中国・オルドス野生動物園(パンダ館七姉妹の一日⑦営業終了)
2018/05/01 (3日目) 続き
17:40 パンダはあまり持久力がありませんが、今日の七姉妹はとても張り切ってくれました。
パンダ館にお客さんが増える閉園前、仲良く遊ぶ姿を披露し続けます。特に七喜(ちーしー)のはしゃぎぶりはすごくて、あちこち走り回っています。この時間パンダ館に来た人たちのパンダのイメージはかなり変わったのではないでしょうか。
その後も遊び続ける七姉妹、とても仲良しな双子だというのがわかります。いくら飼育下の双子と言えど、後1,2年でお別れの時が来ます。パンダは大人になったら一人で暮らすのです。実際には、野生のパンダは多少は仲間と交流しているようですが、飼育下では繁殖時と母子以外は単独飼育になります。
野生下では、双子や同級生が一緒に暮らすということもないので、母親から離れたら独り暮らしです。飼育下で、ずっと仲間と暮らしてきたパンダがぼっちになるのは何だか可哀想な気もしますね。せめてオルドスにいる間は、思う存分仲良く暮らして欲しいです。上が七巧(ちーちゃお)です。
パンダたちは遊びながらも時々帰る時間アピールをします。こうして扉の前に座り込み、扉が開くのを待つのです。左が七喜です。
今日は何時にパンダを回収するか飼育員さんに聞くと18:40と言うので、最後まで見届けることにしました。
パンダたちは扉がまだ開かないと分かると、さらに遊び続けます。寝て待つという選択肢はないようです。七巧は小さなおもちゃを可愛がっています。
時々扉の所に行っては、飼育員さんが開けてくれるのを待つ七姉妹、まだと分かると散歩しながら面会に来てくれる七喜ですが、そろそろお別れの時間が近付いてきました。
飼育員さんが、パンダ舎に戻ってパンダを回収するからと私に挨拶してくれます。七姉妹はいつまでオルドスで暮らすか飼育員さんたちにも分からないと言いますが、恐らく来年まではいるでしょう。また来年来ます、ありがとう、そう言って、飼育員さんと最愛のパンダたちとお別れです。
18:40 七姉妹が扉の奥に入るのを見届け、パンダ館を後にします。きっとまた来年来るからそれまで元気でね。四川から遠く離れた荒地に建つパンダ館、やさしい飼育員さんたちと、たくさんのおもちゃのお陰で快適に暮らしているパンダたちですが、病気せずに暮らしてくれる事を祈ります。
パンダ館から200m先に観光車乗り場がありますが、車が来る気配はないので、歩いて出口へと向かいます。出口までは歩いておよそ20分、パンダ館はそれでも出入口にかなり近い方なので、動物園がいかに広大か分かります。
出口の前で、写真パネルを見ました。恐らく昨年の七巧七喜誕生日会のものです。双子がたくさん招待されたみたいですね。七姉妹は日を跨いで生まれているし、旧暦の七夕節生まれなので、動物園では3回も誕生日を祝ってくれます。
今日は3連休の最終日、昨日程ではないものの動物園はかなり混んでいましたが、動物園前の通りは昨日に比べかなり空いています。客待ちのタクシーは予約されているか悪徳ドライバーの可能性が高いので、流しているタクシーを拾いましょう。
そうは言っても、この大通りはあまり交通量がなく、普段タクシーがそんなに通りかかる場所ではありません。やっときた空車を止めたら、ホテルの情報見せてもどこか分からないようです。
まぁ乗れってことで、メーターも倒してくれたのでとりあえずよしとします。方向は合っていると思っていたら、途中で、客を拾い相乗りになりました。これ女一人だったら困惑です。その客がホテルを知っていたので、無事にホテルに着けました。
19:10 ホテルに預けていた荷物を引き取ります。身支度を整えホテルを出ると、前の道にちょうど清算中のタクシーがいました。メーターを使っていた事が分かったので、このタクシーに声をかけ、空港名を書いた紙を見せます。とりあえず少し早めですが、空港へ向かうことにしましょう。
今回もホテルと動物園の往復だけで町や周辺を全然見てませんが、オルドスはどこもかしこも作りかけのビルが建っていて不気味な町です。オルドスはゴーストタウンとして有名ですが、最近ではビットコインの採掘場として知られているようです。十年もしたらこの景色は変わるのでしょうか?
町を少し離れると、ただただ周辺は荒れ果てた地が続きます。草原と言うよりは砂漠の端みたいな感じです。こんな場所なので、ちょっとタクシーが行先間違えたり、悪意を持ってひと気のない所に連れて行かれたりしたらと思うと命の危険すら感じます。なので最愛のパンダがいると言っても、一人で来るのはちょっと無理と思うのです。中国を旅するなら配車アプリが必須ですが、そもそもスマホ持ってない私、旅のツールが足りていません。
高速道路の入口です。来た時と同じ道ですね。これを通れば、空港まで高速で1本です。
距離はありますが快適です。
車窓からオルドス市内のエジンホロ旗という町が見えます。ビルが林立しますが、やはりゴーストタウンです。前回はあの町の中を通りました。オルドス動物園がある東勝区へ行く道はいくつかあるのですが、直通の高速道路がやはり安心です。
19:50 空港に到着です。35分で着いたので、高速道路だと早いですね。料金は106元(1800円)、来た時は深夜なので150元かかってしまいましたが、日中は安いです。
IDチェックを受けて空港内に入ると、案内表示では利用便のチェックインは22:00-23:00と書いてます。ちょっと早すぎたかな。着替えや荷物の整理をし、持っていたカップ麺を食べて時間を潰します。
実際には22:00まで待つこともなく、カウンターでチェックインができました。たまたま後ろに並んでいた女性が、これから西安経由で東京に行くという方で、英語で会話し、お互い日本語と中国語を少し教え合いました。もう日本円を両替しちゃったというのが残念でしたが・・・。
チェックインは荷物も航空券も北京までしか手続きできず、後は北京でしてと言われてしまいます。セキュリティを通った後は、ゲートで、PCやカメラの充電を行います。今日はホテルに泊まれませんからね。そして顔も洗ってのんびりと搭乗を待ちます。
23:30 CA-1150便オルドス発北京行きで移動です。この便は水のボトル配布のみです。こんな深夜なのに便が少ないからか満席です。
次回は北京での乗継をレポートします♪
17:40 パンダはあまり持久力がありませんが、今日の七姉妹はとても張り切ってくれました。
パンダ館にお客さんが増える閉園前、仲良く遊ぶ姿を披露し続けます。特に七喜(ちーしー)のはしゃぎぶりはすごくて、あちこち走り回っています。この時間パンダ館に来た人たちのパンダのイメージはかなり変わったのではないでしょうか。
その後も遊び続ける七姉妹、とても仲良しな双子だというのがわかります。いくら飼育下の双子と言えど、後1,2年でお別れの時が来ます。パンダは大人になったら一人で暮らすのです。実際には、野生のパンダは多少は仲間と交流しているようですが、飼育下では繁殖時と母子以外は単独飼育になります。
野生下では、双子や同級生が一緒に暮らすということもないので、母親から離れたら独り暮らしです。飼育下で、ずっと仲間と暮らしてきたパンダがぼっちになるのは何だか可哀想な気もしますね。せめてオルドスにいる間は、思う存分仲良く暮らして欲しいです。上が七巧(ちーちゃお)です。
パンダたちは遊びながらも時々帰る時間アピールをします。こうして扉の前に座り込み、扉が開くのを待つのです。左が七喜です。
今日は何時にパンダを回収するか飼育員さんに聞くと18:40と言うので、最後まで見届けることにしました。
パンダたちは扉がまだ開かないと分かると、さらに遊び続けます。寝て待つという選択肢はないようです。七巧は小さなおもちゃを可愛がっています。
時々扉の所に行っては、飼育員さんが開けてくれるのを待つ七姉妹、まだと分かると散歩しながら面会に来てくれる七喜ですが、そろそろお別れの時間が近付いてきました。
飼育員さんが、パンダ舎に戻ってパンダを回収するからと私に挨拶してくれます。七姉妹はいつまでオルドスで暮らすか飼育員さんたちにも分からないと言いますが、恐らく来年まではいるでしょう。また来年来ます、ありがとう、そう言って、飼育員さんと最愛のパンダたちとお別れです。
18:40 七姉妹が扉の奥に入るのを見届け、パンダ館を後にします。きっとまた来年来るからそれまで元気でね。四川から遠く離れた荒地に建つパンダ館、やさしい飼育員さんたちと、たくさんのおもちゃのお陰で快適に暮らしているパンダたちですが、病気せずに暮らしてくれる事を祈ります。
パンダ館から200m先に観光車乗り場がありますが、車が来る気配はないので、歩いて出口へと向かいます。出口までは歩いておよそ20分、パンダ館はそれでも出入口にかなり近い方なので、動物園がいかに広大か分かります。
出口の前で、写真パネルを見ました。恐らく昨年の七巧七喜誕生日会のものです。双子がたくさん招待されたみたいですね。七姉妹は日を跨いで生まれているし、旧暦の七夕節生まれなので、動物園では3回も誕生日を祝ってくれます。
今日は3連休の最終日、昨日程ではないものの動物園はかなり混んでいましたが、動物園前の通りは昨日に比べかなり空いています。客待ちのタクシーは予約されているか悪徳ドライバーの可能性が高いので、流しているタクシーを拾いましょう。
そうは言っても、この大通りはあまり交通量がなく、普段タクシーがそんなに通りかかる場所ではありません。やっときた空車を止めたら、ホテルの情報見せてもどこか分からないようです。
まぁ乗れってことで、メーターも倒してくれたのでとりあえずよしとします。方向は合っていると思っていたら、途中で、客を拾い相乗りになりました。これ女一人だったら困惑です。その客がホテルを知っていたので、無事にホテルに着けました。
19:10 ホテルに預けていた荷物を引き取ります。身支度を整えホテルを出ると、前の道にちょうど清算中のタクシーがいました。メーターを使っていた事が分かったので、このタクシーに声をかけ、空港名を書いた紙を見せます。とりあえず少し早めですが、空港へ向かうことにしましょう。
今回もホテルと動物園の往復だけで町や周辺を全然見てませんが、オルドスはどこもかしこも作りかけのビルが建っていて不気味な町です。オルドスはゴーストタウンとして有名ですが、最近ではビットコインの採掘場として知られているようです。十年もしたらこの景色は変わるのでしょうか?
町を少し離れると、ただただ周辺は荒れ果てた地が続きます。草原と言うよりは砂漠の端みたいな感じです。こんな場所なので、ちょっとタクシーが行先間違えたり、悪意を持ってひと気のない所に連れて行かれたりしたらと思うと命の危険すら感じます。なので最愛のパンダがいると言っても、一人で来るのはちょっと無理と思うのです。中国を旅するなら配車アプリが必須ですが、そもそもスマホ持ってない私、旅のツールが足りていません。
高速道路の入口です。来た時と同じ道ですね。これを通れば、空港まで高速で1本です。
距離はありますが快適です。
車窓からオルドス市内のエジンホロ旗という町が見えます。ビルが林立しますが、やはりゴーストタウンです。前回はあの町の中を通りました。オルドス動物園がある東勝区へ行く道はいくつかあるのですが、直通の高速道路がやはり安心です。
19:50 空港に到着です。35分で着いたので、高速道路だと早いですね。料金は106元(1800円)、来た時は深夜なので150元かかってしまいましたが、日中は安いです。
IDチェックを受けて空港内に入ると、案内表示では利用便のチェックインは22:00-23:00と書いてます。ちょっと早すぎたかな。着替えや荷物の整理をし、持っていたカップ麺を食べて時間を潰します。
実際には22:00まで待つこともなく、カウンターでチェックインができました。たまたま後ろに並んでいた女性が、これから西安経由で東京に行くという方で、英語で会話し、お互い日本語と中国語を少し教え合いました。もう日本円を両替しちゃったというのが残念でしたが・・・。
チェックインは荷物も航空券も北京までしか手続きできず、後は北京でしてと言われてしまいます。セキュリティを通った後は、ゲートで、PCやカメラの充電を行います。今日はホテルに泊まれませんからね。そして顔も洗ってのんびりと搭乗を待ちます。
23:30 CA-1150便オルドス発北京行きで移動です。この便は水のボトル配布のみです。こんな深夜なのに便が少ないからか満席です。
次回は北京での乗継をレポートします♪