ギリシャ・テッサロニキ(空港~アギオスディミトリオス教会)
2018/12/07 (2日目) 続き
8:52 テッサロニキ空港到着です。ビジネスクラス専用の車でターミナルへ。
入国では、右手2本の指紋を取られました。税関出るのにX線検査が必要です。

9:25 バスで空港を出発です。たった8名ですが、バスは大型観光バスです。一人2席どころか、1列2列、何なら後ろ半分とか使いたい放題です。
空港から20分、ビザンチンの城壁や要塞跡のような遺跡が車窓に出現です。街を取り囲むように城壁があります。テッサロニキは紀元前からの街、ギリシャ第2の都市です。
第一次世界大戦前まではかなり城壁が残っていたようですが、今は部分的にしか残っていません。

テッサロニキは海沿いの街、城壁内に入ると坂を下っていきます。途中は旧市街のようなごちゃごちゃした町並みも残ります。

ほぼ平地まで下りてくると、直線的な道路が多い、近代的な街になっています。
車窓に見えるのは、モスク、現在はカルチャーセンターとして使われているそうです。

そしてこちらはハマムの跡、コンサートホールとして使われているそうです。

10:00 アギオス・ディミトリオス教会の前でバスを降ります。
街はとても活気があり、多くの人や車が行き交います。

こちらがアギオス・ディミトリオス教会、世界遺産に登録されている、ギリシャ正教総本山的な教会です。けれど、想像していたのとちょっと印象が違う・・・20世紀に火災にあったそうで、再建されたものだそうです。

ディミトリオスが悟りを開き、26歳で殉教した場所に建てられた教会です。中は結構豪華です。ディミトリオスは守護聖人となり、今も崇拝されています。

何か所か、フレスコ画などもありますが、オスマン時代にモスクになったこともあり、傷つけられた跡があります。

建材はいろいろ集めたものか、ローマ時代の柱などが再利用されています。そして天井は木造りに見えますが、予算の関係上、コンクリート造りなのだそうです。

見た目新しい教会ですが、正教の教会として、ちょっと違和感があります。それは椅子や絨毯のせいでしょうね。正教は通常、椅子はないのです。クリスマスの準備のため、そうガイドさんは言っていました。

正教会の特徴、イコノスタシス、至聖所を仕切る壁のようなものがあります。
イコンで飾られます。王門なども立派です。正教の教会にしては、明るい教会です。

そして脇に柱にあるこちら、フレスコ画ではなくモザイクです。セルジオスを描いたこのモザイクは7世紀のものだそうです。所々に古いものが残されています。

しかし、5世紀創建のこの教会の事を知るには、地下を見ずして語れません。
地上部分は古いフレスコ画やモザイクが何点か残るだけで、新しい教会にしか見えないからです。このモザイクの柱の横に地下への階段があります。

人ひとり通れる階段を下りて地下へ行くと、薄暗い地下世界が広がり、一気に年代を遡ります。

人が少ない時はちょっと不気味でしょうね。広い部屋などもあります。
地下構造は結構広くて、思っていたより複雑なようです。

次回は続きをレポートします♪
8:52 テッサロニキ空港到着です。ビジネスクラス専用の車でターミナルへ。
入国では、右手2本の指紋を取られました。税関出るのにX線検査が必要です。

9:25 バスで空港を出発です。たった8名ですが、バスは大型観光バスです。一人2席どころか、1列2列、何なら後ろ半分とか使いたい放題です。
空港から20分、ビザンチンの城壁や要塞跡のような遺跡が車窓に出現です。街を取り囲むように城壁があります。テッサロニキは紀元前からの街、ギリシャ第2の都市です。
第一次世界大戦前まではかなり城壁が残っていたようですが、今は部分的にしか残っていません。

テッサロニキは海沿いの街、城壁内に入ると坂を下っていきます。途中は旧市街のようなごちゃごちゃした町並みも残ります。

ほぼ平地まで下りてくると、直線的な道路が多い、近代的な街になっています。
車窓に見えるのは、モスク、現在はカルチャーセンターとして使われているそうです。

そしてこちらはハマムの跡、コンサートホールとして使われているそうです。

10:00 アギオス・ディミトリオス教会の前でバスを降ります。
街はとても活気があり、多くの人や車が行き交います。

こちらがアギオス・ディミトリオス教会、世界遺産に登録されている、ギリシャ正教総本山的な教会です。けれど、想像していたのとちょっと印象が違う・・・20世紀に火災にあったそうで、再建されたものだそうです。

ディミトリオスが悟りを開き、26歳で殉教した場所に建てられた教会です。中は結構豪華です。ディミトリオスは守護聖人となり、今も崇拝されています。

何か所か、フレスコ画などもありますが、オスマン時代にモスクになったこともあり、傷つけられた跡があります。

建材はいろいろ集めたものか、ローマ時代の柱などが再利用されています。そして天井は木造りに見えますが、予算の関係上、コンクリート造りなのだそうです。

見た目新しい教会ですが、正教の教会として、ちょっと違和感があります。それは椅子や絨毯のせいでしょうね。正教は通常、椅子はないのです。クリスマスの準備のため、そうガイドさんは言っていました。

正教会の特徴、イコノスタシス、至聖所を仕切る壁のようなものがあります。
イコンで飾られます。王門なども立派です。正教の教会にしては、明るい教会です。

そして脇に柱にあるこちら、フレスコ画ではなくモザイクです。セルジオスを描いたこのモザイクは7世紀のものだそうです。所々に古いものが残されています。

しかし、5世紀創建のこの教会の事を知るには、地下を見ずして語れません。
地上部分は古いフレスコ画やモザイクが何点か残るだけで、新しい教会にしか見えないからです。このモザイクの柱の横に地下への階段があります。

人ひとり通れる階段を下りて地下へ行くと、薄暗い地下世界が広がり、一気に年代を遡ります。

人が少ない時はちょっと不気味でしょうね。広い部屋などもあります。
地下構造は結構広くて、思っていたより複雑なようです。

次回は続きをレポートします♪