ギリシャ・デルフィ博物館
2018/12/09 (4日目) 続き
8:50 デルフィ博物館前でバスを下ります。デルフィの町の東の端から300mくらいの場所です。どこからともなく、犬が2匹出てきました。

博物館前でしばし現地ガイドさんを待ちます。猫ちゃんたちも集まってきました。添乗員さんが夕べのチキンの残りをあげると、みな嬉しそうに食べています。犬は自分に直接くれるのをじっと待っています。

猫たちは我先にもらおうとアピールが凄いです。立ち上がっての催促、かわいいですね。冬季は観光客が少ないので、あまり餌に恵まれないのかも知れません。キャットフードではなく、お肉を持ってきてくれたので、久々のご馳走なのか夢中です。

ガイドさんが来たので、またね、と立ち去ります。満足そうな猫ちゃんです。

遺跡見学の前に博物館を見学します。遺跡からの発掘品はこちらの博物館に展示されています。デルフィで一人だけというJSG(日本語ガイド)が来てくれました。

朝一なので貸し切り状態です。

こちらこの後、見学するデルフィ遺跡のかつての姿です。デルフィは古代ギリシャの都市国家として栄え、神託が下される世界の中心でした。山の斜面にアポロン神殿を中心として数々の建物が建てられたのが分かります。後の部屋にジオラマ模型もありました。

展示品、想像上の動物のようなアート作品にしか見えないものもあります。紀元前7世紀のものです。

こちらはナクソス人のスフィンクス、遺跡の中央付近にあったようです。

宝庫の破風の彫刻です。遺跡には宝庫がいくつもありますが、建物がしっかり残っているものはほとんどありません。

こちらはアポロンの像、黄金の装飾品が残っています。顔などは象牙でできていたため、焼けて黒くなってしまったそうです。右はアルテミス像です。

古代ギリシャ語が刻まれた石、ギリシャ文字は変わっていないので、今でも普通のギリシャ人がある程度は読めるらしいです。

アポロンの盃、絵付けが繊細です。カラスが描かれています。ギリシャ神話によると、カラスは元々白い鳥で、アポロンに仕えていたようですが、怒りをかい黒くなったと言われています。お墓から発掘された紀元前480~470年頃のものです。

後半はこれぞギリシャ彫刻といった感じの像などがたくさん展示されています。こちらの大きな彫刻は踊る少女たちの像、そして右手前の石は、世界のへそと言われたデルフィのへその石です。

たくさんの彫刻がありますが、こちらはハドリアヌス帝の寵愛を受けたという美少年、アンティノウスの像です。紀元前とは思えない作品です。1894年の発掘時の写真なども展示されていて、発掘を想像することができます。

最後は青銅の御者の像です。4頭立ての戦車に乗った像でしたが、馬と馬車は馬の脚など部分的にしか発見されなかったようです。

目が悪いと見えませんが、よーく目を凝らして見ると、まつげもあり、瞳も本物っぽくて怖いくらいの出来上がりです。

次回はデルフィ遺跡アポロンの聖域をレポートします♪
8:50 デルフィ博物館前でバスを下ります。デルフィの町の東の端から300mくらいの場所です。どこからともなく、犬が2匹出てきました。

博物館前でしばし現地ガイドさんを待ちます。猫ちゃんたちも集まってきました。添乗員さんが夕べのチキンの残りをあげると、みな嬉しそうに食べています。犬は自分に直接くれるのをじっと待っています。

猫たちは我先にもらおうとアピールが凄いです。立ち上がっての催促、かわいいですね。冬季は観光客が少ないので、あまり餌に恵まれないのかも知れません。キャットフードではなく、お肉を持ってきてくれたので、久々のご馳走なのか夢中です。

ガイドさんが来たので、またね、と立ち去ります。満足そうな猫ちゃんです。

遺跡見学の前に博物館を見学します。遺跡からの発掘品はこちらの博物館に展示されています。デルフィで一人だけというJSG(日本語ガイド)が来てくれました。

朝一なので貸し切り状態です。

こちらこの後、見学するデルフィ遺跡のかつての姿です。デルフィは古代ギリシャの都市国家として栄え、神託が下される世界の中心でした。山の斜面にアポロン神殿を中心として数々の建物が建てられたのが分かります。後の部屋にジオラマ模型もありました。

展示品、想像上の動物のようなアート作品にしか見えないものもあります。紀元前7世紀のものです。

こちらはナクソス人のスフィンクス、遺跡の中央付近にあったようです。

宝庫の破風の彫刻です。遺跡には宝庫がいくつもありますが、建物がしっかり残っているものはほとんどありません。

こちらはアポロンの像、黄金の装飾品が残っています。顔などは象牙でできていたため、焼けて黒くなってしまったそうです。右はアルテミス像です。

古代ギリシャ語が刻まれた石、ギリシャ文字は変わっていないので、今でも普通のギリシャ人がある程度は読めるらしいです。

アポロンの盃、絵付けが繊細です。カラスが描かれています。ギリシャ神話によると、カラスは元々白い鳥で、アポロンに仕えていたようですが、怒りをかい黒くなったと言われています。お墓から発掘された紀元前480~470年頃のものです。

後半はこれぞギリシャ彫刻といった感じの像などがたくさん展示されています。こちらの大きな彫刻は踊る少女たちの像、そして右手前の石は、世界のへそと言われたデルフィのへその石です。

たくさんの彫刻がありますが、こちらはハドリアヌス帝の寵愛を受けたという美少年、アンティノウスの像です。紀元前とは思えない作品です。1894年の発掘時の写真なども展示されていて、発掘を想像することができます。

最後は青銅の御者の像です。4頭立ての戦車に乗った像でしたが、馬と馬車は馬の脚など部分的にしか発見されなかったようです。

目が悪いと見えませんが、よーく目を凝らして見ると、まつげもあり、瞳も本物っぽくて怖いくらいの出来上がりです。

次回はデルフィ遺跡アポロンの聖域をレポートします♪