ウズベキスタン・サマルカンド(ウルグベク天文台)
(さきほど中国成都から帰国しました)
2019/7/5 (4日目) 続き
9:20 ウルグベク天文台を訪問です。天文台は丘の上にあり、階段を上がります。途中にあったウルグベクの像です。ウルグベクはティムールの孫、ティムール朝の4代目の君主ですが、天文学者としての評価の方が高いようです。

丘の上にあるのが、天文台、しかしここは元々丘ではなく、天文台を作るために丘を作ったそうです。現在残っているのは、土台と地下部分だけです。
カメラ撮影料は10000スム(約125円)。

天文台見学の前に、目の前に建つ博物館を先に見学します。この右のモスクのような建物が博物館です。

博物館では、展示品を元にティムール帝国と天文台の説明を受けます。
ウルグベクの肖像画、銅像だと人物像がイマイチ思い描けないですが、肖像画を見ると実在した人として認識ができます。1394年生まれ、1449年息子に殺害されています。

博物館には天文関係のものが多いです。15世紀に行われた天文観測としては大変精度の高いものだったそうです。

この博物館に限ったことではありませんが、ウズベキスタンではどういう訳か博物館の片隅でお土産が売っていたりします。お土産屋があるのではなく、露店商みたいなものがきちんとした建物内にあるというイメージです。話が難しくて付いていけなくて、こちらに興味を示す人もいます。

天文台の建物は破壊されたので残っていませんが、このような建物だったようです。
復元模型があり想像しやすいです。円柱形ですね。

天文機器や天文表などが展示されています。こちらは17世紀と書いてあるので、後世に当時の天文表などを研究した記録でしょうか。

さてこれから見るのは、天文台に残っている六分儀というものですが、元の状態はこのようなものだったようです。六分儀とは2つの物体の角距離を測定するものですが、主に天体と地平線の角度を測るものです。建物は巨大なこの機器を備えたものでした。

それでは、その六分儀を見に行きましょう。この門のような建物は近年作られた部分です。この天文台は20世紀初頭まで土に埋もれていたそうです。

門のような建物の所から見下ろしたのがこちら、巨大な六分儀の地下部分です。
当時のものは、高さが40m、長さ63mあったそうです。

今の六分儀も形は変わらないようですが、とにかく大きいですね。15世紀の時代に、こんな装置を作っていたとは驚きです。実際の天体観測により、1年は365日6時間10分8秒と推測したそうですが、現在と1分未満の誤差しかありません。

ウルグベクさんすごい人だったのね、と感心して観光終わりです。最後にトイレ行って(10000スム)から駐車場へと歩きます。周辺は公園になっていてとてもきれいです。公園のきれいさは日本以上ではないでしょうか?今日もとても暑いですが、丘に吹く風は涼しく感じます。

10:20 バスに乗りサマルカンドを出発します。
サマルカンドもあまり高層の建物がありません。

すぐに大きな川を渡ります。ザラフシャン川です。

これからタシケントまでバス移動です。往路は列車を使いましたが、復路はバス旅、車窓風景はのどかです。うっすら見える山はパミール高原のトルキスタン山脈です。

こちらはピスタチオの畑、目に優しい風景が多いです。

次回は続きからタシケントのウズベキスタン工芸博物館をレポートの予定です♪
2019/7/5 (4日目) 続き
9:20 ウルグベク天文台を訪問です。天文台は丘の上にあり、階段を上がります。途中にあったウルグベクの像です。ウルグベクはティムールの孫、ティムール朝の4代目の君主ですが、天文学者としての評価の方が高いようです。

丘の上にあるのが、天文台、しかしここは元々丘ではなく、天文台を作るために丘を作ったそうです。現在残っているのは、土台と地下部分だけです。
カメラ撮影料は10000スム(約125円)。

天文台見学の前に、目の前に建つ博物館を先に見学します。この右のモスクのような建物が博物館です。

博物館では、展示品を元にティムール帝国と天文台の説明を受けます。
ウルグベクの肖像画、銅像だと人物像がイマイチ思い描けないですが、肖像画を見ると実在した人として認識ができます。1394年生まれ、1449年息子に殺害されています。

博物館には天文関係のものが多いです。15世紀に行われた天文観測としては大変精度の高いものだったそうです。

この博物館に限ったことではありませんが、ウズベキスタンではどういう訳か博物館の片隅でお土産が売っていたりします。お土産屋があるのではなく、露店商みたいなものがきちんとした建物内にあるというイメージです。話が難しくて付いていけなくて、こちらに興味を示す人もいます。

天文台の建物は破壊されたので残っていませんが、このような建物だったようです。
復元模型があり想像しやすいです。円柱形ですね。

天文機器や天文表などが展示されています。こちらは17世紀と書いてあるので、後世に当時の天文表などを研究した記録でしょうか。

さてこれから見るのは、天文台に残っている六分儀というものですが、元の状態はこのようなものだったようです。六分儀とは2つの物体の角距離を測定するものですが、主に天体と地平線の角度を測るものです。建物は巨大なこの機器を備えたものでした。

それでは、その六分儀を見に行きましょう。この門のような建物は近年作られた部分です。この天文台は20世紀初頭まで土に埋もれていたそうです。

門のような建物の所から見下ろしたのがこちら、巨大な六分儀の地下部分です。
当時のものは、高さが40m、長さ63mあったそうです。

今の六分儀も形は変わらないようですが、とにかく大きいですね。15世紀の時代に、こんな装置を作っていたとは驚きです。実際の天体観測により、1年は365日6時間10分8秒と推測したそうですが、現在と1分未満の誤差しかありません。

ウルグベクさんすごい人だったのね、と感心して観光終わりです。最後にトイレ行って(10000スム)から駐車場へと歩きます。周辺は公園になっていてとてもきれいです。公園のきれいさは日本以上ではないでしょうか?今日もとても暑いですが、丘に吹く風は涼しく感じます。

10:20 バスに乗りサマルカンドを出発します。
サマルカンドもあまり高層の建物がありません。

すぐに大きな川を渡ります。ザラフシャン川です。

これからタシケントまでバス移動です。往路は列車を使いましたが、復路はバス旅、車窓風景はのどかです。うっすら見える山はパミール高原のトルキスタン山脈です。

こちらはピスタチオの畑、目に優しい風景が多いです。

次回は続きからタシケントのウズベキスタン工芸博物館をレポートの予定です♪