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中国・宝興(蜂桶寨自然保護区~鄧池溝)

2017/11/05 (4日目) 続き

10:15 山の尾根などにパンダを探しながら最後尾を歩いていると、上ばかり見ていたせいか滑って転びそうになりました。雨に濡れた枯葉は危険です。平らな道でこれでは、素人がパンダを探しながら山歩きは確かに難しかったろうなと、山歩きできなかった事に諦めがつきました。

どろどろの道


フェンスで囲まれた一番奥まで行ったら引き返します。傍を歩いていた保護区の方たちに、本当に野生のパンダはここにいるの、と聞きます。保護区だからいます。そうではなくて、この今見えている範囲の山の中にいるの?と念押ししてもう一度聞きます。何頭かいるだろう、との答えです。

本当に野生パンダがいるという山々


こんな人の気配が感じられるような山に本当にいるのか、私がまだ懐疑的な顔をしていると、運が良ければ見れることもあると言います。野生のパンダを見た事があるの?そこにいた3人の保護区の人達に聞くと、3人ともが見た事があると言うのです。一人は録画もあるよとスマホを出すので、他の皆と一緒に見せてとお願いしました。

皆に追いつき、動画を見せてもらいます。川に水を飲みに来たらしいパンダが映っていました。すぐ横の山の裏側の川だと言います。よく話を聞けば、冬場には食べ物が少なくなって山を下りてきて農家で食べ物を探すパンダもいるというのです。動画を見せてくれた男性は、小さい頃には保護されたパンダと遊んだ事もあると言っていました。せいぜいここ20年の話です。

そう聞いた私は諦め悪く、カメラのズームで遠くの尾根などを探しました。白いものが見えると何でもパンダに見えますが、大抵は岩だったりしました。不自然に山の木々が動く場所があれば懸命にズームして生き物を探しますが、地面にいるものは見えるはずもありませんでした。この保護区で見たものと言えば、せいぜい野鳥くらい、でも夢は見させてもらった気がします。

見たのは野鳥だけ


さて、自然博物館前まで戻ってきました。博物館の前には大きな広場があり、その端に本の形をした石碑があります。これらは宝興出身の野生パンダで、海外に寄贈された17頭のパンダを紹介したものです。

世界に贈られた宝興のパンダたち


日本に初めて来たパンダ、ランランの記録もあります。元はこの周辺に暮らしていたのですね。
2歳くらいの時に発見され、北京動物園を経て、1年後に上野動物園に贈られ、10歳くらいで亡くなっています。

ランランの記録


ランランと一緒に来日したカンカンは、生後半年くらいで発見され、同じく北京動物園を経て日本へ贈られました。日本に来た時は、まだ1歳になったばかりだったようですね。ランランが亡くなった翌年に亡くなっているので、わずか8歳くらいで亡くなったようです。現在の飼育技術があれば、もう少し生きられ、子孫を残せたかも知れませんね。

カンカンの記録


11:10 蜂桶寨自然保護区を後にします。この写真に写る山の中に本当に野生のパンダが暮らしているそうです。いつかは野生のパンダを見てみたいという思いと、人知れずひっそり暮らしているパンダをそっとして置きたいという思いが心の中で葛藤していました。

蜂桶寨自然保護区入口の景色


蜂桶寨自然保護区を出た後は、しばらく来た道を戻り、途中で分岐した道へと入ります。
今度はパンダを発見したアルマン・ダヴィド神父が滞在した教会などのある鄧池溝へと向かいます。道沿いのガードレールにパンダのパネルが続いています。

鄧池溝の道


11:30 まずやってきたのは鄧池溝新村、ダヴィド神父の名前を取って戴維新村と言われる場所のようです。ここで少し散策です。山に囲まれた谷に作った観光村といった感じです。

鄧池溝の新しい観光村


パンダがいっぱい・・・。どうしてももうちょっと可愛く、というか本物に近い感じのものが造れないのかな?ちょっと不細工なパンダがあちこち置かれています。

パンダの置物いっぱい


パンダ保護の歴史を説明したパネル。パンダと共存してきた暮らしが垣間見られます。もちろん、昔はパンダを密漁したりしたとか負の記録もあるのですが、そうした事は宣伝されていません。

パンダと触れ合う昔の村人のパネル


この観光村はほぼ1本道に沿って建物が造られているだけの小さな村です。おっと木の上にもパンダ、の置物があります。でも本当っぽくていいですね。

木の上にもパンダの演出


ずらっと並んだ建売住宅のような新しい家々、観光化はこれからといった感じでお土産屋があるわけでもありません。

観光村


池もあります。周囲は山だらけ、この辺りも、もっと山の上の方には野生のパンダが暮らしているはずです。

観光村は谷にある


村のゴミ箱、もちろんパンダです。

ゴミ箱にもパンダ


観光客のいない観光村。できたばかりの民宿とかもありますが、まだ内装まで整っているかは不明な感じです。ここに滞在して山を上がって野生のパンダ探し、そんな人も出てくるかも知れませんね。

民宿もある観光村


次回は山腹のレストランでのランチから宝興のパンダ園までをレポートの予定です♪

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