エジプト・アスワン①
2009/4/25(4日目) 続き
午後の観光は、「ナイルの真珠」とよばれたイシス神殿へ。

もともとフィラエ島にあったこのイシス神殿、アスワン・ハイダムの完成によって水没してしまうことから、すぐ近くのアギルキア島へ7年かけて移築された。島なので、ボートで渡る。

小さな島いっぱいに神殿が広がる。末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ時代にかけて建造されたこの地方を代表する美しい神殿。

もともとフィラエ島は聖なる島とされていた。オシリス神の島であり、イシス女神がホルス神を生んだ場所と伝えられている。第一塔門に刻まれたイシス女神とホルス神。

イシス神殿内部、至聖所などに残るレリーフには、そのホルス神誕生の物語が描かれている。
こちらは典型的なイシス女神のレリーフ。

この神殿が妙に美しいのは、やはり島にあるせいだろうか。奥に見えるのがトラヤヌス帝のキオスク。手前がハトホル神殿。しかし4月とは言え、天気の良い日の遺跡見学は本当に体力をうばわれる。

イシス神殿観光の後はファルーカ(帆掛け舟)で、ホテルへ。風まかせにすすむファルーカはなかなか乗り心地がいい。船頭が歌などを歌ってくれて、しばしゆったりとした船旅を楽しむ。

いったん、HTLへチェックイン。ピラミサイシスアイランドホテル。ナイル川ににある島のホテルなので、船がないと出入りできない。ちょっと休憩した後、夕食へまた船にのって出かける。
ナイル川に面したレストランで食事。

食後は水タバコ・シーシャの吸い方を現地ガイドが指南。男性陣はこぞってお試ししていたけど、中にはとても気に入ってセットを購入して帰った方も・・・。

さて、夕食後はHTLへ戻り、明日に備え早くに就寝。なぜなら明日はアブ・シンベルへ出かけるコンヴォイに参加するために、朝4時に集合場所へ行かなくてはならない。ということは、島にあるホテルを出る時間そして起きる時間と逆算していくと、、、ほぼ寝る間がない。
コンヴォイというのは、集団で警護付きで移動する隊のようなもの。エジプト南部ではテロなどもあるため、ツアーですら自由に移動はできないのだ。アスワンからアブ・シンベルまでは片道4時間程もかかる距離。大小たくさんのバスが、いっせいに警察の警護付きで移動するわけ。
そもそも4月は砂嵐の季節。前日は砂嵐でこの道が封鎖されコンヴォイが出なかったとか。
エジプトに行くなら、もうちょっと早いシーズンが良かったようだが、この日運よく道は封鎖されないことがわかり、早起きは無駄にならずにすんだ。
私たちのグループは一番空席があるバスと言う事で、隊列の最後尾を行くことに決まった。途中なにかあった場合、後ろの車が前の人を乗せていく必要があるからだ。じゃ我々はどうなる?
銃をもった警官がバスに乗り込む。なんとなく緊張。真っ暗な中、ひたすら砂漠の道を走る。
うとうとしていたら、少し明るくなってきた。砂漠が広がる・・・。なるほど、ここで事故でもおきたら、誰も助けには来れない。それもあって隊列を組むのだと納得・・・。

次回はアブ・シンベルをレポートします♪
午後の観光は、「ナイルの真珠」とよばれたイシス神殿へ。

もともとフィラエ島にあったこのイシス神殿、アスワン・ハイダムの完成によって水没してしまうことから、すぐ近くのアギルキア島へ7年かけて移築された。島なので、ボートで渡る。

小さな島いっぱいに神殿が広がる。末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ時代にかけて建造されたこの地方を代表する美しい神殿。

もともとフィラエ島は聖なる島とされていた。オシリス神の島であり、イシス女神がホルス神を生んだ場所と伝えられている。第一塔門に刻まれたイシス女神とホルス神。

イシス神殿内部、至聖所などに残るレリーフには、そのホルス神誕生の物語が描かれている。
こちらは典型的なイシス女神のレリーフ。

この神殿が妙に美しいのは、やはり島にあるせいだろうか。奥に見えるのがトラヤヌス帝のキオスク。手前がハトホル神殿。しかし4月とは言え、天気の良い日の遺跡見学は本当に体力をうばわれる。

イシス神殿観光の後はファルーカ(帆掛け舟)で、ホテルへ。風まかせにすすむファルーカはなかなか乗り心地がいい。船頭が歌などを歌ってくれて、しばしゆったりとした船旅を楽しむ。

いったん、HTLへチェックイン。ピラミサイシスアイランドホテル。ナイル川ににある島のホテルなので、船がないと出入りできない。ちょっと休憩した後、夕食へまた船にのって出かける。
ナイル川に面したレストランで食事。

食後は水タバコ・シーシャの吸い方を現地ガイドが指南。男性陣はこぞってお試ししていたけど、中にはとても気に入ってセットを購入して帰った方も・・・。

さて、夕食後はHTLへ戻り、明日に備え早くに就寝。なぜなら明日はアブ・シンベルへ出かけるコンヴォイに参加するために、朝4時に集合場所へ行かなくてはならない。ということは、島にあるホテルを出る時間そして起きる時間と逆算していくと、、、ほぼ寝る間がない。
コンヴォイというのは、集団で警護付きで移動する隊のようなもの。エジプト南部ではテロなどもあるため、ツアーですら自由に移動はできないのだ。アスワンからアブ・シンベルまでは片道4時間程もかかる距離。大小たくさんのバスが、いっせいに警察の警護付きで移動するわけ。
そもそも4月は砂嵐の季節。前日は砂嵐でこの道が封鎖されコンヴォイが出なかったとか。
エジプトに行くなら、もうちょっと早いシーズンが良かったようだが、この日運よく道は封鎖されないことがわかり、早起きは無駄にならずにすんだ。
私たちのグループは一番空席があるバスと言う事で、隊列の最後尾を行くことに決まった。途中なにかあった場合、後ろの車が前の人を乗せていく必要があるからだ。じゃ我々はどうなる?
銃をもった警官がバスに乗り込む。なんとなく緊張。真っ暗な中、ひたすら砂漠の道を走る。
うとうとしていたら、少し明るくなってきた。砂漠が広がる・・・。なるほど、ここで事故でもおきたら、誰も助けには来れない。それもあって隊列を組むのだと納得・・・。

次回はアブ・シンベルをレポートします♪