中国・成都動物園
2019/4/9 (2日目) 続き
8:40 成都動物園にやってきました。地下鉄動物園駅のすぐ前にあります。
夏季の営業時間は8:00-17:00、入園料は20元(330円)、街中の動物園ですが、成都パンダ基地所属のパンダ3頭が暮らしているので、通りがかりに会いに来ました。

朝一で来ても、準備がまだで見れない動物もいます。ありがたいことに、パンダ館は入口近くにあり、まず、一番左の莉莉(リリ、1992年生、雌)の部屋をチェックに行きます。タイヤにすっぽりはまって・・・、寝ています。朝の掃除はまだのようです。

念のため屋外展示場を一回りしますが、やはり外にはパンダはいません。夜収納したままのようです。それに、今日はパンダを外に出すには暑すぎます。
ぐるっと回って右の部屋をチェックすると、冰点(ビンディエン、2000年生、雄)も地べたに突っ伏して寝ていました。

真ん中の部屋は空なので、もう1頭の囡囡(ナンナン、2013年生、雌)はバックヤードのようです。10分ほどしたら、莉莉がバックヤードに収納されました。どうやらこれから掃除の時間のようです。
食べかすや糞を片付け、部屋を洗い、新しい餌を置いて、またパンダを出すにはしばらく時間かかりますから、この間に別の動物を見に行きましょう。
パンダの隣には猿類がいます。ガラスを中から叩かれ、挨拶されました。

ちなみに平日朝から入園してるのは、常連のご老人たち(60歳以上入園無料)くらい、動物よりも人間の方が少ないので、動物によっては、たまに来る人間にサービス精神が旺盛なのもいます。

今日は暑くてライオンなどもぐったりしていました。奥まで行き象のところまで来ました。まだ掃除中でしたが、ちょうど庭に果物などを置いたので、しばらくしたら象が出てくると待ちます。ゆっくり出てきた大きな象はさっそくおやつを堪能しています。しかし、この動物園いつ来ても象が1頭だけなので、今はこの1頭しかいないのでしょうか。

9:20 そろそろパンダ館に戻りましょう。象からパンダまでは10分弱です。
パンダ館に戻ると、通路にはパンダの餌であるタケノコがどさっと置いてありました。
届いたばかりでしょうか、おいしそうです。

戻ったらちょうど、冰点が室内展示場に出てきたところでした。莉莉と囡囡の部屋はまだ準備中です。今日は暑いので、日中も室内で過ごさせるようです。しかしどうしたことでしょう、冰点はタケノコに不満なのか、ひたすら室内を首を振りながらウロウロ歩き回っています。

歩き回っていた冰点の足が止まりました。どうやら、パンダケーキを見つけたようです。
穀物などで作ったこのパンダのおやつ、パンダたちには楽しみのひとつです。

端っこまで咥えて行っておいしそうに食べます。あれ?私の最愛の七喜(チーシー、2014年生、雌)にどこか似ているような。それもそのはず、七喜の(父方の)祖母の弟、大叔父に当たるのです。七喜の親戚は皆かわいいのです。

9:45 バックヤードにいた囡囡が室内展示場に出てきました。
食いしん坊の囡囡、籠の中のタケノコを取ろうと必死です。手は届いていますが、揺れる籠からうまく取れず、ステンと転んでしまいました。

囡囡は諦めて奥に置かれたタケノコを食べに行きました。
あっという間に、タケノコの皮などの食べかすがお腹に積もっていきます。

囡囡はやっぱり籠のタケノコが食べたいようです。再び籠にチャレンジしますが、数本落ちるばかりで籠から取り出せないようです。籠で遊んでいるようにも見えますが、たぶん
こっちの方がおいしそうに見えるのでしょう(同じタケノコのはずですが)。

冰点が歩き回る姿が見えなくなったので、タケノコを食べ始めたかと思って見に行ったら、隅っこでゴザを抱えています。遊んでいるのかな?

なんと、ゴザから器用にすっと草茎を抜き出し、食べ始めたではありませんか。
まるで、のしいかを食べているようです。食用に置いてあるものではないのですが、草木が材料のものはパンダは何でも口にしてしまいますね。パンダにとっても珍味なのでしょうか。

気に入ったのか、お代わりしています。これで食欲が刺激されたのか、この後タケノコもしぶしぶ食べ始めました。
10:15 莉莉も室内展示場に出てきました。大人パンダなのでそれぞれ別の部屋ですが、隣合わせなので、あっち行ったりこっち行ったり忙しいです。飼育員さんがセットしたりんごなどのおやつには気付かず、タケノコを食べています。

おいしそうな顔をしています。つい先月までこの動物園にいた2つ年上の姉、娅娅(ヤヤ、1990年生、雌)が、体調不良で成都パンダ基地に帰ってしまいました。もう歳なので、引退し、以後は成都パンダ基地の非公開区域で余生を過ごすことになるようです。莉莉も高齢なので、いつまでこうして会うことができるか分かりませんが、今のところ元気そうで安心しました。
10:25 囡囡は朝食に満足したのか、休憩中モードです。まだ寝てはいないようです。
腸閉塞の手術歴がある囡囡、もうお年頃ですが、今年は繁殖グループには選ばれなかったようです。まぁ太り過ぎていると発情しないとも言われていますし、来年に期待です。

冰点も休憩に入りました。この後はしばらくパンダのお昼寝タイムになることでしょう。
そして、今頃気付いたのですが、さきほどからガラス窓に虫がやたらいるなと思っていましたが、全部が蚊でした。パンダ館の隣に池があるので大量発生しているようです。

10:30 パンダたちが休憩に入ったので、成都動物園を出ることにします。ここにいる間に、数えきれないほど蚊に刺されたことに、出る頃になって気付きました。まだ4月、ちょっと油断していました(2週間くらい痒くて眠れない日が続くことになります)。

次回は成都パンダ基地をレポートの予定です♪
8:40 成都動物園にやってきました。地下鉄動物園駅のすぐ前にあります。
夏季の営業時間は8:00-17:00、入園料は20元(330円)、街中の動物園ですが、成都パンダ基地所属のパンダ3頭が暮らしているので、通りがかりに会いに来ました。

朝一で来ても、準備がまだで見れない動物もいます。ありがたいことに、パンダ館は入口近くにあり、まず、一番左の莉莉(リリ、1992年生、雌)の部屋をチェックに行きます。タイヤにすっぽりはまって・・・、寝ています。朝の掃除はまだのようです。

念のため屋外展示場を一回りしますが、やはり外にはパンダはいません。夜収納したままのようです。それに、今日はパンダを外に出すには暑すぎます。
ぐるっと回って右の部屋をチェックすると、冰点(ビンディエン、2000年生、雄)も地べたに突っ伏して寝ていました。

真ん中の部屋は空なので、もう1頭の囡囡(ナンナン、2013年生、雌)はバックヤードのようです。10分ほどしたら、莉莉がバックヤードに収納されました。どうやらこれから掃除の時間のようです。
食べかすや糞を片付け、部屋を洗い、新しい餌を置いて、またパンダを出すにはしばらく時間かかりますから、この間に別の動物を見に行きましょう。
パンダの隣には猿類がいます。ガラスを中から叩かれ、挨拶されました。

ちなみに平日朝から入園してるのは、常連のご老人たち(60歳以上入園無料)くらい、動物よりも人間の方が少ないので、動物によっては、たまに来る人間にサービス精神が旺盛なのもいます。

今日は暑くてライオンなどもぐったりしていました。奥まで行き象のところまで来ました。まだ掃除中でしたが、ちょうど庭に果物などを置いたので、しばらくしたら象が出てくると待ちます。ゆっくり出てきた大きな象はさっそくおやつを堪能しています。しかし、この動物園いつ来ても象が1頭だけなので、今はこの1頭しかいないのでしょうか。

9:20 そろそろパンダ館に戻りましょう。象からパンダまでは10分弱です。
パンダ館に戻ると、通路にはパンダの餌であるタケノコがどさっと置いてありました。
届いたばかりでしょうか、おいしそうです。

戻ったらちょうど、冰点が室内展示場に出てきたところでした。莉莉と囡囡の部屋はまだ準備中です。今日は暑いので、日中も室内で過ごさせるようです。しかしどうしたことでしょう、冰点はタケノコに不満なのか、ひたすら室内を首を振りながらウロウロ歩き回っています。

歩き回っていた冰点の足が止まりました。どうやら、パンダケーキを見つけたようです。
穀物などで作ったこのパンダのおやつ、パンダたちには楽しみのひとつです。

端っこまで咥えて行っておいしそうに食べます。あれ?私の最愛の七喜(チーシー、2014年生、雌)にどこか似ているような。それもそのはず、七喜の(父方の)祖母の弟、大叔父に当たるのです。七喜の親戚は皆かわいいのです。

9:45 バックヤードにいた囡囡が室内展示場に出てきました。
食いしん坊の囡囡、籠の中のタケノコを取ろうと必死です。手は届いていますが、揺れる籠からうまく取れず、ステンと転んでしまいました。

囡囡は諦めて奥に置かれたタケノコを食べに行きました。
あっという間に、タケノコの皮などの食べかすがお腹に積もっていきます。

囡囡はやっぱり籠のタケノコが食べたいようです。再び籠にチャレンジしますが、数本落ちるばかりで籠から取り出せないようです。籠で遊んでいるようにも見えますが、たぶん
こっちの方がおいしそうに見えるのでしょう(同じタケノコのはずですが)。

冰点が歩き回る姿が見えなくなったので、タケノコを食べ始めたかと思って見に行ったら、隅っこでゴザを抱えています。遊んでいるのかな?

なんと、ゴザから器用にすっと草茎を抜き出し、食べ始めたではありませんか。
まるで、のしいかを食べているようです。食用に置いてあるものではないのですが、草木が材料のものはパンダは何でも口にしてしまいますね。パンダにとっても珍味なのでしょうか。

気に入ったのか、お代わりしています。これで食欲が刺激されたのか、この後タケノコもしぶしぶ食べ始めました。
10:15 莉莉も室内展示場に出てきました。大人パンダなのでそれぞれ別の部屋ですが、隣合わせなので、あっち行ったりこっち行ったり忙しいです。飼育員さんがセットしたりんごなどのおやつには気付かず、タケノコを食べています。

おいしそうな顔をしています。つい先月までこの動物園にいた2つ年上の姉、娅娅(ヤヤ、1990年生、雌)が、体調不良で成都パンダ基地に帰ってしまいました。もう歳なので、引退し、以後は成都パンダ基地の非公開区域で余生を過ごすことになるようです。莉莉も高齢なので、いつまでこうして会うことができるか分かりませんが、今のところ元気そうで安心しました。
10:25 囡囡は朝食に満足したのか、休憩中モードです。まだ寝てはいないようです。
腸閉塞の手術歴がある囡囡、もうお年頃ですが、今年は繁殖グループには選ばれなかったようです。まぁ太り過ぎていると発情しないとも言われていますし、来年に期待です。

冰点も休憩に入りました。この後はしばらくパンダのお昼寝タイムになることでしょう。
そして、今頃気付いたのですが、さきほどからガラス窓に虫がやたらいるなと思っていましたが、全部が蚊でした。パンダ館の隣に池があるので大量発生しているようです。

10:30 パンダたちが休憩に入ったので、成都動物園を出ることにします。ここにいる間に、数えきれないほど蚊に刺されたことに、出る頃になって気付きました。まだ4月、ちょっと油断していました(2週間くらい痒くて眠れない日が続くことになります)。

次回は成都パンダ基地をレポートの予定です♪