ウズベキスタン・ブハラ(タキ散策&民族舞踊)
2019/7/3 (2日目) 続き
17:45 ハサミ屋さんの先にあるタキ・ザルガロンまで行ってきましょう。正面突き当りに見えるポコポコ丸屋根の場所です。それにしてもウズベキスタンの街がこんなにきれいとは思ってもみませんでした。明らかに、隣国のカザフスタンやキルギスとは違います。

タキ・ザルガロンは元々は宝石商市場だったとのことです。今は観光客相手のお土産屋商売、品物はだいぶ安いものに変わりました。

タキ・ザルガロンの脇には見たことあるような光景が広がっています。あれ?最初に観光したカロンモスクとか?いえ、ミナレットがないし、よく見たら違います。ウルグベク・メドレセです。現在は博物館として使われているそうです。こうした歴史的な建物がたくさんあるブハラの街、ほとんどを歩いて見て周れるというのが凄いです。

18:10 ホテルに戻ると、つけっぱなしにしていったはずの部屋の冷房が切れていました。リモコンを操作するも動きません。ロビーに行ってみると、ロビーのエアコンも切れています。もしかして停電?とフロントに聞くと、うちだけじゃなくてこの地域全部とのことです。しばらくすると自家発電で、電灯だけは突きましたが、夕食に出ている間になおっているといいな・・・。
18:15 集合して皆で歩いて残りの観光と夕食に向かいます。先ほどのタキ・テルパクフルシャンとは別方向に歩き出します。ホテルは本当に観光的に立地抜群の所にあるのですね。この先にもまた別のタキがあります。

タキ・サラフォン、タキは交差点にある丸屋根のバザールのことですが、通常周りにモスクやハマム、キャラバンサライなどがセットになっていて、昔から外国人用のバザールでした。今も外国人相手にはかわりありません。ちなみに、定価はなく値段交渉が必要です。まぁ、いい値の半分くらいを目指す感じです。ここの天井にも子ツバメが住んでいました。

こちらタキ・サラフォンの近くで売っていた反物、ウズベキスタンの柄というのは、何と言うか色使いのせいでしょうか?微妙なものが多いです。

さらに先のお店、店頭に帽子?がたくさん。モコモコ過ぎですが、-30℃を記録したなら大げさじゃないのかも知れません。しかし夏に売る必要あるのでしょうか。

ラビ・ハウズに来ました。17世紀に造られた溜池です。明らかに25mプールより大きいです。周辺はチャイハナ(茶店)や、おしゃれなコーヒースタンドなどもあり、市民も多くくつろいている旧市街の中心的な場所です。

脇にはモスクが立っています。名前を聞いただけでは、瞬間に忘れる難しい名前です。ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ。溜池を挟んで対面にある神学校がキャラバンサライを神学校に改築した際、モスクを造れなくてモスクだけ対岸に造ったそうです。

その神学校は溜池の向こうの緑の中です。
左に見えているのはまた別のモスクです。

今日の夕食はその緑の中の神学校、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセの中庭で、民族舞踊を見ながらの予定です。そのメドレセの前には神学者ナスレッディン・ホジャの像があり、地元で人気です。トルコの一休さんみたいな人です。ちなみに、ロバのしっぽを触ると金持ちになれるというので、がっつり撫でてきました。

こちらが、ナディール~メドレセです。イスラムでは動物とかを描くのはNGですが、ここのモザイクには鳳凰などが描かれています。架空の動物だからセーフという理屈なのでしょうか。

18:45 このメドレセの中庭で夕食です。暑いのに、冷房の効いた室内じゃないのかと落胆しますが、日陰で、意外にもそれほど苦痛じゃありませんでした。やはり湿気がないのがいいのでしょう。

メインなどが来る前に小皿料理が出ます。テーブルでシェアするやつです。
街はきれいでも、中央アジアでお腹壊してひどい目にあった私としては、パクパク頂く訳にもいかず、よく食べる男性にどうぞどうぞと譲ります。

民族舞踊のショーですが、民族舞踊と、なぜかファッションショーが交互に行われます。ファッションショーは民族衣装というより、現代ウズベキスタンの服なのでしょう、しかし外国人からするとダサい服です。この写真はマシな方ですが、なぜか長靴とか運動靴はいてたり、パジャマにしか見えない服だったり、です。

民族舞踊の方は、衣装の色が変わりますが、毎回同じような踊りです。しかし、面白かったのは、民族舞踊そのものではなく、同席した若い男性がこの民族舞踊に大感激している様子でした。あまりに大感激して「凄いですよね」を連呼するので、こちらがびっくり、何が凄いってあなたが凄いと心の中で思う状態でした。

食事は後からスープとピラフが来ます。全体的に脂っぽく、量は控えめにしました。ショーに大感激だった男性は、音楽にも相当感銘を受けたようなので、こういう場合、CDとかDVDとか売りに来ると思うけど、と教えますが、そういった販売やチップの要求はありませんでした。

それでも余韻冷めやらぬその男性に、直接行って聞いてみたら、と言うと、男性は早速彼らの所へ行き、CDか何かをゲットしてきて嬉しそうでした。私的には微妙なショーと思いましたが、感受性豊かなこの男性を見ていると、自分がスレた人間に思えてきました・・・。
次回はブハラの最後のレポートの予定です♪
17:45 ハサミ屋さんの先にあるタキ・ザルガロンまで行ってきましょう。正面突き当りに見えるポコポコ丸屋根の場所です。それにしてもウズベキスタンの街がこんなにきれいとは思ってもみませんでした。明らかに、隣国のカザフスタンやキルギスとは違います。

タキ・ザルガロンは元々は宝石商市場だったとのことです。今は観光客相手のお土産屋商売、品物はだいぶ安いものに変わりました。

タキ・ザルガロンの脇には見たことあるような光景が広がっています。あれ?最初に観光したカロンモスクとか?いえ、ミナレットがないし、よく見たら違います。ウルグベク・メドレセです。現在は博物館として使われているそうです。こうした歴史的な建物がたくさんあるブハラの街、ほとんどを歩いて見て周れるというのが凄いです。

18:10 ホテルに戻ると、つけっぱなしにしていったはずの部屋の冷房が切れていました。リモコンを操作するも動きません。ロビーに行ってみると、ロビーのエアコンも切れています。もしかして停電?とフロントに聞くと、うちだけじゃなくてこの地域全部とのことです。しばらくすると自家発電で、電灯だけは突きましたが、夕食に出ている間になおっているといいな・・・。
18:15 集合して皆で歩いて残りの観光と夕食に向かいます。先ほどのタキ・テルパクフルシャンとは別方向に歩き出します。ホテルは本当に観光的に立地抜群の所にあるのですね。この先にもまた別のタキがあります。

タキ・サラフォン、タキは交差点にある丸屋根のバザールのことですが、通常周りにモスクやハマム、キャラバンサライなどがセットになっていて、昔から外国人用のバザールでした。今も外国人相手にはかわりありません。ちなみに、定価はなく値段交渉が必要です。まぁ、いい値の半分くらいを目指す感じです。ここの天井にも子ツバメが住んでいました。

こちらタキ・サラフォンの近くで売っていた反物、ウズベキスタンの柄というのは、何と言うか色使いのせいでしょうか?微妙なものが多いです。

さらに先のお店、店頭に帽子?がたくさん。モコモコ過ぎですが、-30℃を記録したなら大げさじゃないのかも知れません。しかし夏に売る必要あるのでしょうか。

ラビ・ハウズに来ました。17世紀に造られた溜池です。明らかに25mプールより大きいです。周辺はチャイハナ(茶店)や、おしゃれなコーヒースタンドなどもあり、市民も多くくつろいている旧市街の中心的な場所です。

脇にはモスクが立っています。名前を聞いただけでは、瞬間に忘れる難しい名前です。ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ。溜池を挟んで対面にある神学校がキャラバンサライを神学校に改築した際、モスクを造れなくてモスクだけ対岸に造ったそうです。

その神学校は溜池の向こうの緑の中です。
左に見えているのはまた別のモスクです。

今日の夕食はその緑の中の神学校、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセの中庭で、民族舞踊を見ながらの予定です。そのメドレセの前には神学者ナスレッディン・ホジャの像があり、地元で人気です。トルコの一休さんみたいな人です。ちなみに、ロバのしっぽを触ると金持ちになれるというので、がっつり撫でてきました。

こちらが、ナディール~メドレセです。イスラムでは動物とかを描くのはNGですが、ここのモザイクには鳳凰などが描かれています。架空の動物だからセーフという理屈なのでしょうか。

18:45 このメドレセの中庭で夕食です。暑いのに、冷房の効いた室内じゃないのかと落胆しますが、日陰で、意外にもそれほど苦痛じゃありませんでした。やはり湿気がないのがいいのでしょう。

メインなどが来る前に小皿料理が出ます。テーブルでシェアするやつです。
街はきれいでも、中央アジアでお腹壊してひどい目にあった私としては、パクパク頂く訳にもいかず、よく食べる男性にどうぞどうぞと譲ります。

民族舞踊のショーですが、民族舞踊と、なぜかファッションショーが交互に行われます。ファッションショーは民族衣装というより、現代ウズベキスタンの服なのでしょう、しかし外国人からするとダサい服です。この写真はマシな方ですが、なぜか長靴とか運動靴はいてたり、パジャマにしか見えない服だったり、です。

民族舞踊の方は、衣装の色が変わりますが、毎回同じような踊りです。しかし、面白かったのは、民族舞踊そのものではなく、同席した若い男性がこの民族舞踊に大感激している様子でした。あまりに大感激して「凄いですよね」を連呼するので、こちらがびっくり、何が凄いってあなたが凄いと心の中で思う状態でした。

食事は後からスープとピラフが来ます。全体的に脂っぽく、量は控えめにしました。ショーに大感激だった男性は、音楽にも相当感銘を受けたようなので、こういう場合、CDとかDVDとか売りに来ると思うけど、と教えますが、そういった販売やチップの要求はありませんでした。

それでも余韻冷めやらぬその男性に、直接行って聞いてみたら、と言うと、男性は早速彼らの所へ行き、CDか何かをゲットしてきて嬉しそうでした。私的には微妙なショーと思いましたが、感受性豊かなこの男性を見ていると、自分がスレた人間に思えてきました・・・。
次回はブハラの最後のレポートの予定です♪