オーストリア・ウィーン(王宮~シュテファン寺院)

2017/05/17 (7日目) 続き

14:30前、お土産屋ワルツを出たら、18:00までのフリータイムです。母にそれで行きたい所は見つかったかと聞くと、昨夜あれだけ怒られたので頑張ってガイドブックで探したらしい、宝物館に行きたいと言います。では行きましょう。王宮は近いので歩いて向かいます。正面に見えてきたのは広い王宮の一部、新王宮の建物です。

ウィーンの新王宮


新王宮の前には王宮庭園が広がっています。ウィーンの市民でしょうか、それとも観光客でしょうか、木陰の芝生に寝転んでいる人々があちらこちらに見られます。

ウィーンの王宮庭園


目指す宝物館があるのは王宮の中で最も古い建物スイス宮ですが、地図上でどこにあるかわかっていてもどうやってそこまで行ったらいいのか戸惑います。王宮の建物はたくさんあり、どれも繋がっていたりするのですが、その中でも中心の方にあるからです。

途中修繕中の建物や狭い通路などを通って何とか迷わず無事に王宮宝物館の入口を見つけられました。母一人では到底無理だったでしょう。ちょうど母と同世代の数人の日本人が辿り着いて、どのチケットを買ったらいいか騒いでいたので、他とのセットもあるけどここだけならシニア料金もありますとお手伝いをしてあげましたが、礼を言うでもなくさっさと先に入って行きました。成人12ユーロ、シニア9ユーロ、母のクレジットカードでチケット購入です。

オーディオガイドは別料金と言ったら母は要らないと言います。基本的にこの世代はケチです。来たいとは言ったものの、そんなに興味があるわけではなく、煌びやかなものが見られればそれでいいのかな?

さて、この王宮宝物館ですが、意外にも写真撮影OKのようです(フラッシュ禁止)。文字通りの宝物がいっぱいで、こちらはオーストリア皇帝の冠や錫杖です。

王宮宝物館のオーストリア皇帝冠


皇帝が着たと思われるマントなど衣装類も展示されています。儀式の時などに着たのでしょうが、とても重そうです。

王宮宝物館の衣装


こちらはローマ皇帝のゆりかご。金銀がふんだんに使われています。1811年のものなので、ナポレオンの子どものためのものでしょうか。

王宮宝物館のゆりかご


見てるだけで疲れてくる財宝の数々、これらを保管してこれたハプスブルク家、どれだけ財源と権力があったのか思い知らされます。極めつけは、代々受け継がれた神聖ローマ帝国皇帝の冠、それこそ被ったら首が折れそうです。

王宮宝物館の神聖ローマ皇帝の冠


オーディオガイドを借りなかったので、タイトルと年代と素材などしか情報がなく、ゆっくりと見ていた母も30分ほどで一通り見終わりました。割と空いていて、静かに鑑賞することができます。

さて、まだまだ時間あるけどどうすると聞くと、シュテファン寺院と最後の切り札を出してきました。まぁそこは行くとして、まだ時間がかなりあるので、順番を考えた方がいいと嗜めます。王宮にはまだいろいろあるし、もう二度と来ることないなら、旧王宮の3つの博物館を見るのはどう?と案を提示します。しかし気に入らないようです。

宮殿ゆっくり見たいって昨日は言ったじゃない、シェーンブルンは離宮だけど、こっちが本宅の王宮だよ?そういうのが見たかったんじゃないの?そう言って一押ししますが、でも3つも行かなくてもいいと渋々です。共通チケットだから見たい所だけじっくり見て後は簡単に見ればいいでしょ、と。旧王宮の入口まで来てもまだグダグダ行っているので、行くの行かないの?他に案があるの?と詰め寄り押し切りました。旧王宮共通チケット大人13.9ユーロです。

ウィーン旧王宮


入ると最初にあるのは銀器コレクションエリアです。銀器コレクションは写真撮影可能です。やたらに長いセンターピース、なんと30m以上あるとか、いったいどんなダイニングルーム?と呆れるほどです。

旧王宮の銀器コレクションのセンターピース


食器などがこれでもかという量の展示です。私としては3つの博物館のうちこの銀器コレクションはほぼ素通りを予定していたのですが、そう言えば母は食器好きでした。実は好きな分野だったため、見るのが遅くて、そのスピードじゃ今度は日が暮れちゃうよと度々急かします。

旧王宮銀器コレクション膨大な食器の数々


マリア・テレジアの使ったものとか、後は古伊万里のコレクションなんかもあります。
私としてはとにかく量に圧倒されました。

愛用の食器や古伊万里のコレクションなど


銀器コレクションが終わるとギフトショップを通り、上階に上がります。そこからシシィ博物館です。ドレスや小物、専用列車の模型まで、かなり見ごたえがありますが、ここは撮影禁止です。あれほど渋っていた癖に、興味深々で見ている母、シシィが誰で、どういう人生だったかちゃんと知ってますか~?そこは追及すると喧嘩になるので知っているという前提で説明やらしてあげます。

シシィ博物館が終わると、続きの形で皇帝居館が始まります。ここも撮影禁止です。
宮殿部分をそのまま残しているので、執務室や寝室、会議室やダイニングなどの各部屋を周ります。このエリアは広さの割りに滅茶苦茶混んでいて、人を追い抜くのも大変です。

あれほど渋っていた母でしたが、旧王宮の3つの博物館は趣味に合っていたのか満足したようです。時計を見たら、16:30を回っていたので、思ったより時間かかりました。シュテファン寺院へと移動します。広場から見た王宮の建物、とても立派、まさにウィーンだなという建物です。

ウィーン王宮


母はシュテファン寺院に行きたいと昨夜言い、有料エリアとかいろいろあるけど何見たいと詰め寄ると、そうなの?とだけ言ったので予習していないことがバレて私がキレました。別に特別なエリアに興味ないけど、塔には登りたいと言っていました。王宮で時間使ったので、南塔はもう入場時間が終わってしまいました。エレベータで上がる北塔なら行けるし、そもそももう階段上がるとかキツイのでちょうどいいねと言いながらウィーンのきれいな街中を歩きます。

ウィーンの街並み


シュテファン寺院にやってきました。前回来た時も外観修復中でしたが、まだ一部は修復やっているようです。でもだいぶ目立たなくなったかな?800年以上の歴史のあるウィーンのシンボル的存在です。

シュテファン寺院外観


内部は身廊中央部は有料なので、入口付近から見学することになります。祭壇や柱の彫刻、ステンドグラスなど見事なものが多いです。本当にここに来たかったと言うなら、有料エリア見学しないとダメですが、ちょっと見ればよかったらしいです。

シュテファン寺院内部


遠くの祭壇は双眼鏡代わりにカメラのズームで覗きます。一番奥にあるゴシック様式のノイシュタット祭壇の繊細な彫刻もこの通りです。でも実物を見た気分にはなれませんけどね・・・。

シュテファン寺院のノイシュタット祭壇


次回、ウィーンの続きをレポートします♪

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