートを代わります、と言って休んでもらうことにしました。
ということで、皆さんのクレジットカードを登録するのを手伝います。デフォルトでは、同室の人の分も払うチェックがついているのでそこだけ気を付けます。意外と家族でも別財布の人が多いのには驚きました。暗証番号間違う人とかいろいろいて、全員分を終えるのは時間がかかりました。

12:40 クレジットカード登録が終わった後は、15Fに上がり、マーケットプレイス・ビュッフェへとランチに向かいます。この船のビュッフェ式レストランです。どの船にもこうしたビュッフェ形式のレストランが上階にあり、眺めは最高です。

船が大きい分、混雑を予想していましたが、座席数もかなりあり奥の方はガラガラです。こちらのドリンクコーナーには、コーヒー紅茶と水のみあり、他は有料です。
MSCはドリンクがほとんど有料なのがちょっとマイナスポイントです。

ランチは部屋の準備ができる14:00くらいまで、各自自由にとります。
乗船を歓迎するケーキ、これって各寄港地で毎回出るのかな?こういうのももちろん食べ放題です。

食べ物は船の左右、さらに後方に同じものが用意されていて種類もまずまず豊富です。この船ではこのレストラン入口でモッツアレラチーズを作っているので、出来立てピザも取ってきてみました。できたてモッツアレラも右上にのっています。

同じツアーのご夫婦たちとおしゃべりなどして時間をつぶし、そろそろ部屋の準備できたかなと、13:45くらいに解散して、部屋に行ってみることにしました。
部屋に行ってみると、準備はできていましたが、荷物はまだ届いていません。今回は、母は1泊というのを除くとクルーズ初めてなので、海側バルコニーの部屋を取りました。広さは結構ありますね、20㎡くらい?まだ新しさが残ります。

今回、申し込みが締め切り前ギリギリだったからか、バルコニー付きがある一番下の階、8Fでしたので、バルコニーからの眺めがイマイチです。下階に設置されている救命ボートの屋根が視界に入ってしまいます。その代わり、他の階の何倍かの広さのバルコニーです。

部屋の場所についてはパッケージツアーの場合は選べないことが多いですが、母は下階で残念だと言います。ですが、一概に良し悪しは語れません。確かに上階は眺めがいいですが、その代わり揺れ幅は大きいです。
船首船尾と中央付近とか位置を気にする方もいます。船首は揺れが大きいです。中央付近であれば、他の場所へのアクセスは楽です。場所は好き好きだし、なんとも言えません。今回は奥行きがかなりあるバルコニーなのでそれで良しとしましょう。
それでは船室を細かく紹介します。
こちらのテーブル、広くて奥行きもあります。下は引き出しで、服などを収納できますが、出し入れはちょっとしにくいタイプです。右上のTVではHNKワールドが入るのと、ショーや有料レストランなどの予約確認や、利用明細の確認などもできます。

テーブルにコンセント、Cタイプ2個、Aタイプ2個があります。なおUSBはベッド脇にあります。テーブル下にあるのは出せば椅子になるようです。

そして同じくテーブル下、反対側にはにはミニバーがあります。中の飲物は有料です。

バルコニー側から見た部屋の様子です。ソファはかなり長く、足を伸ばしても余裕で寝転がることができますし、ソファ前のスペースは大きなスーツケースを2つ同時に開けるスペースがあります。

クローゼットは、容量はそこそこありますが、実は扉があまり開かず、左奥の方への出し入れがちょっとしにくいです。右の棚にはセイフティーボックスがあります。貴重品はここに入れておきます。4~9桁の暗証番号を自分で設定します。桁数が多いので、より安心です。

バスルームはこちら。コンパクトにまとまっていますが、シャワーブースの仕切りも透明で大きめ、しっかり閉まるタイプです。母が、乗る前に一番不安視していたのが、シャワールームの閉塞感で、ダメならプールサイドで水浴びるとまで言っていましたが、大丈夫だったようです。ちなみに、ティッシュボックスをセットする場所がありますが、ティッシュは提供しないそうです。

シャワーヘッドも可動式、水圧もそこそこです。上の糸には洗濯物をかけられますが、部屋の中にミニ物干しとかで干す方が乾きがいいと思います。客室の壁はどこも磁石がくっつくので、強力磁力のフックを持っていくといいでしょう。また、船のシャンプーはどうしてもパサつきがちなので、コンディショナーやトリートメントの持参をオススメします。

次回は船内探検をレポートの予定です♪